福岡一人旅、博多を拠点に2つの猫島へ【相島編】

2024/11/12 - 2024/11/12

3泊4日で福岡一人旅してきました。
目的地は猫島。東京からチャオチュール持参で、いざ。

9:20新宮発のフェリーで島に渡り、13:50相島発の船で戻ってくる計画。
数年前にCNNで世界6大猫スポットに選ばれた場所。今は島の猫のほぼ全てがサクラ耳。去勢不妊手術済みなので猫同士の喧嘩も無く、どのコも穏やか。栄養状態も良くのんびり暮らしているのが見て取れる。みんなサクラ耳なので、今居る一代限りの猫の楽園かな。とりあえず島の南部全体が猫カフェだと理解して間違いない。
フェリーには島民、釣り客、猫客が1:1:5くらい。猫客のほとんどが中国語か韓国語を話す人々。彼ら、ツアーじゃないけど2～8人位の集団で訪れる。ここでも日本人はアウェイですな。
見事な青空。日陰に入れば心地よい気温。4時間程の猫島滞在、癒されました！
猫島の後は宮地嶽神社に行く時間も取れました。

11月11日　羽田から福岡空港。お寿司の贅沢ランチ後、櫛田神社、筥崎宮、福岡城跡など市内散策
※11月12日　猫島その1相島に4時間滞在。北に足を伸ばして宮地嶽神社。
11月13日　猫島その2姫島に2時間滞在。岐志の牡蠣、福岡市博物館も。
11日14日　早朝の天神からの太宰府天満宮、竈門神社、九州国立博物館、大濠公園と福岡空港。
(※この旅行記)

エリア 福岡

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 船 JRローカル 徒歩

今回シクったこと。データ通信量を異常に消費したこと。
猫島を楽しんでいた3日目に、旦那様から2ギガ、5ギガ、毎日大量に消費してるよ、今月のパケットもう残り僅かだよ、と連絡有り。何してるの？と問われても、Google mapや少しの検索しかしてないし、謎でした。3日目の夜にホテルでチェックしたら、犯人は写真でした。写真の同期をデフォルト設定にしていたので、写真や動画を撮る度に一生懸命クラウドにアップロードされていたんですね。しかも離島にいたから電波状況が悪く、きっと電波をつかんだ瞬間に、超高速でパワフルにアップロードしていたのでしょう。自動で同期する設定を外したら、4日目は通常通りの使用量に戻りました。今までの旅行でこんなことなかったんだけどなぁ。海外旅行でeSIMを購入する時も、10日間5ギガもあれば充分と思ってた。今後は気をつけなくては。

7:45小倉行き。まずはJR。博多駅近くの筑紫口のホテルだと、地下鉄も近いしJRも便利。

JR博多駅も地下鉄みたいにマーク(マスコット)が決まっているのか？お祭り坊やの絵。

千早駅でJRから西鉄に乗り換えます。この時間帯は高校生の通学時間と被っていました。

西鉄千早駅 駅

西鉄貝塚線の終点、西鉄新宮。静かな駅です。

西鉄新宮駅 駅

駅の案内表示からして既に猫。何となく、台北郊外の猫村、ホウトンに似ている。

バス乗り場は左手ですが、端っから渡船場まで歩くつもりだったので右手に進みます。渡船場の少し手間でバスに追い越されましたが。

新宮駅が終点。線路の終点って何故か惹かれます。

快晴。川の水面に空が映ります。

ススキ？大きい。

緩やかなカーブの先、少し上り坂でした。その辺りでバスに追い越され、船に間に合うか心配になり、小走りで待合所まで。いや、船はもちろん時刻表通りだし、時間の余裕は充分ありましたが。

渡船待合所。コミュニティバスが必ず船と待ち合わせします。
新しく立派な建物。

新宮町営渡船 乗り物

待合所内の券売機でチケットを購入します。ややモタつく外国人には係員がフォロー。平日なのに待合所の椅子は全部埋まるくらい観光客は多いので…

外に出て、船の時間を待ちます。

あのフェリーに乗って行きます。

新宮の港にも猫が一杯います。

のっし、のっし。

結構大きな子。貫禄あるぜよ。

フェリーの乗船は、島民が優先。今日の観光客は全員乗れました。2階席もあるきれいな船。乗車口もバリアフリー。

海は穏やか。

フェリーには島民、釣り客、猫客が1:1:5くらい。猫客のほとんどが中国語か韓国語を話す人々。彼ら、ツアーじゃないけど2～8人位の集団で訪れる。お喋りの声が大きい。日本人もいるはずなんだけど、埋もれてしまっている。京都などの大観光地じゃないのに、ここでも日本人はアウェイです。

相島 自然・景勝地

相島渡船待合所に掲示されているポスター。現在、相島では、猫に餌やりしてもOKです。帰りのフェリーのチケットを、先に券売機で買っておきます。

港について、一番最初にお出迎えしてくれた子。後から写真を見返したら、待合所のポスターの子に激似。

この子も港でお出迎え。首輪をしている。

リラーックス

猫島ってこんな感じ。
島のあちこちに猫が気ままにゴロンとしていて、その猫の周りに猫客が群がって、ひたすら写真を撮っている。

このカップル、男性は大きく猫が描かれたTシャツを着ていた。

そっと近づいて、

撫で撫でさせていただきました。
猫に触れるの、超久しぶり。

懐っこいね。

港の近く。

この男性猫客は、同じフェリーで唯一の欧米人。
帰り道に一緒になったので、どうしてこんなローカルな場所に来たのか尋ねたら、猫が好きだからだって。愚問でした。

港の近く。自転車とリヤカーは、あっちにもこっちにも。

エレガントなウォーキング。

遊んでいるのかと思ったら…、

水を飲んでいるのでした。

ゴロゴロ喉を鳴らしてくれた。

この子も触らせてくれる。

決して大きくない、普通サイズの民家の前に鳥居が嵌め込まれている！
と驚いて写真を撮ったら…、しっかり猫も映ってた。(猫さがし。どーこだ？)

のしのし、近づいてくる。

この子は鍵しっぽだ。

リヤカーの下に猫。

室外機の上に猫。

売店には、パンが入荷する日のお知らせ。毎日あるんじゃないんだ。

お地蔵さんの前に、猫。

猫客も少なく、かつ、猫が数匹たむろしてたので、餌やりしてみることにしました。

ごちそうさま。

龍王石。漁民が信仰する八大龍王をまつる御神体石、らしい。毎年11月15日に豊漁を願う伝統的な龍王祭が行われている、らしい。この日は12日だから、3日後にお祭りがあった、らしい。

見上げた先にはトンビが飛んでいた。
いや、いっぱい飛んでいたんだけど、スマホカメラじゃちゃんと写せない。

釣り客を見かけました。こんなところでも釣りをするんだ。足元気をつけて。

めがね岩。

口元が可愛いね。　

そろそろお腹が空いたし、11時の営業開始を待ち構えて、ランチはこちらのお店で。洋風食堂うみ。　

洋風食堂 うみ グルメ・レストラン

古民家、というより、親戚のお宅に上がってお食事をいただく感じ。オーナーさんの猫愛が座布団を始め至るところに感じられます。イカスミスパゲティーをいただきました。美味しかった。黒い紙エプロンが出てきた心配りも嬉しい。

オーナーさんの飼い猫が遊びに来てくれた。柔らかい毛並み。幸せ。

何の花だろう。南国っぽい。

太陽は、中天にあり。日向はかなり暑い。

日陰を探して…

2回目の餌やり。

民家が多いエリアは、どこを歩いても猫に出会います。

4コマ漫画風。

キジトラ君、クロネコ君を追いかける。

私の身体で日陰を提供いたしましょう。

抜けるような青い空に、トンビ。

猫客が撮影中。

もちろん私も撮影します。　

若宮神社。

若宮神社井戸。これも朝鮮通信使関連遺跡群。朝鮮通信使って全然知らなかったけど、後日福岡市博物館で学びました。

鳥居の内側から海を眺めて。日本の漁村らしい景色。

島民の生活区域に入り込むのは憚られるので、裏の路地は早足で。でもここにも何匹もゆったりと寝そべっている。この島では猫同士の争いとかないのかなあ？

今度は手から直接チュール。以前実家で猫を飼っていた頃は、まだチュールが世になかったので、実はこれが生まれて初めてのチュール体験。　

猫客がどこからか入手した3枚に下ろした魚をもらって食べている。

もうちょっと丸まればアンモニャイト。

アップで写真撮ってみた。

お店番のようにずっとここにいる子。

むっちり太ってる。

眼光は鋭い。

この子は

ずいぶん長いこと側にいてくれた。首輪をしてるね。

この子は似ているけど別の子。しばらく隣にいてくれた。

お顔の柄がいいね。

帰りの渡船のチケットを購入する長い行列ができているんだけれども、大勢の人間がいても、我関せず。

帰りは2階席に座りました。風が気持ちいい。

新宮の港に戻ってきました。ちょうど漁船が入ってきて、猫たちが大集合。ミャーミャー鳴いています。何かいいものもらえるのかな？

この時点で14:15。この後、「光の道」で有名な宮地嶽神社まで足を伸ばしました。
多くの猫達に癒された、幸せな相島滞在でした。