2024/09/07 - 2024/09/08
295位(同エリア800件中)
poohさん
2017年から国連によって北欧に分類されることとなったバルト三国。
行きたいと思いながらも3ヶ国回るにはそれなりに休みがないとなぁと思い週末プラス旅の候補から外して後回しにしていたのですが、
ある日ふと、別に3ヶ国まとめて行かなきゃいけない訳じゃないじゃん!と気づき
航空券を調べたら Air Baltic のセール中!往復110ユーロ弱で航空券が買えたのでラトビアのリガ行きが決定しました。
1泊2日のリガ旧市街のみの観光です。
初めての北欧♪に心が浮き立ちます!
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
今回は早朝着の便
寝ないで日付が変わったくらいに空港に向かい、
フライト時間も2時間程度の中で1時間くらいは寝られたかな?という体感。
離陸する前に寝落ちしていたらしく、上空でスマホを見たら飛行機モードにすらしてなかった
というのも深夜だからか混雑も皆無で定刻の15分くらい前にはすでに乗客が全員揃って飛行機に乗っている状態で離陸を待っていたので、その間に寝たらしい。
結構体力的にしんどい便にも関わらず乗客の年齢層が高くて驚いた。
飛行機に乗った時は、クルーさんに「Good morning」と言われ、降りるときには「Good night」って言われてもう自分でも今って朝?夜?みたいな状況。
起きたら陽が出始めたところで地平線に広がるオレンジ色がとても綺麗だった。 -
2列3列ってバランス取れるのかな?って素人ながら不思議に思ったり。
座席指定してなかったけれど24時間前のオンラインチェックイン時に自動で3列側の窓側がアサインされた。 -
完璧に定刻で着いてから、夜明けが広がる空。
シートベルトサインが解除されていないのに立ち上がって荷物取り出し始めちゃう人がいたりするのをぼーっと眺めていた。
そして!!寒い!14度くらい。
行く前から分かっていたけど14度ってどのくらい寒いか忘れてしまって。日中は25度以上になるので、35度の世界を生きる服に薄手のシャツ1枚を羽織りとして持ってきたけど足りないわ… -
シェンゲン外からの旅なので入国審査。
・入国の目的と滞在期間
・その後どこに行くか
このあたりが割といつもシェンゲン入国のときに聞かれるけど、
今回はどこに泊まるのか、ホテル名まで聞かれて油断してたのでちょっと焦った。
ホテル名とか思い出せず、Googleマップでここです!!と見せたら大丈夫だった。
隣の列の2人組はよく分からないけど「知らなかったしここに来るまで誰にも聞かれなかったし確認されなかった!!」みたいなことを言いながら別室に連れて行かれてたのを見たのもあり、少しだけ心配になったけど特に難なく入国できた。
入国後は普通の市内バスで旧市街に向かいます。世界遺産に登録されている街並み、楽しみ!
バスのチケットはこのマシンで90分券1.5ユーロを購入。前回の旅行で硬貨がたくさんあって重たかったのでここで使えてラッキー!もちろんカード払いも可能なはずです。
直接ドライバーさんから買うともう少し高い&カードのみのようです。
赤い空港シャトルバスもあったけど4ユーロでした。
市内バスでも20分くらいで到着するので荷物が大きくなければ市内バスで十分かと!
バス停にはさきほど別室に連れて行かれた2人組も居たので無事入国できたみたい。 -
こんなチケットが出てきて、乗る時にピッとしたら終わりでした。
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22番バスが旧市街に行きます。
往復ともこちらのバスを利用しました。 -
太陽が登ってきた。まだ7:00過ぎ
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旧市街中心地のバス停で降り損ねて、次の旧市街の端にあるバス停で降りた。
ちょっと朝の散歩してみるか!と中央市場に来た。
開くのは7:30 から。まだ7:15 くらい。
入り口は開いていて人がどんどん入っていくので、もう入れるのかな?と思って着いて行ってみたら、私だけ横から歩いてきた警備員さんに Closed!!! って言われて止められた(笑)
これは働く人たちが入ってるのかな…?と察して退散中央市場 市場
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ピザの自動販売機!街の中でももう1台みかけた。
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7:30 まで待ってもまだフルで開いてなさそうな雰囲気を感じたので旧市街中心地の方へ歩いてみる。
鳥がデカい! -
ブレーメンの音楽隊の像。
なんだったか忘れたけど鼻先だけ塗装が落ちてきているように、触ると良いことがあるはず、と思って触っておいた。ブレーメンの音楽隊 モニュメント・記念碑
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真下から撮ると迫力が!
朝早過ぎて他の観光客が居ないので独占できたのはラッキー。その後何度も前を通り過ぎたけど常に観光客やツアー客で列が出来ていたので、これは朝活の特権。 -
リガといえばのブラックヘッドハウス
1334年に建てられ
ギルト(独身男性商人)メンバーのパーティホールだったところで、第二次世界大戦で破壊されたが1999年に再建されたそう。
1334年と1999年という文字はこの建物の上部にも記載されています。
太陽がこの方角から登ってくるので逆光になるけど、ブラックヘッドハウス独占できるのも朝だけ!
写真ではこの風景何度もみていたけど、実際に見てみるとブラックヘッドハウスが思っていたよりも小さいと感じました。ブラックヘッドの会館 建造物
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ブラックヘッドハウスの前にいらっしゃるのが
聖ローランド像。台座からは飲料水がでるみたい。 -
とっても緻密なデザインの彫刻がたくさん。
4つの紋章と彫刻は当時のハンザ都市同盟を結んでいたリガ、リューベック、ブレーメン、ハンブルクを象徴するもの。
1番左が現在地、リガの紋章。 -
年月日曜日時間まで見れるという天文時計
拡大しても時間が見えていないけれど、美しいです。 -
リガはクリスマスツリー発祥の地らしく、ツリーのモニュメントが。
台座に意味があるみたいで、クリスマス前にはこの場所に本物のクリスマスツリーが設置されるそう。 -
「リーガに初めてクリスマスツリーが登場したのは1510年」
日本語で書いてあるってびっくり。日本語の需要があったということ? -
かわいい建物1
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土曜日は8時に開店する Martina's Bakery へ。
本日2人目のお客さんとして入店しました。 -
お目当てはリガの名物として紹介されていたハニーケーキを食べるため。
間のクリームはかた目で、甘すぎもしないケーキでした。
1kg あたり12ユーロで販売されていて、ハニーケーキください、と注文すると測り売りでこの1ピースが出てきました。
144g で 1.73ユーロ!安くて驚き
後ろに映っているカフェラテも300ml で3ユーロ。
軽めではないので食べきるには苦労したけどなんとか完食。どんどんお客さんが入ってきて、店内で食べたり持ち帰ったりと、人気店という印象。
9時過ぎにお店を出てました。 -
さて、中央市場に戻ってきた。
まだまだ寒い…本気で上着を買おうかと思ったけど、10時くらいになってから急に寒くなくなって、あっという間に25度くらいで暑いくらいになって安心。 -
元々飛行船格納庫だったところだそうで、中から見るとこんなに大きい。
この大きな建物が4つあって、すべて中でつながっていました。
肉の建物から始まって、チーズなどの建物、衣類などを売っている建物、魚の建物
連結部分にもスパイス屋さんやスーパー、雑貨屋さんなどが入っていて、
外のエリアでは野菜にフルーツが売っていました。中央市場 市場
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やっぱり鳥が大きい!
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FIX price と書かれたお店がエスカレーターで登った先にあり入ってみると、
ダイソーのような空気を醸し出している。
なぜか韓国ラーメンやらインスタント焼きそば、チョコパイなどの取り扱いがあり、うっかり辛ラーメンを購入。1.2ユーロくらいで安かった。 -
外もたくさんお店が。
フルーツは、いちごとブルーベリー、ラズベリー、桃、りんご辺りが多かったかな -
あまりお腹が空いていないけど、フードコートのようなエリアがあったので、食べることに。
NO WASTE と看板に書いてあるとおり、食べられるパンのようなもので作られた容器にスープがつがれ提供されるシステムです。
なぜかコーヒーも食べられるカップで売ってました。 -
こんな感じで手渡され、スプーンなどはなく、
直接飲んで周りも食べろとのことでした。
スープはおいしかったけど、周りのパンのような部分は割と硬めで、
スープがしみて柔らかくなるということもなく
食べるのが大変だったので半分くらいでギブアップ -
フードコートのように小さなお店がたくさん集まっていて、
テーブルもあるので座って食べられます。 -
旧市街の街歩きに戻ります!
猫の家
屋根のとがっているところに猫の像がついていて、色々な逸話があるようです。猫の家 建造物
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手前がドイツ人商人の大ギルトの家で、猫の家(ラトビア人商人の家)とひと悶着あったところ。
建物は得に特徴はなし。
その奥はお城みたいな建物が素敵…! -
猫の家の入口部分。
ユーゲントシュティール建築のひとつ。
リガはユーゲントシュティール建築が有名で至るところにこのような建物がたくさんあります。
アールヌーヴォー(19世紀末~20世紀初頭にかけてヨーロッパを中心に流行した芸術様式の総称、フランスを中心に盛んになった) をドイツやオーストリアでは、ユーゲントシュティールと呼び、動植物、女性、曲線などのモチーフが多いそうです。リガでは、ユーゲントシュティールの流行と建築ラッシュが重なって現在もたくさん建築が残っているそうです。
唯一無二のデザインに価値をおく芸術ということもあって、どこを見ても細かくて美しい建築がたくさんありました。 -
ブラックヘッドハウスにあったリガの紋章と同じ紋章を発見
ウクライナの国旗があちらこちらにあり、ラトビアのウクライナ支援がかなり強固なものと感じました。 -
火薬塔
14世紀に建てられた中世の火薬庫
スウェーデン・ポーランド戦争で一部破壊され、修復され
またロシア軍の砲撃も受けたそうです。火薬塔 史跡・遺跡
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内部はラトビア軍事博物館になっていて、入場料は無料、
中には無料トイレやロッカーまでありました。 -
入場していきなりこの車が目に入る。ものすごいインパクト。
ウクライナへの支援を示すためキャンペーンを行ってラトビア国民から850台以上の車が寄付され、そのうちのこちら1台は戦士を戦場へ・から輸送する際に使われたり、
負傷者の避難、食料補給などにも使用され、深刻な損害を受けてラトビアに帰還したそうです
言葉を失うラトビア軍事博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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入場すると、リュックなどは地下にあるロッカーに預けるよう言われます。
簡易的な作りですが、荷物が置けるのは助かります。ラトビア軍事博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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様々な時代のことが部屋ごとに本当にたくさん展示されていて、とても全部は見切れないくらいのボリューム。
ラトビアは代わる代わる他の国に支配をされては独立を勝ち取ってきた国
その歴史がここで見られました。
第一次大戦でリガの中心部、つまり今いたこの場所が砲撃を受けたことを示す地図 -
突然出てきた日本の国旗
特に説明もなく、国旗の下にはテプラで
「サハリン1940年代の終わり」
「ドクターブリウク なんとか」とラトビア語だけで書かれている。
その場では意味が分からなかったけれど今調べてみると
第二次世界大戦後ソ連に占領されるラトビア。
シベリアやサハリンに強制労働送りにされたソ連の捕虜となった日本人がサハリンでラトビア人医師に助けられ感謝の気持ちとして贈られたものだそう。
敵国であったためずっと隠して持っていたものだそうで、まさかそんなところでつながりがあるなんて思いもしないのでびっくり。ラトビア軍事博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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リガ建国100年を記念してラトビアの都市と地方自治体の紋章が書かれている壁が国に寄付されたもの
陽がまぶしかったですが、夕方に前を通ったらだいぶ見やすくなっていました。 -
開運?と思ったら中華料理のお店だったようです
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城壁の一部修復されたところが突然現れます。
城壁 城・宮殿
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スウェーデン門
唯一残っている城門でスウェーデン兵と娘の悲しい逸話付き。
といっても、ストーリーはあるけれど門自体はなんの特徴もなくて、
言われなかったらただのトンネルくらいにしか思わなかったかも。スウェーデン門 建造物
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リガ城
といっても現在は大統領官邸として使われている場所。
中にも入れず。ちゃんと読んでいないけれど、2024年秋頃の再開になるようになんちゃら~と書かれた看板が立っていたのでもしかしたら入れるのかも。
一名だけ警備が立っていて、この写真を反対側の道路から撮っていたら
こっちに向かって歩いてくるではないか!?
写真を撮るのをやめたら戻っていきました。
たまたま歩いてただけとも考えられますが、私不審者に見えたんでしょうか…? -
これもリガ城の一部
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とっても眩しいです。
奧の白と水色の教会は聖母受難教会
遠目で見ると色合いが可愛いのですが、近くで見るとだいぶ劣化しています。聖母受難教会 寺院・教会
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内部見学も可能でした。
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三人兄弟と呼ばれる家。
それぞれが異なる時代の建てられていて、右から長男、次男、三男
長男は15世紀に建築されたリガ最古の石像住宅
次男は17世紀建築、3人の中で一番豪華
三男は17世紀後半ラトビア建築博物館 (三人兄弟) 建造物
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長男の前で楽器を演奏する2人がいたけどこれが素人の私でもびっくりするくらい下手で…
リガはいたるところで楽器を演奏したりカラオケしたりして投げ銭集めしている人を見かけた。通行人がお金を入れていくところもよく見かけた
助け合い精神みたいなのが豊なのかなぁと思った
ひとり公開カラオケ大会のおじいちゃん、
リコーダーをふいているおじいちゃん、
ガチうまなチェロをブラックヘッドハウスの前で弾いて観客を相当集めている女性
など幅広かったです -
バリケード記念碑
ラトビアは1991年にソ連からの独立を宣言
自由を求めバリケードを設置し非暴力的な方法で戦った -
リガ大聖堂
なんで入らなかったのか記憶がない
オルガンコンサートをやっているらしいので時間を合わせていけばよかったリーガ大聖堂 (ドゥァムス) 寺院・教会
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大聖堂の前、ベンチやハンモックなどがあって座りたかったけど空いていなかったし日陰がなくて体力を消耗したので移動
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旅先恒例のマンホール
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ホテルはチェックインが15:00だったのですが本当に疲れたので14:45くらいにもういいでしょう、と思って突撃
予約していた一番下のクラスの部屋が満室なのでひとつ上にアップグレードするね、と言われた
booking.com で1泊80ユーロ程と安かった。
中央市場に近いメトロポール ホテル バイ セマラ ホテル
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部屋は4階
ラトビアは地上が0階ではなくて1階!日本と同じで分かりやすい -
お部屋!広くて、水回りも綺麗で、ちゃんとした4つ星ホテル!久しぶり!
ベッドがかたいという口コミがあったが、本当に硬かった(笑)
というかコイルによる反発みたいなものは1mmも感じなかったけれど
1晩寝ても腰が痛くなることはなく、快適でした -
奧にはリモートワークできそうなスペースまで
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アメニティ
なんで耳栓なんだろうと思っていたけど理由がわかるのは翌朝… -
バスローブにスリッパまである!
シャンプー類やティッシュ、水、コーヒー紅茶なども用意されていて快適
世界でホテルの星の基準統一してほしい限り。 -
本当に睡魔が来ててゆっくり昼寝をしたいところだったけど、
予約しているところがあったので気合を入れてまたホテルを出てきた
LAIMA の時計
LAIMA はラトビアのチョコレートメーカー。スーパーなどでもたくさんチョコレートが売ってました。 -
自由記念碑
第1次世界大戦のあとラトビアが独立を勝ち取り、
独立戦争で亡くなった兵士の方々へ捧げるモニュメントだそうです
このあとまたソ連によって支配されることになりますが、解体されることなく今日まで残っているそうです。自由記念碑 モニュメント・記念碑
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星の上に微動だにしないハトが。
ハトも込みでこのモニュメントかと思ったけどネットで見た写真にはハトがいないので偶然みたい -
目的地へ向かう前にロシア正教会を見学
金ぴかの屋根が眩しい
中は写真撮影禁止でしたがそれは豪華で天井画がものすごい迫力でした
Riga Nativity of Christ Orthodox Cathedral -
目的地はSHOYUというラーメン屋さん!!
ヨーロッパのラーメンには期待しないというポリシーを確立しつつありますが
ここはたぶん美味しいぞ、という勘が働き向かいました -
メニューはオンラインで
ちゃんと Wifi もあるのでスマホさえあれば見られます!
日本のネットで注文させる居酒屋も見習ってほしい -
おしぼりまであるんですよ。
箸が竹のやつでちゃんとしてました -
premium shoyu を注文
いやー美味しかった!久しぶりに普通にラーメン食べた!って感じで嬉しかった
スープがかなりバター風味だったのはちょっと残念な感じだったけど麺も具材もおいしかったし!さすが!
量は少なめなので色々食べたい旅行中は助かります。
エビの塩ラーメンもあったのでそれも食べたかった!
18.5ユーロ
普通のラーメンは15ユーロ以下なのでヨーロッパにしては安くて嬉しい
リガで日本食が食べたくなったらぜひこちらへ
ネットで席の予約もできます!
長くなったので続きは後編へ
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この旅行で行ったホテル
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メトロポール ホテル バイ セマラ
3.35
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