2024/10/18 - 2024/10/21
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tantokonさん
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リマのクスコはマチュピチュへ行くための中継地だ。高地に体を慣らすために数日滞在するつもりではいた。クスコに着いた翌日から頭痛が起こり、マチュピチュに向かうまで3日を要した。
クスコについてから2日間、動いていても寝ていても頭痛がし、食事も満足に取れなかった。コカ茶は毎日飲んでいたが、頭痛がおさまらないなら、リマに戻ることも考えた。
3日目になんとか頭痛が収まってきたので、ネットで列車の予約をとった。
4日目の朝、スーツケースを置いて7時に宿をチェックアウト。アグアスカリエンテス(通称:マチュピチュ村)に向かう。
- 旅行の満足度
- 3.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
クスコ市街の列車の駅、街で一番大きい観光市場に近いSan Pedro。アリガスカリエンテス行きの便は、この駅とここから70km離れたPOROYの二か所から出ているが、San Pedro出発の便は少ない。
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出発予定の1時間前に到着。あらかじめネットでQRコードの付いた列車のチケットを購入していたが、これでは乗れないと言われ、窓口で新たなQRコードの付いたチケットらしきものを発行してもらう。早めに着いてよかったが、やれやれ本当にめんどくさい。
駅の待合室には同じ列車に乗ると思われる人達で混雑していた。 -
ここの駅に来て気づいたのだが、我々の様な観光客がいるホームと、線路の向こう側のホームにその他の乗客の行列が見受けられる。2匹が乗る列車はいわゆる観光列車ということだ。走行距離が短いのに意外と高かったのはその為だ。
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我々乗客の為に、現地の踊りを披露しながらお見送り。
https://youtube.com/shorts/RCku2WTUvFo -
2匹の乗る車両は、動力車の隣の1号車のエコノミー。
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エコノミー車両でも、一応天井が鏡張りの観光列車仕様。
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勿論座席上に荷物棚等なく。車両の前後に荷物棚は有るがバックパックが置ける程度のもの、この列車は中型以上のスーツケースの持ち込みは出来ないことになっている。2匹のスーツケースもクスコに置いてきて、荷物はバックパックそれぞれ1個ずつまで減らした。
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駅を出発して、クスコの街並みを抜けると、のどかな景色。
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ペルーは今年水不足と言われているが、ここはその心配はなさそうだ。
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途中駅のオリヤンタンタンボ駅。クスコより低地にあるので、たぬきの体調が回復しなかったらここに移動しようと考えていた。
4日後の復路はここからバスに乗り換えてクスコに戻る予定だ。 -
崖にへばりつく建物、これはホテルらしい。
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クスコを出発して約3時間でアグアス カリエンテス(マチュピチュ村)に到着。列車はノロノロ運転で、途中わけもなく停車することもあったので、意外と時間がかかった。
日帰りのマチュピチュ観光バスも出ているが、高額なうえに相当な山道だ。やはり、ここは優雅に観光列車で。 -
街の中心に川が流れていて、何だか鬼怒川温泉を小さくしたたたずまいだ。この時点で宿なしだったので、いつもの様にたぬきは荷物番、きつねは宿探しに行く。
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写真を撮るのを忘れたが、朝ごはん付きで1泊30ドルの狭い宿を見つけてきた。もちろんキッチンはない。ツーリストプレイスなので、高いが仕方ない。今回は天候不良の予備日とチケット入手が出来なかった事も考えて4泊することにしている。早速マチュピチュ遺跡の行き方と入場チケットの入手方法について調べる。
この中でチケット入手が一番厄介だった。
前々日の夜9時から入場引換券の整理券を配ると書き込みがあったので、夜の9時に行ってみるが、誰もいない。
詳しくは
https://4travel.jp/travelogue/11936341 -
翌日の早朝5時に宿を出て、5分程歩いたところにある、観光局の窓口。こんな暗い中すでに人だかり。
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どうゆう風に並んでよいか解らないので、いくつも行列ができてしまい。まさにカオス状態。しばらくすると観光局の職員らしき人が現れ、何かスペイン語でごにょごにょ言った後に、早朝から並んでいる2匹はずっと後方、後から来た人の後ろに追いやられた。
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窓口からどれぐらい離れているだろうか、明日のチケットの引換券が1000枚ということになっているらしいが入手は無理だろうな。そうなるともらえるのは明後日の優先券だ。しかし、朝5時前に来てこの仕打ちはないだろう。
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それでも皆大人しくこうして待っている。複数人で来た人達は交代で列の位置をキープしている。2匹も交代で朝食を取りに宿に戻る。列に並んでいると、旅行代理店関係者らしき人物が、明日の引換券の入手は無理だからと、ツアーの売り込みをかけてくる。入場券込みだが、当然結構な金額だ。
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4時間近く行列に並んで、無理だと思われていた引換券をゲットできた。しかし番号はこのとおり。
マチュピチュは遺跡見学のルート(サーキットというらしい)があり、サーキットで指定されたところ以外は立ち入りできない。
明日購入可能な分の大まかに言うと。
・サーキット1(Aコース)ーー遺跡入場は無しだが、周りの山か遺跡の良い写真が撮れるらしい。
・サーキット1(Bコース) ーー条件は上と一緒で、比較的簡単なマチュピチュ登山付き、その分値段はお高め。
・サーキット2(Aコース)ーー遺跡のUpper(高い部分)への入場、人気ナンバーワン
・サーキット2(Bコース)ーー上と同じ
・サーキット3(Aコース)ーー遺跡のLower(下側)の入場のみ、一番人気が無いが安い。
・サーキット3(Bコース) ーー遺跡のLower(下側)の入場+トレッキングシューズが必要なワイナピチュ登山付き、その分値段はお高め
入場時間と人数が決まっているので、最初の方から好きな時間とサーキットを選べる。
この中で、1番人気はサーキット2で、当然このチケットから売れていくので、少なくとも500番台整理券番号でないと入手は無理らしい。とりあえず引換券を入手できたと嬉しい反面、この番号じゃ人気の無い売れ残りのサーキットにしかありつけそうもない、と何となく複雑な気分だ。明後日まで予備日をとってあるので、この整理券を放棄して、明日もう一度並ぼうかと考えたが、、もう嫌だ。チケット入手のためにほぼ一日費やしている。
観光案内所やオフィスで明後日の優先券に変えられないか聞いたが、明日また並びなおせというだけだ。 -
午後3時から午後10時まで整理番号順に翌日の入場券を販売する。1時間ごとに150人ずつ同じオフィスで順番に購入する。
遺跡の入場券は3コースのうち、1つしか選べない。
支払いはペルーソルの現金のみで、これを知らないで来る人は近くの銀行でキャッシングさせられる。ネットで購入すると60ドルだが、1ヵ月先までいっぱいだ。
翌日の入場券販売が終わった後、夜の11時から翌々日の入場整理券の優先券の優先権を配布するそうだ。12時にやっと入手したという人が、朝から並んでいた。
まったく何なんだこのシステムは。 -
指定された午後8時に観光局のオフィスに行くが、まだ配布が始まっていない、まだ前の番号分が詰まっているらしい。入口の電光掲示板にはチケットの残り枚数が表示されている、1番人気のサーキット2は残り0。この時たぬきは、遺跡にあまり興味ないから、せめて写真がとれるサーキット1でいいかなと考えていた。
予定の15分遅れで、番号の読み上げが始まった、呼ばれた番号順に並んでいくが、スペイン語なので2匹には解らない。呼び出されて並んでいる人の番号札を見ながら何とか列に並ぶ。
2匹がチケット窓口にたどりついたときは、サーキット1+マチュピチュ山、サーキット3(Aコース)、サーキット3(Bコース)+ワイナピチュ山、しか残っておらず、当初サーキット1+マチュピチュ山を選ぶが、突然きつねがサーキット3(Bコース)+ワイナピチュ山がいいと言い出たので、このチケットを購入。一人200ソル(約8000円)。
すごいな、きつねはワイナピチュ山登る気なんだ、とたぬきは感心したのだが、どうやら勘違いしたらしい。しかしもう遅い。でもこの勘違いが結果的に良かった。 -
チケットが入手できたら、今度は遺跡までのバスのチケット購入。クレジットカード払い可だがUSドル表示で合計24ドル、現金だともっと安いようだ。なぜか現金の方がお得。まったく金ばかりかかる。バスチケット購入時に遺跡の入場券の提示を求められる。
歩いていくことも可能だそうだが..........。 -
村のバス停前は、この様に一日中行列が出来ている。遺跡までのアクセスはバスか歩くか、ツアー参加のいずれかしかない。
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