2024.08清里旅行＜２．清泉寮のソフトクリームと霧の清里テラス編＞

2024/08/01 - 2024/08/01

清里に旅行しました。
青春18きっぷに特急券を買って小淵沢経由で清里に行きました。
初日は悪天のため、萌木の村に行った以外はホテルで過ごしました。
2日目は清泉寮でジャージー牛のソフトクリームを食べ、清里テラスで霧に包まれた自然豊かな清里を楽しみました。

＜１．特急あずさで清里へ、萌木の村とホテルステイ編＞
＜２．清泉寮のソフトクリームと霧の清里テラス編＞←いまここ

エリア 清里・八ヶ岳(山梨)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 5.0

• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝。
うーん、曇天。

頑張って起きて朝風呂に行きましたが、気持ち良かったです。
意外と人がいてみんな考えることは同じなんだなと思いました。

グランドメルキュール八ヶ岳リゾート＆スパ 宿・ホテル

いざ朝食へ。
ドーナッツがまだ残っていました。

昨晩とはメニューがすっかり変わっていましたが、夕食かと思うくらいしっかり色々並んでいました。
朝はフォーと豚骨が食べられるらしい、胃袋に余裕があれば食べたかったです。

その代わり昨日は食べられなかったライブキッチンでサーモンベネディクトを頂きました。
１つ１つ提供してくれるので少し並ぶけどその価値があるくらい美味しかったです。

せっかくの山梨だからこの旅行のどこかでほうとうを食べたいなと思っていたので朝食にあってラッキーでした。

左下がサーモンベネディクト、サーモンが数切れ乗っていて嬉しい。
もっと胃袋が大きければご飯や麺ももっと食べられたのにと悔しい。
朝もお酒が並んでいましたが、さすがに控えました。

子供が好きそうなメニューが少し低めのビュッフェ台に用意されていることに感心しました。
自分でやりたがる年頃の子もいるし、好きなメニューを好きなだけ取れるのがビュッフェの醍醐味だし、こういう仕掛けは楽しそうです。

うーん、曇天。
雨は降らなさそうだけど、景色を楽しむのは難しそう。

チェックアウトしましたが、バスまで時間があるのでロビーで待ちます。

たぶん本来はスツールとかが置かれるはず。
昨日はここで飲んでいる人達もいたけど、おつまみとかをテーブルに置くには不便そうです。

フロントと右手にアメニティバー。
木製の歯ブラシとか、櫛で環境に配慮しているのがよく伝わります。
紙のパウチに入った歯磨き粉は初めてでした。

お土産屋さんは閉まっています。
こういうチェックアウトしてから少し時間がある時に見て回って買ったりすると思うので何故夕方しか営業しないのだろう？

敷地内にテニスコートがありました。
別荘地っぽい。

ホテルの車寄せの近くにピクニックバスのバス停があるので便利。
バスは定刻より少し早めに出発しました。
貸切状態です。

15分ほどで清里駅に着きました。
目の前に見えるのは昨日バスチケットを買った観光案内所。

清里駅前観光案内所 あおぞら 名所・史跡

昨日は気付かなかったけどレンタサイクルがあるようです。
坂が多そうだけど天気が良ければ気持ち良さそう。

清里駅 駅

昨日は雨で濡れていたので断念したSLの中を覗いて見ました。
細かい部品が多くて関心します。
中も黒いとは思いませんでした。

あ、小海線が到着したようです。
青い車体は目立つなぁ。
HIGH RAIL 1375と書かれたプレートがついているので観光列車のようです。

ピクニックバスで清泉寮に行くことも検討しましたが、そんなに到着時間が変わらないのではないかと判断して歩いて向かいます。

バスで行く場合、ホテルを出たバスは9:35に清里駅に着きます。
その後バスは萌木の村方面を周って10:00に駅に戻ってきます。
10:10にバスは再び駅を出て、今度は清泉寮に10:15に着きます。

したがって、バスでの場合の選択肢は最初駅に着いてから40分間バスに乗り続けるか、駅周辺で35分間どこかで時間を潰してから5分バスの乗るかの２択です。

ただ実際、清里駅から歩いて15分くらいで着いたので、徒歩で正解でした。

向日葵にしては小さいなと思って後から調べてみたら姫ひまわりとも呼ばれるキクイモモドキのようです。
いっぱい咲いていて可愛かったです。

凄い外観のファミリーマート。

興味本位で入ってみたら1階は普通のコンビニでしたが、2階は休憩スペースとして解放されていました。

古そうなリードオルガンも置いてありました。
今も弾けるのかな？

ピクニックバスがいました。
中に木の椅子とかがあるように見えたので昔のバスを改良して休憩スペースにしているのかな？
でもSuicaとかPASMOのステッカーが見えるから最近まで使われてそうです。

ミルクポット。
かつてはメルヘン廃墟とか言われていたそうですが、そんな面影はなく可愛らしいカフェになっていました。
でも確かに２階部分に古さを感じます。

別角度から見てみたら1階の廃墟感を拭えなかった…。
Googleマップで調べても店名が無かったので2階部分も閉店していそうです。

清泉寮に向かいます。
ポールラッシュ通りというそうです。
緩やかだけど坂なのが分かります。

清泉寮 宿・ホテル

牧場っぽい香りがしてきたなと思ったらジャージー牛がいました。
見学している人は防護服を着ていて、しっかりしたプログラムのようです。
後から調べたらファンクラブの会員限定の体験プログラムがあるようです。

牛ってもっとふっくらしているかなと思っていましたが、思ったより骨ばっていました。
柵が二重に設けられているので、防護服を着ていない観光客は近くで見れるけど触れないという適切な距離感が取られています。

サイロが見えます。
右の建物は会員用の？施設のようです。

もっとジャージー牛がいました。
やっぱりみんな痩せて見えるけど、のびのびと草を食べられる環境だろうし、こんなもんなのかな。

かなり色んなところにいます。
自由気ままなのが伝わって来て少し羨ましい。

一番近くで見れた牛たち。
見学コースの人は触れたり餌やりを体験できるのかな、近くで接していました。

さて、今回清泉寮に来た目的はソフトクリームです。
ファームショップに入ります。

清泉寮 ファームショップ グルメ・レストラン

小川みたいなのが見えました。
清泉寮の地図にも描かれていないのでよくわからない。

看板がありました。
せせらぎの小径ということは見えた小川がせせらぎの元なのかな。
この先に展望テラスがあるみたいですが、往復にどのくらい時間がかかるか分からなかったので諦めます。

駐車場の横に公園がありました。
コアラかフクロウか分からない動物が覗いている…

凄く広々している。
トラクターも置かれていますが、子供の遊具の一つになっているようです。

ファームショップには清泉寮や清里の名物が並んでいました。
この後ジャージー牛乳を見かけなかったのでここで買えば良かったと後悔しましたが、１Lを夏に終日持ち歩くのは現実的ではないのでまた機会に。

ソフトクリームを買いました。
朝帯で人が全然いなかったのでテラス席で頂きます。
とっても濃厚、これぞジャージー！っと念願叶って満足です。

テラス席からは広大な敷地が臨めます。

柵の先は放牧地なのかな？
ベンチが置かれていて近くで見れそうです。

ファームショップの看板のところにいた案山子のジョン。
名札には「案山子筆頭」と役職が描いてありました。
名字のSCARECROWは案山子の意味なので、一族で案山子をやっているのでしょう。
こういう遊び心が好きです。

後ろにはソフトクリームを抱えたジュニアがいました。
小さいつなぎを着ているのがかわいい。

さて、次は清里テラスに向かうのでピクニックバスに乗ります。
朝ホテルから乗ったバスは駅に着いてから萌木の村方面、再び駅に戻って清泉寮方面に向かってから駅に戻り、再び駅から清泉寮に来るので、同じバス、同じドライバーさんでした。

清泉寮から10分ほどでサンメドウズ清里に着きました。

サンメドウズ清里 スキー場

夏らしくない、駐車場なんか一見冬のような景色。
霧です。

真っ白で何も見えないけどこの先にあるのかな…。
清里テラスは夏の間だけの営業ですが、今年は11/4まで営業していたようです。
今年は暖かかったからかな。

壁に案内図が貼られていました。
清里テラス、凄い山の上にあって高そうです。

かつては県営スキー場だったのが民間施設になり、譲渡などを経てサンメドウズ清里スキー場になったそうです。
清里テラスは山の上の空間だけを指すそうです。

中のお店ではお土産の他に野菜も売られていて、白菜の大きさに驚きました。
そうとう重いのではないでしょうか。

いくつかスキーコースがあるようですが、清里テラスへのリフトは左の方にありました。

右の方にもリフトがあるようです。
フラワーリフトという名前みたい。

いざリフトへ。
今回はチケットを事前に買って窓口でリフト券と引き換えました。
リフト券は清里テラスへのパノラマリフトとフラワーリフトに１往復ずつ乗ることができました。
フラワーリフトも乗れると思っていなかったのでお得な気分。

リフトに乗りました。
向かいからやってくる丸いのは車いす用のリフトでした。

地面の筋は何の跡だろう。
最初スキーかと思いましたが、雪の上だから地面には届かないはず。

乗っているとあまり実感が無かったけど、振り返ったらかなり上まで来ていました。
等高線を見てみたらリフトの始まりは1610mくらい、終わりは1880mなので300m近く上がっているようです。

頂上が見えてきました。
霧でかなり霞んでいる…。

リフトで上がった先の、さらに上に行ってみます。
左に美し森、右に牛首岳と赤岳があるのかな。
後から地図を見たら看板通り方角が180度違いました。
美し森は森だと思っていたら標高1600mくらいの山でした。

より高い展望デッキに向かいます。
逆側には賽の河原があるようです。
近くに川は無いのに河原？

誰もいなくて霧っぽい階段、何かが始まりそう。

展望デッキに着きました。
本来は富士山を始めとする山麓の絶景が臨めるはずなのですが、見事な霧でリフトすら見えにくい。

うーん、3000m級の山々があるはず…
こんな霧まみれで何も見えなくて誰もいないのは逆にとてもレア。

目の前に富士山があるらしい。
霧でコントラストがこんなにも失われるものだと初めて知りました。

看板がありました。ここは1920mらしい。
等高図だと頂上に1906mと書かれているけど、、、

清里テラスはとにかく混んでいて席取り合戦と聞いていましたが、さすが霧、座り放題。

展望デッキを降りてベンチに座ってみます。

寝っ転がって絶景を楽しめるということで人気のスポットですが、CGで白い背景が合成されているみたいで面白い。

ミニステージみたいなのがあって写真映えするはずですが、眼下の木すら識別できない(笑)

右側を見てみてもリフトのケーブルすら分からない。

左を見ても地面がどこまで続いているのか怪しい。
一番奥に見えるのはプレミアムシート、さすがにカバーがかかっています。

寝っ転がるのに十分な広さでした。
硬すぎず、程よく柔らかくてずっと過ごせますが、曇っていても紫外線が顔に刺さるように感じられて標高の高さを実感します。

リフト乗り場にポストがありました。
郵便屋さんがリフトに乗って集荷に来てくれるのかな。

今度はリフト降りて行きます。
こういうところの点検って大変そう。

行きは長く感じたけど帰りはあっという間。
霧っぽいのは上だけだったみたい。

見たかった風景がリフト乗りながら見えてきて、上でも霧が晴れてきたのかなと思うと少し悔しい。
冬は左側がスキーコースになるようです。

10分くらいで地上に着きました。
今度は晴れた時に是非ともリベンジしたい。

続いてフラワーリフトにも乗ってみます。
Gカートのコースの上を行くのでGカートの受付も隣にありました。

フラワーリフトに乗りました。
パノラマリフトと比べて低めだけど、Gカートのコースや様子を見ながら登っていくので違った楽しみがありそう。

Gカート乗っている人がいました。
左は上級者コースみたいで、上手に走っていく人とコントロールに苦戦している人がいました。

5分くらいで頂上につきました。

低めと言えども1680mくらいあるので景色がよく見える。
方面的には美し森があるはず。

カフェがありました。
イタリアンレストランのようですが、中が暗くて開いているのか開いていないのかよく分からなかった。

ドッグランがありました。
これだけ広大な敷地だからもっと広くしても良さそう。
でもリフトに犬を乗せても大丈夫なのかな。

ドッグランの先にイスが見えたので行ってみました。
何もしないをするための場所のようです。
確かに何もないけどリラックスとは違う気がする。

清里テラスではデイキャンプもやっているようです。
食材やバーベキュー道具は用意してくれるみたいなので高原で気持ち良く楽しめそうです。

ゴールしたGカートがどのようにスタート地点まで戻っているかが見えました。

Gカートのコース、左側は初心者コースらしいですが、それでもカーブが多くて難しそう。
怖いけど一度やってみたいものです。

あれ、なんだか晴れ間が…。
もしや清里テラスの頂上も景色が見えているのかな…。
悔しい…。

さて、フラワーリフトで戻ります。

Gカートのコース。
奥の上級者向けと手前の初心者向けだと確かにカーブの角度が全然違うし、初心者向けの方はガイドみたいなのがついています。

あ～山などの地形がよく見える～。
でも上の方は雲っぽいから頂上の状況は同じかも。

１つだけ運ばれるGカート。

フラワーリフトも帰りはあっという間。
Gカートのゴールはどちらのコースも隣り合っているのか。

いざセンターハウスへ戻ります。

青空が見えていて雲が早くどいてくれればと悔しいです。

名残惜しつつも清里駅に向かいます。
さすがにピクニックバスの運転手さんは行きと違う方でした。

15分程で清里駅に着きました。

清里駅 駅

お土産に桔梗信玄餅を買いました。
お土産屋さんよりもファミマの方が1296円と4円安かったです。
軽減税率の差でもないし、こういうのは一律価格だと思っていたので意外でした。
ファミマの店員さんが親切でお土産用に可愛い袋を無料だからってつけてくれました。これはかわいい。

無人カフェがありました。
令和っぽく言うならセルフカフェ、閉店しているお店も多いので時代だなと思いました。

あぁっ…晴れている…
清里テラスも霧が消えているのかな…

清里駅から小海線に乗って帰ります。
無人駅なので青春18きっぷは検札されません、そのまま電車に乗るのはちょっと不安。
Suicaはタッチできます。

着いた時は向かいのホームで、電車が発車した後に線路を渡って来ましたが、帰りは逆です。

小海線が来ました。
鶯みたいな黄緑がかわいい。

40分程で小淵沢駅に着きました。
このまま新宿に乗って改札を出ても良いけど、少し不安なので一応小淵沢駅で青春18きっぷを検札してもらいました。
ドキドキしながら清里駅から乗りましたって伝えました（何事もなく押してもらえました）

小淵沢駅 駅

小淵沢駅の改札のところに吊るし飾りがありました。
誰かの手作りかな？
奥の方のは色も形も本物の鬼灯みたいで好きです。

続いて中央本線へ。
こっちの駅標はJR標準のものなんだなぁ。

帰りも特急券と青春18きっぷで特急あずさに乗ります。
８割くらい埋まっていました。

外国人が車掌さんと揉めて席を退いていました。
特急あずさは全席指定席なので恐らく特急券を買わずに乗っていたのかな。

特急 あずさ(スーパーあずさ) 乗り物

2時間くらいで新宿に着きました。
帰りは景色を楽しむ余力もなく、気付いたら新宿でした。

新宿駅 駅

2日かけて18きっぷ使い切りました。
まさかこれが最後の青春18きっぷ旅になるとは……。