2024/08/03 - 2024/08/04
214位(同エリア312件中)
ちゃんさん
子どもには、楽しい夏の思い出を作ってあげたい。パパだって楽しみたい。夏バテ気味のヨメさんには休養日も作ってあげたい。そんな、三方よしの夏旅プランを作り上げてみました。
今回は、僕の旅には珍しいドライブ旅行。友人の車に、僕と我が子を乗っけてもらって、夏の玖珠・九重へ出かけました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車
-
久留米から九重へは、一般道で行っても3時間弱の道のり。当初はちょうど中間地点の八女・矢部川源流公園に寄り道して、川遊びする計画でした。
ところが前日、僕がぎっくり腰をやらかしてしまい、一時はキャンセルも考える事態に。幸い歩けるレベルの症状で済んだので、プランを練り直しました。 -
ヨチヨチ歩きの父でも子ども達の安全を守れるよう、川遊びは取りやめ。まずは高速道路で、玖珠まで直行することにしました。
先月開通した小郡鳥栖南スマートインターチェンジを初利用。急なカーブや一時停止に面喰いますが、なんせ立地が良いので、今後も愛用することになりそう。 -
7年を経て未だ豪雨の傷癒えぬ朝倉を越え、大分へ。1時間半ほどで、大分県玖珠町の森町にたどり着きました。
友人親子とは3年前にも、「ゆふいんの森」でたずねた思い出の地。ローカル線の列車旅は気楽でいいけど、高速道路で来るとさすがに早いです。 -
前回もお世話になった、駅近くのカフェ「森のクレヨン」におじゃましました。
こじゃれたカフェにしか見えないけど、実は就労支援施設。オーダーを伝える時はゆっくり、丁寧にを心がけたいです。森のクレヨン グルメ・レストラン
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最近パスタ大好きな我が子。メニューを見た時にはハンバーグランチを指さし「これ食べる!」と主張したくせに、パパのパスタはほぼ奪われました(笑)。
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カウンタ―席からは、久大本線を走る列車を間近に眺められます。本数が少ないので、列車の時間に狙いを定めてくるのがオススメ。
JR久大本線 乗り物
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お腹も膨れたところで、踏切を渡って豊後森機関庫跡へ。京都の鉄博と似た、扇形の機関庫が今も残ります。
保存SLは前照灯を灯していて、リアリティ満点。周囲ののどかな田園風景を背景に、玖珠の財産といえる場です。旧豊後森機関庫 名所・史跡
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機関庫周辺は公園として整備され、日曜日にはミニ列車も走ります。明日の帰り道にも、寄ってみようか。
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切妻屋根の機関庫ミュージアムは、鉄道のまち・森の歴史を伝える、入場料100円の小さな博物館。公共施設ながら、年末年始以外お休みなしです。
豊後森機関庫ミュージアム 美術館・博物館
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「ゆふいんの森」や「ゆふ」もいいけど、客車普通列車のパネルの写真に、一番ぐっときてしまう43のオヤジです。1999年まで現役で、久留米から大分に行く時は好んで乗っていました。
この豊後森駅でも無意味に?1時間くらい停車するダイヤで、駅前をフラフラしても中高生が寄り道するような場所はなく、暇を持て余したことを思い出します。 -
豊後森は、宮原線(みやのはるせん)の分岐駅でもありました。
小国への途中は、北里先生ゆかりの北里駅もあり、令和の世まで線路が生きていればさぞかし話題になったろうと思います。 -
広々とした体験工房。
見る人が見れば分かる通り、ミュージアムはJR九州の列車デザインを多く手掛ける、水戸岡鋭治氏のデザインです。 -
木のボールプールも、氏のデザインした列車や建築物ではおなじみですね。我が子は行く先々で楽しく遊んでくれます。
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遊んでいたら、上りの「ゆふいんの森」が豊後森に到着しました。
ゆふいんの森 乗り物
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3年前に来た時は、まだ適齢期?ではなかった「プラパンづくり」にチャレンジ! 体験料は材料費の300円のみ。しかも2枚に分けられたので、一人あたりわずか150円でした。
まずはパパが、型をなぞり… -
我が子がぬりぬり。883系ソニックを黄色に塗るとは、渋いです。
青じゃないの? と思うなかれ、リニューアル前には前面パネルを黄色に塗った車両もあったんです。 -
ボールプールで遊んでいたら、プラパンが「焼き上がり」。ぎゅっと小さくなったソニックを、興味深そうに見つめていました。
夏の工作が、一つできたね! -
さて玖珠の景観を作るものの一つに、伐株山があります。文字通り、スパンと木を切ったかのような、山頂が平たい山です。
麓から仰ぎ見るのもいいけど、登っても気持ちのいい山で、もう何度も訪れています。今回は車でもあるので、気軽にちょっくら登ってみましょう。 -
標高の高い玖珠町の、さらに高い686mの山頂まで一気に登って来ました。クラクラになりそうな暑さでも、子ども達は元気いっぱいです。
伐株山 自然・景勝地
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大人はとても耐えられず、展望休憩舎「KIRIKABU HOUSE」に退避!
2016年にできた休憩施設で、こちらも水戸岡デザインです。展望休憩舎 KIRIKABU HOUSE 名所・史跡
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入ったらムッとした暑さが身を包みましたが、セルフサービスでエアコンを入れられます。数分で、涼しい風が出てきました。
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列車のようなスケール感の建物で、全面ガラス張りの観光列車に乗っているかのよう。
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見える景色は、列車ではありえないダイナミックさです。JR九州の観光列車に乗りなれていると、より違和感をもって楽しめること請け合い。
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絶景を眺めながら、子ども達は持参のおやつをポリポリ。
コロナ禍前までは「道の駅」のキッチンカーが登って来て、コーヒーやデザートを楽しめたんだとか。観光客が増えて、またキッチンカーを呼び寄せられたらいいな。 -
眼下の玖珠の街が、ジオラマ模型のよう。
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個人的には、阿蘇の大観峰にも負けないパノラマだと思ってます。
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パラグライダーのメッカでもあり、この日も2人が大空を舞っていました。フワリ自在に大空を舞うカラフルな翼に、子ども達も大歓声!
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手を取り合い…
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人呼んで「ハイジのブランコ」へ。大空へ飛び出さんばかりの勢いで、大きく揺らしていました。
公共交通機関が通じていないのは残念だけど、ドライブの立ち寄りにはオススメの名所です。 -
玖珠の農協のスーパーで買い出しをして、泊り先の九重・筋湯までは、小一時間の道のりです。
空の青と山の緑が濃く、夏山の風景を眺めながらのゴキゲンなドライブ。これだけでも、来てよかった! -
Windows XP。
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筋湯の温泉街を抜け、杉木立をくぐった先にあるのが…
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九州大学「山の家」です。学生さんと教職員向けの研修施設(一泊520円!)ですが、卒業生や元教職員(&その家族)も、施設利用料1,100円のプラスで泊まれます。
1泊2食でも3千円かからず、家計も大助かり? -
安全に責任さえ持てれば、子連れでの利用もOKです。九大卒業生でも知らない人が多く、使わなきゃソンですぞ。
木をふんだんに使った内装は、山小屋感満点。 -
談話スペースが多く、常に誰か談笑している感じ。
今日は皆さん山登りだったようで、夜が早かったです。日によっては学生グループが遅くまで騒ぐこともあるそうだけど、お邪魔しているのは僕らなので、むしろ賑やかさを楽しみたいところ。 -
部屋の番号札は、先代の山の家からのもの。戦前の帝国大学の時代から続く、歴史ある研修施設です。
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僕らには、サークルの合宿でも使われそうな二號室が充てられていました。だだっ広い畳の部屋に、子どもたちは大喜び。二人で飛び跳ねていました。
ところで真夏に「山の家」に来たのは初めてだったので、これまで気付いてなかったのですが、この施設、冷房がないんですね! -
下界は猛暑日の今日でも、周辺の最高気温は30度。扇風機でもしのげる気温で、冷房がなくても問題なしです。こりゃ別天地だわ!
山の家の真横には小松地獄があり、温泉卵を作るのが楽しみ。しかしスズメバチの巣があるとかで、立ち入り禁止になっていたのは残念でした。小松地獄 名所・史跡
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お風呂は地熱発電所のお湯を利用したもので、筋湯温泉の元湯に比べるとライトな浴感です。それでも温泉は温泉で、汗を流してさっぱりしました。
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食事は、隣接する九重共同研修所の食堂で食べられます。九州地区の国立大学合同の研修施設で、食堂はポップな雰囲気です。
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大学生の胃を満たす想定の、ガッツリした晩ご飯。5歳、6歳の子が食べきれる量ではないので、パパ2人が加勢した結果、限界超えの満腹になりました。
ちなみに別料金で、大分名物のだご汁や、BBQにすることもできます。もう少し大きくなったら、BBQも経験させてやりたいな。 -
夜になれば風もひんやり。子どもたちは、気持ちよさそうに寝入ってしまいました。
ここからは大人の時間。スーパーで買い込んだ、一番搾りの6缶パックをバリっと開けて、宴のスタートです。 -
ウッドデッキに寝そべって、夜風に吹かれながら飲むビールは格別。男2人、お下品な話もはばからぬ間柄ではありますが(笑)、今回は真面目に子育ての悩みを語り合いました。
部屋に戻ってみると、友人の子が かなりの発熱。体温計で計らずとも、38~9度あるのが分かります。体調には細心の注意を払いつつ、早めにお休みなさい… -
明けて朝6時。小松地獄は、盛大に噴煙を上げていました。
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友人の子はいたって元気で、朝ごはんもモリモリ食べていました。
しかし熱は続いています。今日も色々と予定を組んでいたけど、切り上げて早めに帰るのが良さそうです。 -
今回は残念だったけど、高速道路なら久留米から2時間もかからない場所。また来ればいいさ!
11時前に帰り着いた久留米は、2時間前が嘘のような暑さに包まれていました。
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