女二人旅・・雪の陸羽東線　ー　瀬見温泉　ー

2022/12/18 - 2022/12/19

大学時代の友人と久しぶりの旅行
雪見風呂をしに瀬見温泉に行ってみた。

エリア 新庄(山形)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

仙台駅で待ち合わせ　湯けむり号で　まずは有備館を訪れた。

旧有備館 名所・史跡

この時期の来る人などめったにいないのだろう。
それでも雪かきをして　来る人を待っていてくれるのだ。

藩校の門でもあった

記念の折り紙は　大名篭

伊達家の正月膳
これだけの品数をそろえられるのは　豊かであった証拠？

鶴亀　おめでたい掛け軸が並んでいた。

建物から庭を眺めてみる。大きな池が印象的
美しい雪景色に満足。

池の周りをぐるっと回ってみた。
雪囲い、虫取りのむしろ、冬支度が整えられ　ひっそりと静まり返っていた。
伊達家の殿様が歩いた通り
その頃もこれほど寒かったか？

池越しに建物を見る。かつては　若者の学び舎でもあったこの場所。
今は　年老いたものばかりか…

有備館駅から陸羽東線で瀬見温泉へ。
雪深い山を越えてたどり着くと　旅館の車が待っていてくれた。

瀬見温泉駅 駅

ホテルについて　ロビーで一息
庭の木々が重たく頭を垂れて　凍てつく寒さを耐え忍んでいるかのようだ。
ロビーではウェルカムドリンクやお菓子のサービス
部屋に入って　ほどなく　大浴場へ。
期待通りの雪見風呂　じっくりと温まり戻ると　部屋にはコタツも。

観松館 宿・ホテル

夕食も楽しみだった。山形も日本酒の名産地
飲み比べができるのは　期待以上。

私は　あらしぼり生酒　山法師が気に入った。

料理の数々　食べきれない
山形牛、庄内豚、サクランボ鶏、野菜も果物も地元の食材をふんだんに生かして

お膳に乗り切れないほどだ。お酒も美味しく進んだ。

ゆったりしたロビー
1日なんてもったいない。もっと居たかったが・・・
宿の車で新庄まで送ってもらって　新幹線で山形の予定が・・・

なんと、雪のために山形新幹線がストップ,陸羽東線も。
復旧のめどが立たない。戻ることも進むこともできない状況。

仕方なく　2時間後の仙台行きの高速バスに乗ることにして、それまでの時間をどうつぶそうか？
観光案内所の方に聞いて　雪道を20分ほど歩いて新庄ふるさと歴史センターに着いた。

新庄ふるさと歴史センター 美術館・博物館

郷土の生活や歴史を学びながら　
博物館のように収集された道具の数々を一つ一つ見て歩く。
郷土愛溢れる　資料の数々。
なんとも　長い時間だった。
旅にはアクシデントがつきもの。だからこそ忘れられない旅になる。
汗をかきながら　雪に足を取られながら　歩いた街もきっと忘れられないだろう。

仙台まで1時間半で行くところ2時間半かかって　ようやくたどり着いた。
それでも　こうしてバスに乗れたのだから良しとしよう。
お疲れの体を甘い甘いケーキで癒して　友人と別れ　予定通りの新幹線で帰路についた。
やはり　雪は美しいだけではない、侮れないな。

アフタヌーンティー・ティールーム エスパル仙台 グルメ・レストラン