2024/07/05 - 2024/07/15
27位(同エリア441件中)
ウェンディさん
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この旅行記のスケジュール
2024/07/07
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電車での移動
サン セバスティアンまで5時間 / Renfe Avant
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サンセバスチャン駅
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車での移動
タクシーで移動
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夜の海岸散歩
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この旅行記スケジュールを元に
友人と二人で訪れた2回目のスペイン。
今回は、どこを歩こうか。
せっかくならば、美味しいワインや果実酒があり、食事も美味しいところがいいよね。
それならば、バスク地方のサン・セバスティアンはどうかな。
カンタブリアの潮の香りを纏うチャコリ・ワインに、
甘く豊穣でさわやかな酸味がある林檎酒のシードラ。
サン・セバスティアンは漁村から発展した町だから、
海岸沿いのバルには海の幸もたくさん。
バスク地方のサクッと一杯味わって次のバルへと向かうスタイルの飲み方は、
そんなに量は飲めないけれど、いろいろ楽しみたい私たちにはぴったり。
でもさ、サン・セバスティアンはゲートとなるマドリードやバルセロナからは遠いのでは?
確かに遠いかも…しれないけど、日本からスペインまでの距離を考えたら、ほんの少しの遠いだけ。
列車でも飛行機でもバスでもアクセスする方法はいくらでもある。
人生にチャンスはそんなに多くはない。
行きたいと感じた時が、“その時”だよ。
Vamos a San Sebastian ♪
★☆★2024年7月Espana旅 con Masami★☆★
7/5 羽田-北京/Air China
7/6 -Madrid/Air China
Madrid-Toledo/高速バスAlsa
7/7 Toledo-Madrid-San Sebastian/レンフェ
7/8 San Sebastian
7/9 San Sebastian-Bilbao/高速バス Alsa
7/10 Bilbao (SanJuan de Gaztelegatxe) /路線バス
7/11 Bilbao-Barcelona/Vueling Air
7/12 Barcelona
7/13 Barcelona-Figueres/レンフェ
7/14 Barcelona-北京/Air China
7/15 -成田/Air China
★☆★旅行記★☆★
500年の瞬き https://4travel.jp/travelogue/11930855
呑んだくれ女のバル巡り https://4travel.jp/travelogue/11931121
絶海の孤島修道院 ガステルガチェ https://4travel.jp/travelogue/11947730
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
-
スペイン旅の初日は、マドリード近くのトレドにてスペイン語脳へのリハビリ。
2日目となるこの日はチャマルティン駅からレンフェのAvantでサン・セバスティアンを目指す。
日曜日ということもありお昼過ぎに到着したマドリードのチャマルティン駅は大混雑。
ベンチも空いていないし、売店でボカディージョを購入したってホームに向かう通路にじかに座って食べるか、立って食べるしかない状態。
掲示板にも15分前くらいにならないと発車ホームが表示されないし、駅全体のシステムが機能的ではないかなという印象。
スペインがオーバーツーリズムだってニュースで報道されることも多いが、公共交通機関の予約のしにくさや待合システム、駅のキャパシティにも問題がありそうな気がする。
旅行者がサン・セバスティアンへ向かうときに注意すべきことは、行き先の表示名。
バスク語が第一言語であるサン・セバスティアンの優先表示はバスク語でのDonostia。
チャマルティン駅の表示もサン・セバスティアン行は、14:46 Donostia となっていた。チャマルティン駅 駅
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マドリードからサン・セバスティアンまでは列車旅で約5時間。
チャマルティン駅を14:46に出発して、サン・セバスティアンには19:41に到着する。
レンフェだから高速電車か?と勘違いしがちだが、この路線はAvantの利用。
高速用の線路がまだ途中までしか整備されておらず、途中駅からはローカル列車の線路となり(山形新幹線に近い感じかな)、移動距離の割には乗車時間が長い。
Valladrid駅、Burgos駅など今まで地図の上でしか見たことのなかった地名の駅の脇をのんびりと列車が通り過ぎる。
車窓からの景色も最初は枯草や藁色の草原だったのに、Burgosを過ぎたあたりから木々が生えた丘陵地帯や森林帯の緑地帯がどんどん増えてきて、スペイン中央部の乾燥地帯から海岸部の湿度が豊富なエリアへと移動してきていることが実感できた。 -
5時間の列車旅となると心配となるのが乗車途中のお手洗い事情だが、AVANTには車いすの方でも利用できる広々としたお手洗いがついているし、列車旅の途中でおなかがすいたならば車内販売も利用できる。
列車はほぼスケジュール通りにサン・セバスティアン駅に到着し、ここから宿まではタクシーで移動。 -
駅から旧市街地までのタクシー代金は9ユーロ。
到着時間は20時近かったがトレドより北部にあるサン・セバスティアンの日没は22時以降なので、到着時間の20時はまだまだ昼間。
宿がある旧市街地の中へはタクシーは進入禁止なのでツーリストインフォ近くで下車し、そこからはスマホの地図を頼りに宿の場所探し。
予約した宿は旧市街地に入ってすぐの路地を曲がったところ…とわかってはいたのだが、なかなかそれらしき表示は見つからず、同じ路地の左右を行ったり来たりして、ようやくPと表示のある入口を発見。
写真は深夜0時過ぎに、バル巡りから帰ってきたときに撮影したものだが、空にはまだ明るさが残っていた。
真夜中の0時過ぎてもこの明るさって、欧州の夏の夜が長いのも納得だ。バル・ホッピングにおすすめ♪女子旅でも安心の立地です by ウェンディさんペンシオン ベーシック コンフォート ホテル
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宿はアパートメントの1フロアーを改装し、3部屋を貸し部屋としたPension Basic Comfort。
私たちはナイロビという名の部屋だった。
部屋には必要なものはひと揃えあるので問題はなかったが、クーラーがないので、暑い真夏はちょっときびしい目かもしれない。
私たちが滞在中はそれほど気温が上がらなかったので、扇風機のみで大丈夫だったが、もっと暑い日には夜が寝苦しい可能性がある。 -
宿があるのはバルがひしめく旧市街の中の路地。
ベランダから身を乗り出せば写真のように旧市街地の景色を堪能でき、サン・セバスティアンの滞在にはおすすめの宿だと思う。
Pension Basic Comfortの1室の宿泊代金は、324ユーロ/2泊3日。
深夜までバルで飲んでいてもバルから歩いて5分以内で帰れる場所にあり、女性の旅にはおすすめの宿だと思う。 -
サン・セバスティアンに到着したならば何はともあれ、お楽しみのバル巡りへ。
行きたいバルは事前に目星をつけてあり、さらに定休日もチェック済。
サン・セバスティアンの滞在は日曜夜から火曜の昼まで。
月曜日は休業日のバルも多いから、そんなところは到着日の日曜夜に行っておきたいところだ。 -
今回の旅で訪れたサン・セバスティアンのBar(バル)は、La Cepa、Atari、La Vina、Sport、Gandarias、Aralar、Hamabostの7バルで、昼2バル、夜3バルくらいな感じで梯子酒。
いくら美味しいお酒が好きでも、味がわからなくなるまで飲むのはNGだし楽しくない。
ほろ酔いで笑って歩けるくらいがベストよね。
2泊3日あるのだから、私たちには梯子酒は多くても1回3バルくらいがちょうどいい。 -
旅行記でのサン・セバスティアンのバル紹介はお気に入り順に。
まず第1位は、あまりに美味しすぎて2夜連続で通ったBarのLa Cepa(ラ セパ) -
La Cepaは1日目の夜の最後に訪れて、チャコリの質の良さとBoquerones en Vinagre(アンチョビの酢漬け)の美味しさに心を射抜かれたバル。
お酒に空気を含ませ柔らかな味なるように高い位置から注いでくれるバーテンダーさんのパフォーマンスも楽しい。サンセバ一押しのバル、生ハムも山羊チーズも、アンチョビも…とにかく旨い by ウェンディさんバー・ラ・セパ 地元の料理
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La Cepaでの1日目のraciones(ラシォン:小皿料理)は、Pulpo de Gallega(タコにオリーブ油、塩などをかけたバスクでも一般的な料理)と、アンチョビの酢漬け。
お供はさわやかな風味のチャコリで。
1日目のお会計は9ユーロ。 -
翌日の2回目のLa Cepaでは、またまたアンチョビの酢漬けとPintxos(ピンチョス:一口料理)としてBocadillo de Jamon y Queso de Cabra(生ハムと山羊チーズのバゲット)を。
お供のお酒はリンゴから作られたバスク地方の名産のシードラ。
2日目のお会計は8.9ユーロ
私たち二人はアンチョビの酢漬けは大好きであちこちのバルでオーダーしたのだが、一番おいしかったのが、ここLa Cepaだった。
そして、スペインを旅するなら生ハムが美味しいのは周知のことだと思うが、チーズ好きならば山羊チーズがおすすめ。
癖のある山羊チーズは本当に味が深い。 -
最初は、店に踏み入れるのも人をかき分けオーダーするのも恐る恐るだったバル巡りも何件か行ってみると慣れてきて、地元のバスク人のおじさんと仲良くなりバスク語を教わったり、バーテンダーさんとおしゃべりしたりする余裕も出てきて、とっても楽しい。
バーテンダーさんや馴染みのお客さんとのおしゃべりを楽しみたいならば、週末や平日でも22時以降は混んでいるので避ける方が無難。平日の18時台や19時台の開店直後ならば比較的空いていて、お酒や食事以外にもいろいろな楽しみがある。 -
ランキング2位のおすすめBarは、ランチ呑みにおすすめなHamabost(アマボス)。
憲法広場の片隅にあるお店で、ランチタイムのカフェを兼用して営業している。 -
ここは何も調べずにふらりと立ち寄ったのだが、女性のバーテンダーさんのおすすめのチルダと呼ばれるシードラの濁り酒が酸味が効いていて絶品。
お姉さんがシードルを注ぐこのスタイルはescanciar(エスカンシアール)と呼ばれるアストリアス地方の注ぎ方で、高い位置から注ぎ入れ泡立てることで、リンゴの酸味が柔らかになるそうだ。 -
生ハムのボカディージョも、エビの入ったボカディージョも、追加で頼んだコロッケも出来立てで美味しかった。
Hamabostでのお支払いは15.28ユーロ -
ランキング3位のおすすめBarは、ガイドブックやブログでよく目にする、有名なGandarias(ガンダリアス)。
Gandariasは昼間も営業しているバルで、私たちも昼間の梯子酒で足を踏み入れた。ガンダリアス 地元の料理
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Gandariasのアンチョビの酢漬けも美味しかったのだが、ここは日中の時間帯はは比較的空いているので、バーテンさんとの会話も楽しめる。
あまりに会話が楽しくて、アンチョビの写真は撮り忘れたことを食べてから気が付いた。
Gandariasのお会計は7.4ユーロだった。 -
こんな風に飲んだくれ旅の紹介ばかりしていると、朝から晩まで酒を飲み、くだを巻いているおばちゃんみたいな印象を与えそうなので一応弁解するが、日中はサン・セバスティアンの街中を散歩したり、近くの高台まで景色を見に行ったりしてちゃんと活動的に動いている。
でも、サン・セバスティアンって、小さな漁村みたいな町ではないの?
散策するような場所はあるの?
そんなところはどこに?
と思われるかも知れないので、2泊3日で過ごす場合のサン・セバスティアンの昼間の楽しみ方も紹介♪
まず軽めのアクティビティならば、サン・セバスティアンの新市街の散策。 -
新市街の中央には大聖堂(カテドラル)があり、日中は見学が可能だ。
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大聖堂は教会なので静かに見学が原則だが拝観料はかからずに無料。
午後の光が優しくステントグラスを通り抜け、聖堂内に彩を添える様子を目にすることができる。 -
7月中旬のサン・セバスティアンは天気予報によると最低気温が15~20℃で、最高が25℃くらいとのことだが、最低気温が出るのは夜中の3時ころで、日中は日差しが非常に強い。
気温が20℃以下と聞くと涼しすぎるのでは…と感じるかもしれないが、そんなことはない。
日本の7月とほぼ同様の服装で何の問題もなかった。 -
サン・セバスティアンの教会はバルがたくさんある旧市街地エリアにもある。
旧市街地にあるのは、Iglesia de Santa Maria(サンタ・マリア教会)。
漁村の村にあった小さない教会だが、石で造られたその姿は厳か。サンタ マリア教会 寺院・教会
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薄暗い教会内を照らす窓にはステンドグラスが嵌め込まれ、参拝に訪れる者に畏怖の念を与える感じ。
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一面がステンドグラスのカテドラルも素敵だが、素朴な教会も味がある。
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私たちが日中に歩いたのは新市街、旧市街だけではない。
コンチャ湾を朝散歩し、Monte Igueldo(イゲルド山)の山頂へも行ってきた。コンチャ海岸 ビーチ
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コンチャ湾沿いの遊歩道は約3km。
弓状にたわむ海岸線を変わりゆく景色を見ながら歩くのは、朝の散歩にはぴったり。
更に、ここには想定していなかったもの:私の大好物の柱状節理もあり、楽しい散歩道だった。 -
更にイゲルド山の麓には屋外美術館(無料)もある。
風の櫛 モニュメント・記念碑
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コンチャ湾のイゲルド山側にある海岸線には、自然の柱状節理の岩に牛の角やカブトムシの角、ロボットアームの手にも見える鉄製のオブジェがくっつけられていた。
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これらは所謂、現代アートでサン・セバスティアン出身の彫刻家であるEduardo Chillida(エドゥアルド チジーダ)の作品たちで、作品名は Peine del Viento(風の櫛)
サン・セバスチャンのシンボルにもなっているこれらの彫刻の岩には潮吹き穴があり、満潮と重なると潮吹きが見れるということだったが、この時は潮は満ちていたけれど、風がなかったためかその兆候はなかった。
日本で柱状節理に穴開けて彫刻を作ったりしたら大ブーイングが起きそうだが、バスクではその辺はおおらかな気質なのだろう。 -
このあたりは柱状節理の宝庫で、縦に並んだかわいいサイズの摂理たちがたくさん。
こんなにたくさんの柱状節理に出会えるとは思っていなかったので、サプライズな景色の登場にちょっとドキドキな私だった。 -
サン・セバスティアンの旧市街から、彫刻まではのんびり歩いて1時間弱。
朝8時台に歩き始めたのに日差しは強烈に強くて、もう汗だく。
イゲルド山に入る前に、彫刻近くのカフェで一休みすることに。
Cafe con leche(カフェオレ):2杯3.7ユーロ -
イゲルド山のFuniclar(ケーブルカー)駅に10時過ぎに到着した。
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ケーブルカーに乗る前にコンチャ湾を振り返ったら朝は散歩する人くらいしかいない静かだった浜には、ちらほらと海水浴客の姿。
夏は海水浴で大混雑すると聞いていたコンチャ湾だったので、混雑してもこんなもの?と思っていたのだが、イゲルド山から下ってきて旧市街に戻る時にもう一度砂浜を眺めたら、砂浜一面がたくさんの人で埋め尽くされ、コンチャ湾はバスクの湘南や熱海なんだと再認識した。 -
イゲルド山に登るにはハイキング道とケーブルカーがあるとガイド本には書いてあるのだが、私たちがケーブルカー駅の周囲をうろうろしてハイキング道を探していたら、地元の人が「El camino esta Cerrado(ハイキング道は今は閉鎖)と教えてくれたので、イゲルド山の山頂まではこのケーブルカーに乗るか、車道を行くしかない。
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久しぶりのケーブルカーだったので、ちょっと楽しい。
ケーブルカーってすれ違いの瞬間がドキドキ。
窓に顔を押し付け、すれ違う車両を待つ子供たちと一緒に私もワクワクを楽しんだ。
ケーブルカー往復:9ユーロ -
イゲルド山の山頂にはホテルと子供向けの遊園地があり、山頂は夏休みの子供たちの歓声でにぎやか。
私たちがイゲルド山へときた目的は、山頂から眺めるコンチャ湾の絶景。 -
ホタテ貝の弧を書くコンチャ湾の中にある亀のような島は、Isla de Santa Clala(サンタクララ島)。
木の生える森を甲羅に持つ亀が、青い湾の中を泳いでいるかのように見える。モンテ イゲルド 山・渓谷
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山頂から眺める有名なコンチャ湾の絶景も素敵だったのだが、このコンチャ湾と反対側のビルバオ側の海岸線。
そちらの方が私的には、もっと興味深かった。
山頂から反対側の海岸線は、見渡す限りずっと連なる柱状節理。
波の浸食により崩れているところもあったが、自然が作りだしたスペクタクルな壮大な風景。
私は、こっちが好きだな。 -
イゲルド山の帰路、朝は人もまばらだった海岸線には観光客や海水浴客がたくさん。
ベンチでは、おじいさんがギターでアランフェス協奏曲を奏でていた。
コンチャ湾の景色を背景に聞こえるアランフェスは情緒たっぷり。
おじいさんのパフォーマンスに気持ちをチャリン。 -
旧市街には19世紀に建築された石造りのメルカド(市場)があり、その内部も見学可能とのことなので入り口を探してみたが見つからない。
どうやら建物の中には、改装工事中で入れないらしい。 -
では、ここにあった市場はどこに行ったのかと思っていたら、メルカドの隣の広場で女性たちが野菜などを販売していた。
サン・セバスティアンはホテル代が高いからあまり長期宿泊は難しいが、複数の友人とコンドミニアムみたいなところをシェアして宿泊し、食材を買って自炊したら、バル巡り三昧の旅ができるのかもしれない。 -
散歩は昼間だけとは限らない。
地元の人に交じり、夜の散歩だって楽しい。
バルを梯子した後はそのままホテルに帰ってもよいが、酔い覚ましには堤防での海風も気持ちいい。 -
防波堤に腰を掛け、潮騒に耳を傾ける。
夕日が沈む海岸線は夕方のイメージで、日本の夏だと18時半とか19時の感覚かな。
でも、この時のサン・セバスティアン時間は23時過ぎ。
もう、完全に時間感覚がおかしくなる旅だった。 -
防波堤の脇では釣りをする少年。
-
何が釣れるの?と聞いたら、
釣果を見せてくれた。
多分、アジかな? -
こんな夜の長い生活していたら、早起きは難しいね。
サン・セバスチャン散歩の紹介ばかりでなく、話を本筋のバル巡りに戻そう。 -
さあ、気を取り直して、
Barランキング第4位の紹介♪
第4位は、Bar Sport(バル スポルト)
ここは年中無休で、ランチタイムも営業しているので滞在期間が短くても利用できるお店としても有名なバルだ。 -
バル スポルトを訪れたのは、月曜日の夜。
ここの名物料理はウニだそうだが、気温が高い季節のせいかカウンターに並んだウニはあまり鮮度がベストであるようには見えず、あえてピリリと辛い青トウガラシのピンチョスと揚げたてのCroquetas(コロッケ)をチョイス。
ピリ辛トウガラシも美味しかったが、ほくほくのコロッケが絶品。
Bar Sportのコロッケはおすすめだ。
この時のドリンクはシードラで、お会計は9ユーロ。BAR SPORT バー
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ランキング5位は、La Vina(ラ ビーニャ)。
月曜定休なので訪れるときは曜日に注意が必要なバルとなる。
La Vinaはバスク チーズケーキ発祥の店で、サン・セバスティアンに来たならば、食べてみたいと思っていた場所。ラ ヴィーナ 地元の料理
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チャコリをグイっといただいて、チーズケーキは持ち帰ってホテルでブラックコーヒーと共に。
チーズケーキは美味しかったけど、期待値が大きかった分、普通かなって印象だった。
お会計は、8ユーロ也。 -
Barランキング第6位は、Atari(アタリ)。
お店の外観も雰囲気もかっこよくって、バーテンさんは比較的年齢層の若い方が多いかな。
かなり有名なお店なので、ちょっと期待して入店した。Atari Gastroteka 地元の料理
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オーダーしたのは、チャコリと赤ワインに、アンチョビとサーモンのピンチョス。
グラスもワイングラスだし、ピンチョスも素敵な感じに作られていて写真映えはするのだけど、ピンチョスの塩味がかなり強くって、素材の味が生かし切れていない…という感じ。
夏だから、塩で腐敗防止かしら?
私の好みの味ではなかった…って、ところだ。 -
今回のバル巡りの最後の紹介はBar Aralar(バル アララール)。
ここもノーマークだったお店で、バル梯子でふらりと立ちよったところ。
カウンターに並ぶ全ての料理に番号が振ってあり、オーダーはその番号を用紙にマークすればOKという簡単注文システムで言葉がわからない旅人にもわかりやすいのがポイント。 -
店内は夜にも関わらず比較的空いていて、テーブル席にも空きがあった。
卓上に置かれたオーダーシートの中から、サーモンのピンチョス、Guindarias Fritas(ゲルニカピーマンの素揚げ)、Caramales Fritos(イカ揚げ)、シードラと、バスク地方の名物をセレクトして頼んでみたのだけど、運ばれてきた揚げ物は、冷めているまではいかないが、少なくとも揚げたてではない状態。
そんなわけで、私の中では最下位のランキングとなった。
お会計は11.1ユーロ。Aralar バー
-
友人と二人で、はじめはドキドキしながら始めたサン・セバスティアンのバル巡り。
慣れてくればお店によるシードラやチャコリの味の違いを比べたり、お気に入り料理を見つけたり。
今回は訪れたのが夏だったので魚介系は少な目だったが、冬に来れば締まった身の美味しい魚も多いのだろう。
サン・セバスティアンは今回の旅で一番気に入った町。
また来る機会があれば、どこのバルの扉を開けようかな?
前の旅行記:500年の瞬き
https://4travel.jp/travelogue/11930855
続きの旅行記:絶海の孤島修道院 ガステルガチェ
https://4travel.jp/travelogue/11947730
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