岩倉・江南旅行記(ブログ) 一覧に戻る
江南市安良町八王子「八王子社」<br />稲木神社から北方向にある保育園東に隣接する神社で、稲木神社から徒歩5分程の場所に鎮座します。<br />安良 八王子社の御祭神は須佐之男命の五男三女神を祀ります。<br />創建は定かではありませんが、神社祭礼の一つ物は神功皇后を模した人形(おでこ様)を馬に乗せ、取り囲むようにして若宮八幡社、八王子社にねり歩き奉納する<br />もので、その様子は尾張名所図会の挿絵にも残されている。

安良 『八王子社 』

6いいね!

2024/01/26 - 2024/01/26

133位(同エリア196件中)

azusa55さん

江南市安良町八王子「八王子社」
稲木神社から北方向にある保育園東に隣接する神社で、稲木神社から徒歩5分程の場所に鎮座します。
安良 八王子社の御祭神は須佐之男命の五男三女神を祀ります。
創建は定かではありませんが、神社祭礼の一つ物は神功皇后を模した人形(おでこ様)を馬に乗せ、取り囲むようにして若宮八幡社、八王子社にねり歩き奉納する
もので、その様子は尾張名所図会の挿絵にも残されている。

旅行の満足度
2.5
観光
2.0
交通
2.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
自家用車 徒歩
  • 江南市安良町八王子「八王子社」<br />稲木神社から北方向にある保育園東に隣接する神社で、稲木神社から徒歩5分程の場所に鎮座します。<br />稲木神社から北へ少し歩いた先から見る「八王子社」の杜。<br />たわわに実るのはみかんだろうか。<br />枯らしてばかりの我家の果樹と比べ上手に育てるものだ、感心する。

    江南市安良町八王子「八王子社」
    稲木神社から北方向にある保育園東に隣接する神社で、稲木神社から徒歩5分程の場所に鎮座します。
    稲木神社から北へ少し歩いた先から見る「八王子社」の杜。
    たわわに実るのはみかんだろうか。
    枯らしてばかりの我家の果樹と比べ上手に育てるものだ、感心する。

  • 上は明治時代の当地とほゞ現在の移り変わりと鎮座地。<br />柳街道沿いの安良集落の西側、寄木集落北側の田畑の中に鳥居の印が見え、大正時代に入ると安良集落から神社に向け参道が現れます。

    上は明治時代の当地とほゞ現在の移り変わりと鎮座地。
    柳街道沿いの安良集落の西側、寄木集落北側の田畑の中に鳥居の印が見え、大正時代に入ると安良集落から神社に向け参道が現れます。

  • 社殿は南向きに配置され、参道は此の南側と東の二つあります。<br />こり南側には注連縄門と右手に「八王子社」社標(1909年寄進)、正面に社殿が連なります。<br />東側の参道には鳥居もあり、そちらが正参道の様にも見えます。

    社殿は南向きに配置され、参道は此の南側と東の二つあります。
    こり南側には注連縄門と右手に「八王子社」社標(1909年寄進)、正面に社殿が連なります。
    東側の参道には鳥居もあり、そちらが正参道の様にも見えます。

  • 社地東側の参道口全景。<br />こちらが大正時代に作られた参道と思われます。<br />一対の常夜灯(1906年寄進)と左に社標(1925年)、石の明神鳥居を構えています。<br />社標の寄進年だけで見れば南側が古く、社殿配置からみると南が正参道だろうか。<br />取り敢えずこちらから境内に進んで見る。

    社地東側の参道口全景。
    こちらが大正時代に作られた参道と思われます。
    一対の常夜灯(1906年寄進)と左に社標(1925年)、石の明神鳥居を構えています。
    社標の寄進年だけで見れば南側が古く、社殿配置からみると南が正参道だろうか。
    取り敢えずこちらから境内に進んで見る。

  • 社頭右側の一つ物の解説。<br />尾張名所図会に力長の若宮八幡社祭礼として記され、八王子社鎮座地の安良からは、神功皇后を模した人形(おでこ様)を馬に乗せ、取り囲むようにして若宮八幡社、八王子社にねり歩き奉納するものという。<br />江南市指定文化財で、おでこ様は永享元年(1747)に制作されたものという。

    社頭右側の一つ物の解説。
    尾張名所図会に力長の若宮八幡社祭礼として記され、八王子社鎮座地の安良からは、神功皇后を模した人形(おでこ様)を馬に乗せ、取り囲むようにして若宮八幡社、八王子社にねり歩き奉納するものという。
    江南市指定文化財で、おでこ様は永享元年(1747)に制作されたものという。

  • 尾張名所図会後編巻6丹羽郡より力長若宮八幡社挿絵から一つ物奉納の様子を抜粋。<br />若宮八幡社境内でおでこ様を乗せて拝殿に向かう当時の様子が描かれていた。<br />他にも飾り付けられ待機する馬の様子が見える。<br /><br />八王子社の由緒等記されているか尾張志含め目を通すが、おでこ様以外に神社の記述は見当たらなかった。<br />境内でも由緒を目にしなかったので詳細は良く分かりません。<br />云えるのは挿絵が描かれた当時、恒例行事として祭礼が行われていた事になり、江戸時代には確実に八王子社は鎮座していたようだ。

    尾張名所図会後編巻6丹羽郡より力長若宮八幡社挿絵から一つ物奉納の様子を抜粋。
    若宮八幡社境内でおでこ様を乗せて拝殿に向かう当時の様子が描かれていた。
    他にも飾り付けられ待機する馬の様子が見える。

    八王子社の由緒等記されているか尾張志含め目を通すが、おでこ様以外に神社の記述は見当たらなかった。
    境内でも由緒を目にしなかったので詳細は良く分かりません。
    云えるのは挿絵が描かれた当時、恒例行事として祭礼が行われていた事になり、江戸時代には確実に八王子社は鎮座していたようだ。

  • 鳥居の額は八王子社。

    鳥居の額は八王子社。

  • 鳥居をくぐると手水舎に向けて真っすぐに参道が伸びる。<br />右側は遊具が整備された公園となっており、北側には参拝駐車可能な余地もあります。

    鳥居をくぐると手水舎に向けて真っすぐに参道が伸びる。
    右側は遊具が整備された公園となっており、北側には参拝駐車可能な余地もあります。

  • 稲荷社。<br />参道右側の杜の中に東を向いて鎮座する。

    稲荷社。
    参道右側の杜の中に東を向いて鎮座する。

  • 稲荷社付近の楠の御神木。<br />樹々が生い茂る杜ではなく、境内のほゞ中央の4本の巨樹が杜を形作っている。<br />なので、風の通りも良くて居心地のいい明るい森です。

    稲荷社付近の楠の御神木。
    樹々が生い茂る杜ではなく、境内のほゞ中央の4本の巨樹が杜を形作っている。
    なので、風の通りも良くて居心地のいい明るい森です。

  • 公園から社殿の眺め。<br />拝殿、祭文殿、本殿と連なり、本殿右に境内社の姿がある。<br />公園から境内社に向かってみます。

    公園から社殿の眺め。
    拝殿、祭文殿、本殿と連なり、本殿右に境内社の姿がある。
    公園から境内社に向かってみます。

  • 公園北側から見る本殿と境内社と二つの石。

    公園北側から見る本殿と境内社と二つの石。

  • 境内社の右に祀られるのはどちらも山神でした。

    境内社の右に祀られるのはどちらも山神でした。

  • 山神の左の三社相殿の境内社。<br />左は伊勢神宮、右は津島神社、熊野本宮が祀られています。<br />公園からの流れでいきなり本殿脇まで来てしまったので、南参道から境内を回ることに。

    山神の左の三社相殿の境内社。
    左は伊勢神宮、右は津島神社、熊野本宮が祀られています。
    公園からの流れでいきなり本殿脇まで来てしまったので、南参道から境内を回ることに。

  • 南参道から拝殿の眺め。

    南参道から拝殿の眺め。

  • 左側の手水舎と龍口。<br />この龍は髭や角が控え目だなぁと思えば、角にはリボンか?<br />どことなく表情も優しく見えてくる。

    左側の手水舎と龍口。
    この龍は髭や角が控え目だなぁと思えば、角にはリボンか?
    どことなく表情も優しく見えてくる。

  • 拝殿から社殿と公園方向の眺め、境内では早咲きの桜の花が咲き始めていた。

    拝殿から社殿と公園方向の眺め、境内では早咲きの桜の花が咲き始めていた。

  • 拝殿正面全景。<br />一対の常夜灯の先に拝殿を守護する一対の狛犬の姿。<br />拝殿の鬼には八王子の社名が入る。<br />そこからして祭神は正哉吾勝勝速日天忍穂耳命、天津彦根命、熊野樟日命、活津彦根命、天穂日命、湍津姫命、市杵島姫命、田心姫命で、須佐之男命の五男三女神を祀る。<br />拝殿は入母屋瓦葺の妻入りで、梁間、桁行ともに三間で四方は格子戸が入る

    拝殿正面全景。
    一対の常夜灯の先に拝殿を守護する一対の狛犬の姿。
    拝殿の鬼には八王子の社名が入る。
    そこからして祭神は正哉吾勝勝速日天忍穂耳命、天津彦根命、熊野樟日命、活津彦根命、天穂日命、湍津姫命、市杵島姫命、田心姫命で、須佐之男命の五男三女神を祀る。
    拝殿は入母屋瓦葺の妻入りで、梁間、桁行ともに三間で四方は格子戸が入る

  • 拝殿前の狛犬。

    拝殿前の狛犬。

  • 拝殿の妻壁には人目を引き付ける意匠は少ないようです。<br />現在の拝殿は平成に入り修繕の手が入れられている様でした。

    拝殿の妻壁には人目を引き付ける意匠は少ないようです。
    現在の拝殿は平成に入り修繕の手が入れられている様でした。

  • 拝殿から祭文殿の眺め、両脇の翼殿から築地塀が本殿域を囲う。

    拝殿から祭文殿の眺め、両脇の翼殿から築地塀が本殿域を囲う。

  • 本殿域全景。

    本殿域全景。

  • 拝殿から本殿方向を眺める。

    拝殿から本殿方向を眺める。

  • 大棟瓦には八王子社。

    大棟瓦には八王子社。

  • 祭文殿は明治39年(1906)に寄進された小振りな狛犬が守護する。

    祭文殿は明治39年(1906)に寄進された小振りな狛犬が守護する。

  • 「八王子」の額は明治21年(1888)のもの。

    「八王子」の額は明治21年(1888)のもの。

  • 格子戸から渡殿、流造の本殿の眺め、両脇に小さな狛犬の姿がある。

    格子戸から渡殿、流造の本殿の眺め、両脇に小さな狛犬の姿がある。

  • 蚕影(こかげ)神社。<br />境内左側に祀られており、蚕が作る繭から作られる絹、その蚕を司る養蚕の神を祀る神社。<br />ひと昔前にはどこでも蚕の餌となる桑畑が見られたもので、古い農家の屋根裏には蚕が育てられていたものです。<br />若い頃中山道の宿に泊った時、屋根裏の幼虫が桑の葉を食べる時のガサ〃、ムシャ〃。<br />あの音は今も記憶に残っている。<br />クワガタやカブトが飼育ケースの中で一晩中ゼリーを食べるため徘徊する音にも通じるか。

    蚕影(こかげ)神社。
    境内左側に祀られており、蚕が作る繭から作られる絹、その蚕を司る養蚕の神を祀る神社。
    ひと昔前にはどこでも蚕の餌となる桑畑が見られたもので、古い農家の屋根裏には蚕が育てられていたものです。
    若い頃中山道の宿に泊った時、屋根裏の幼虫が桑の葉を食べる時のガサ〃、ムシャ〃。
    あの音は今も記憶に残っている。
    クワガタやカブトが飼育ケースの中で一晩中ゼリーを食べるため徘徊する音にも通じるか。

  • 本殿域左の境内社、こちらには左から春日大社、金刀比羅宮、豊受大神宮、秋葉神社の四社が祀られています。<br />扉が微妙に開けられていたが、ちゃんと社名は表記されています。

    本殿域左の境内社、こちらには左から春日大社、金刀比羅宮、豊受大神宮、秋葉神社の四社が祀られています。
    扉が微妙に開けられていたが、ちゃんと社名は表記されています。

  • 拝殿から南参道の眺め。<br />創建時期は定かにならなかったが歴史は江戸時代、ひょっとすると安土桃山時代まで遡る神社なのかもしれない。<br /><br />安良 八王子社<br />創建 / 不明<br />祭神 / 正哉吾勝勝速日天忍穂耳命、天津彦根命、熊野樟日命、活津彦根命、天穂日命、湍津姫命、市杵島姫命、田心姫命で、須佐之男命<br />境内社 / 津島神社、熊野本宮、蚕影神社、春日大社、金刀比羅宮、豊受大神宮、秋葉神社<br />所在地 / 江南市安良町八王子138&#8203;<br />稲木神社から八王子社 / &#8203;北へ徒歩5分程&#8203;<br />参拝日 / 2024/01/26

    拝殿から南参道の眺め。
    創建時期は定かにならなかったが歴史は江戸時代、ひょっとすると安土桃山時代まで遡る神社なのかもしれない。

    安良 八王子社
    創建 / 不明
    祭神 / 正哉吾勝勝速日天忍穂耳命、天津彦根命、熊野樟日命、活津彦根命、天穂日命、湍津姫命、市杵島姫命、田心姫命で、須佐之男命
    境内社 / 津島神社、熊野本宮、蚕影神社、春日大社、金刀比羅宮、豊受大神宮、秋葉神社
    所在地 / 江南市安良町八王子138​
    稲木神社から八王子社 / ​北へ徒歩5分程​
    参拝日 / 2024/01/26

6いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

この旅行記の地図

拡大する

PAGE TOP