2024/11/07 - 2024/11/07
77位(同エリア132件中)
まりも母さん
お天気の良さそうな平日の休み 今日も紅葉の景色を探しに出かけます。
今日は山登りではなく ドライブ&少しの歩きです。
栃木県に向かいました。でも いろは坂方面は地獄の渋滞のはず。
人の多い混雑しそうな場所を避け 以前訪ねた場所へ。
再訪でも 新しい発見 そして反省もありました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
-
いつも通り 時間の余裕がある弟を誘い3人で。
朝は早めに出発し まずは霧降の滝を目指します。
日光宇都宮道路を日光ICでおり 霧降大橋から見た女峰山方面。
天気は良いのですが、山頂は雲で隠れていました。 -
「霧降の滝」に到着。
(無料駐車場は一番奥が観光客用です
P1とP2は山のレストラン利用者用です)
まだレストラン営業前の朝なので 滝を見に来た方が少し居る位でした。 -
散策路入口辺りにグラデーションになったもみじが。
今日最初に見つけた 紅葉景色。 -
観瀑台までは歩きやすい散策路。
周りに全く紅葉の木が無いのがちと残念ですが・・・。 -
観瀑台からの霧降の滝。
上の滝には朝日が。下の滝はまだ影の中。
周りは紅葉の始まりと言った色具合です。霧降滝 自然・景勝地
-
女峰山が見えます。
大谷川越しに見えた時よりは 山頂が顔を出してくれました。
でも、今日は雲が多めのようです。 -
上下の滝の間 右側に見える岩と紅葉が良い感じです。
木々に覆われた山肌に険しい岩場が見えるのは 良いアクセントです。 -
上滝25m下滝26m 全長75m 日光三名瀑のひとつ。
秋の紅葉に彩られた景色が素晴らしい滝です。
今日はこの霧降の滝をスタートに ドライブしがてら
紅葉景色を探そうと思います。
長居はせずにすぐに次へ向かいます。 -
次に来たのは 初夏にも訪れた 霧降高原キスゲ平
一旦駐車場に車を停めます。
そこから景色を眺めると 筑波山のシルエットが見えました。
あの麓あたりから 今日はやって来たのだな。と思う訳です。日光市霧降高原キスゲ平園地 公園・植物園
-
せっかくなのでキスゲ平園地を少し歩きます。
いつもは すぐ天空回廊の階段の方へ行ってしまいますが
今日は展望広場へ上がってみました。
すると ここがかつて 市営霧降高原スキー場だった頃のリフトを再利用したのであろうベンチがありました。
スキー場が閉鎖された後も ニッコウキスゲを見るお客さん用に
2010年まではリフトの夏季運行がありました。 -
キスゲ平の草紅葉はどんな様子かな?と 少し天空回廊を登ってみました。
左が天空回廊の終着の先 小丸山展望台 右が丸山。
6月は緑の絨毯に黄色いニッコウキスゲの景色だったのが
今は草紅葉も終わり 枯れたはげ山のようになっていました。
これ以上あがっても景色は変わらないので 車に戻ります。 -
キスゲ平から県道169号を大笹牧場方面に進みます。
六方沢展望台に寄ります。
道路脇に広い 車の停められる展望台があります。
先の方にダムらしきものが見えます。
栗山ダムのようです。堤頂長340mもあるダム。
遠くから見ると巨大なプールのように見え
ダムがこういう所に造られているのが良く判ります。 -
大笹牧場の脇道へ入りました。
草地に放牧された牛は見えません。
もう 牛舎の近くに集められているのでしょうか?
茶色のブラウンスイス牛が 草を食んでいました。
この茶色の牛さんを見てダンナ・・・
「なんだっけこの茶色い牛 ジャージャー牛?」
やめて~~ジャージャー麺じゃないっつ~~
それを言うなら ジャージー牛だっぺ~。 -
牧場にもちょっと寄ってみます。
陽が当たって山の紅葉はこんな感じ。
色づきは始まっています。鮮やかさはちょっと足りないです。大笹牧場 動物園・水族館
-
相変わらず 雲は低め。
キスゲ平まではあまり感じなかったのに
ここでは冷たい強風が吹いていました。
黒っぽい雲は強い北風で流されて来た 雪雲のようでした。
強風が寒くて 長くは居られず すぐに車に戻りました。 -
視界の開けた場所から 黒部ダムが見えました。
大正元年竣工の あの黒四より古い元祖黒部ダム。
この辺りから 鬼怒川上流方面に沢山のダムがあります。 -
県道23号川俣温泉川治線に入り青柳大橋を渡ると
黒部ダム越しの紅葉の山の景色が。 -
県道23号は鬼怒川沿いの道になります。
するとこんな鬼怒川の景色が。 -
鬼怒川の中州に淡い緑の木々が並んでいます。
明るい新緑のような木々はなんでしょうか?
鬼怒川の水も清らかで川底が遠くからも見えます。 -
しばらく進むと「蛇王の滝」の看板が道路脇に見えました。
この滝は 以前来た時 道路脇のお店の駐車場から見た事があります。
どうやら 滝を近くで見られる場所もあるようです。
お店でちょっと買い物をして車を停めさせてもらうと
おばさんが「ここから歩いて行かれる」と言うので
行ってみます。めん処 蛇王の滝 グルメ・レストラン
-
看板に200mと表示がありました。
が、そこは登山道・・・それもかなり荒れた 手入れのされていない登山道と言った感じの急坂の道でした。
崩れた石段らしきところを滑りそうになりながら越えて下ると河原に出ました。
河原を進むと・・・ -
蛇王の滝が下から見える場所へ行くことが出来ました。
落差100m。
滝との間には川の流れがあるので これ以上は近づけません。蛇王滝 自然・景勝地
-
川のレベルは道路よりかなり下で 谷のようになっているため
日差しは少なく 日影はかなり寒かったです。
川の流れに洗われた丸い石がゴロゴロとした河原でした。
写真を撮って戻ります。
次に目指すのは やはりダムのある「瀬戸合峡」です。 -
「瀬戸合峡」2017年以来です。
(下記旅行記掲載済み)
2017 今度はドライブで紅葉探し 前半 早くも日光は冬の景色に
https://4travel.jp/travelogue/11309969
観光客用の駐車場に車を停めます。
ほぼ満車な位 多くの人が来ていて驚きました。
遊歩道入口のゲートから入ります。瀬戸合峡 自然・景勝地
-
作業車用トンネル上の遊歩道から すぐにダムの景色が見えてきます。
山の紅葉もまずまずでしょうか。
ここは川俣湖と呼ばれます。 -
「川俣ダム」 アーチ式ダム昭和41年(1966)完成
鬼怒川最上流にあります 治水、農業用水、発電に使われています。
管理は国交省。
前回来た時 近くの男性が ゲートを開けるおじさんの態度が良くないと「電力会社は横柄だ」と言っていたのは
どうやら間違っていたようです。 -
なんとなく進むと 先に資料館へ入ってしまいました。
以前と展示が変わっていたように思います。
前はダムの底に消えてしまった村の記録がもっとあったと思う。
ダムカードはここで頂けます。
カード発券の装置があり ボタンを押すと一枚出ます。
トイレはこの建物の前にあります。
女性用の「快適トイレ」仮設トイレの見た目ですが
よくある仮設トイレ2つを連結したようなスペースで、
手洗いもあり なる程の快適さでした。川俣ダム 名所・史跡
-
先に見える 見栄えのする吊り橋。
元は作業用の吊り橋だったそうです。
それを改築して一般開放されたものです。
吊り橋へ行ってみます。 -
吊り橋方面へ行くのはこの入口から。「瀬戸合峡遊歩道入口」とあります。
木の枝の杖もあります。
この先は一度階段を降りた先 登山道のような階段と道をあがったり下ったりがあります。
階段が多いのです。 400段あるとか。
クマも出るとか言う張り紙も。
吊り橋まで行くのは案外キビシイのです。 -
アップダウンを歩くこと15分程(階段きつくて途中で休みました)
上の林道脇に建つ 瀬戸合見晴茶屋が見えます。
曲がりくねった狭い林道脇で 今はその道を通らなくても
トンネルから駐車場にアクセスできる道があります。
現在お店は休業中だそうで。(閉館かも)
眺め最高の場所にあるのにちょっと残念です。 -
吊り橋の手前に「天使の鐘」
これ又 前回は電力会社のこじつけ的幸福の鐘とか悪口書いちゃいましたが~
国交省の管理下な訳です。(すみません)
そして つい 鳴らしてみたりもしちゃう。 -
吊り橋越しに瀬戸合峡の紅葉。
吊り橋は長さ75m 平成16年に完成しました。
一般公募で「渡らっしゃい吊り橋」とネーミングがされています。
(これもネーミングセンス無いとか言ってゴメンナサイ)瀬戸合峡 渡らっしゃい吊橋 名所・史跡
-
吊り橋からダムを眺めます。
アーチダムとしては日本一の縦長。
堤頂長131mに対して堤高117mその比は0.89
ちなみに堤高日本一なのは 黒部第四ダムで186mだそう。 -
吊り橋から覗き込む谷も深いです。
100mはある訳です。
お天気が良い分 日向と日影の差がすごいです。
そして 風もやはり強いのです。
樹林帯にいればまだマシですが、橋はかなり揺れるのですよ。 -
今日も放水が見られます。
あまり水量の多い放水と見えません。
この放水の意味は判りませんが、この放水の水がですね
今日は強風にまき上げられ ダムの上にいると 小雨のように降ってくる事がありましたよ。 -
吊り橋から 谷の奥を見るともう一つ細い吊り橋が見えました。
こちらは作業用のものでしょうか?
一般見学者がそこへ行かれるような道は無かったです。
また、渡らっしゃい吊り橋の先も行き止まりで 元来た道をピストンで戻るしかありません。
当然 あの階段のアップダウンを又戻る訳です。
駐車場のゲートは16時に閉まるので
あそこまで行けるかな?なんて無理な事すると
帰れなくなる可能性も。 -
深いV字谷には荒々しい岩肌が見えます。
ダムの岩盤は 石英粗面岩質熔結凝灰岩だそう。
岩質についてはさっぱりながら
景色的には 見ごたえのある岩肌です。
ダムの方へ戻ります。 -
そう言えば前回はダム上を歩かなかったような・・・。
今日はそちらからの景色もチェックします。
左側 ダムの上部が壁のようになっていてまぁ強風もかなりマシです。
が、ルーバー状の所からは風が入ってきていましたね。 -
ここで、ご高齢の方に 吊り橋まではどうやって行くのか?と聞かれました。
遊歩道入口から アップダウンがある事を教えました。
歩けそうな格好の方なら良いのですが
今日は風も強く 観光気分で来られたお年寄りにはキツイかも。
ダム上からでも瀬戸合峡の吊り橋と紅葉のコラボ
この景色は楽しめます。 -
川俣湖の湖岸 鮮やかな紅葉が見えました。
この赤いもみじはこの日一番の鮮やかさだったと思います。 -
川俣湖 水がたっぷり溜まっているように見えます。
深い渓谷のダム湖 水深もかなりあるのでしょうね。川俣湖 自然・景勝地
-
ダムの上部は 割と大勢の人が歩いていました。
駐車場からここまでは ほとんど平らな道で来られます。
お年寄りもダム上からの景色は楽しめます。 -
ダムの堤の一番奥の方からの眺め
この景色が見られるだけでも良いですね。
谷の深さもダムの高さも カメラに収まり切れない程です。 -
瀬戸合峡の紹介写真で一番多いのはこの図でしょうか?
これを見たら あの吊り橋からの景色も見てみたいと思いますよねぇ。
駐車場に戻ると また お年寄りのご夫婦に
「ここからどの位できれいな景色が見られますか?」と聞かれました。
今日は何組の方に同じように聞かれます。
ダンナは 新聞かテレビで瀬戸合峡の紅葉が見ごろって紹介されたのでは?と。
それで 沢山の方が山奥まで来られたのかも。
でも、駐車場からすぐにその景色が見られる訳でなく
ダムまでは緩いスロープの道を歩きます。
吊り橋までは更に400段らしい階段も上がったり下がったり(の往復)
観光案内やテレビでの紹介
その景色までのアクセス情報は一切無いってのが多くて~
せっかく来られたお年寄りにはイジワルだな~と思うのでありました。 -
ダム堤の先 岩の上に白っぽい四角い物が見えます。
前回あの無地の看板のようなものを
邪魔だなとか 書いちゃったやつ。(色々ゴメンナサイが・・・)
あれは どうやら 電波を反射させる為のものらしい。
そう言えば 山奥でたまに何も書かれていない
四角い大きな看板みたいなのを見る事があります。
それらも「無給電中継装置」と言う反射板だそうで。
なるほど、この反対側にパラボラアンテナとかが設置されていましたね。
川俣ダムではお弁当を食べる場所も無く 風強くて寒すぎるので
移動します。 -
更に鬼怒川の奥へ進みます。
川俣大橋の手前に舗装された空き地が。
風も遮られる場所なので そこでお昼をとる事に。
川俣ダム建設に伴い造られた吊り橋。
橋のたもとに トイレの建物。でも今は使え無さそう。
この辺りに石のベンチとかのある休憩所があった記憶が・・・
と、帰宅後旅行記をみたら ここに以前はドライブインの建物や休憩所があったのです。
2017年の段階でドライブインは休業のようでした。
その建物も今はありません。川俣大橋 名所・史跡
-
川俣湖と吊り橋の見える 景勝地だったのでしょう。
そこにドライブインが造られたのですね。
冬は雪に閉ざされる山奥のこの辺り ドライブイン経営も厳しかったのかも。 -
先に赤い欄干の橋が見えます。
この道の先です。
この先 山王林道への分岐があり そちらを通れば 日光方面に抜けられます。
しかし、この日は 工事の為通行止めでした。
その期限の翌日からは 冬季閉鎖で
今シーズン 山王林道は 川俣ゲートからは既に入れなくなっていました。 -
山王林道が通れない以上は 行っても奥鬼怒温泉郷の女渕沢で行き止まりです。
奥鬼怒スーパー林道は一般車両は通行できません。(どのみち行き止まりです)
今日はこの先 どこかで折り返さないとなりません。
そこまで 紅葉景色を探して進みます。
左手下の鬼怒川が 紅葉の木々を透かして見えました。 -
色づきはピークの様子。
こんな奥地まで来る車もほとんど出会いません。
時折 車を停めて脇の紅葉の写真を撮りました。 -
もみじの色づきが美しいです。
青空が覗けるのも良かったです。 -
道路左に「鬼怒川上流ダム群案内図」
図には9つのダムの解説と地図がありました。
この辺りが一番きれいな紅葉が多く見られました。 -
もう少し進んで 川俣温泉まで来ました。
川俣温泉には間欠泉があるのは知っています。
噴泉橋を渡った先は 山王林道で通行止めです。
橋の上からの眺めです。
間欠泉を眺める東屋が見えました。
寄らなかったですが、間欠泉展望台には足湯もあったようです。
紅葉も良い感じです。 -
間欠泉の吹き出しはこの薄っすらと湯気の出ているあたりでしょう。
次の噴出時間がいつなのかは判らず 待つのはやめました。
40~50分おきに1.2分 高く蒸気をあげて120℃の温泉が噴きあがるそうで・・・。
でも 2019年の台風以来 前ほど噴出しないとか言うのも聞きます。
でもやっぱ ちょっと見たかったかも。間欠泉 自然・景勝地
-
ここまでやって来て奥鬼怒温泉郷へもまた行ってみたくなりました。
その時は日帰りの山歩きでだったので
今度は歩いて温泉宿に泊まってみたい。
ここ川俣温泉も静かな川沿いのお風呂が良さそうですね。
今日は 再訪の場所をなぞる感じの紅葉探しでした。
栃木の紅葉スポットランキングには出てこなそうな分
人は少な目で のんびり紅葉が楽しめたのは良かったです。
混んでるの嫌いな私たちには こういう穴場探しがあってるのです。
栃木の紅葉探しは まだまだ深堀りできそうです。
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