2024/10/17 - 2024/10/23
129位(同エリア367件中)
ソネッチさん
「武陵源と天門山と鳳凰古城7日間」のツアーに参加した二日めの旅行記です。
初日は、福岡を出発して上海で乗り継ぎ、張家界市武陵源のホテルに移動でした。
観光開始となった二日目は、映画アバターのロケ地にもなった天子山自然保護区の観光です。
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昨日は深夜のホテルチェックインだったので、今日は遅めの8時30分出発。
写真は6日間お世話になった観光バス。
今回のツアーは3連泊もするしほぼ張家界市周辺の観光だったので移動時間は少なく、たっぷり観光することができました。 -
8時40分、天子山自然保護区入口に到着。
現地ガイドさんと添乗員さんの二人サポート体制です。この公園はパスポートを使って登録するとロープウェイやエレベーターは顔認証で入口を通ることができます。 -
「入口の壁に砂絵がありますよ」
とガイドさんが教えてくれたので、砂絵を見ながらガイドさんたちが手続きしてくれるのを待ちます。 -
シャトルバスを使ってロープウェイ入口に向かいますが、ここで本日最初の試練。
今日は金曜日。土日ほどではありませんが観光客が多かった! 1時間ほど並んでようやくシャトルバスに乗車することができました。 -
10時ようやくロープウェイ乗車。
ロープウェイでも並ぶのかと思ったら、6人乗りのロープウェイがどんどん来るので、すんなり乗車できました。 -
標高1200mまで上ります。
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高さ200メートルの石柱3000本以上が林立する景観は「仙境」とも「天下の奇山」とも言われているとか。
絶景をみながら10分間の空中散歩を楽しみました。 -
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頂上まで着くと、ラッキーなことに雲海を見ることができました。
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今回の旅行で唯一、快晴の日でした。
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山全体には全長45kmの観光ルートが整備されていて、観光ポイントへの移動は「シャトルバス」を利用することになります。(短いところは歩いている人も)
次はシャトルバスに5分乗車して、「賀龍公園」へ。 -
ガイドさんを先頭に摘星台をめざします。
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天子山頂上にある公園です。
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摘星台到着。
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奇岩群が目前に広がります。
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岩が筆のように見える「御筆峰」
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女性が花束を手にしているように見える「仙女散花」
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この後、小型のエコカーに乗車して袁家界風景区へ移動。
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1時に到着した袁家界旅行センターのレストランで昼食です。
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これが張家界市のレストランの基本スタイル。旅行中の食事はすべてこの形式でした。
カセットコンロで温めるスープやなべ料理が1~3種類
その他に野菜料理や卵料理を中心に10皿ぐらい運ばれてきます。
レストランはほぼ円卓なので、みんなでシェア。
洗面器に入ったやかんが謎で、飲むのか、食器を洗うのか、ツアーメイトで意見が分かれました。ガイドさんによればどちらも正解とのこと。飲んでも食器を洗ってもいいそうな。尚、やかんに入っているのはお湯ね。
団体観光客はここしか食事をとるところがないし、山中なので仕方ないのですが、お味はツアー中一番ひどかったです。食べたいものがなかった・・・。 -
昼食後袁家界観光に出発です。
袁家界は1時間ぐらいのミニハイキングで観光します。ガイドさんによれば「今日の観光の一番の見所」とのこと。
ワクワク。 -
ハイキングコースのスタートは「天下第一橋」
下の部分が崩れ落ち、上部が残っている。天然の橋です。
高さは350メートル。
橋の部分の長さが12メートルで、幅が4メートル、厚さは5メートル。
日本でも似たようなものがあるけど、さすがに大陸はスケールが違います。 -
歩いて渡っている人がいたので、ちょっと心惹かれましたがガイドさんが
「歩いても、ただ松があるだけ。遠くから見るものです」
ときっぱり。
確かに天の橋立も、遠くから見るものだったわ。と納得しました。 -
ハイキングコースはたくさんの観光客で賑わっていました。
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午前中の賀龍公園は遠くから石柱群の絶景をみましたが、ハイキングコースはすぐ横に石柱を見ることができます。それが良かった。
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まさに、絶景!
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アバターの世界です。
素晴らしかったです。 -
ハイキングコースの途中にこんな謎のスポットもありました。池があります。
「亀? ここはいったい?」
と思っていると、ガイドさんが -
「金魚を販売してます。」と教えてくれました。池をよく見ると、金魚がわんさか泳いでました。
横にお店があって、たくさん金魚を売ってました。 -
池の中に亀の置物があった理由はすぐに判明。
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近くに、亀と似た「金亀岩」と呼ばれる有名な岩があったのです。
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武陵源は、広く知られるようになったのは1970年代から。それまではトゥチャ族やミャオ族といった少数民族だけが暮らす秘境でした。
観光化が進んだのは2000年代になってからです。 -
途中、一カ所だけ吊り橋があって、大人気。
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すぐ横に石柱を見ることができる格好のスポットでした。
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石柱の足元まで見ることができました。
すんごい迫力です。 -
ハイキングコースのラストは迷魂台。
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ここからの風景が、アバターのモデルらしい。
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これにて袁家界観光は終了です。ここは本当に訪問して良かった。他では見ることができない絶景でした。お天気が良くてラッキーだった。
「百龍エレベーター」で下山するため、エレベーター行きのシャトルバスに乗車します。 -
ここが武陵源観光の最後の試練でした。シャトルバスを待つ観光客がすごい行列。1時間ぐらい並びました。
中国の方はきちんと整列して待つという習慣はないです。私たちは2列に並んで進んでいたのですが横から割り込まれる、割り込まれる、割り込まれる!あっけにとられて なすすべなしでした。(涙)
そしてシャトルバスが来ると乗車口にみんなが殺到!乗ろうとすると、後ろから押されて大変でした。すさまじかったです。
ガイドさんは、ここは係員の誘導の仕方が悪いと怒ってました。
それでもツアーの皆さん、声を掛け合ってどうにかバスに乗車することができました。 -
武陵源の目玉観光施設の一つ「百龍エレベーター」
屋外では世界最高、高さ326mのエレベーターです。
ここでもちょっと並びます。が、エレベーターは3基あるので列の進みは早く、思ったよりも早くエレベーターに乗り込めました。 -
ガラス張りで、外の絶景を楽しめるということでしたが、エレベーターの最後に乗り込んだので人の頭しか見えず・・・。外の絶景を楽しむには早めに乗り込んで、前面の窓前の場所をゲットする必要があります。これは運ですね~。
エレベーターは66秒で移動するのであっという間です。 -
エレベーター口から外に出ると、
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目前にお馴染みの岩柱が立っていますが、観光客が見ているのは
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今、乗ってきた「百龍エレベーター」
頂上部は外に面していますが、途中から岩中を通ります。やっぱり、すごいわ。西ドイツ製のエレベーターらしいです。
この時、4時30分。これで今日の観光は終了かと思ったら違いました。さすが、阪急さん! これでもか、と観光をぶち込んでくれます。 -
私たちはシャトルバスで、索渓峪自然保護区の「十里画廊」へ向かいました。
このシャトルバスはそんなに並ばずに乗車できました。(みんな、もう帰るよね) -
索渓峪自然保護区は武陵源の山麓にあり、十里画廊や宝峰湖、黄龍洞、などの観光地があります。
十里画廊はトロッコ列車に乗って、渓谷の山並みを楽しみます。 -
トロッコ列車沿いには遊歩道もあり、
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遊歩道を歩きながら渓谷の眺めを楽しんでいる方もいました。下りだけ歩くのもいいよね。(私たちは往復トロッコ利用)
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にょきにょきと石柱が林立していた袁家界とは、ちょっと趣が違います。
袁家界は砂岩の岩山だけど、索渓峪は石灰岩の岩山だそう。 -
仙女拝観音、寿星迎賓、採薬老人、両面神などの見所の場所には看板が立っていますが、トロッコ内からは判読不能でした。
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トロッコ列車の終点は、ちょっとした広場になっていました。「十里画廊」です。
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十里画廊のシンボル「三姉妹峰」
左から長女、次女、三女だそう。
この後、シャトルバスに25分乗って公園入口に戻りました。 -
18時30分、ようやく入口に戻ってきました。あたりはほの暗く、綺麗にライトアップされていました。
8時40分から約10時間公園内にいたことになります。約15000歩歩いてました。シャトルバス待ちの行列にのべ2時間は並んでいたのでそれ以上の疲労感でしたね。
「本当は、4時30分に観光終了してホテルで休憩をとる予定でしたが遅くなったのでこのままレストランに行きます」とガイドさん。
「コロナ前に、10回は武陵源ツアーの添乗をしましたが、今日が一番過酷でした」と添乗員さん。
風景は素晴らしかったですが、中国国民のパワーも凄かった! 忘れられない一日になりました。 -
夕食は貴州料理レストランで。
お客さんが到着すると、笛と -
左右の太鼓を打ってお出迎えしてくれます。
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民族衣装を着ています。
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店内。いかにも中国レストラン。
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定番、カセットコンロ上のお鍋2種と皿料理。
皿料理はこの後続々と10皿ぐらい運ばれて来ます。 -
食べるのに忙しくて写真は全部は撮ってませんでした。
奥の皿はとうもろこしのソテー。トウモロコシは日本ではスィートコーンが主流ですが、中国では昔懐かしい白い「もちきび」ばかりでした。
私はもちもちとした食感が好みで、道の駅で見かけたら必ず購入するぐらいもちきびずき。喜びました。 -
「魚か、鶏か」で意見が分かれた揚げ物。
魚という意見が多かったかな。
台湾は食事の最後に必ず、フルーツかお菓子のデザートが出たけど、今日は昼食も夕食もデザートなしでしょんぼりでした。(笑)
この後ホテルに戻りました。
この後、私たちはお天気に悩まされることになります。今回のツアーの目玉、武陵源がお天気で本当に良かったです。
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