2024年10月 千畳敷カール、木曽駒ケ岳

2024/10/16 - 2024/10/18

大阪からバスで駒ヶ根へ。
駒ヶ根で二泊し、千畳敷カールから木曽駒ヶ岳の登山と周辺のハイキング。

学生時代に山好きの友人に誘われて、八ヶ岳縦走を行ったのが初登山。以来、友人の先導で立山、剣と、北アルプス表銀座縦走の三回が私の登山歴。
社会人となり登山から離れてしまったが、退職後の2014年に夫婦で初めて行ったスイスがハイキングの再開。
以来スイスでのハイキングは昨年（2023年）で5回目を迎えた。国内では2021年10月に八甲田山と奥入瀬、2022年5月の上高地に続き今回が三回目の登山（ハイキング）。

「 シニア夫婦の私共が、何時まで、あと何回、元気にハイキング（登山）を楽しむことが出来るか」と思い、備忘録を兼ねて、登山歴も記した次第。

エリア 駒ヶ根(長野)

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

10月16日
大阪・梅田から、8時30分発の阪急バス（伊那・箕輪線）で駒ヶ根へ。
駒ヶ根バスターミナルまで、途中二か所のサービスエリアで休憩時間あり。

定刻（13:46）より20分ほど遅れて駒ヶ根バスターミナルに到着。
駒ヶ根バスターミナルからホテルまではホテル出迎えの車で。
写真は連泊した、駒ケ根高原リゾートリンクス。

旅装を解いた後、周辺を散策。ついでに菅の台バスセンターまで行き、翌日のバス・ロープウエイの往復券を買う。窓口で「先の連休は混雑で、ロープウエイに乗るまでに2～3時間待ちであったと」との事。

6月17日
バスでしらび平（駒ケ岳ロープウェイ乗り場 写真）へ。
9時発のロープウェイに乗車して千畳敷へ。

バスの乗車は、菅の台バスセンターの一つ手前の駒ヶ根の停留所（ホテル前）から。当日も乗客は多く、菅の台バスセンターからは満席となり、全員は乗れなかった。（臨時便が出ていた模様）

ロープウェイ車中から見えた日暮らしの滝。

ロープウェイ駅から見た千畳敷カール。

9時20分、駒ヶ岳神社からスタート。

八丁坂の分岐で遊歩道から登山道に。

乗越浄土へ向かう急峻な八丁坂。
木曽駒ケ岳へのルートの中で、ここが一番の難所であった。

八丁坂の途中で振り返り、ロープウェイ駅を望む。

10時10分、乗越浄土に到着。ここまで約1時間。

天狗荘とこれから向かう中岳を望む。

10時45分、中岳に到着。
中岳山頂から一旦降り、木曽駒ケ岳を目指す。
ネット上のガイドでは「乗越浄土まで登れば後は比較的なだらかな稜線歩きが楽しめます」とあったが、私達にとっては、なかなか大変。

中岳から約一時間で駒ヶ岳山頂に到着。
ここで昼食。当初、菅の台バスセンター付近のコンビニでお握りでも買って登山を、と思っていたが、バスセンター付近にはコンビニが無い事が分かり、前日に菓子パンとバナナを用意。

木曽駒ケ岳からの眺望。

木曽駒ケ岳から、復路の頂上山荘と中岳を望む。

八丁坂を降り、千畳敷カールに戻る。遊歩道を剣ケ池に。剣ケ池から千畳敷カールを見る。ここからロープウエイ駅までは最後の坂道。ロープウェイ駅で休憩後、ホテルに帰る。

ホテルの露天風呂で疲れを癒し、18時からの夕食バイキング（食事は朝夕食共にバイキング形式のみ）会場に。昨夜同様、地ビール、地酒を楽しみながら夕食。

6月18日
午前中、駒ヶ根ファームス周辺を見学し、こまくさ橋（写真）を渡り、太田切川左岸を上流に向けて散策。

駒ヶ根橋を渡った所にあった「ぴんころ神社」。看板に健康長寿祈願と有り。
「教会が神社に？」と思って、掃除をしていた人に伺ったところ「以前は結婚式場だった」との事。参拝してホテルに戻る。

大阪、駒ヶ根間の（伊那・箕輪線）バス便は午前と午後の一日２本。
午後の便は梅田到着が21時57分と遅くなるため、駒ヶ根バスターミナルから名古屋便（13:25発、名古屋着16時03分）を利用して帰路に就く。

スイスでのハイキングは、登山電車やロープウエイでハイキングの起点まで上り、そこから整備されたハイキングコースを麓、若しくは途中駅まで下りるコースを選択するので、距離はあるものの、八丁坂のような登り坂は概ね歩かない。
ネット上のガイドでは「初心者コース」とあり、甘く見たわけではないが、私達にとっては思っていた以上のハードなコースであった。《了》