2024/11/02 - 2024/11/04
20位(同エリア99件中)
さるおさん
タクシー運転手さんの言ってた通り、今日は快晴。今夜の夕陽はきれいだろうな。でも私は、午後には新潟だけど。新潟行く前に鮭料理食べまーす。
行程:瀬波温泉→「割烹善蔵」にて鮭料理でランチ→新潟駅→「斎藤家別邸」→「へぎそば」の夕食
H:ホテルターミナルイン
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昨日のタクシー運転手さんの言ってた通り今日は快晴。ロビーから見える海も、こんなに綺麗。今夜の夕陽はきれいだろうな。でも私は、午後には新潟だけど。
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朝ごはんの前に一っ風呂。8時前、朝から独泉。
大浴場は、こんな感じ。海原が見える。でも垣根があるから湯舟につかると見えなくなるのね。立って海見て、座って温泉。この繰り返し。痛し痒し。 -
朝バイキング。11時に予約の鮭料理に備えて朝ごはんはセーブ。
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のっけ丼もあったけどセーブ。
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フレンチトーストもあったけどセーブ。
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朝ごはん食べて、またお風呂に行ったら、この時(9時ぐらい)が一番混んでた。皆チェックアウトして誰も居ないと思ったのに・・・。
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宿を立つ前にお散歩。お世話になったお宿の外観。
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SENAMI ONSEN
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宿の裏手はビーチになっていてお散歩に丁度良い。
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青空に白い雲に心地よい海風。暑くもなく寒くもなく、良いわぁ~。
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気持ちの良い海岸。散歩しながら口ずさむ歌は、シンシアこと南沙織の"17歳"(50年ぐらい前の歌)、"誰も居ない海、二人の愛を確かめたくてぇ~、好きなんだもぉ~の、私は今生きているぅ~"。歌うさるお、61歳(笑)。
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昨日、村上の町家巡りを済ませたので、今日は11時のチェックアウトギリギリまでお宿でゆっくりできた。フロントでタクシーを呼んでもらって宿から直接、鮭料理のお店「割烹善蔵」まで向かう。
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「割烹善蔵」、村上の中心部からは少し離れている。
実は、この旅行の1か月前に、鮭の有名店に予約を入れようとしたら満席と断られた。慌てるさるお。鮭料理が食べられなかったら、村上に行く意味がない。鮭料理のお店に順番に連絡をとった。一軒の人気店は当日お休み。一軒の高級店はメールを送ったが音沙汰無し(一人客はハナから相手にしていない?)。そんな中で、一番最初に連絡が取れたのが「割烹善蔵」さんだった。快く一人客を受け入れてくれた。 -
「割烹善蔵」さんは中心部から離れているので、足のない私には最終候補のお店だった。でも、電話口の女性の対応が誠実そうだったので、こちらのお店に決めた。実は、もう一軒、メールで予約の照会をしていたところ、わざわざ大将自ら電話をくれたお店があった。そのお店にも心惹かれたが、既に「割烹善蔵」さんの予約が取れていたので、そちらののお店は諦めた。「吉源」さんというお店、大将、あの時は、わざわざお電話ありがとうございました。
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「鮭ミニ会席」(3500円)
・鮭のつみれ汁 ・味噌漬焼 ・焼漬(焼いた鮭を出しにつけたもの。保存食。油が多いと傷みが早いらしい) ・醤油はらこ ・味噌はらこ ・めふん(活きた鮭の背ワタを塩蔵したもの。強精剤) ・酒びたし(塩引鮭を乾燥させたもの、お酒に浸して食べたことから、この名が付いた) ・すっぽん煮(水、酒、醤油などで鮭の頭を似たもの。鮭料理の中で一番難しいらしい) ・氷頭なます(氷頭とは鮭の頭の軟骨で氷のような色をした部分) ・氷頭味噌 ・氷頭南蛮 ・どんぴこ煮(鮭の心臓の旨煮、夜尿症に効くとういので子供に食べさせていたらしい) -
お酒は、村上の「宮尾酒造」の「〆張鶴」。飲みやすいすっきりしたお酒だった。
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このお店の大女将だろうか、上品な老婦人が席に案内してくれた。遠慮がちに"お料理の説明をしましょうか"と聞かれた。"是非に"とお願いした。老婦人は、村上の歴史を、料理の一つ一つを、それは丁寧に説明してくれた。その謹厚な語り口調が"このお店に来れて良かった"と思わせてくれた。"村上に来てくださってありがとうございます"と何度も言われた。帰りは若女将と一緒に見送ってくれた。
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老婦人の説明で一番興味深かった話。村上では"鮭に切腹をさせてはならない"という思いから鮭の内臓を出すときに腹をすべて開かず中心で止めるのだそうだ。二段開きは労力が倍となり味は変わらないが、鮭を尊ぶ心がそうさせるのだろう。干す際も決して首吊りにはしない。鮭への感謝を感じる逸話。
こんな話を聞くと、私も心して食さなければ…と思う。真に食物は自然の恵!
写真は、鮭の心臓のどんぴこ煮。 -
帰りはお店からタクシーで村上駅まで。運転手さんは女性の方で、"季節柄、何を着ていいかわからない"という話で盛り上がった。ここから新潟行の電車に乗る。
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新潟到着。「新潟市観光循環バス」乗車。一回乗車260円。一日乗車券500円。二回乗れば元が取れるので、車内で購入。"一日無料乗車券ください"と言って運転手さんを困らせる。"一日フリー乗車券"と言いたかっただけ(笑)。運転手さん、苦笑しながら"無料じゃないよ"と言って乗車券を渡してくれる。
写真は私が愛するマイケル。「What's Michael?」の作者小林まこと氏は新潟出身。そのご縁でのラッピングバス。残念ながら私が乗ったバスではない。街で見かけたのでパチリ。だって、マイケルだも~ん。 -
向かったのは、日本遺産にも認定された国指定名勝「斎藤家別邸」。新潟三大財閥の一つに数えられ貴族院議員を務めた豪商・齋藤喜十郎が1918年に建てた総敷地面積1,300坪を誇る広大な別荘。本日"文化の日"にて無料。
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ボランティアガイドさんの説明があると聞いたので、各部屋をガイドさんの説明を聞きながら回るのかと思っていたら、1階の大広間で15分ぐらい斎藤家の歴史などを聞いて終わった。
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<庭園の魅力>
砂丘地形を生かした回遊式庭園。高低差のある斜面を利用して水の流れや滝を設け、渓谷の趣を造り出す。 -
<建物の魅力>
数寄屋造りを基調とした建物は優れた工匠の技術が駆使された近代和風建築の秀作と云われている。欄間や建具も凝った造りになっている。 -
障子が美しいねぇ。歳を重ねると、こういう和の美しさに惹かれる。私は15年程前に家を建てたのだけど、その時は、まだこういった魅力が判らず、"障子なんて面倒"、"ミニマムがサイコー"なんて考えて、"趣"なんて排除した味気ない家を建ててしまった。今更建て直す気力も金力も残ってないけど、少々の後悔がある。
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日本の細かな細工、こういうのをガイドさんの説明付きで聞きたいんだよなぁ。
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二階から見た庭。
"建物からはパノラマ的に庭園全景が展望でき、庭園と建物が見事に融合した「庭屋一如」の空間となっています"「斎藤家別邸」HPより -
季節柄、紅葉が見れるかなぁと期待していましたが、一切色づいていませんでした(笑)。青紅葉も美しかったけど。
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可愛い欄間。
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庭から見た斎藤邸。
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新潟駅前。新潟って思った以上に都会だった。そういやあ、「斎藤家別邸」のガイドさんが、新潟が東京や大阪を追い越して日本で一番人口が多かった時代があるって言ってたなぁ。
向こうの方に夕焼け。今日の瀬波の夕陽はきれいだろうな。残念だけど、これも旅の面白さ。 -
本日のホテル「ホテルターミナルイン」。新潟駅南口より徒歩3分。当然私は迷ったので10分ぐらいかかりました。
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部屋。三連休の日曜日一泊朝食付き6710円なり(陶板浴ゆらく無料券付き)。文句はない。ただ部屋のクローゼットの長さが足りなくてコートがはみ出てたけど(笑)。
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夕飯は新潟名物「へぎそば」。「へぎそば」は新潟県の魚沼地方発祥。「へぎ」とは木で作った四角い器のこと。へぎそばは、この器に冷やしたそばを一口大に丸めて盛りつける。へぎそばの大きな特徴といえば"布海苔"を原料に使っていること。布海苔をつなぎに使ったへぎそばは、特有の風味があり、つるっとしたのどごしと歯ごたえがあるのが特徴。へぎそばならではの一口ごとの盛りつけは、布海苔を使ったコシの強いものでないと難しいのだとか。
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さすがに「へぎそば」だけではお腹がすくだろうとデザートを買って帰ることにした。同じ買うなら新潟の名物がいい。駅のお土産売り場を見て回って新潟の阿賀野市に本社を置く「ヤスダヨーグルト」の季節のフルーツヨーグトを購入。
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新潟に来たなら「笹団子」も外せない。ホテルで美味しくいただきました。
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忠犬ハチ公ならぬ「忠犬タマ公」の銅像。飼い主を雪崩から二回も救ったたらしい。タマって、サザエさんちの猫と同じ名前。
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「ホテルターミナルイン」の朝食。手作りお惣菜が並ぶ。すごくない? 一泊6700円のビジホの朝食とは思えん。
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「タレカツ」のチキン版がある。この旅で「タレカツ」まだ食べてなかったから嬉しい。
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これが私の今日の朝食。旨し!!
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今日は、もう空港に行くだけ。新潟駅前からシャトルバスで空港へ。バスは何本も出ていて便利。空港近いし。早めに空港に来たのは、最後にもう一回「へぎそば」食べるため。空港内のお店に入店。なんか一回目ほど歯ごたえ強くない。普通のお蕎麦に近い。お店によって個性があるのね。
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飛行機まで時間があったので展望デッキ。入場料が100円だったのでケチッてデッキには出なかった。今思うと100円ケチるって、還暦超えた大人のやることじゃない。反省。
帰りの飛行機、CAさんの中に一人、お化粧した男の子がいた。私が飛行機に乗り始めた頃は、まだ男性の客室乗務員自体が珍しかったのに。航空会社も変わったな。
昔、CAさんがスッチーと言われていた時代、航空会社はスチュワーデス(因みに男性はスチュワードって呼ばれてたんですよ)の見た目にうるさかった。身長は何㎝以上じゃなきゃダメとか、メガネかけてちゃダメとか諸々。安全上の理由もあるだろうけど。そういう決まり事は今でもあるのかな。
この便のCAさん、先述の男の子も含めて、皆化粧バッチリ、ヘアセットバッチリ、笑顔バッチリだったけど。今は "見た目"じゃなくて"身だしなみ"というべきね。
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