2024/10/28 - 2024/10/31
1位(同エリア17件中)
れいろんさん
スペインのアルメニア州には、現時点で「世界最大・の・一般人・が・入れる晶洞」があります。
2024年11月時点で発見されている最大の晶洞はメキシコのナイカ鉱山にあるという事ですが、ここは気象条件(高温)や晶洞保全、地主の意向などを理由に一般人の立ち入りは許可されていません。
対して、スペインのリカ鉱山の地下50メートルに位置するプルピ晶洞は、2019年から広く一般に公開されています。
これは行かないわけにはいきません。と、いうことで行きます!
しかし、インターネット上でプルピ晶洞の訪問記はいくつか見つかるものの、行き方がなかなか検索できません。
頼みの綱の現地ツアーも「グラナダからプルピ晶洞と洞窟住居を巡る + グアディクス立ち寄り 終日観光ツアー 230.00ユーロ/人、2人から」以外は見つかりませんでした。
う~ん、そうなったら、Google map 先生の「三人寄れば文殊の知恵」に頼るしかないなぁと、いろいろ調べていきました。
この旅行記はプルピ晶洞の紹介と、個人で行く方法にフォーカスして書いていきます。
もし、個人で行きたいと計画している方がいらっしゃれば、直接、更に詳しい情報をご提供しますので、コメントをいただければと思います。
さて、「そもそも晶洞とは何ぞや? 鍾乳洞と違うのか?」という事になるかと思うのですが、晶洞(ジオード)は日本では「がま」とも呼ばれ、堆積岩や火山性の岩石の中にできた空洞で、中に鉱物の結晶が形成されているものです。(文責:れいろん)
私が持っているのは、空隙に水晶の結晶が生成されたこぶし大の玉髄ですが、皆さんも良くご存じなのは、母岩の空洞の中に美しいアメジストの結晶が煌めく「アメジストドーム(母岩を半分に切断してある)」だと思います。大きさは最大級ものでも人の背丈ほどではないでしょうか。
晶洞は石の中の空隙ですから、通常はあまり巨大はものはありません。
一方、鍾乳洞(または石灰洞)は、石灰岩が雨を含む地表水、地下水などによって侵食(溶食)されてできた洞窟で、一般的には、日本の秋吉洞のように石灰岩地帯の地下に形成されるものです。規模の大きな洞窟が形成される事、珊瑚礁を基とする石灰岩地帯の鍾乳洞は比較的浅い場所に存在し、開口部もわかりやすい事などから、古くから良く知られている「洞窟」です。
「洞」という名前が同じでも、特に、サイズ=大きさには違いがあります。
雑に行ってしまうと、「晶洞」で中に入れる大きさのものはめったにないということです。
くだくだと石関係の話を書いてしまいましたが、行き方を中心に、旅行記を書いて行きますね。
※ 写真は見学時に購入した晶洞内の写真です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
この写真は Pulpi Geoda の公式HPから切り取ったものです。
「晶洞」の中に人が入っています。
1999年に発見されたプルピ晶洞。広さは約11立方メートルで結晶物は透石膏(セレナイト・CaSO4・2H2O)なのですが、透明度が高いため氷か水晶のように見えます。
プルピをクリスタルケイブと記載している英語のネット記事も散見されますが、結晶はクリスタル(水晶 SiO2)ではありません。
この写真を見て、「行ってみたくない」という石好きがいるだろうか? 絶対に「いない」はず・・・。
では、行き方を調べましょう。 -
プルピ晶洞はどこに位置しているのか? まず、ここからスタートします。
アルメニア州のプルピの町からプルピ晶洞へは13kmほどあり、晶洞への公共交通機関はないことがわかりました。
目を皿のようにして、Google mapを見ていると、プルピ晶洞へは2.5kmほどの距離に Jaravía という鉄道駅を見つけました。
Jaravía は、Murcia/Alicante のセルカニアス2(C-2)=ムルシアとアギラスを結ぶ 近郊線の駅だという事がわかりました、が、Google mapの口コミによると廃墟と記されています。・・・?
Renfeのサイトで調べていくと、この路線は2023年の11月からバス代行となっていること、一日3本のみ(夏期は5本)の運行であること、 代行バスは Jaravía 駅には寄らず、近くの国道での昇降になっていることがわかりました。(停留所マークがあるかも不明。)
写真はGoogle map のスクリーンショット。上のピンクのハート(矢印右)がJaravía駅で、隣の緑の旗は避難場所に利用できそうな Jaravía のBARです。
下のピンクのハートがプルピ晶洞になります。 -
ムルシアとアギラスとプルピ晶洞の位置関係を確認します。
写真は Google map のスクリーンショットで、4か所の緑色の旗が、アルバセーテ、アリカンテ、ムルシアとこの旅で訪れた3か所+プルピ晶洞への起点とした海沿いの町アギラス(一番下=矢印左)になります。
(ピンクのハートマークはアルメリア~アギラス~カルタヘナ~アリカンテと1に日2本、バスが走って入るので、こちらもマークしました。) -
とりあえず、前日ムルシアからアギラスへ移動し、当日はアギラスから Jaravía へ Renfe の始発バスで向かい、Jaravía からプルピ晶洞へは徒歩で。帰路も Jaravía まで徒歩&BARで時間をつぶし、国道でバスを待ち、アギラスへ戻って、更に1泊。で、どうにかなりそう。
この場合、行きは良いけれど、帰りの待ち時間&バスにちゃんと拾ってもらえるかが心配です。
他の行き方はないものかと、更に模索します。
コスタ・ブランカのリゾート地、サン・ファン・デ・ロス・テレロス(San Juan De Los Torreros)という町があり、前述したアルメリア~アリカンテを走るバスが止まります。テレロスは宿泊施設も多ようですが、プルピ晶洞まで5kmほどあります。
う~ん、タクシーを考えましょうか。アギラスもテレロスも夏期のリゾート地ですが、宿泊施設も少なくはないので、通年タクシーサービスはあるはず・・・。
タクシー会社を調べてみます。 -
アギラスでも数社タクシー会社を見つけたのですが、迎えに来てもらう距離(アギラス~プルピ晶洞)が長い、予約は前日又は当日に電話でのやり取りとなることに加え、「定刻に迎えに来ない、食事時間は空きがあっても受け付けない」など、口コミが軒並み悪いので、これらの数社は最終手段と位置付けました。
テレロスには良いタクシー会社があるかな? Google map と睨めっこ。
「Taxi Terreros -Mar de Pulpi Aguilas 」(ピンの位置)、ここは良いかも。 -
Google map での口コミは良いし、自社のHPでは英語対応もしているので外国人にも慣れているようです。
この会社にコンタクトをとってみることにしました。
最初はメールで、その後はWhats App でやり取りをして、簡単に予約(ピックアップ=Pulpi 晶洞、ドロップオフ=アギラスのバスターミナル(鉄道駅の隣))ができました。
料金は30ユーロとの提示。乗車距離(配車距離含まず)は約18mです。
写真は Taxi Terreros -Mar de Purupi Aguilas のHPからの切り取りです。
旅行記に載せることは、日本人向けにPRになるとして、会社は了承済みです。 -
ムルシアから9時45分発のセルカニアス2(バス代行運行)に乗って約3時間、途中のロルカでバスを乗り換えて、アギラスに到着しました。
ムルシア~ロルカのC2バスは90分おきに走っているのですが、アギラス(接続バス)までは1日3本のみ。9時45分発が最初の便です。
ムルシアで6割ほどの乗車率だったバスは途中の駅で満席になったのですが、ロスカからのバスは数人の乗客を乗せ、山越えの道をぶっ飛ばして走ってきました。
途中でプルピ晶洞の看板を見つけ、晶洞の位置の確認ができました。
ただ、Jaravía の停留所はどこなのか、全くわかりませんでした。
写真はアギラスで2泊する、駅前に建つ集合住宅内のプライベートアパートメントのバルコニー付きのリビングダイニング。
私のアギラス到着時刻にあわせて、アパートのオーナーの代理人が駅(バスターミナル)で待っていてくれて、スムーズに入室できました。 -
ベランダは広く、横っちょに海が見えます。
お迎えの人が「今日はお天気が悪くて残念だね。一昨日までは晴れて暖かくて、海で遊ぶこともできたんだよ」と。
「で、れいろんは、なぜ、この季節にアギラスに来たの?」
プルピ晶洞に行くことを伝えると、「あそこは素晴らしいよ!他では見られない景色をみられるよ。」 -
リビング&ダイニングの後ろの仕切りを開けるとフルキッチン。
大きな冷蔵庫と電子レンジ、電気ポットの他、オーブン、コンロ、食器類、調理器具など。
戸棚に入っているインスタントコーヒーと紅茶は好きに飲んで良いと言われました。 -
そして、洗濯機があるんです。
残念ながら乾燥機能は付いていないので、部屋干しになっちゃいますが、ずーっと半病人で、下着の手洗いくらしかしてこなかったので、一気に洗濯できるのは本当に嬉しいです。 -
こちらは別のお部屋。ベッドルームです。
私のいる方向に大きなクローゼットがあって、ハンガーもたくさん入っていたので、洗濯ものの部屋干しに使いましょう。 -
バスルームも広い広い。バスタブがあるのも良いですねぇ。
一般のアパートを間貸ししているので、ホテルと違って、使い勝手が良いです。
コロナ禍前のヨーロッパ旅行では、このようなプライベートアパートをたびたび利用してきましたが、コロナ禍明け以降の初めての利用です。やはり快適だなぁと思いました。
料金は1ユニット、2泊で108ユーロ(2人まで同料金、3人以降はEXTRA FEEが必要。) -
洗濯が終わったので、周囲を散策。
アパートのほぼ真ん前。Renfeのアギラス駅と奥のバスターミナルです。
駅舎は重厚で、中にはRenfeの券売機が置かれていました。
セルカニアスC2が列車で運行されていれば、旅が楽しめたのになぁ。
残念ですが、復旧の見込みはないそうです。 -
一昨日、ムルシア駅でRenfe の職員さんに「ムルシア~アギラス間のセルカニアスは3本のみだけど、民間のバスもムルシア~アギラスを走っている。ただしムルシアでは鉄道駅ではなくバスターミナルからの乗降になるけど・・」と教えてもらったバスがこれのようです。
写真がボケて光っていて、申し訳ありません。 -
せっかくなのでアギラスの海も見て行きます。
アパートから2ブロックでマリーナがあり、その東側がプラヤ・デ・ラス・デリシアス。
夏は海水浴客でにぎわうようですが、10月末は閑散としています。
おまけに、この日は天気も悪いので、寒々しい雰囲気が5割増しです。 -
この後、食事に行くことも考えましたが、まだ体調は回復の途中。
今日は無理しないで、何か軽くアパートで食べることにしましょう。
そうそう、明日のプルピ晶洞への往路ですが、結局、復路と同じタクシー会社(Taxi Terreros)を利用することにしました。
体調不良が続き、2.5kmの道のりが歩けるか不安だったので、アルバセーテのホテルで Taxi Terreros にWhats App で依頼 → すぐ来た返信には「私たちバケーション中なの、ごめんんね~」→ 困ったなぁと思うものの頭が働かず、アギラス到着後にアパートのオーナーに別のタクシーサービス(なんなら白タクも!)を紹介してもらうかぁ → 3日後、ムルシアにいた時「まだ、私たちのタクシーが必要なら、対応できるよ~」と、連絡が来て、本当に気持ちが楽になりました。 -
と、いうことで、アギラスのバスターミナル(アパートから徒歩3分)で、タクシーに拾ってもらい、プルピ晶洞にやってきました。
体調も悪かったし、アクセスも困難だったので(レンタカーを借りればアクセスは簡単。「やっと、来たなぁ!」の一言 !
写真:左側の建物がプルピ晶洞の受付(事務所)、右のテント屋根の簡易な建物は旧受付(事務所)。 -
新しい建物の事務所は、天井が高くて広々と感じられ、新しいからか清潔な空間で良かったですよ。(特にトイレが清潔なのはありがたかった。)
プルピ晶洞の定休日は月曜日、営業時間は8時半から20時半までです。
見学はガイド付きの少人数(15人ほど)のツアーで実施され、開始時刻は9時から、最終のスタート時刻は19時半から(※)で、HPに表示されている所要時間は90分です。
※ 閑散期には昼食時間のツアーは催行されません。スペインっぽいですね。 -
定刻開始の少人数ツアーなので、希望の時刻のツアーを予約するのが肝心です。
HPから数か月先までの予約(購入必須)ができるので、私も交通機関の詳細などを調べ出す前から、訪問可能な日時の予約をしておきました。
見学ツアーの料金は、大人は22ユーロ、子供(8歳以上、8歳から15歳は大人の同伴が必須)は10ユーロです。
(プルピ居住者には大幅な割引があります。) -
プルピ晶洞は、1960年代に閉鎖されたリカ鉱山(銀を主体に採掘、1960年代に閉山)内の地下約50メートルで、1999年(※)にスペインの鉱物学者グループによって発見されたとのことです。
※1999年ってつい最近ですよっ! 凄いです。
なので、晶洞見学場所の周囲には、リカ鉱山の入坑口や施設が散見されます。 -
このリカ鉱山は、アルメリア県の北東部、ムルシア地方に近接した 荒涼としたアギロン山脈中の、海に近い(5km)の所にあるのですが、Google mapを良く見ていると、アギロン山脈中には、他のいくつかの廃鉱山=採掘跡が景勝地になっている Mirador del apartadero や Mina Santa Isabel 、現在も採石(?)が行われている LA MINA 300 PULPI などが見つかりました。
-
そろそろ私のツアーが始まる時刻。受付の建物に戻りましょう。
ツアーの参加にはいくつかの絶対条件があります。
まず、8歳未満の子供は参加不可、8歳から16歳の子供は大人の同伴が必須。
ハイヒールや足を完全に覆っていない履物(=サンダルなど)での入坑は不可、一切の荷物の持ち込みは不可、参加者が写真等を撮影すること、鉱物に手を触れることも禁止事項です。
更に、貸与されるヘルメットと支給されるマスクの着用が義務付けられています。 -
見学ツアーは完全にガイド氏に引率されるシステムです。
プルピ晶洞は、前述のとおり、リカ鉱山(Mina Rica)の下部で発見されたので、見学経路の最初は鉱山の坑道へ入って行きます。
ガイド氏の鉱山の説明(採掘鉱物や歴史)、掘削面に確認される各種の鉱物の説明などを聞きながら、坑道内を進んで行きます。
見学者が写真を撮ることは出来ませんが、3か所でガイド氏が自分のスマートフォンで希望者の写真を写してくれます。見学終了後に写真データを1ユーロで送信してくれるとのこと。私は全ての場所で撮影してもらいました。
これは、緊急避難のための地上への階段です。見学ツアーではこの階段は利用しません。 -
プルピ晶洞内の結晶鉱物はセレナイト(透石膏)だと前述しましたが、セレナイトの結晶は「先端が平行四辺形の形」です。
私も大きなものは初めて見るのですが、ここの露頭では、その様子が良くわかりました。
そして、記載し忘れましていましたが、セレナイトのモース硬度は2で、とても柔らかい鉱物なのです。それもあって、この露頭に触れることは出来ません。
(因みに水晶のモース硬度は7、結晶の形は六角錐です。) -
ここの写真、全部、明るすぎるんですよね~。
私の姿はどうでも良いので、この露頭の透明な感じがわかるように、もう少し暗いモードで写して欲しかったです。
この場所で私は大興奮なのですが、他の見学者の反応は薄かったです。
やはり、皆さん「美しい透明結晶で満ちた空隙」に期待しているんですよね。 -
ついにプルピ晶洞へ向かって降りて行きます。
実際に晶洞内に入ることはできないので、HPに載っているこの写真のようにはなりませんが、どんな感じで見られるのかわくわくします。
晶洞は入坑口から45mほど下方に位置しているのだそうです。
先の露頭の個所から、本格的に降下するのですが、通常の tramex 階段に加え、15mは筒状の螺旋階段が設置されていて、その昇降が最大の難関のようです。
(螺旋階段と平行にエレベーターがありますが、使用は本当に必要な人に限られていて、その判断はガイドにゆだねられます。) -
晶洞の見学は一人づつ行われます。
最後の階段を下りる前に両手にビニール袋をはめ、見学の直前にヘルメットを脱ぎます。
そして、決められたステップを数段登って、開口部の穴から、晶洞内に頭(※)をさしいれると、眼前にはこのような景色が飛び込んできました。(ライトアップされています。)
※ 私の場合は胸から上くらいまで入れることができました。
写真は個人の写真をデータで購入(1ユーロ)した際、おまけで付いてきたものです。 -
これは素晴く美しい、でも、確かに水晶の結晶とは違うなぁ・・・とみていると電気が消え、私の見学時間(一人1分間)は終了です。
地球の中って凄いですよね。この晶洞になぜこんなに大きな透石膏の結晶が生育したかについては、研究途中だという事です。
「れいろん、ヘオダ・グランデと一緒に写真を撮るわよ!」 -
それが、こちら。
頭の後ろ、窪んでいる部分が晶洞の開口部。
周囲の透明な部分は全てセレナイト(透石膏)の結晶です。
素晴らしい景色に、にやけが止められない私の表情はあまりに「馬鹿面」なので、隠させてください。 -
もう一枚。本当に馬鹿面! でも、とても嬉しかったんだよなぁ。
私が腰かけている場所(オレンジの矢印)に人工のステップが設けられています。
ここに足をかけて登り、腹ばいで、開口部から頭(上半身)を晶洞内に入れて、見学します。 -
この写真はセレナイトを左手に乗せているように写っていますが、実際は触っていません。
なお、晶洞の開口部に頭(上半身)を入れる際には、周囲のセレナイトに手をかけることになりますが、爪などでセレナイト(モース硬度2と柔らかい)に傷を付けないように、ビニール袋を両手にはめます。 -
ガイド氏の鉱山や鉱物の説明も、晶洞の景色も素晴らしくて大満足。
体調不良をおして、やって来た甲斐がありました。
なお、ツアーガイドの説明は基本はスペイン語で行われます。(行動に関する指示では英語も。全員が英語希望なら英語での説明になる場合もあるとのこと。)
この回のツアーの参加者は、フランス語の家族、英語やドイツ語(?)の話者が多く(というか、スペイン語は私だけ)、彼らは有料のオーディオガイドを使っていました。
残念ながら、日本語のオーディオガイドはありません。
事務所に戻ったら、写真データーの購入(1ユーロでメール転送)や、お土産の物色などをして、タクシーが迎えに来るのを待ちましょう。 -
翌朝、アギラスからムルシアへ Renfe のバス(代行)の始発(6時35分発)で。その後、ムルシアからはAVEで一気にマドリードへ移動します。
周囲が暗い中、アギラスバスターミナルから乗車したのは私一人だけ!?
ですが、次のアギラス市内のバス停で多くの人が乗り込んできて、この路線の大切さがわかりました。
写真はムルシア駅に併設されたカフェ(BAR)。 -
往路と同じく、ロルカでバスを乗り換えます。このバスもロルカ出発時には余裕があったものの、途中の2駅での乗客が多く、ほぼ満席でムルシアへ到着しました。
往路はムルシア駅の窓口で切符を購入したのですが、早朝のアギラス駅舎内(自動券売機がある)には入れず、バスの運転手に切符を購入を申し出たところ、「ロルカで払ってね」と。そしてロルカでは切符の確認もなく「接続バスに乗り換えて」という流れで、アギラス~ムルシア間、切符なしで移動してきました。 -
無賃乗車はまずいよなぁと、ムルシア駅到着時に、バス乗降口に待機している Renfeスタッフに「アギラスから乗ってきたのですが、アギラスでは駅舎内に入れず、切符が買えなかったんですが」と告げると、「それなら、今から窓口でその旨を話して、切符を買ってね~」と。
もちろん、買いました(8.45ユーロ)が、なんとも緩いスペインの地方の Renfe ・・・好きです。
予約購入済みのマドリード行のAVEまでは時間がたっぷりあるので、ボカディージョを食べたら、少し街を散策しましょうか。・・・大きな荷物が邪魔だよなぁ。 -
マドリードの宿はレイナ・ソフィア芸術センターのすぐそばのSLEEP'N Atocha - B Corp Certifie です。ダブル素泊まり(ラウンジに飲み物、おやつあり)で、107.38ユーロ。1泊の価格です。
この宿にしたのは、久しぶりに Museo Nacional Centro de Arte Reina Sofía (19時以降無料)に行ってみようと思ったからなのですが・・・、 -
・・18時頃、既にこの大行列だったので、心が萎えてしまいました。
行列に並ぶなんて辛いもん。今日は宿でゆっくりするっ!
でも、部屋がとても狭くて「くつろぐぎスペース」がないので、最上階のラウンジで、レイナ・ソフィア芸術センターの外観を眺めつつ、用意されていたコーヒーと菓子パンをいただきながら、(文字と向き合える程度に回復してきたので)「鈍い記憶」をまさぐって、旅の記録をつけたりしました。 -
あっ そうだ! 悔しいことがあったんだ。
緩くて好きだと言った地方の Renfe ですが、ムルシアでAVEに乗車する際のチェック(※)で、スーツケースに入れていた「果物ナイフ」をとがめられ、没収されてしまいました。(乗客が自分から廃棄したという形式です。)・・厳しいじゃん!
※ スペインの高速鉄道乗は乗車ホームに入る前に荷物検査があります。
この外国人はこんなルールも知らないのか?との調子で「高速鉄道にはナイフを持って乗車できないのよっ?」と言われて悔しかったです。
なぜなら、この前に3回、高速鉄道に乗車した荷物検査の際に、果物ナイフについて何も言われなかったので。
やっと食欲も戻ってきて、これからいろいろ切って食べるぞ~と、思っていたのになぁ・・・。
明日からは、4泊5日でバスク地方に行きます。
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この旅行記へのコメント (5)
-
- willyさん 2024/12/07 17:26:17
- 素晴らしい!
- れいろんさん
投稿したと思っていたら失敗したみたいです。気を取り直して。
すごい!なんと美しい!
こんなことが実際にできるんですね。
晶洞は、メキシコのすごいのが入れないのでその写真で見るだけのものだと思っていました。他にもあるんですね。
それをご存知なだけでもすごいと思いますが、さらに行く手段もよくわからない中、見事目的達成されるのはさすがしか言いようがありません。言葉も問題なく海外生活の長いれいろんさんならではと敬服の至りです。ミルキーな輝きの中のれいろんさんの、満面の笑みを想像しながら拝観しました。
セレナイトという物質も初めて知りましたが、氷砂糖かはたまたゼリー(「コウブツのかけら」ってご存知ですか?)を思わせられますね。
いやーいいものを見せていただき、ありがとうございました😊
行く力のある人には大変に有益な情報も満載ですね。拍手喝采です👏👏👏
willy
- れいろんさん からの返信 2024/12/07 23:13:51
- RE: 素晴らしい!
- willyさん、こんばんは。
私の厚かましいお願いに応えていただきありがとうございます。
どうしても、willyさんに透明な結晶の晶洞を見ていただきたかったのです。
やはりwillyさんはメキシコのナイカ鉱山の晶洞をご存じでしたか。
あちらの結晶もセレナイト(透石膏、透明石膏)で、長さ11m、直径4m という巨大な結晶もあるみたいですね。
セレナイト、確かに氷というより、氷砂糖の方が的確かも。(「コウブツのかけら」はし存じ上げません。ごめんなさい&残念。)
私もこれから「氷砂糖みだいな結晶」と説明するようにしたいです。
プルピは誰でも(※)見学できるので、willyさんも何かのついでか、機会があれば行ってみてください。
※ 子供と自分で歩けない等の人は入洞できません。←バリアフリーではないので。)
もっとも、見学は、開口部から上半身を洞内に突っ込んで、眺めるだけなので、物足りなさはあります。
セレナイトは脆いので、仕方がないんですけど・・・。
れいろん
- willyさん からの返信 2024/12/08 21:03:02
- Re: 素晴らしい!
- れいほんさん
メキシコは数枚の写真をみただけで、鉱物が何か調べもしていなくて、そうなのですか、あれもセレナイト!六角錐だったような気がしていました。大きさが信じられないくらいで圧倒されますよね。そんなに脆いものと知るとますますどうやってあの大きさにまでなるのか不思議極まりないです。
スペインはまだ行ったこともないのでいつかいきたいです。
willy
-
- 夏への扉さん 2024/11/30 10:53:36
- レアな行先、頑張りましたね!
- れいろんさん、こんにちは。
私も今週風邪ひいてしまい、れいろんさんの旅の辛さが良くわかりました。
コロナの間は風邪ひかなかったのはマスクしていたおかげだったのかな、と思ってます。
今回のスペインはここが第一目的地だったんですか。プルピ晶洞って初めて聞きました。世界にはまだまだ知られていない絶景地があるんだなあ。
レンタカー使わずに行く方法を考えるのは本当に大変ですが、実際に行けた時は達成感ありますね♪
現地ツアー、2人以上の設定が多くて一人旅だとあきらめることも多いです。
エル・トルカル、れいろんさんが誘ってくれたおかげで見に行けて本当に良かったです。
私は年末年始にスペイン行きますがマドリードとアビラだけ。久々のスペインだし年末年始なのでゆっくりした旅です。でもマドリードのホテルが高くって・・ソル至近の定宿なのでしょうがないですが。
この後のバスクの旅行記、楽しみにしています。
- れいろんさん からの返信 2024/12/01 18:03:34
- Re: レアな行先、頑張りましたね!
- 夏さん、お久しぶりです。
コメントありがとうございます。
夏さんは、年末年始、お久しぶりのスペインなのですね。
本当にマドリード中心部の宿の値上がりは凄いですよね。
私は円換算して安い高いということはしないのですが、オスタルのシングルルーム(バス付)で100ユーロってなかなか堪えます。
夏さんの定宿はもっと高いかなぁ?
おまけに宿泊3日前くらいに決済という所が多いですね。
アビラは意外とお手ごろ価格で、歴史ある建物のホテルに泊まれるのですが、夏さんはパラドールかな?
いづれにしても楽しみですね。ぜひ、城壁1周(途中でいったん下りるけど)歩いてくださいね。
プルピ晶洞はナショナルジオグラフィックに掲載されていて、行きたいなぁとずっと思っていた場所です。
今回、どうにか行け事が出来て嬉しかったです。
2人から催行のオプショナルツアー、年を取ってきたので、ある程度の金額なら2倍出しても良いと思うようになりましたが、今回は発着地がグラナダと遠く、金額も凄いので、断念しました。
エル・トルカルのハイキング、あれからそろそろ10年なんですね。
懐かしいです。自分の旅行記、読み直しちゃいました。
そうそう、富山にも、是非遊びに来てください。
「かがやき」なら、上野で乗車すればたった3駅め(大宮、長野停車)です。
富山空港も「日本で唯一の河川敷にある空港」なので、よろしくお願いします。
れいろん
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