
2024/12/25 - 2024/12/25
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のーとくんさん
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大河ドラマ「光る君へ」が終わった日曜日の8時、何を見ようかたテレビ欄をみると、NHKEテレで日曜美術館という番組がありました。
そこでは「熊野 聖なる謎 ~神の像・神の宝~」が再放送されて、見ているとどんどん引き込まれてしまいました。
普段は公開されることにない熊野速玉大社に伝わる国宝・熊野速玉大神坐像と、優しさを湛える国宝・夫須美大神坐像のすばらしさ、そして精巧な細工の数々の国宝物が画面に現れます。
そして、それらが和歌山県立博物館で展示されているとのこと。
調べると展示は1月19日まで、年末年始の休館日を考えると、あまり時間がないので、出かけることにしました。
まずは、常々でお参りしたいと思っていた、紀伊国一之宮・伊太祁曽(いたきそ)神社にお参りします。
【写真は、和歌山県立博物館です】
- 旅行の満足度
- 5.0
- 交通手段
- 自家用車
-
阪和高速道を和歌山ICでおりると、すぐ一之宮の看板が、和歌山に来るたびにいつかお参りしなければと思う看板です。
それは伊太祁曽神社です。
駐車場に車を停めて境内にくると、参道の太鼓橋が修理中です。 -
反対側を見ると、でーんっと割拝殿が。
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左の方に社務所があります。
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石段をあがって正面をお参りします。
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格子の間から本殿を。
本殿のご祭神は、五十猛命(いたけるのみこと)です。
五十猛命は須佐男尊(すさのおのみこと)の御子です。 -
向かって右の左脇殿へ。
ご祭神は、大屋都比賣命 (おおやつひめのみこと)で五十猛命の妹神です。
格子の間からパチリ。 -
向かって左の、右脇殿のほうへ。
左の建物は、割拝殿です。 -
格子の間から撮った右脇殿です。
みごとな大理石に反射しています。
ご祭神は、都麻津比賣命 (つまつひめのみこと)です。
こちらの神さまも五十猛命の妹神です。
神域の中には、須佐男尊の子、三柱が祀られています。 -
右脇殿の前の割拝殿にはいると、十二支が。
新年の干支である神巳を撮りました。
となりの慶龍は、お出かけ中。 -
慶龍を探す前に、木の股くぐりを。
五十猛命(いたけるのみこと)が、大国主命を木の俣をくぐらせて災難から救ったという、神話(古事記)にちなみ、この穴をくぐって災難よけを願います。
木の中で立ち上がると、五十猛命のご神徳の大きさを感じられます、と書いてあります。
確かに、中でたちあがると、違った雰囲気を味わえます。 -
慶龍はと、探すと、本殿を拝むところにチョコンとおられます。
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蛭子神社の脇におかれた霊石おさる石です。
猿の顔に見えるところから、おさる石と呼ばれており、首より上の病に霊験があります。 -
少しもどって、氣生神社にお参り。
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氣生神社、五十猛命の荒御霊(あらみたま)をお祀りする摂社です。
時に臨んで格別に顕著な御神威を発揚される御魂のお働きが「荒御魂」です。
アクティブな神さまですね。 -
空には、羽衣のような雲。
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反対の方へ行くと、お伊勢さんへの遥拝所。
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石段を下りて、ご神木のところへ。
昭和37年に落雷があり、その数年後枯れてしまったので、上の部分を伐採しました。
その部分は、割拝殿の木の股くぐりになっています。 -
駐車場の脇を通って、祇園神社の方へ行きます。
その途中、蜂の巣が。
ブンブンとこちらのほうにもやってきます。 -
磐座です。
五十猛命が、須佐男命と共に降り立ったと伝えられる、鳥上峯の石です。 -
祇園神社です。
ご祭神は、須佐男命です。 -
御井社に向かう道です。
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御井社の鳥居が。
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水の神さまと、井戸の神さまをお祀りしている、御井社です。
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社の前の井戸からは、「いのちの水」と呼ばれる水が湧いています。
活力が得られるということで、飲ませていただきました。 -
そばに龍がおられます。
「木の神 いのち神 浮宝の神」の伊太祁曽神社、格式のあるいい神社でした。
さすが一之宮ですね。
良かったです。 -
途中cocosで昼食。
やってきたのは、和歌山県立博物館。
野速玉大社に伝わる国宝・熊野速玉大神坐像と、優しさを湛える国宝・夫須美大神坐像が展示されています。
期待が高まります。 -
地下の駐車場、博物館を利用すれば2時間無料、それでありがたいなぁと思ったのですが、博物館も65才以上であれば無料です。
感激です。 -
入ったところは、土器の展示。
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館内の間のところどころに、このような展示が。
これは、農民が年貢を担ごうとしているところです。 -
道成寺縁起絵巻が。
安珍・清姫ですね。 -
紀三井寺参詣曼荼羅図です。
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粉河寺縁起絵巻です。
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高野山です。
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こちらには那智滝が。
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熊野速玉大社に伝わる国宝物、そして神像は、撮影禁止です。
細かい細工のいろいろな物品、すばらしいものばかり。
国宝・熊野速玉大神坐像そして国宝・夫須美大神坐像すごい迫力で、せまってきます。
その神々しさといったら、思わず手を合わせてしまします。 -
表に出ると、和歌山城が望めます。
紀伊国一之宮・伊太祁曽(いたきそ)神社、そして博物館での熊野速玉大社に伝わる国宝の神像、精巧な細工の数々の国宝物が、充実した時間でした。
(おしまい)
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