2025/01/08 - 2025/01/08
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たびたびさん
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久留米の大善寺玉垂宮の鬼夜を終えて、翌日は久しぶりに天ヶ瀬温泉へ。天ヶ瀬温泉はもともとは別府、由布院と並ぶ豊後三大温泉のひとつとも言われるくらい老舗の温泉なのですが、いろんな施策が大当たりした別府、湯布院とは比べるべくもないのが今の姿。温泉街はひっそりしていて、静かというより、かなり寂しいことになっています。それでも、ウリのひとつは、市街の中心部を流れる玖珠川の河原にある共同露天風呂でしょう。
ただ、本来あったはずの「駅前温泉」「薬師湯」「神田湯」「益次郎温泉」「鶴舞の湯」5か所のうち、この日に稼働していたのは、「薬師湯」「神田湯」の2か所だけ。「駅前温泉」は工事中。「益次郎温泉」は水害の被害にあって休止中(その後、2025年12月現在は復活)。「鶴舞の湯」は、閉鎖となっていました。なお、「神田湯」は脱衣場もないので、この日は唯一まともな「薬師湯」の方でまったり。前回は「益次郎温泉」。風呂に入っていてふと気が付くと混浴だったのでびっくりしましたが、そんなのも思い出しながら懐かしい天ヶ瀬温泉の露天風呂を楽しみました。
もうひとつのウリは、天ヶ瀬温泉パスポート(1,200円(3枚綴り))を使ったはしご湯。天ヶ瀬駅の構内にあるあまがせ観光案内所でゲットして、湯の香荘、瀬音・湯音の宿 浮羽、バラの湯といった基本的なところを回ってみました。天ヶ瀬温泉には20軒くらいの宿があるのですが、まだお正月明けで、やってないところも多かったですからね。泉質は、硫黄泉とか単純温泉とか。さらっとした感触はさすが名湯と思わせるものがあって、純粋に温泉を楽しむ温泉地としてはやっぱりいいところだなと改めて感じました。
あとは、定番の桜滝を拝見してほぼ終了でしたが、昼飯を食べるところを探すのはひと苦労。菓舗 田代屋はありがたい存在ですが、うなぎの合楽だけが唯一の救いですね。実質一人勝ちの状態ですが、レベルの高い九州でもまったく恥ずかしくないうまさがあって、十分に満足できました。
なお、玖珠川の氾濫による水害は何度か起きていて、菓舗 田代屋もいくつかの旅館もその都度建物を修復してきているよう。現在行われている河川工事もその対策の一環だと思いますが、温泉地としてはなかなか厳しいものがあって、ちょっと心が痛みます。天ヶ瀬駅は特急も停まりますし、機会があれば皆さんも応援よろしくお願いします。
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久留米駅から朝一番の列車で天ヶ瀬駅に到着。
時間も早いし、まだ正月明け。観光客は誰もいませんね~
まあ、予想通りといえば予想通りです。天ヶ瀬駅 駅
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ところで、駅の建物の前には手湯とか
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足湯があって。
それなりにがんばってはいるんですけどね~ -
温泉街の地図もチェックしておきましょう。
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これは待合室。
ここでちょっと時間を置いて。 -
駅の中にあるあまがせ観光案内所で、天ヶ瀬温泉パスポートという温泉巡りのお得なチケットをゲットします。
天ヶ瀬温泉パスポート by たびたびさんあまがせ観光案内所 名所・史跡
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1冊1200円で3枚綴り。曜日や日によって休みのところがあって、この日も尋ねるとあちこち休みのようでしたが、3か所ならなんとかなりそうです。
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では、天ヶ瀬駅の東側、市街の中心部の方へ向かいます。
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ホテルが見えていますが、実は閉鎖中。
後で話を聞くとどこかの保養施設に売却の話をしているそうですが、なかなかうまくはいっていないようです。立派そうに見えても、使うことにすると結局は改装費が高く付いたりしてペイしないことも多いようですからね。 -
さて、この辺りが中心部のはず。
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玖珠川の両岸にホテルがポツポツ並びます。
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玖珠川の水はちょっと青みがかっていて、水がきれいというのもありますが、少し温泉の成分が溶け込んでいるせいでもあると思います。
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では、さっそく共同露天風呂の方にお邪魔しますよ~
さっきの観光案内所で情報をもらっていましたから、薬師湯へ。
周囲に簡単な囲いがあるし、まあまあまともなのはここだけ by たびたびさん天ヶ瀬温泉 薬師湯 温泉
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脱いだ服を置く簡単な棚もありまして、これなら十分。まともですよね。
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料金箱に100円を入れて、
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イチオシ
しばらくゆっくり浸かりました。さらっとしたいい湯です。
少しぬるめでしたが、地元の人がやってきて、パイプを調整して熱くしてくれました。というか、私はぬるいのでよかったんですが、まあ、それぞれ好みはあるでしょう。 -
朝ぶろを楽しんで、ちょっと体も休まったような。
まだまだ時間はたっぷりありますからねえ。こんな余裕のある旅は久しぶりかもしれません。 -
薬師湯を終えて、川沿いの道を上流に向かって歩きます。
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赤い橋は、天ヶ瀬観光ホテル 成天閣に向かう橋。成天閣は建物が大きいし、天ヶ瀬温泉ではランドマーク的な存在ですね。
ここも天ヶ瀬温泉の湯めぐりを楽しめる天ヶ瀬温泉パスポートが使える施設。温泉は上階にあって、周囲の景色を眺めながら入れるという大きなホテルならではの開放感がウリになっているのですが、今日はお休みです。 -
さらに進むと今度は神田湯です。
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イチオシ
料金の100円を自分で筒に入れるシステムは同じですが、着替えをするための囲いはなし。男性でもやっぱりこれでは厳しいかなと思います。
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ここから車の通りの方に上がります。
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少し引き返したところにあるのが、菓舗 田代屋。天ヶ瀬温泉では唯一無二のお菓子屋さんです。前のお店が洪水で浸水してしまってから復活した店舗。元気に営業をしていました。
最近のオシは天ヶ瀬あんぱん by たびたびさん菓舗 田代屋 グルメ・レストラン
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そば饅頭が看板商品ですが、最近のオシは天ヶ瀬あんぱん。
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あんぱんみたいなお饅頭です。餡子には甘さがしっかりあって、湯上りにはもってこい。やっぱり老舗の味だと思います。温泉には饅頭。ありがたいですね~
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もう一度、天ヶ瀬駅の方に戻って、今度は駅の西側へ。
桜滝という名物の滝を拝見します。滝は山の方に遊歩道を少し上って行った先。ほどなく、見えてきましたよ~意外に美しくて見応えあり by たびたびさん桜滝 自然・景勝地
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イチオシ
そんなに期待をしていたわけではないのですが、意外に美しくて見応えあり。幅広の直滝で水量も豊富。これも少し温泉が混じっているのかもしれんませんが、青みがかった滝つぼもそれなりに美しいです。
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まだ早いですが、ここで昼飯にします。
天ヶ瀬ではここしかないという存在のうなぎの合楽です。
愛想のいいおばちゃんが応対してくれまして、久留米のうなぎ屋みたいな甘いこってりしたタレがいい感じ by たびたびさんうなぎの合楽 グルメ・レストラン
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いただいたのはうな重。
久留米の有名店みたいな甘いこってりしたタレがいい感じ。満足満足。評判がいいのも納得のおいしさでした。 -
では、ここからまた天ケ瀬の中心部に戻って、パスポートの湯めぐり開始です。
1軒目は、湯の香荘。天ヶ瀬温泉街のちょうど中ほど。川沿いのメインストリートに面していて、場所的にも手ごろです。便利はとてもいい場所です by たびたびさん湯の香荘 宿・ホテル
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伺うとちょっと高齢のおばあちゃんが対応してくれました。
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イチオシ
温泉は三階。程よい広さの石造りの風呂にドバドバと勢いよく湯が注ぎ込んでいてけっこう豪快。やっぱり共同露天風呂とは迫力が違いますね。ちょっと痛快な温泉です。
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少し日が差してきましたね。
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メインストリートをさらに東へ。
これは、旅館ひたや。ここも洪水被害にあって、その後、立て直したか何かだったと思いますが、建物はまだ新しい感じですね。
ここも天ヶ瀬温泉パスポートが使える施設なんですけどね。紹介写真だと黒い石のキレイな風呂で、上品な趣。しかし、今日はまだ正月休みです。 -
敷地の中には手湯がありました。
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2軒目のバラの湯は、だいぶ山の上。
その前に赤岩滝にも寄ってみます。まだここも温泉街エリア。少し山の方に上がっていく、その通りの右脇に流れている川にある滝です。大きな滝ではありませんが、水量は多くてドドドドドとかなりの勢い。 -
滝口のところに橋が架かっていて、そこから真下に見下ろすこともできました。
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さて、これがバラの湯。温泉街からだと山の方にけっこう上がったところですね。ここまで意外にしんどいです。
割とお勧めかも by たびたびさん日田市天瀬町 バラの湯 温泉
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これが施設。
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日帰り温泉専用なので、ちょっと期待しますけどね。
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はいはい。これはいい。湯の量はけっこう豊富だし、湯舟が大きくて深いので、なんかリッチな気分。天ヶ瀬温泉でこの感覚はあんまりないかもしれませんね。来た甲斐があったというもの。割とお勧めです。
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3軒目は温泉街の方に戻って、瀬音・湯音の宿 浮羽。
天ヶ瀬の温泉街では、バラの湯ほどではありませんが、少し山の手の方です。そこそこ上質な感じも漂います by たびたびさん瀬音・湯音の宿 浮羽 宿・ホテル
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ちょっと規模が大きいし、そこそこ上質な感じも漂います。
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受付を済ませて、奥へ。
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風呂はエレベーターで上がったところです。
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イチオシ
ロビーの辺りからの印象通り、風呂のしゃれたデザインが素晴らしい。
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無色透明の湯がこんこんと湧いている感じも高級旅館の片りんが感じられます。
天ヶ瀬駅からの帰りの列車は14時過ぎ。時間までここでゆっくりします。
それにしても、結局、最後まで貸し切り状態。贅沢な湯めぐりになりました。 -
帰りは特急ゆふ。
ただ、まだ時間が早いので、久留米駅で乗り換え。原田駅で途中下車して、五郎山古墳を訪ねたいと思います。 -
原田駅から五郎山古墳へ向かいます。
と、最初にあるのは五郎山古墳館。国の史跡ともなった五郎山古墳のためだけの博物館です。 -
入るとすぐにほぼ実物大の装飾壁画のパネル展示。彩色は赤黒緑のようですが、鮮やかな赤色が特に美しくて印象的です。
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イチオシ
壁画は、人物、動物、船、家など多くのモチーフ。生活はどれだけ安定していたのかは分かりませんが、豊かな文化があったことは十分想像できると思います。
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そして、奥に進むと
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石室全体の再現がされていて、こちらも念がいっていますね。
ちなみに、五郎山古墳は、径約35mの、こうした装飾壁画を持つ円墳。6世紀の中頃に築かれたとされています。
あの高松塚古墳は、7世紀末から8世紀初頭。壁画の完成度は明らかに比べ物にならないレベルなのですが、その違いを年代の違いとするのか、中央と地方の違いとするのか。熊本には熊本県立装飾古墳館という装飾古墳専門の博物館があるのですが、そこでも特にこうした視点では論じていませんでした。
私は、これはルーツの違いではないかと考えています。古墳時代の幕開けは弥生時代の邪馬台国とかからの発展ではなくて、弥生時代が弥生人が大陸から渡って来て開かれたと同様に、古墳時代も古墳人が大陸から渡ってきたからというのが大前提なのですが、その古墳人の中にいろんな一族がいたのではないか。九州で多くの装飾古墳を残した一族は古墳人の中のひとつの一族。ヤマト政権を作ったのも古墳人の中のひとつの一族。そういう構造ではなかったかと思うのです。
それに、大陸から渡ってきて、その後、日本で多様な古墳様式が生まれるというのには時間が足りなさ過ぎます。4世紀から6・7世紀だと方墳、前方後円墳、円墳と流行はありましたが、多様化みたいなことにはなってないですからね。たびたび的古墳人の多様な一族説。いかがでしょうか。筑紫野市役所五郎山古墳館 美術館・博物館
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五郎山古墳館を拝見してから、近くの登り口から五郎山古墳に向かいました。
五郎山古墳 名所・史跡
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古墳は山の上、ちょっとした山歩きみたいになって登って行くので、意外に大変です。
説明書があって、それによると直系32m、高さは7m。古墳の周りには、周溝と呼ばれる浅い溝が巡っているとか。横穴式石棺は全長11m。
外観は二段の穏やかな形状です。 -
では、ここからもうひとつ。
筑紫神社も訪ねます。 -
ほどなく筑紫神社に到着。
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筑紫神社の創建は定かではありませんが、国史には貞観元年(859年)に従四位下の神階奉授を受けたという記事があり、堂々とした式内神社。
筑紫国の由来、「命尽くし」の神が筑紫君、肥君の祭祀で治まったという伝説とも関係しているのではないかというのは興味深いところです。筑紫神社 寺・神社・教会
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小山のてっぺんにあって、上るのはちょっとしんどい。
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また、立派な構えなのに、ひと気があまり感じられないのも不思議な感覚でした。
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しかし、さっき上がってきたのは裏門のよう。
ここから表参道を下って帰ります。 -
石鳥居が
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何段階もあって
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やっぱりそれなりの格式を持つ神社ですね。
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原田駅から博多駅に帰ってきました。
晩飯は、大人気という極味やにします。博多店は混んでいるという情報があったのでそれなりに覚悟していましたが、なるほどこの行列はすごいですね。そして、その並んでいる人はほとんどが韓国人。ちょっと異常なくらいです。
しかし、待てども待てども順番が来そうにない。たまらず、裏技で博多駅地下街店の方に変更することに。と、こちらはスムーズですよ~ -
イチオシ
さて、ハンバーグの方ですが、出てきたのはハンバーグではなくて生肉の塊り。それを自分好みで焼いて食べるのですが、結局、生のところもかなり残ったまま食べることになります。しかしそれがまたうまいんですね。これがハンバーグのうまさなのか、単に生牛肉のうまさなのかは分かりませんが、強烈なうまさであることは間違いない。韓国でも口コミでかなり盛り上がっているのだろうなと思います。
静岡には、さわやかというげんこつハンバーグの店があって、似た路線なんですが、どうでしょう。単純なおいしさだとこちらが上のような気がします。
さて、以上で二日間の旅は終了。これで広島に帰ります。お疲れさまでした。
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