2024/07/14 - 2024/07/14
44位(同エリア105件中)
ロク69さん
7月13日(土)はカンデルシュテークから2ヵ所目の滞在地ンデルマットへ移動。駅にほど近いアパートに向かう。事前のオーナーとのメール連絡で鉄道駅にはオーナー自ら迎えてくれている。
翌7月14日(日)は、北方向のアルニ湖(Arnisee)を目指す。アルニ湖には過去3回訪れている、周辺にある山小屋3つを訪問するときに通過したのだ。
参考:
https://4travel.jp/travelogue/11281420(2017年、ロイトシャハ小屋)
https://4travel.jp/travelogue/11391963(2018年、サニンググラート小屋)
https://4travel.jp/travelogue/11529828(2019年、シンドラハタル小屋)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
過去3回はゲッシェネン(Göschenen)からバスでインチ・ザイルバーン(Intschi, Seilbahn、649m)まで行ってそこからのケーブルでアルニ湖へ昇っていたが、今回はもう少し先のアムシュテッグ、グルント・ザイルバーン(Amsteg, Grund/Seilbahn、570m)まで行ってから違うケーブルで上がることにした。バス停から5分ほど歩いた地点にケーブルの駅舎がある。インチのケーブルより小型で4人乗りだ、すでに4人の先客がいたので一度ケーブルを見送って次のケーブルに乗り込んだ。
切符は「片道で」と頼むと、下山はどうするのかと聞かれて、「インチ・ザイルバーン」だというと、往復券でどちらのケーブルも使えるというので割安の往復切符を購入した。
写真は先に出発したケーブルを見上げたものだ。730mの高度差を一気に運んでくれる。 -
本日のルート図。ケーブルの上部駅に着くと係員が「右(北)方向に15分歩けば景色の良い場所がある」とおしえてくれたので、それではとその方向へ進む。従ってルートはケーブル駅から右手に歩いてヴォーダーアルニ(Vorderarni、1300m)まで行って折り返し、同じ道を戻ってアルニ湖を目指すようになった。
-
歩き出すとのどかな草原、青空に高峰が見える。大小のウィンドゲレンだ、手前が小ウィンドゲレン(Chi Windgällen、2987m)、後方が大ウィンドゲレン(Gross Windgällen、3187m)だ。
-
途中には酪農小屋があって、可愛い絵が壁に描かれている。
-
ヤギのチーズを作っているんだろうか?
-
2つのウィントグレンの全貌。逆光気味ながら頂上付近の鋭いギザギザが素晴らしいと思う。
-
左手には厳つい山容のリンダーシュトック(Rinderstock、2464m)と左のなだらかなピークのベルメテン(Bälmeten、2415m)が見えている。
-
教えてもらった展望地点に着くと湖が見えてくる。手前のアルトドルフ(Altdorf)村の向こうにウルナー湖(Urnersee、247m)だ。この湖は北でヴューアルド・シュタット湖(Vierwaldstattersee)とつながっているようだ。さらに湖の最奥北西岸には大都市ルツェツン(Luzern、435m)がある。
-
大きなケルンとウルナー湖の展望。思いがけない北方向の湖の眺望を大いに楽しんだ。右に見える高峰はロファイエン(Rophaien、2078m)だろうか。
-
眺望を楽しんだ後、やって来た道を戻る。左奥には名峰オーバーアルプシュトック(Oberalpstock、3328m)が高くそびえる。左手前の濃い緑斜面の向こうは何度か訪れたマデラナー谷(Maderanertal)が伸びている。
-
その右手にはどっしりとした三角ピークのブリステン(Bristen、3073m)が大きく見える。
-
ブリステンに向かって優しい草原のコースを戻る。
-
アルニ湖に近付くとウィンドゲレンもくっきりと見えてくる。手前の家々の寄添う様がいじらしい。
-
ケーブルの駅舎を通り過ぎアルニ湖へと進み、30分足らずで湖に到着する。左のブリステンに対して右後方はリエンツェンシュトック(Rienzenstock、2962qm)の山並みだろうか。湖畔の優しい草草、青い湖面、そして青空に広がる山々の眺望に時を忘れそうだ。
-
湖面に映るウィンドゲレン。対岸の建物が良い雰囲気を持っている。
-
湖ではボート遊びの人たちが楽しそうだ。
-
ホッホ・フレンの荒々しさとアルニ湖の優しい表情の対比に感動する。
-
湖面とオーバーアルプシュトック。この山はこの辺りでは最もアルペン的な山容を持つ山だと思う。
-
オーバーアルプシュトックの拡大。堂々たる山容、雲を従えた雄姿だ。
-
インチ・ザイルバーンの小型ケーブルで降りる。朝に乗ったケーブルよりは少し大きく8名程度が乗れるようだ。
-
ケーブルからはマデラナー谷の入り口が見える。少し雲が出始めて霞んできたようだ。
-
ザイルバーン下部駅が見えて来て本日の工程は終わりとなった。バスを待つ間いつものレストランで赤ワインとスープを楽しむことにした。
バスでゲッシェネンに戻り、そこから鉄道でアンデルマットのアパートへ帰った。
本日のコースタイムは2時間、うち休憩20分、実動1時間40分、登り135m、降り70m、距離3.3kmだった。比較的短いハイキングだったが天候に恵まれて山山、美しい湖、緑豊かな優しい草原など自然を満喫した1日だった。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
アンデルマット(スイス) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
22