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安良 八王子社から今回掲載する江南市北山町に鎮座する八劔神社へは、南西に1.4㌔徒歩約20分強の場所になります。

江南市北山 八劔神社

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2024/01/26 - 2024/01/26

184位(同エリア196件中)

azusa55さん

安良 八王子社から今回掲載する江南市北山町に鎮座する八劔神社へは、南西に1.4㌔徒歩約20分強の場所になります。

同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
自家用車 徒歩
  • 安良 八王子社から今回掲載する江南市北山町に鎮座する八劔神社へは、南西に1.4㌔徒歩約20分強の場所になります。<br />北山 八劔神社の社地全景。<br />名鉄の踏切渋滞を解消するために道路整備された布袋駅線の北側に面している。

    安良 八王子社から今回掲載する江南市北山町に鎮座する八劔神社へは、南西に1.4㌔徒歩約20分強の場所になります。
    北山 八劔神社の社地全景。
    名鉄の踏切渋滞を解消するために道路整備された布袋駅線の北側に面している。

  • 上は明治24年の地図と右がほゞ現在の地図の比較。<br />当時の小折北山集落の西に鳥居が記されています。<br />現在の鎮座地周囲は住宅が広がり、社頭前の交差点付近には大型スーパーもあり利便性の高い地域。<br />ここまで来ると名鉄犬山線布袋駅へは5分もあれば辿り着ける。

    上は明治24年の地図と右がほゞ現在の地図の比較。
    当時の小折北山集落の西に鳥居が記されています。
    現在の鎮座地周囲は住宅が広がり、社頭前の交差点付近には大型スーパーもあり利便性の高い地域。
    ここまで来ると名鉄犬山線布袋駅へは5分もあれば辿り着ける。

  • 社頭から境内を眺める。<br />住宅地にあって広い社地を持つ神社で、境内で一際目を引くのは二本の巨樹だろう。<br />建物の配置は鳥居をくぐり左側に手水舎、正面に境内社、右側に社殿が連なる。

    社頭から境内を眺める。
    住宅地にあって広い社地を持つ神社で、境内で一際目を引くのは二本の巨樹だろう。
    建物の配置は鳥居をくぐり左側に手水舎、正面に境内社、右側に社殿が連なる。

  • 鳥居をくぐった両脇で一対の狛犬が守護する。<br />耳垂れで愛嬌のある顔つきのこの狛犬、明治40年(1907)に寄進されたもの。<br />円高、安価な人件を追い風に某大国から大量生産・輸入された狛犬にはない個性的なもの。

    鳥居をくぐった両脇で一対の狛犬が守護する。
    耳垂れで愛嬌のある顔つきのこの狛犬、明治40年(1907)に寄進されたもの。
    円高、安価な人件を追い風に某大国から大量生産・輸入された狛犬にはない個性的なもの。

  • 境内左の手水舎、手水鉢。<br />木造瓦葺で四つ脚の手水舎で、鉢は明治18年(1885)当時の先人達から寄贈されたもの。

    境内左の手水舎、手水鉢。
    木造瓦葺で四つ脚の手水舎で、鉢は明治18年(1885)当時の先人達から寄贈されたもの。

  • 参道右側の神馬像。<br />鞍には五七の桐紋が入る。

    参道右側の神馬像。
    鞍には五七の桐紋が入る。

  • 東側から見る社殿全景。<br />印象的な二本の巨樹の高さは優に社殿を凌ぎ伸び伸びと空に向かい聳えている。<br />手前の樹と奥の樹は種類が違う様に見え、手前の巨樹は木肌から楠だと思われます、トトロでも出てきそうな雰囲気がある見事な樹形です。<br />街中の楠は気の毒なほど枝打ちされますが、こちらは実に伸びやかに年輪を重ねている。<br />奥の樹は一位樫の御神木。

    東側から見る社殿全景。
    印象的な二本の巨樹の高さは優に社殿を凌ぎ伸び伸びと空に向かい聳えている。
    手前の樹と奥の樹は種類が違う様に見え、手前の巨樹は木肌から楠だと思われます、トトロでも出てきそうな雰囲気がある見事な樹形です。
    街中の楠は気の毒なほど枝打ちされますが、こちらは実に伸びやかに年輪を重ねている。
    奥の樹は一位樫の御神木。

  • 社頭の眺め。<br />石の神明鳥居は大正2年(1913)、左の「八剱神社」社号標は昭和43年(1968)に熱田神宮宮司の揮毫。

    社頭の眺め。
    石の神明鳥居は大正2年(1913)、左の「八剱神社」社号標は昭和43年(1968)に熱田神宮宮司の揮毫。

  • 境内から拝殿・本殿方向と左の御神木。<br />御神木の周囲は茶色に染まっています、その正体は樫の実。<br />小さい頃、明治生まれの婆さんが樫の実を使って豆腐や菓子にして口にしたことがある。<br />今の様に美味しいものが潤沢に手に入る時代ではなく、贅沢と云えば砂糖まみれのコーラや人工着色量、人口甘味料で育った年代なので、口にしたことのある人はいると思う。<br />当時の人は身近な自然を食す豊富な知識を持っていたもので、子供ながらに大きな存在にみえたものだ。<br />時は過ぎ、今は伝承や知識もなくなり、毒性のある似たような外来種が幅を利かせ、迂闊に手は出せなくなった。話が脱線した戻ろう。

    境内から拝殿・本殿方向と左の御神木。
    御神木の周囲は茶色に染まっています、その正体は樫の実。
    小さい頃、明治生まれの婆さんが樫の実を使って豆腐や菓子にして口にしたことがある。
    今の様に美味しいものが潤沢に手に入る時代ではなく、贅沢と云えば砂糖まみれのコーラや人工着色量、人口甘味料で育った年代なので、口にしたことのある人はいると思う。
    当時の人は身近な自然を食す豊富な知識を持っていたもので、子供ながらに大きな存在にみえたものだ。
    時は過ぎ、今は伝承や知識もなくなり、毒性のある似たような外来種が幅を利かせ、迂闊に手は出せなくなった。話が脱線した戻ろう。

  • 拝殿正面全景。<br />大棟には7本の鰹木、外削ぎの千木が付き、両脇に翼殿が連なる。<br />その前には一対の狛犬。

    拝殿正面全景。
    大棟には7本の鰹木、外削ぎの千木が付き、両脇に翼殿が連なる。
    その前には一対の狛犬。

  • 東海地方ではスタンダードな容姿のもので子連れ毬持ちのもの。<br />年代未確認。

    東海地方ではスタンダードな容姿のもので子連れ毬持ちのもの。
    年代未確認。

  • 拝殿紋幕には大きな桐の紋が入る。<br /><br />愛知県神社庁による八剱社の解説によれば、氏子域は江南市の北山町、布袋町、南山町で、祭神は日本武尊です。<br />祭礼は10月の第3日曜日に行われます。<br />境内には創建時期や由緒を記した案内がなく、調べてみると現在は八剱神社と称していますが、古くは火明命を祀る石作神社として始まり、延喜式の「尾張国・丹羽郡石作神社」と記された論社と見られる古社のようです。<br />天文19年の石作神社の棟札が残るとされ、1844年に編纂された尾張誌では石作神社として記されており、経緯は不明ですが、石作神社の境内社であった八剱社が社名として伝わるようになり、現在に至っているようです。<br />往時の挿絵でも・・・と、めくってみましたが残念、何かで見つけたらコッソリ入れる事にします。

    拝殿紋幕には大きな桐の紋が入る。

    愛知県神社庁による八剱社の解説によれば、氏子域は江南市の北山町、布袋町、南山町で、祭神は日本武尊です。
    祭礼は10月の第3日曜日に行われます。
    境内には創建時期や由緒を記した案内がなく、調べてみると現在は八剱神社と称していますが、古くは火明命を祀る石作神社として始まり、延喜式の「尾張国・丹羽郡石作神社」と記された論社と見られる古社のようです。
    天文19年の石作神社の棟札が残るとされ、1844年に編纂された尾張誌では石作神社として記されており、経緯は不明ですが、石作神社の境内社であった八剱社が社名として伝わるようになり、現在に至っているようです。
    往時の挿絵でも・・・と、めくってみましたが残念、何かで見つけたらコッソリ入れる事にします。

  • 拝殿左から幣殿・本殿の眺め、社殿全体傷みもなく綺麗な状態でした。

    拝殿左から幣殿・本殿の眺め、社殿全体傷みもなく綺麗な状態でした。

  • 拝殿と切妻の幣殿が一体化し、本殿に接続しています。<br />本殿は5本の鰹木と外削ぎの千木が付いた神明造です。<br />翼殿から始まり、本殿の領域を囲むように高い塀が続いています。<br />昭和40年(1965)には、社殿が大きく東に移動したようで、写真右側の石畳を北に進むと「旧本殿跡」の石標が立てられていました。<br />大正2年(1913)に寄進された鳥居から見ると、社殿が右にずれているのはその名残かもしれません。<br />現在では、鳥居の正面には御神木の一位樫がそびえ立っています。

    拝殿と切妻の幣殿が一体化し、本殿に接続しています。
    本殿は5本の鰹木と外削ぎの千木が付いた神明造です。
    翼殿から始まり、本殿の領域を囲むように高い塀が続いています。
    昭和40年(1965)には、社殿が大きく東に移動したようで、写真右側の石畳を北に進むと「旧本殿跡」の石標が立てられていました。
    大正2年(1913)に寄進された鳥居から見ると、社殿が右にずれているのはその名残かもしれません。
    現在では、鳥居の正面には御神木の一位樫がそびえ立っています。

  • 拝殿左の御神木と境内社。

    拝殿左の御神木と境内社。

  • 江南市指定文化財の御神木イチイカシ。<br />堂々たる幹を持ち、木肌からも重ねた樹齢を感じさせる。

    江南市指定文化財の御神木イチイカシ。
    堂々たる幹を持ち、木肌からも重ねた樹齢を感じさせる。

  • 樹齢は推定500年とされ、室町時代に芽生えたものが今も衰える事無く聳えている。<br />樹高は10㍍と表記されていますが、間近から眺めるとそんなものではなく、見上げる者を一位樫が包み込んでいるような気にさせる。<br />昭和54年の台風で被害を受けたようで、主幹は切断され屋根が架けられている。<br />古くは村人の空腹をしのぐ貴重な存在だった事だろう。<br />枝の下の地面は無数の樫の実で覆い尽くされ、周囲を歩いていると実は砕け乾いた音がする。

    樹齢は推定500年とされ、室町時代に芽生えたものが今も衰える事無く聳えている。
    樹高は10㍍と表記されていますが、間近から眺めるとそんなものではなく、見上げる者を一位樫が包み込んでいるような気にさせる。
    昭和54年の台風で被害を受けたようで、主幹は切断され屋根が架けられている。
    古くは村人の空腹をしのぐ貴重な存在だった事だろう。
    枝の下の地面は無数の樫の実で覆い尽くされ、周囲を歩いていると実は砕け乾いた音がする。

  • 御神木左に三社祀られていますが、社名に繋がる寄進物がなく不明です。<br />写真は三社の境内社の右側のもの。

    御神木左に三社祀られていますが、社名に繋がる寄進物がなく不明です。
    写真は三社の境内社の右側のもの。

  • 中央の社。

    中央の社。

  • 左の社。

    左の社。

  • 境内東から八剱神社の杜と社殿の光景。<br />規模の大小にかかわらず、神社はやはり自然と一体化した郊外がいい。<br /><br />八剱神社<br /><br />創建 / 不明(天文19年の棟札)<br />祭神 / 日本武尊<br />境内社 / 不明社3社<br />八王子社から八剱神社 / ??布袋駅方向に徒歩約20分程??<br />所在地 / 江南市北山町西138<br />参拝日 / 2024/01/26<br />

    境内東から八剱神社の杜と社殿の光景。
    規模の大小にかかわらず、神社はやはり自然と一体化した郊外がいい。

    八剱神社

    創建 / 不明(天文19年の棟札)
    祭神 / 日本武尊
    境内社 / 不明社3社
    八王子社から八剱神社 / ??布袋駅方向に徒歩約20分程??
    所在地 / 江南市北山町西138
    参拝日 / 2024/01/26

  • 上は八剱神社の東隣の道路脇に祀られた二つの社。

    上は八剱神社の東隣の道路脇に祀られた二つの社。

  • 社名は不明ですが、蝋燭立てもあり新しい榊が供えられており、生活に密着した神さまが祀られているのだろう。<br />子供の頃、親戚の家へ向かう道すがら、こうした風景がありました。<br /><br />しかし、道路が整備され、街並みが洗練されるにつれ、こうした風景は見なくなりました。

    社名は不明ですが、蝋燭立てもあり新しい榊が供えられており、生活に密着した神さまが祀られているのだろう。
    子供の頃、親戚の家へ向かう道すがら、こうした風景がありました。

    しかし、道路が整備され、街並みが洗練されるにつれ、こうした風景は見なくなりました。

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