モロッコ＆スイス14日間（スイス編）13 中世の可愛い街トゥーンと碧い湖クルーズ

2024/07/04 - 2024/07/21

突然できた社会人の1ヶ月の夏休み。7/4～7/21の14日間のモロッコ・スイスの海外計画を立てました。当初はスイスのみの予定だったのですが、人生で一度はサハラ砂漠に行ってみようかという気になり、カサブランカージュネーブの航空券が3万円だったので実行！
砂漠と熱気の国→緑と水の国→日本帰国はとても良いプランでした。

ついに後半のスイスです。八日間を通じて天気に恵まれ、涙が出るほど美しい景色に出会うことができました。円安のなか贅沢してしまいましたが、もう十分と思えるほど夏のスイス山岳地帯を堪能出来たことは一生の思い出です。

さてグリンデルワルドに到着しましたが、前日前々日も大自然を満喫したため、趣向を変えて山は一旦小休止、スイスのかわいい町歩きを楽しんでみます。

［旅行記の対該当日は★］
⑦以前　モロッコ編
⑧7/11 カサブランカからジュネーブ、そしてツェルマットへ！
⑨7/12 曇天なるもスネガパラダイスとロートホルンを堪能
⑩7/13 最高のお天気のもとゴルナーグラート鉄道からの半日たっぷりハイキング
11 7/14 再びの快晴でグレイシャーパラダイスからのマッターホルンを堪能ハイキング
12 7/15 ギンメルヴァルドの絶景ドミトリー、癒しの花畑アルメントフーベルのハイキング
13 7/16 ミューレンでのんびりチーズフォンデュ、そしてグリンデルワルドへ
14 7/17 ★山歩きは小休止、中世の可愛い街トゥーンと碧い湖クルーズ
15 7/18 グリンデルワルド本命のアイガー北壁を見上げてトレッキング
16 7/19 ロープウェイや電車では行けない、絶景渓谷バスドライブ
17 7/20-7/21 有難うスイス、有難う夏休み、さらば日本へ

エリア トゥーン(スイス)

グリンデルワルドの朝です。
朝食ビュッフェに来ました。昨日の宿に続きビュッフェが嬉しい。

チーズももちろん何種類かありました。
ジャムにつけていただくと、レアチーズケーキみたいでとても美味です。

ハムも美味しい。
安旅行でもちゃんとタンパク質がとれるのは嬉しいですね。

私のチョイスです。
結局三日間ともほぼ同じようなもの選んでしまいました。パンがこちらも意外にもあたたかく、あっさりミルキーなチーズとベリーのジャムをのっけていただくと美味しい。

さて今日は残念ながら厚めに雲がかかっています。あと２日滞在予定なので、トレッキングは無理せず少し趣向を変えて街歩きにしてみます。

スイスに来て山歩きしないのは初めて。なんだかぜいたくな感じです。
ラウターブルンネンに行く途中で見えたトゥーン湖がすばらしく、街も可愛いみたいなので目指します。

途中まではなんてことない田舎です。

インターラーケンに出ると急に美しい川が見えます。
氷河の色を映して綺麗なミルキーブルー。

さてトゥーン駅です。

駅の観光案内所でマップをいただきました。こじんまりとしたスイス最古の町です。

駅前から街の中心部を目指します。
なんだかメルヘン！

十年以上前に学生時代、パリやローマを歩いて以来、久しぶりにヨーロッパの街並み散歩です。嬉しい。

紙のマップは携帯を見ずに済むのでなんだかヘルシーです。

交差点もこんなに可愛い。街の至る所にお花がたっぷり植えられています。

街中を川が流れています。
美しい色が赤い屋根の建物たちによくマッチ。

カラフルな建物たちです。
通り沿いにレストランがたくさんあります。節約のために私は残念ながらパスですが、こういうところに何をするでもなくのんびりと滞在するのも大人な旅行ですね。

市場みたいなのが開催されて、果物やお花が並びます。

花束が可愛くてほしかったな～
こんな景色も絵になります。

川沿いのレストランも素敵な感じです。
誰かと来ていたらこんなテラスでゆっくりするのに・・・

ちなみに水の流れは結構激しめです。
豪雨の時とかどうなるんだろう

てくてくと歩いて町の高台にあるお城を目指します。

時計台も可愛い。

通りから川にも出られます。スイスの人は川を流れて通勤すると聞いたことがありますが本当なのでしょうか。

遊園地が不釣り合いですが、こちらの街はどこをとっても可愛らしいです。
街自体は非常に小さいので、徒歩で回れるのが楽しいですね。

さて商店街的な通りです。
街全体が山のお城に向かって坂になっています。

近道をして階段を登ります。
この階段も雰囲気がありますね。

さてお城が見えてきました。

街一番の高台にあります。

隣には教会と教育施設みたいな建物もありました。
遠足に来ているようなスイスの子供達もいましたよ。

どでかいアザミが咲き乱れていました。

お城の入り口です。
トゥーン城は、昔はこの町のお代官様（知事）が住んでいたようです。

受付で入場料を払って入館します。
お土産の木のおもちゃたち、かわいい～

記念に買いたい気もしましたが、地味にお高いので思い出に刻みつけることにします。

こんな感じでトゥーンの街の歴史が色々と説明してあります。
初訪問の私にとってもわかりやすくて面白い。

昔のタペストリー。中世から脈々と今まで続いていると言うのが不思議な感じです。

お城の塔の部分が博物館になっているので、小窓からも町を望むことができます。

昔のお代官様の居室の雰囲気。

ヨーロッパらしい家紋の数々。
父から、庭の小屋に飾りたいからお土産に買ってきてと言われましたが、売っているのでしょうか笑

もちろん旅を通じて見つけられませんでした。

ちなみに最上階はこんな感じになっていて、塔の上まで登れます。

昔は囚人塔だったみたいなので悲しい歴史ですが…
今はこんなに美しい景色が見える場所として開放されています。

さて最上階にやってきました。
トゥーンの美しい街並みが見渡せます。

世界街歩きにきた気分。

赤い屋根に水色の川がとても美しいです。
スイスにきて初めて街に降り立ってみましたが、気軽に散策できてしかも内容充実なので、トゥーンは山歩きの合間の観光にとてもおすすめ。

おとぎ話みたいな街並みです。
このあと、奥に見えるトゥーン湖をクルーズする予定。

お城を堪能できました。
塔の上からのトゥーンの街並みは素晴らしかったです。
なぜか人もまばらで落ち着けましたので、とてもおすすめ。

この出口すら絵になります。

出口にはお水が湧いていました。
綺麗で落ち着ける場所でした。

さてこれからまた街の麓に歩いていきます。

振り返るとトゥーン城。

お城の横の道を歩いていきます。
この複雑に入り組んだ小道が散歩のワクワク感を高めてくれます。

平地に降りてきました。

商店街的なところを歩いて川のほうに向かいます。

それではしばし川の絶景をご覧ください。

お腹が空いてきたので、ランチにします。
COOPで気になっていたけどここまで買わなかったチキンです。
それなりに大ぶりなチキンが4.2スイスフランと、かなりお得な感じです。

すぐそこのCOOPで買ったばかりなのでまだほかほかしています。

中身はこんな感じ。味付けがしっかりとしていて、お肉もパサついておらずジューシー！滞在中もっと早めに試してみればよかったです。

貧乏旅行ですが、はむやチキンなど美味しいものが比較的安価にスーパーでゲットできるのはありがたいスイス。

さて乗船場に向かいます。
電車移動のみのハーフフェアカードを買った民でしたが、お城への入場やクルーズ、翌々日のバスなどを考えると、もっと短期滞在だったらスイスフリーパスを買ってもお得だったかも。
ただ短期滞在だったら、こんな感じでちょっと外した観光もできないからなあ

外側の眺めの良い席をゲットできました。ここまで電車やバスなど席に恵まれなかったので嬉しい。

意外にもこの後どんどんお客さんが乗船してきて、最終的には満員になりました！真ん中にも席があって外に面していないので、早めに乗り込むのが吉です。

出発です。
浅瀬の色がこれ以上ない美しいミルキーなエメラルドグリーンです。

トゥーンの公園の先の方です。
のんびり日光浴している方もいました。

さて船はどでかいトゥーン湖の奥に向かいます。

水辺にある街並みが全部かわいい。

どんどん景色が変わっていきます。

大体船着場付きの豪邸です。別荘かなあ

ガゼボもかわいい。

しばし景色を楽しみます。

湖そいのお城が見えてきました。

レストランが併設されていました！
こんなところにファミリーでゆっくりとバカンスできたら贅沢ですねえ

さて湖の北側を走っていましたが、今度は南側に移動していきます。
何個か停留所があって停泊。

東の終着点に近づくと、浅瀬になったのかさらにミルキーな色合いになりました。

さてインターラーケンの入江にやってきました。
1時間半ほどの船旅でしたが、どんどんと景色が変わっていくので、本当に飽きることなく口コミ通りあっという間に時間が過ぎてしまいました。
トゥーン湖クルーズ、おすすめです。

インターラーケンウェスト駅に到着。

ここから電車に乗るために、インターラーケンオスト駅を目指します。
ここは一大観光地です。

お昼がチキンとパンのみでしたので、お腹が空いてきました。
Googleマップで調べたらクチコミの良いチョコレート屋さんによる事にします。スイスといえばやはりチョコは楽しんでおかねば！

ジェラートです。お姉さんおすすめの組み合わせにしてみました。8スイスフランなので1000円超えの高級ジェラート。

２階建の2階のダークチョコレート味が今まで食べたことないほど濃厚で激うまでした。
1階はチョコを削ったものがミルク味のジェラートにザクザク練りこんでありまして、こちらもさっぱりだけど食感も楽しくめちゃ美味しかった。

悩みましたがお姉さんおすすめの組み合わせ、よかったです。

さてカロリーを摂ったのでお散歩に勤しみます。
インターラーケンの伝統ある高級ホテル。

ただ個人的にはせっかくスイスにきたなら、高級でなくても景色の良い山間のホテルに泊まってみたい気もします。

目の前の公園は、パラグライダーの終着点のようで、次々と舞い降りていました。

オスト駅に向かってズンズン歩きます。

いろんな高級ホテルが立ち並んでいます。

お花が咲き乱れています。オスト駅のすぐ横の公園に到着しました。

次の電車までまだ時間があるので、公園で一休み。

まだ午後14時過ぎで時間もありましたので、あまりに気に入ってしまったラウターブルンネンの谷に、1日ぶりに戻ってしまいます。

やってきましたラウターブルンネン。
ギンメルヴァルドに行くいきのバスの景色に感動し、もっとゆっくりみてみたいなと思ったので、バスを途中で降車しまして歩いて景色を堪能します。

ラウターブルンネンは賑わっているのは駅前だけで、すぐに静かな農村地帯になります。

崖がせりたっているのがかっこいい。

奥の方にギンメルヴァルドの村があったのです、夢のような話です。

道そいにはポツポツとお家がありました。
民家のようです。こんなところにおばあちゃんちがあるスイスの方は幸せですね。

見渡しても緑と崖。

一応農場のようになっていました。

キャンプ場もあったみたい。
こう言うところでキャンプもまた良いですね。

それにしてもこの崖の上に街を作ったスイスの方はすごい。

バスからは、この道の風景に感動したんです。

見上げるとすごい迫力。

さて、だいぶ夕方になってきましたので、一路グリンデルバルドに戻ります。
バスが結構な頻度で行き来しているので、ラウターブルンネン行きのバスに乗り込み、グリンデルバルドまでの電車に揺られて帰ります。

戻ってきました、グリンデルワルド。
ツェルマット、ギンメルヴァルド、グリンデルワルドと3箇所の山岳地帯を訪問しましたが、それぞれ特徴ある山の形をしていて、町の雰囲気も異なるのが面白い。

宿のテラスで、フリーのコーヒーを楽しみます。
ツェルマットはTHE・観光地！という感じで軽めの観光客で賑わっていましたが、グリンデルワルドはどちらかといえばガチハイカーな方々が黙々とトレッキングを楽しむ感じです。

どちらの雰囲気も良さがありますね。

宿の横はグリル屋さんになっていました。
ハンバーガーは魅力的でしたが…私は今日も節約のためにカップ麺です。この日は、職場のかたがくれたインスタント素麺をいただきました。

外国の地でも、優しい素麺のお味を楽しめたのは幸せです。
夕方になると冷え込みますが、デッキチェアに寝そべりながら地球の歩き方で明日の計画を確認し、ドミトリーの部屋に戻りました。

トレッキング続きのスイスでしたが、本日も充実した1日となりました！