2024/09/29 - 2024/10/17
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9月末から10月中旬にかけて、ポルトガルの世界遺産巡り19日間ひとり旅を行った。
<7日目>
この日は世界遺産巡りもひと休みして、リスボン市内観光を再度行った。夕刻には、翌日の【世】アルコバサ修道院見物のためにバスでアルコバサまで移動し、修道院近くのホテルに宿泊。この日に訪れた史跡・施設は以下の通り。
・サンタ・ジュスタのエレベーター
・グロリアのケーブルカー
・サン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台
・サン・ロケ教会
・路面電車
・サン・ヴィセンテ・デ・フォーラ教会
・サント・アントニオ教会
・【世】アルコバサ修道院(外観のみ)
リスボン市内観光は2・3日目にもかなり行っていたが、見残している地域や施設を中心にもう一度行った。その後、リスボン~アルコバサへは朝出発のバス便がないため、リスボン観光を午後早めに切り上げて夕方にアルコバサへ行き、前夜泊となった。
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今回の旅行の全行程は、以下の通り。
1日目:日本~フランクフルト~リスボン <リスボン泊>
2日目:【世】マフラの王家の建物 <リスボン泊>
3日目:【世】リスボンのジェロニモス修道院とベレンの塔 <リスボン泊>
4日目:【世】シントラの文化的景観 <リスボン泊>
5日目:【世】国境防備の町エルヴァスとその要塞群 <エルヴァス泊>
6日目:【世】エヴォラ歴史地区 <リスボン泊>
7日目:リスボン観光 <アルコバサ泊>
8日目:【世】アルコバサの修道院、【世】バターリャの修道院 <リスボン泊>
9日目:【世】トマールのキリスト教修道院 <コインブラ泊>
10日目:【世】コインブラ大学 <ポルト泊>
11日目:【世】ギマランイス歴史地区 <ポルト泊>
12日目:【世】ポルト歴史地区 <ポルト泊>
13日目:【世】ドウロ渓谷 <ポルト泊>
14日目:【世】ブラガのボン・ジェズス・ド・モンテ聖域 <ポルト泊>
15日目:【世】サンチャゴ・デ・コンポステーラ旧市街 <サンチャゴ・デ・コンポステーラ泊>
16日目:【世】サンチャゴ・デ・コンポステーラの巡礼路 <ポルト泊>
17日目:ポルト観光 <ポルト泊>
18日目:ポルト~ブリュッセル~日本 <機内泊>
19日目:帰国
(注)今回の旅行の計画・準備については、本シリーズの1回目をご覧ください。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- エクスペディア
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朝9時頃にサンタ・ジュスタのエレベーターに到着。2日目にも訪れたが長蛇の列で乗ることが出来なかったので、早めに訪れた。ところが周囲には誰もおらず、「CLOSE」の札が掛かっているだけ。周囲の観光客に聞いても、要領を得ない返事ばかり。
やむを得ず、未だ行っていないエレベーターの北西に位置するバイロ・アルト~プリンシペ・レアル地区に向かった。 -
坂を登って行く。路面電車のレールはあるが廃線になっているらしく、カフェの屋外席がレールの上に置かれていた。
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急な坂が多いので、ケーブルカーが走っている。
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ガイドブックを見ると、「グロリアのケーブルカー」だった。
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坂を登り切ると、サン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台に到着。
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リスボンの市街とテージョ川が見下せる。
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リスボンの市街地。
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東には、サン・ジョルジェ城が見える。
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展望台の背後の公園。
団体客を引き連れた地元ガイドとおぼしき人がいたので、説明の合間に「サンタ・ジュスタのエレベーターがCLOSEになっているが、何故?」と聞くと暫く思案していたが「今日は土曜日なので、OPEN時刻が10時になっている」と教えてくれた。そう言えば、出発前に観たビデオで地元の人が通勤や通学に件のエレベーターを利用している話が出ていた。観光客に人気のエレベーターだが、あくまでも地元優先の利用システムになっているのだ(笑)。 -
10時にもう一度サンタ・ジュスタのエレベーターに着くべく坂を下って行く途中で見掛けた先程のケーブルカー。観光客が記念写真を撮っていた。
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少しレール沿いに坂道を下り、これもリスボン名物と言われている壁面の落書き(ストリートアート?)と一緒に撮ってみる。
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上りと下りがすれ違う瞬間。
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坂を下る途中に建っていたサン・ロケ教会。
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ここも10時オープンになっていたので、少し待って入場することに。
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ガイドブックを見ると、16世紀に建てられたイタリア・バロック様式だが、ファサードは地震のために18世紀半ばに再建されたとのこと。
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中に入る。
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ここは16世紀の天正遣欧少年使節団が1ヵ月滞在したイエズス会の教会とのこと。前日のエヴォラでは、そのメンバーがパイプオルガンを演奏したという教会を見物したばかりだ。ポルトガルには、南蛮屏風といい至る所に日本との繋がりの跡が残っている。
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主祭壇。
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側廊の礼拝堂の天使と聖母マリア像。
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側廊の礼拝堂の聖母子像。見事なイタリアン・バロック様式となっている。
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これも側廊の礼拝堂。
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パイプオルガンもあった。
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受胎告知の絵画も。
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ピエタの像だが、聖母マリアの悲壮感がちょっと足りないかな(笑)。
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天井画も素晴らしい。
暫し、見事なイタリアン・バロック様式のサン・ロケ教会の見物に時間を忘れて過ごしていた。 -
頃は良しとサンタ・ジュスタのエレベーターに戻って来ると、先程のガイドさんの説明通り動いており、観光客も行列を作っていた。それにしても、曜日別にOPEN時刻を表示せず、ただ「CLOSE」としていたのは不親切だと思っても、それを伝える相手がいない(笑)。
2日目と違い昼前だったからか比較的空いており、行列に並ぶこと15分程で乗ることが出来た。料金の支払いも、オペレーターに現金6ユーロを支払うと、大型のがま口に収めるという旧スタイルだった。 -
エレベーターで上がった展望台から見下ろす、リスボンの繁華街中心地。カフェの屋外席が歩行者天国の道路の真ん中を占めている。
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ロシオ広場の中心の円柱(頂には初代ブラジル国王を務めたペドロ4世像)も見えている。
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テージョ川方面の市街地。
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展望台と横の建物を繋ぐ廊下から、丘の上のサン・ジョルジェ城を望む。
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アウグスタ通りに出ると、焼き栗の屋台が出ていた。早速購入して食べたが、栗だけの素朴な味で美味い。大きめの栗5~6個で3ユーロだった。
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次は路面電車に乗り、サン・ジョルジェ城を目指す。
電車を降りてからサン・ジョルジェ城に向かう道を間違え、やっと到着した城は長蛇の列だった。夕方のアルコバサへの移動のことを考えて、1時間程並ぶ必要のありそうな入場は諦める。 -
路面電車のレール沿いに歩いて坂を下る途中にあった、サン・ヴィセンテ・デ・フォーラ教会。
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ここは並ぶ必要もないので、中に入る。
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アズレージョ(飾りタイル)と天井画の美しい部屋。
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ここにも「受胎告知」があった。宗教画の中では最も分かりやすいので、見つけたら撮ることにしている(笑)。
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付属の修道院の中庭と、それを取り囲む回廊。
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回廊の壁面にアズレージョ。
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回廊のアズレージョ。
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色大理石がふんだんに使われた壁面が美しい聖器室。
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教会の身廊。
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主祭壇。
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ここは屋上に上がることが出来た。屋上からは展望も良く、リスボンの街並みとすぐ傍のテージョ川も見て取れる。
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先程見た、教会付属の修道院の中庭と回廊。
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向こうに見える立ち姿の美しいサンタ・エングラシア教会。その向こうにはテージョ川。
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サン・ヴィセンテ・デ・フォーラ教会の屋上。
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サン・ヴィセンテ・デ・フォーラ教会を出て、歩いて坂を下りながら中心街へ向かう途中にあったサント・アントニオ教会。
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中に入ってみる。
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教会内に音楽が流れているので良く見ると、パイプオルガンの横でバイオリン演奏がなされていた。
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主祭壇。
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教会の外に出て歩いていた時に見つけた、リスボンのマンホールの蓋。大航海時代の帆船のデザインだった。
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狭い道路を路面電車が走り、その合間を縫って観光客が行き交っている。
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なかなか絵になる光景だ(笑)。
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頻繁に路面電車がやって来る。
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信号待ちで見つけた食事デリバリー便。日本のUber Eats 相当のサービスのようだ。
この後、一旦アパートに戻り、一泊用の荷物を持ってセッテリオス・バスターミナルからアルコバサの町へ。 -
夕方、アルコバサに到着。町の中心の4月25日広場に面して、【世】アルコバサ修道院が聳え立っていた。もちろん、オープン時間は終わっているので見物は翌日朝からだ。
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ホテルに荷物を置いてから、もう一度広場の方へ。
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夕暮れでライトアップが始まっていた。
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空が青く写るブルーアワー(19時半頃)。
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広場に面したレストランの屋外席で夕食。選んだメニューは、ポークとアサリとじゃがいもの煮込み。口に会って美味かった。
翌日は、朝から【世】アルコバサの修道院を見物後、昼のバスでバターリャに移動し、午後は【世】バターリャの修道院見物という初の2本立ての日となる。
(続く)
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この旅行記へのコメント (5)
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- liccoさん 2025/06/04 12:54:30
- はじめまして
- はじめまして、
9月にポルト、リスボンへ半分一人旅の予定の璃子です。
写真拝見しました。
綺麗です。うっとりしました。
わたしは、これほど綺麗に撮れるだろうか
と思いました。
市民の服装を拝見。タンクトップから長袖までさまざまですねー。
日本人として、はてな
という感じです。
まだまだ見せていただきます。よろしくお願いいたします
- ダイスケitさん からの返信 2025/06/04 15:04:29
- Re: はじめまして
- licco さん
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
写真は、一眼レフのカメラで撮った枚数の10~20%を画像処理ソフトで処理してこの旅日記に使用していますので、それなりに見映えすると思います。スマホ写真はそのまま使用しても綺麗に見えるのですが、一眼レフの写真は手間がかかりますね(笑)。
10月のポルトガルは予想以上に暑かったですね。外人は特に暑がりのようで、夏服姿が多かったように思いました。9月だと上に羽織るものは必須と思いますが、夏服を多く持参した方が良いかもしれません。
このシリーズ1回目の計画・準備編も参考にしてください。良い旅を!
-
- mom Kさん 2025/05/10 10:19:13
- トランク入れなおし
- 総量5㌔以下を目指しています。具体的なアドバイス、感謝申し上げます。
コスメ類だけは減らせず頭が痛い。もうすっぴんは無理ですから。
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- mom Kさん 2025/05/08 14:57:05
- この時期でも
- 町ゆく人も真夏の服装ですね。40年近く前、ナザレで8月でも夜はセーター着ていたので、服装計画思案中。最後に出かけたのでも19年前の三月。日本より寒かった記憶。
やはり地球温暖化が進んでいる証でしょうか。
このエレベーターは、通りから眺めていただけで満足していたので、本日記で眺望を拝見して、ぜひ乗ってみようと思いました。土曜日は避けて、あさイチですね。おそらく今回でリスボン最後ですから。
- ダイスケitさん からの返信 2025/05/10 09:16:12
- Re: この時期でも
- mom K さん
日本の感覚でセーターやコートまで持参しましたが、全く出番はありませんでした。逆に、3枚ほど持参の半袖シャツが足りなくて困りました。暑かったですね。
サンジュスタのエレベーターはリスボンカードで乗れるのですが、私の場合は期限切れだったので持参せず。ただ、昔のエレベーターにはカード読み取り機はなく、オペレーターが目視のみでカードを確認していた。6ユーロ払ってから、期限切れのカードでも持参しておれば無料で乗れたのにと思っても、後の祭りでした(笑)。
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