2024/09/26 - 2024/09/29
187位(同エリア502件中)
ふーみんさん
ニースから1時間ちょっとの直行フライトで、バーデン・ヴュルテンベルク州の州都、シュトゥットガルトに到着します。お得なワンデーチケットを使って、ギーンゲンとエスリンゲンまで足を伸ばし、市内ではミュージアム巡り。並々注がれるビールとワイン、そして美味しい地元料理にも感動しながら、秋の南西ドイツで週末を楽しんできました♪
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- ユーロウイングス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
9月26日(木)
Eurowings EW2421便、13:45 ニース発でシュトゥットガルトへ出発です。EurowingsはルフトハンザのLCCで、HPから予約後、出発72時間前からチェックイン出来る。。はずでしたが、何故か最後まで進めず、アプリからトライしても同様。前日になって、やっとボーディングパスが入手出来ました。持ち込み手荷物1個のみの最安Basic料金だったからかなあ?
当日のビジネスクラスはガラガラ、に対して満席のエコノミー、後方座席の人たちが、出発前に前方へ移動させられて、機体のバランスを取ったと思われます。割と新しい機材で、機内はきれいでした。少し遅れたものの、15時過ぎ、無事にシュトゥットガルト空港に到着。残念ながら雨です。 -
空港からホテルまでは、乗り換えなしUバーンの6番で。EUはエコ意識が高く、シュトゥットガルトでは券売機で紙のチケットを買うと、ネット購入より高い金額になります。なので先にこの地域のネットワーク、VVSのアプリをダウンロードし、支払いに利用するクレジットカードを登録しておきました。
駅に着いたらその場でアプリからチケットを購入、写真のように画面にチケットが表示されたら、電車に乗れます。写真はシングルチケット大人二人分で、購入時から4時間有効、黒いラインが右へ進んでいき、タイムアウトになると無効化される仕組み。よく出来てますね。 -
今回のホテルはAdina Apartment Hotel。Stadtbibliothek駅からすぐなのですが、近すぎて、ナビが駅出口で既に着いたよ、と終了してしまうので、雨の中ウロウロしてしまいました(^^;) 出口正面の建物で、入口が反対側にあったのでした。
部屋はスタジオタイプと表記されてるものの、十分広くてミニキッチンや洗濯機なども完備していて、大変快適。ただ、キッチンのミニランプが消せなかったのと、3泊の間、部屋の清掃、タオル交換は一度もありませんでした。 -
結構な雨降りだし疲れたので、晩ごはん食べよう、と街中へ。ホテルからシュトゥットガルト中央駅までは徒歩10分ほど。しかし現在、この中央駅が大改装工事中で、そこらじゅう工事現場になっていました。出来上がったら、さぞ綺麗になるのでしょうが、今はちょっと気をつけないと危ないです。
目抜き通りのケーニヒ通りを下って宮殿広場に出たら、お目当てのCarls Brauhausはすぐそこ。18時前なのに、既にものすごい賑わいでびっくり。ほぼ満席みたいでしたが、運よく1テーブル空いて、座ることが出来ました。
まずは自家醸造の生ビールで乾杯~、そして名物という豚の骨つきスネ肉のロースト、シュバイネハクセを注文。1/2ポーションでこの迫力。 -
こちらはこの地方のパスタ料理、マウルタッシェン。中の詰め物にバラエティがあり、ここのは3種類盛り合わせで、色々食べられて楽しかったです。
サービスの男性もとても感じがよく、ワインも美味しくて、初日から大満足。そしてフランスに比べると安い! やるじゃん、ドイツ!! -
9月27日(金)
今日はなんとか雨が降らなそうなので、電車でギーンゲンにあるシュタイフミュージアム、そこからエスリンゲンへ回る遠足をします。しかし、ドイツ全域ネットワーク、DBのアプリからチケットを買おうとしたら、予定していた9:20中央駅発の列車が「スタッフの予期せぬ欠員によりキャンセル」とな! 運転手が腹痛にでもなったんかい。ドイツの列車は欠便、遅延、変更など日常茶飯事と聞いてましたが、早速やられました。仕方ないから、1時間遅れの次の電車にします。
今日使うのは、Baden-Wurtemberg Ticket、この地方全域の列車に一日乗り放題というもの。正規料金だと中央駅からギーンゲンまで、大人一人片道だけで18.70ユーロするのに、このチケットは大人二人分で34.50ユーロなんです。ドイツはグループで移動するとすごくお得ですね。
中央駅からアーレンまで1時間、出発時は車内ガラガラでした。虎の模様のシートがユニーク。 -
アーレンで乗り換え、正午過ぎにギーンゲンに着きました。駅前に「シュタイフはこちら」という矢印の看板があり、それに従い右へ進むと、途中から赤いくまさんの足跡が歩道に描かれていて、それについていけばよいのです。わかりやす~い!
観光案内所(ギーンゲン) 散歩・街歩き
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小川を渡り、ミュージアムは駅から5分ほど。手前がアウトレットショップ、奥にミュージアムとレストランがあります。アウトレットショップは、正午から13時までお昼休みでクローズでした。
シュタイフミュージアム 博物館・美術館・ギャラリー
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チケットは大人一名12ユーロ。ドイツ語、英語、日本語があると言われ、イヤホンガイドかと思ったら、二人別々には選べないというので、日本語にしてもらいました。10分後に開始、とのことで待っていると、「ジャパニーズ」と呼ばれて、部屋に案内されます。席に座ると、部屋が暗くなって舞台のような装置が動き出し、日本語のナレーションが始まりました。なるほどこういうことか、お昼ですいてたせいもあり、この回の日本語バージョンは私たちだけの貸切状態で進行したのです、ラッキー。
シュタイフミュージアム 博物館・美術館・ギャラリー
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ストーリーが進むうちに部屋全体がエレベーターになっていて上昇し、上階に到着。テディベアとフリーダという女の子が一緒に旅をするのに、観客もついて行きます。テーマの違う部屋を次々巡って、最後にフリーゾーンに出ます。なかなか面白い。
シュタイフミュージアム 博物館・美術館・ギャラリー
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その後は自由に展示を見たり、ぬいぐるみで遊んだり出来るようになっていて、この蛇の滑り台でも、下の階に行くことが出来るのです。童心に帰って滑り降りました、楽しい~♪
シュタイフミュージアム 博物館・美術館・ギャラリー
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実際の製作の様子も、デモンストレーションで目の前で見られます。ぬいぐるみ一つ作るのも、大変な手間ですよね。
シュタイフミュージアム 博物館・美術館・ギャラリー
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アウトレットショップも確かにお安くはなっていましたが、一目惚れしてしまったのは正規のショップにいた、こちらの黒豹baby。テディベアの親友でTakyというのです。本当に一つひとつ表情も違うので、食いつくぐらい見比べて、この子を選びました! 49.90ユーロなり。
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さて帰りはエスリンゲンへ寄るので、ウルムで乗り換えることにしましたが、ウルムからの列車は激混みでした(汗) 私たちは運よく空席があって座れましたが、シュトゥットガルトまで1時間はかかるので、楽に戻りたい場合は、行きと同じアーレン経由にした方が良さそうです。
写真はウルム中央駅、ドイツは列車内への自転車の持ち込みが盛んで、階段の脇にこんな感じで、チャリを乗せて滑らせて上り下り出来る帯が付いてました。列車内にも専用の、ベルトで固定出来る座席が整備されています。
また、列車を調べたりするのにDBのアプリはとても便利。ホームの番号まで表示してくれるので、駅でうろうろすることなしに、目的の列車に辿り着けます。ドイツを列車で旅するなら必須ですね。ウルム中央駅 駅
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16時過ぎ、エスリンゲンに着きました。ここは1000年以上の歴史を持つ街で、木組みの建物が並び、中世の雰囲気を味わえる、ということで、ぜひ訪れてみたかったところ。駅右手の通りを、とりあえず川の方に向かってみます。サーカスしてるみたいなオブジェ発見、建物とのバランスが、センスいい!
エスリンゲン 散歩・街歩き
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ビュースポットになっている、昔の木材屋はそこからすぐでした。川の真ん中に浅瀬のように建っていて、ほんと可愛くて素敵な景色です。
エスリンゲン 散歩・街歩き
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更に進むと広場があって、その一角に、お目当てのワイナリー、ケスラーがありました。ここはドイツ最古のゼクト(スパークリングワイン)醸造所なのですって。
門をくぐると、中庭でテイスティング出来るようになっていて、たくさんの人たちがグラス片手に楽しんでます。カウンターで人気のあるお勧めを聞いて、白とロゼを一杯ずつお願いしました。すっきりして美味しい!
尚、料金のうち3ユーロはグラスのデポジットです。ご覧のとおり素敵なグラスなので、割らずに持ち帰る準備があれば、お土産に出来たんだけどな。帰りがけにカウンターに空のグラスを戻すと、現金で3ユーロ返してくれるので、受け取るのをお忘れなきよう。エスリンゲン 散歩・街歩き
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一杯ひっかけて気分良くなったので(^○^)、城塞へ登ってみることにしましたが。。狭い階段が上へ上へ、延々と続きます。はー、こりゃもう少し年取ったらもう無理だな、一生に一度だ! と思って頑張りました( 'ω' )/
エスリンゲン 散歩・街歩き
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階段の途中から見下ろすと、すぐ下は葡萄畑、そしてエスリンゲンの街が眼下に広がります。気持ちいい~、頑張って登ってきた甲斐がありました。
エスリンゲン 散歩・街歩き
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突き当たりは、この丸い塔。ここから見張りをしたのでしょうね。反対側は広場と公園になっていて、散歩に来たワンコが嬉しそうに走り回っていました。階段は降りる方が怖いので、慎重に手摺につかまって戻り、無事に帰還。
エスリンゲン 散歩・街歩き
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さて時間は17時半、今日はここで夕食を済ませるつもりで、調べてあったレストラン、Einhornへ向かいました。予約なしなので、19時までならOK、ということで無事にテーブルへ。ワインセラーをレストランにした素敵な雰囲気です。サービスのおじさんは、カタコトのフランス語と日本語も喋ってくれました。
エスリンゲン 散歩・街歩き
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今日は鹿の煮込みがあるよ、というので、ジビエ好きな相方は即それに決定。よく煮込まれて鹿とは思えないほど柔らかく美味。付け合わせのケーぜシュペッツレというパスタも後を引く美味しさ。ワイン、ビールは言わずもがな、すっかり満足してシュトゥットガルトに帰りました。
エスリンゲン 散歩・街歩き
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9月28日(土)
昨日遠出を済ませたので、今日は近場でミュージアム巡りです。シュトゥットカードというお得なパスがあり、購入場所リストにAdinaが記載されていたものの、フロントで聞くと、ここでは買えない、観光案内所に行ってねと言われました。まあヨーロッパじゃこういう展開はしょっちゅうです。ネットでも買えるとあったので、とっととネットで手続き。24時間有効のは、大人一名24ユーロ。支払いが済むと、使用者の名前と有効期限が明記されたQRコード付きのパスがメールで送られて来ました。このパスと、市内ゾーン1の一日フリーパスもネットで買って、さあ準備できた!
まずはポルシェミュージアムへ、Sバーン6番線のNeuwirtshausという駅に着いたら目の前でした。ポルシェ ミュージアム 博物館・美術館・ギャラリー
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入口でパスを見せると、入場券を渡してくれます。長いエスカレーターを上がって、上から下へ降りながらの展示。まあいろんなポルシェがあるのね~、こちらはイタリア警察のポルシェ。
ポルシェ ミュージアム 博物館・美術館・ギャラリー
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ピンクが可愛い。展示の他にもちょっとした運転体験が出来るようになっていたり、まあとにかくピカピカのポルシェを眺めてるだけでも、なんだか楽しかったです。
ポルシェ ミュージアム 博物館・美術館・ギャラリー
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ポルシェの次は、もちろんベンツに行くんですが、その途中に豚の博物館というのがありまして、面白そうなので立ち寄ってみます。中央駅まで戻って、Uバーン9号、Schlachthofで降りたら徒歩5分もかからないくらい。ピンクのブーちゃんがお出迎え。
豚博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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家が博物館になった感じで、3階の屋根裏まで階段で登りながら展示を見ていきます。豚と言っても、猪も仲間に入ってました。各階で小部屋に分かれているんですが、もうどんだけー!という展示数です。どうやって集めたんだろう。。
豚博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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こんな骨の標本まで展示されてる。一年365日の日付が書かれたボックスが並んでいる部屋もあり、扉を開けるとその日の豚さんが鎮座しているのです。私の誕生日は、四葉のクローバーをくわえた、なかなかおしゃまなブーちゃんが座ってました。あと、かなり際どいエッチなコレクションの部屋もあります。。
ここはレストランも併設されていて、ランチ時、結構な賑わいでした。きっと美味しいに違いない。豚博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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豚さんを堪能したら、Uバーンの駅からすぐのバス停から、Bad Canstatt Bf行きの45番バスに乗りました。Mercedèz-Benz Weltで降りると、ベンツ博物館は目の前です。Sバーンの駅からはかなり歩くようなので、バスでのアクセスの方が楽ちんかと。
メルセデス ベンツ博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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ここは入口でパスを見せてチケットをもらうと、専用エレベーターの前にあるマシンにそれを通して入場するシステムでした。やはり上から下へ、歴史を辿りながらの展示になっています。馬車にエンジンがついた感じの初期のベンツ、きれいだなあ。
メルセデス ベンツ博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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すごく広くて、メインの展示のほかにテーマごとに分かれたサブ展示室もあり、気づかないうちに、ものすごい歩数を歩くことに(^○^;)
メルセデス ベンツ博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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デカくてピカピカ、やっぱりベンツは車の王様だなあ。亡き父もベンツが大好きでした。実は今、うちのクルマもベンツくんなのです。これからも大事に乗らなきゃね。
一通り見終わったら、朝から既に10キロくらい歩いており! さすがに疲れたので、一旦ホテルに戻って休憩。メルセデス ベンツ博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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夕食はStetterというワインハウスへ。ここも予約なしなので17:30に着き、昨日と同じ19時までのパターンで、無事に席を確保。バーカウンターもあって、そこはテイスティングを楽しんでるグループで賑わっていました。
グラスワインは250ml入りのガラスマグで並々入ってて嬉しいなあ。久々にゲヴュルツトラミネールを飲みました、美味しい! -
Schwoba-Trioという地方名物盛り合わせは、左からシュペッツレ、レンズ豆とフランクフルト、マウルタッシェン。奥は仔牛のソーセージに自家製ポテトサラダ。ドイツ料理美味しいね~、すっかり満足。
この後、ホテル近くのスーパーに水を買いに寄ったら、昨日のケスラーのゼクト小瓶とブレッツェル、シュトーレンまで買っちゃって、ホテルの部屋で最後の夜食になりました~、あはは。 -
9月29日(日)
午後のフライトで帰るので、朝食後、まだ見てない宮殿付近を散歩することに。いいお天気になりましたが、気温が5度です、冷え冷え~。
シュロスガルテンは、水鳥が遊ぶきれいに整備された公園。日曜日の朝なので、人も少なく気持ちがいい。 -
新旧の宮殿を眺めつつ、シュティフト教会まで来ました。この辺りは平日には市場が開かれて賑わうそうですが、今日はとても静かで落ち着きます。しかし寒くて耳まで痛くなってきたので、ここで散歩は切り上げ、ホテルに戻りました。
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13:45発 EW2420便でニースに戻ります。空港のセキュリティチェックは、ゲートの前で足型に足を置いて立たされるシステムで、私は初めてでびっくり。制限エリア内には、大したショップもなくて、ゲートに直行してのんびり待ってました。ボーディング時は、身分証明書のチェックすらなかった(^^;)
ものすごく久しぶりのドイツ、ハッとかシュッとかの多いドイツ語にはあんまり馴染めませんでしたが、きれいで素敵なところだなあと再確認しました。ニースからは直行便も多いので、また遊びに来るね!
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