大神神社、三輪山登拝、長谷寺

2024/04/10 - 2024/04/10

奈良市を拠点に友人と車で6日間奈良を巡った4日目。
写真は旅4日目の大神神社

エリア 奈良

纏向(まきむく)遺跡を見に行きます
こちらはJRの巻向駅

巻向駅 駅

桜井市はここが「卑弥呼の里」と言い切ってます

巻向駅からほど近いJAならけん纒向支店(GoogleMapでは閉業)にポツンと「朝臣柿本人麿公屋敷跡」の石碑が立っているのを偶然見つけました

纏向遺跡と三輪山
纏向遺跡は巨大かつ最古級の前方後円墳である箸墓古墳やそれより古い古墳群が存在する古墳時代幕開けの中心地である

纒向遺跡辻地区 古墳時代前期を中心とする時期の大規模な集落遺跡
九州から関東に至る広範囲の土器が出土されているいっぽうで農耕具がほとんど出土していない(政治に特化？)という特徴がある
大型の掘立柱建物や約2,700個もの桃の種が出土している

纒向石塚古墳（国指定史跡）
纏向遺跡内では最古の古墳の可能性があるよう

纏向遺跡とくれば箸墓古墳は外せないスポットですが2年前に行きましたのでカット
大神神社第6駐車場に車を停めて本日の重要ミッション三輪山登拝へ

大神神社 二の鳥居をくぐり

大神神社 寺・神社・教会

大神神社参道をゆく

大神神社 寺・神社・教会

大神神社の拝殿に至ります
本殿は無く背後の三輪山を御神体とする

大神神社 寺・神社・教会

大神神社をさらに山辺の道に沿って北上

大神神社 寺・神社・教会

大神神社摂社の狭井神社が本日の目的地
ここから大神神社の御神体である三輪山登拝をします

狭井神社 寺・神社・教会

登拝中の喉の渇きを癒すべく御神水を入手
狭井神社の｢狭井」の名前の由来となった境内にある井戸の水はくすり水とされるのでありがたや

狭井神社 寺・神社・教会

お祓いを受けたのちイザ、三輪山登拝に出発します
ふつう御神体って見ることも叶わないのに御神体に足を踏み入れます

狭井神社 寺・神社・教会

山中は撮影はおろかスケッチも禁止されていますのでこちらのガイドを載せます
頂上と中腹に磐座祭祀があり頂上の高宮神社は日向御子神を祭神とし「日向」は太陽祭祀に関わりがあるとか…個人的には日向から東征に来た神武天皇と関係があるのではと妄想

三輪山 自然・景勝地

登拝の軌跡、だいたい
獲得標高350m
距離は2.5km
往復約1時間40分でした

三輪山 自然・景勝地

体力回復にご当地グルメの三輪そうめんを食べに行きます
三輪山本へ

三輪山本 お食事処 グルメ・レストラン

ゆば山菜にゅうめんを注文

三輪山本 お食事処 グルメ・レストラン

相棒はとろろそうめん
お互いに一口交換しましたがやはりそうめんは冷やした方が美味かった…

三輪山本 お食事処 グルメ・レストラン

移動して長谷寺へ

まずは西国三十三所番外札所の法起院に立ち寄り

法起院 寺・神社・教会

つづいて長谷寺へ
大和川の上流を初瀬川といいこのへんを初瀬(はつせ、はせ)と呼ばれていたことから長谷寺(はせでら)だとか

長谷寺 寺・神社・教会

東大寺や興福寺の末寺であったようですが現在は新義真言宗のお寺です

長谷寺 寺・神社・教会

登廊(のぼりろう)という屋根付きの階段はここのシンボルの一つ

長谷寺 登廊 寺・神社・教会

長谷寺 登廊 寺・神社・教会

長谷寺 登廊 寺・神社・教会

重要文化財です

長谷寺 登廊 寺・神社・教会

国宝の本堂

長谷寺 本堂(舞台) 寺・神社・教会

前日の雨で桜はだいぶん散ってしまったよう

長谷寺 五重塔 寺・神社・教会

本堂の懸造はけっこうコワイ

長谷寺 本堂(舞台) 寺・神社・教会

ドローンでも使わないと本堂全体の写真は撮れませんね
ご本尊の十一面観世音菩薩立像は10mを超える巨大なもので春季の特別拝観によりお御足に触れることができましたありがたや

長谷寺 本堂(舞台) 寺・神社・教会

本坊の大講堂と大玄関
いずれも重要文化財

長谷寺 寺・神社・教会

源氏物語の玉鬘に登場するという二本杉

長谷寺 寺・神社・教会

あまりに行列ができてたのでつられて並んでオヤツにします

総本舗 白酒屋 グルメ・レストラン

草餅を焼いたものが名物のよう
後で知りましたが鈴木亮平もJRのCMで食ってました

総本舗 白酒屋 グルメ・レストラン

宿に帰る道すがら　唐古・鍵考古学ミュージアムへ
唐古・鍵遺跡は弥生時代の環濠集落遺跡で600年近く集落が存在し続けていた

唐古 鍵考古学ミュージアム 美術館・博物館

こちらのミュージアムの目玉という牛型埴輪(古墳時代後期)
全国的にも類例が9例ほどしかなく重要文化財になっている

唐古 鍵考古学ミュージアム 美術館・博物館

唐古・鍵遺跡の規模縮小と纏向遺跡の出現はスライドしており密接な関係があったとのこと
ミュージアムはかなり小規模でした

唐古 鍵考古学ミュージアム 美術館・博物館

奈良市中心部に戻り夜飯にします
酒肆(しゅし)春鹿へ

お通し

焼物　万願寺とうがらし

まぐろ山かけ

白ナと油かす煮と水茄子ぬか漬

長芋そうめん

とり肝煮

なかなか寡黙なマスターでしたがどれも美味しかったです