2023/04/03 - 2023/04/03
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ちふゆさん
2023年4月3日(月)、お昼の12時45分、黒部宇奈月温泉駅からあさひまちエクスプレスで朝日町の春の四重奏会場に向かう。あさひまちエクスプレスは、朝日町が運営する北陸新幹線の黒部宇奈月温泉駅と朝日町内各地を結ぶ事前予約式の連絡バスで、2015年から運行している。
通常は朝日町役場や善念寺、ふるさと美術館、あいの風とやま鉄道の泊駅・越中宮崎駅などを結んでいるが、この春の四重奏の時期には、特別に春の四重奏会場と便を運行していた。この年は片道1000円だった。
行きはワンボックスカーだった。黒部宇奈月温泉駅のすぐ北にある黒部ICから北陸自動車道に入る。北陸自動車道は新潟中央JCT から米原JCTへ至る高速道路。1972年の金沢西IC・小松IC間開通を皮切りに徐々に延伸され、1988年の朝日IC・名立谷浜IC開通により全線開通した。黒部ICは1983年の滑川IC・朝日IC間の開通に伴い供用開始された。
北陸自動車道を北に進むとすぐに黒部川を渡る。あの黒部ダムから黒部峡谷を流れてきた川。入善PA/SICを過ぎると朝日町に入る。
朝日町は富山県東端にあり、東側は新潟県糸魚川市と接し、また南東部は北アルプスで長野県白馬村と隣り合っている。日本海側の西日本の東端として、新潟県以東の東日本との境界に面する。
人口は1万人を少し切っており、富山県の15市町村の中で舟橋村に次いで少ない。50年前の1975年にはほぼ倍近い人口出たが、どんどん減少している。朝日町出身の著名人は女優の左幸子・時枝姉妹くらいしか私は知らない。
面積は約226平方kmで15市町村中、ほぼ真ん中の7番目の広さ。ただし、ほとんどが北アルプス(飛騨山脈)後立山連峰の山々で、平地は北西部のわずかな部分のみ。最南端部の白馬(しろうま)岳は標高2932.2mで日本で26番目に高い。
朝日町の中心部は後立山連峰の北西麓の泊で、中世末期より北陸街道の宿場町として栄えた。1954年の昭和の大合併で泊町、大家庄村、五箇庄村、境村、南保村、宮崎村及び山崎村が合併して発足し、その後野中村を編入した(ただし、一部はその後入善町になっている)。
町名は合併時に町が発展するにふさわしい名前として、町内の後立山連峰にある朝日岳(2418m)から命名された。その朝日岳の名は山間の集落からみて最初に朝日に染まる山ということから名付けられたそうだ。
高速を走るのは5分余り。右手の後立山連峰の雪の山並みが近づいてきたところで朝日ICを出る。国道8号線に出て、県道101号線に回り込み後立山連峰の定倉山から流れ出した小川を渡り、さらに舟川を渡って、1時過ぎに春の四重奏会場に到着。
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あさひ舟川「春の四重奏」は、雪の残る美しい後立山連峰の山々を背景に、舟川べりの桜並木、チューリップ、菜の花が奏でる美しい四重奏を楽しむことができる、朝日町の春の風物詩。朝に家を出た時は曇りだったが、ここに来ると天気予報通り青空が広がってムチャクチャ美しい。
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残雪が美しい後立山連峰は北アルプス(飛騨山脈)の北部を指す。日本海に面した親不知から白馬岳、五竜岳、鹿島槍ヶ岳を経て蓮華岳へ至る山稜。造山過程で飛騨山脈北部が裂けて黒部川となったが、その東岸の連峰群。西岸の立山連峰の背後にあることから後立山連峰となった。最高峰は標高2932mの白馬岳。春の四重奏で見えるのは朝日町の名前の由来にもなった標高2417.97mの朝日岳辺りか?
飛騨山脈は、後立山連峰から南の乗鞍岳まで約87.5kmに渡る山脈で、長野県、新潟県、富山県、岐阜県の4県に広がり、最高峰の奥穂高岳(標高3190m)を筆頭に3000m級の山々が連なる。新潟県から静岡県に跨る日本の尾根と呼ばれる日本アルプスを構成する3つの山脈の一番北の山並みで、南アルプス、中央アルプスと並んで北アルプスと呼ばれる。
チューリップはユリ科チューリップ属。和名では花の香りがスパイスまたは食品を黄色く染めるのに使われるウコンのように埃臭いことに由来して鬱金香(うこんこう、うっこんこう)と呼ばれる。
原産地は中央アジアとされる。日本には生産地として有名なオランダから江戸時代後期に伝来したが普及せず、大正時代から本格的な球根栽培が始まった。ここ富山県とお隣の新潟県が産地で、両県の国内シェアは合わせて98%(富山がトップで53%)に及ぶ。
この年植えられていたのは説明板によると、ピランド、コンサート、アバンガード、ホワイトバレー、ユアン、スイートハート、ワールドピース、桃太郎、フォステリーキング、黄小町、プリンスクラウス、サネ、ハッピーファミリー、プリティラブ、エルナリングリーン、サイゴン、ストロングゴールド、ハウステンボス、ブラックダブル、富山142号の20品種とのこと(下の写真1)。
菜の花はアブラナ科アブラナ属の花の総称だが、特にアブラナまたはセイヨウアブラナの別名としても用いられている。菜の花の「菜」は食用の意味で、菜の花とは食用の花を意味する。食用の他、菜種油の原料としても使われる。
原産地は北ヨーロッパ、地中海沿岸、中央アジアで、日本には菜種油の採油を目的に、16世紀の江戸時代から栽培され始めた。明治時代以降になり、採油される品種とは別に蕾が食べられるようになった品種が作られた。千葉県が37%のシェアを占め、徳島県、香川県が次ぎ、この3県で3/4を占める。
菜の花には水田裏作に導入後は、水稲作の抑草効果が高くなる緑肥作物でもあり、説明板によるとこの「春の四重奏」で咲いている菜の花のうち南側のものが菜種油用で、北側の舟川土手に近い部分のは緑肥用だそうだ(下の写真2)。
そのチューリップ畑と菜の花畑の後、後立山連峰を頭上に仰いでピンクの列が並ぶのが舟川べり桜並木。舟川の両岸1200mに渡って280本のソメイヨシノが咲き誇る。舟川は小川の支流で、小川中流の谷底平野の南側にある標高959mの負釣山から流れ出し、この桜並木の下流すぐで小川に合流する延長12kmの川。桜並木は1957年の河川改修を機に地元の人々によって植えられたもの。
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1時間半余り畑の中や舟川の桜並木を歩く間、出店で焼きそばを買い(下の写真3)、キッチンカーでコーヒーを買って(下の写真4)、景色を満喫。
2時40分過ぎ、今度は乗用車のタクシーに分乗して黒部宇奈月温泉駅に戻る。帰りの高速から見た後立山連峰は角度が変わって、また綺麗だった。
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3時過ぎに黒部宇奈月温泉駅に戻り、土産など買って(下の写真5)、3時42分発のはくたか565号で金沢へ。4時17分に金沢に着き、帰りは無事金沢から18きっぷ。1回、敦賀で乗り換えただけで京都に9時過ぎに戻った。
以上
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旅行記グループ あさひ舟川「春の四重奏」
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