2024/11/29 - 2024/11/29
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sassyさん
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たまにしたくなるひとりさんぽ。
今日は用事を済ませるのを最終目的に、一度行ってみたかった風俗博物館を見に、そして街を歩きながら昔の記憶を思い出し噛みしめます。
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11月29日金曜日
今日のお散歩は京都駅からスタートです。
午前9時40分頃の烏丸口改札は外国の方であふれかえっています。 -
良いお天気に恵まれました。
風があるものの日差しもあるので、歩いていると身体はぽかぽか。 -
右側の白いビルは新阪急ホテルで、どうでもいい情報ですが、ここで夫と初めて出会いました。
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こちらのオークルの建物は関電京都支社。
京都市役所なども設計した武田五一によるもので、アール・ヌーヴォーらしい曲線部分が素敵。
来年春の大阪万博に向けておめかし中のようです。 -
道なりに塩小路通を西に向かい堀川通にぶつかって今度は北上していくと、西本願寺の屋根が見えてきました。
親族の家がちょうどこの斜め向かいにあったのですが、代替わりの時にその家はなくなり、今は駐車場等になっているようです。
トイレが外にある古い家で、子どもの頃遊びに行って夜になるとそれが怖くて怖くて。
この画像の手前側には15世紀創業の「松屋陸奥」というお菓子屋さんがあり、『松風』を作るお味噌の香りが辺りに漂っていたのも覚えていますが、今日もうっすらその香りがしていて、この辺りにはなにやら郷愁に誘われます。 -
龍谷大学のミュージアムも過ぎると
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町方とお寺とを区切る総門に至ります。
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振り返ると僧侶の教化教育の場である伝道院が見えました。
この辺りは仏具関連のお店が多く、学生時代に比叡山延暦寺の修繕のアルバイトをここにある仏具店でひと夏していました。
装飾品の下塗りの下塗り作業でしたが記念に名前を書いて良いとのことだったので今もどこかの部品には私の名前が残っているかと。
ささやかな結縁です。 -
堀川通を北に進みちょうど湾曲するところにある井筒左女牛ビルに
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風俗博物館というのがあり、
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平安絵巻を小さなお人形で展開されています。
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江戸期創業の法衣店が運営されているのですが、このビルに明示されているのはこの博物館のみ。
他の階はどうなっているのでしょうね。 -
入館料は大人800円。
エレベーターが到着して扉が開くと目に飛び込む蓮池と赤い橋。
雅な世界の始まりです。 -
「源氏物語 六條院の生活」というテーマで、まずは光源氏が六條院に移ろうとする場面から。
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新居に移る行列の順番にも決まりがあるんですってよ。
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光君かな。
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花散里。
だったかな。 -
紫の上の後ろ姿。
なんだか楽しそうに見えます。
名実ともに正妻として認められた心のうきうき感。 -
邸宅を四つに分けて妻を1箇所ずつに配置とな。
もうやりたい放題。 -
いろいろとはみ出ていて、打ち出での衣といは言うにも程があるんちゃう?
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婚礼支度に冊子を作るんですって。
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チーム光源氏。
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筆を取る光君。
充分衣装を着込んでいるように見えますが、この時代直衣を脱いだ袿姿は人前に出るには憚られる格好だったそうで、そのくつろいだ艶やかな様子に女房たちはキュンキュンしたそうな。 -
几帳を挟んだ隣の局で女房たちも作業に励みます。
こちらは小刀を使って継紙を切る女房。 -
手前の女房が切った紙を継ぎ合わせ、奥の女房はできた紙に書写をしています。
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糊付けし冊子としての体裁を整える女房たち。
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できた♪
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こちらは季節に合わせて展示替えをされているのかは分かりませんが、12月の年中行事である仏名会という、一年の汚れを祓う法要だそうです。
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お坊さまがいっぱい。
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源氏、舞ってる?
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ん?
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こっち見てる…
飽きてるのかな、法会に… -
ひえー、コワ…
毎日信心頑張ろっと。 -
こんな色鮮やかなおどろおどろしい屏風が立ち並んでたら、嫌でもお祈りしてしまうわ。
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女房の局での日常コーナー。
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黒髪のこのインパクト。
癖毛はこの時代忌み嫌われているので、私は現代に生まれて良かったです。 -
伏籠をする女房。
お洗濯もお風呂もままならないので苦肉の策だろうのに、雅。 -
菊の着せ綿。
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重陽の前日の夕方に菊に綿を被せておいて、その露に濡れた綿で肌を撫でると老いを捨てることができるのだとか。
人の想いはいつの世も同じ。 -
こちらの局では子どもを相手に偏つぎ遊び。
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牛へんに勿…あ、物だ。
案外混乱してしまいますね。
漢字好きなので女房たちとキャッキャして遊んでみたい。 -
御殿の中をこっそり覗き込んだら美味しそうなお菓子たちが用意されていました。
折敷に並んでいるのは甘葛の甘味がついた餡のないお餅、漆の盆に盛られているのは柑子と梨。高杯の上にあるのは索餅という米粉と小麦粉を練って作るお菓子ですって。
この時代、甘いものは奢侈品でしょうね。 -
廊下のような所に、重ね色目の説明が。
日本には独特の季節の移ろいがあり、それを衣装の色目に映し込むとは、何て雅やか。 -
今の季節だと、雪の下重ねかな。
降り積もった雪を表す白い衣の下に、春を待つ紅梅の赤と新芽の緑を重ねているのだそうです。 -
最後のコーナーは明石の女御の出産風景。
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真っ白な世界です。
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出産を終えて疲れ果てた明石の女御を見守る養母の紫の上の後ろ姿。
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悪霊祓いの散米。
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お付きの女房もちょっとお疲れ?
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源氏は若君を抱っこしてうっきうき。
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真っ白。
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食べるもの。
景気付け、とかではなく、お供え的な? -
産湯セット。
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屯食。
強飯を握り固めたものだそうで、誕生を祝う産養で供されたのかな?
女性陣はぐったりですが、男性陣は楽しそう。 -
別コーナーに竹取物語の世界観を表すコーナーもありました。
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月からお迎えが来ているシーンでしょうが、源氏物語の時代にはすでに語り継がれていた物語ということで、装束はまだまだ唐様ですね。
ゆっくりじっくり拝見して40分ほど。
狭いスペースの中に見所が満載で思った以上に楽しめた風俗博物館でした。 -
風俗博物館を出てすぐを新花屋町通に入り東へ向かいます。
こんな建物や -
こんな建物もいずれも本願寺の施設。
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と思ったらホテルでもあるのか、スーツケースがいっぱい詰まった台車がいくつも。
京都は本当に宿泊施設だらけになりました。 -
まっすぐ東へ向かうと東本願寺が見えてきます。
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風に吹かれて道路に散る葉はまだ半分緑。
今年は紅葉が遅いですね。 -
残ってないだろうと思いつつ、11時頃に今西軒に行くと案の定売り切れの札が。
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今西軒を出てすぐに見つけたTABACOの文字。
個人の住宅でされていたようですが、こういったものももう過去の遺物。 -
ぶらぶら歩くとこんな神社を見つけました。
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諏訪神社。
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坂上田村麻呂由来だそうです。
中は小さなお宮があり、せっかくなのでご挨拶だけ。 -
今西軒にフラれたもののお口は和菓子を欲していたので、道端で検索して見つけたお店に立ち寄ります。
甘仙堂という地域に古くからありそうな店構えでした。 -
よもぎ餅をふたつ。
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お餅をゲットして五条通を北へ渡りましょう。
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不明門通を歩いていると、京の文化の石だたみと掲げられている路地を見つけました。
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祇園あたりの石だたみは昔の市電の敷石を再利用したものだそうなので、ここもそうなのかしら?
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松原通にぶつかって今度は東に向かうと見えてきた、手芸洋品の卸と小売りをする山口忠兵衛商店の看板。
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昔は買う気が無いと入れない雰囲気でしたが、今はそれほどでもないようです。
京都の人間が布を買うときはここかノムラテーラーかの2択になります。多分。 -
みすや針のお店です。
私も縫い針とまち針を愛用しています。 -
お店を出て高倉通にはいって少し北へ向かうとすぐに仏光寺。
境内には立派なイチョウの木がありますが、今年はもう師走はすぐそこだというのにまだ色付きは半分程度。 -
境内にあるD&DEPARTMENTという雑貨店。
上質な国内のものがセンスよく並んでいて、見るだけでも楽しめます。 -
店舗の脇にイチョウの吹き寄せ。
いや、店舗のロゴマークだわ。
他にもカフェが併設されているのですが、いつも大抵混み合っていて、まだ行ったことはありません。 -
高辻通をずっと東に向かいつつお昼のできそうなお店を探すのですが、なかなか上手く見つからず、再び検索して見つけたお蕎麦屋さんに入りました。
御幸町通に入ったすぐにある河道屋倖松庵です。
新しいお店なのか表は古民家で中はモダン。
京都らしい間口の狭い奥行きのある店舗です。 -
きのこと卵のあんかけ蕎麦をいただきましたが、たっぷりのおろし生姜も添えられて、熱々ぬくぬく、身体も温まりました。
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研究熱心な店主さん。
ここ1週間の間の口コミにもう反応されてました。 -
お蕎麦をいただいた後寺町通に入ります。
20年ほど前までは電機店が立ち並ぶ場所で、我が家も結婚時にはここで家電を揃えました。
今はマンションができたり、面影はすっかりありません。 -
通り沿いにある聖光寺は浄土宗のお寺だそうで、墓地には有名な方が幾人か眠っておられるとのこと。
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忠臣蔵の義商で有名な天野屋利兵衛のモデルになった方のお墓もあるそうです。
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一角に急に現れる石の鳥居は京都大神宮。
明治期に創建された伊勢神宮を遥拝するための神社だそうですが、 -
今は萌え巫女さんのイラストで有名のようです。
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高島屋に到着。
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とりあえずカードラウンジでお茶休憩をした後、お歳暮の手配をしてお化粧品やなんかを買って、今日のお散歩は終わりです。
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帰宅後にいただいた甘仙堂のよもぎ餅。
少し硬めに炊かれた粒あんで、甘さも控えめ、とても美味しかったです。 -
今日のお散歩ルート。
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家を出て帰るまでに1万3000歩歩いてました。
お天気も良くよいお散歩日和でした。
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