2024/07/10 - 2024/07/24
58位(同エリア384件中)
youさん
インド・ヒマラヤの雄大な景色を見たくて、インド北部のザンスカールにS旅行社の15日間ツアーで行ってきました。このツアーは標高4000m付近に建つ複数のゴンパ(寺院)を巡る旅でもあって、高山病が心配になりますが、事前に健康診断書や過去の高地旅行の経歴をツアー会社に提出するなど、満を持しての出発となりました。
ツアー日程は下記。
7月10日 成田→デリー(泊)
7月11日 デリー→列車でカルカ→トイトレンでシムラ(泊)
7月12日 シムラ→4WDにてカルパ(泊)
7月13日 カルパ→4WDにてナコ・ゴンパ→タボ(泊)
7月14日 タボ→4WDにてカザ(泊)
7月15日 カザ→4WDにてカザ周辺観光キーゴンパ・ハイキング→カザ(泊)
7月16日 ガサ→4WDにてクンザン峠を越えてラホール谷のキーロン(泊)
7月17日 キーロン→4WDにてシンク峠(5090m)越えプルネ(テント泊)
■7月18日 プクタルゴンパ往復トレッキング→4WDにてバドゥム(泊)
■7月19日 終日パドゥム近郊の観光→バドゥム(泊)
■7月20日 終日パドゥム近郊の観光→バドゥム(泊)
7月21日 パドゥム→4WDにてシンギ峠(5050m)を越えてラマユル(泊)
7月22日 ラマユル→4WDにてレー(泊)
7月23日 レー→デリー経由
7月24日 夕方・成田
この旅行記は、■印のところで、バドゥム近郊の観光を掲載します。
表紙の写真は、ザンスカールの中心バドゥムの街を見下ろした風景。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
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北インドのスピティ谷からザンスカール最深部へ(4)からの続きです。
7月18日 夕方17時、プクタルゴンパへの往復トレッキングをした後、汗をかいたままの姿で、バドゥムの宿 OMASILAに到着。この宿に3連泊します。
こちらはホテルの屋上からの風景です。バドゥムの盆地周辺には、雪を覆った6000m級の山々が眺められます。 -
こちらも。宿のすぐ裏手に緑の畑が広がっていて、その奥の小山上にバドウム・ゴンパが建っています。朝夕の散策コースになりそうです。
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ホテルの庭で、私たちの到着を迎えてくれた花たち。
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3連泊する宿の部屋は、こんな感じでシンプル。TVや電話、エアコンなどは有りません。温めの湯のでるシャワーがあります。
宿に到着した後、キャンプ宿泊とトレッキングで使用した衣類などを洗濯します。しかし、部屋にもシャワールームにも干場がありません。。。。トレッキングで使用したストックを角の窓辺に渡して物干し竿の代用としました。 -
7月19日 この日から2日間は、ザンスカールの中心地であるここパドゥムを拠点として、チベット仏教寺院などを巡ります。
8時30分 ホテルを出発してサンラ村にあるサンラ旧王宮跡に向かいます。 -
サンラ村は、かってザンスカールを支配していたサンラ王家の本拠地で、19世紀ジャンムーから侵入してきたドクラ軍の属国となることで、お取り潰しから免れた歴史があります。
旧王宮は緑が広がるザンスカールの台地を見下ろす高台にあります。 -
斜面を登って王宮のゲートにもなっている仏塔を潜ります。
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ゲートの先の石段を更に登って行くとご覧の3階建ての王宮に辿り着きます。
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王宮の建物内に入れてもらいます。
サザン王家の末柄のお兄さん(王家が存続していたらプリンスになるお方)が、王宮内部を説明・案内してくれます。
彼は一時ハンガリーに留学していて、その時に出会ったハンガリー女性をプリンセスとして村に連れて来ていて、現在ご夫婦でこの王宮をカフェなどにすべくリフォーム中です。 -
こちらがサザン王家末柄のプリンス(写真掲載了承)。
日本から是非大勢の人に我が王宮にお越しくださるように宣伝して下さい~とお願いされました。 -
こちらはハンガリーから嫁いできたサザン王家のプリンセスです(写真掲載了承)。
間もなく素敵なカフェも出来上がりますので、ここからの最高の景色を眺めに是非とも来てくださいねぇ~。 -
かっての王様の居室だった部屋。
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王宮から見下ろした絶景で~す。緑の畑がある一帯がサラン村。
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イチオシ
王宮の部屋から見る絶景。
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王宮の手前に建つ仏塔。
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素敵なカフェで美味しいコーヒーを何杯飲んでも、ご安心ください~王宮の中にはこんなトイレが現時点でも備わっていますから。。
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先ほど眺めた仏塔側から王宮の建物を見ています。
どのような姿の王宮にリフォームされるのか。。。先が楽しみです♪。。。
数年後に再訪しなければいけない場所が増えてしまいました。。。 -
王宮のある斜面を下り、再び斜面を登ってトンデ僧院を訪れます。
カギュ派のマルバが11世紀にこの僧院を開祖したと伝えられています。 -
僧院の門前から見るザンスカールの絶景です。奥にザンスカール川が悠々と流れています。
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こちらも。
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こちらも。
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僧院の中庭に入ります。
石段を上った先に本堂が建っています。中にには、阿弥陀如来像や古い壁画などが多数見られます(写真撮影NG)。 -
こちらは本堂前の部屋の外壁に描かれていた写真OKの壁画です。
六道輪廻図と呼ばれているもので、円形の上半分は三善道、下半分は三悪道となっています。上半分の三善道は、中央が天道で人間の世界より苦が少なく、楽の多い世界、右側が人間道で人間が住む世界、左側が修羅道で阿修羅の住む世界となっています。下半分の三悪道は、中央が地獄道、右側が餓鬼道で腹が膨れた鬼が住む世界、左側が畜生道で牛馬など弱肉強食が繰り返される世界となっています。
6つの迷いのある世界で、生死を繰り返す様を図式化したものでございます。 -
六道輪廻図を少し学んだところで振り向いて中庭を見下ろした現実の世界で~す。
ああ~自分には、難しい仏の世界よりも現実の世界でのシンプル・ライフがいいなぁ~。 -
この後、ランチのために一度ホテルに戻り、小休止した後再び近郊の観光に出かけます。
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14時過ぎ ザンスカール川沿いの道を進んで、バルダン僧院に向かっています。
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イチオシ
川沿いの崖上に建つバルダン僧院です。
この僧院は、元々は向かいの岩山上に1000年前に開かれた僧院から、バター灯を運んで1618年に建立されたもので、砦としの機能を兼ね備えていました。 -
岩山麓のこのゲートを潜り、坂道と石段を上ってドウカン(勤行堂)に行きます。
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ドウカン(勤行堂)の中庭に入って来ました。3階建ての立派な建物です。
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ドウカンの中はこんな感じです。ここでは中の写真撮影が許されました。
過去・現在・未来の三世仏が本尊として祀られています。 -
中庭の回廊にて、バター茶やチャイを飲みながらインドの巡礼の皆さんとの一期一会がありました(写真掲載了承)。
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ザンスカール川沿いの岩山斜面に築かれた摩崖仏に立ち寄ります。
黄色い菜の花畑から、摩崖仏が彫られている大きな岩山を見下ろしています。奥はザンスカール川。 -
大きな一枚岩に8~9世紀に掘られている摩崖仏たちです。
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こちらも。
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7月20日 8時30分 ホテルを出発、この日も終日パドゥム近郊の僧院を巡ります。
標高3500mの高地ですが、石垣で囲まれた緑の畑が広がっています。 -
ごつごつとした岩だらけの道を通って、ゾンクル僧院に向かっています。このガタガタ道ですが、ダライラマ14世がゾンクル僧院に来られると言うことで、村民によって作られた車道です。それまでは、徒歩か馬でしか辿り着ない細い参道だったとのこと。
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道はガタガタですが、景色は最高~♪。。。
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10時過ぎ ゾンクル僧院に到着。見上げれば僧院の建物が崖上に張り付くように建てられています。
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まずは崖上にある瞑想用の洞窟があるゾン・ゴンマと呼ばれるお堂に、210段の石段を上って行きます。
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標高4000m程ある崖上なので、風景を楽しみながら、かつ慎重にゆっくり歩を進めます。
石段途中から眺める風景 その1。 -
石段途中から眺める風景 その2。
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イチオシ
石段途中から眺める風景 その3。
真下に登ってきた石段の参道が白く見えています。 -
イチオシ
石段途中から眺める風景 その4。
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お堂の真下で歓迎してくれる花達です。素敵な花と景色・・・息を切らせて登ってきた巡礼者への何と言う自然のご褒美でしょうか。。。
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瞑想用の洞窟本堂に入ります。11世紀から使われている祈りの場所です。
壁には仏画や曼荼羅が描かれています。 -
洞窟の天井です。ここを訪れた巡礼者らによる奉納コインが多数張り付けられています。
中央に付近に足跡が見られます。開祖の高僧ナローバが狭い洞窟を足で蹴り上げて広くしたときの足跡だそうです。。。 -
石段を下って本堂に向かいます。こちらの本堂も洞窟を取り込んで作られており、中には聖水の出ている女人禁制の部屋もあります。この日は神聖な儀式が行われていました。写真撮影NG。
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休憩中の若い僧侶たち(写真掲載了承)。
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こちらは絨毯を清掃中の女性たち。お布施してくれたら写真撮影OKよぅ~と。勿論お布施して撮影しました。
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イチオシ
石ころの間に一輪だけ咲いていたブルーポピー。乾いた環境でも華麗な花を咲かせる植物の凄さに脱帽デス。
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13時 年に一度のお祭り「ナロジャ祭り」がこの日から執り行われるサニ僧院に来ました。この僧院は平地に造られており、地元の方々も容易にアクセスできるロケーションです。
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お祭りに来ていた地元の女性軍。今どきの若者はスマホ所持が当たり前の様です。お互いに写真を取り合いました(写真掲載了承)。
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サニ僧院の本堂に入ります。
この僧院の歴史は古く、元は2世紀頃にクシャーナ朝のカニシカ王が、この地にチョルテンを建立したのが始まりで、ザンスカールが王国だった時代に王家の法要が頻繁にここで営まれていました。
こちらは大日如来像。 -
イチオシ
こちらはお祭りの時にだけ開帳されていて見られた神聖な仏像。
貴重な機会に巡り合い感謝。。ものものを祈って合掌。。。 -
本堂内では僧侶らが只今食事中でした。
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本堂の裏手、2世紀頃にクシャーナ朝のカニシカ王が建てたとされるチョルテンです。毎年修復されているためオリジナルよりも真っ白く、しかも大きくなっています。
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本堂前の広場でナロジャ祭りが始まりました。先ほど本堂で食事をしていた若い僧侶らによる踊りが披露されます。。
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脇の回廊には僧院の高僧らが並んでいます。中央の大きな椅子に座っておられる方が、一番偉い高僧だと思います。
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ホテルに戻り遅めのランチをとります。
16時 山の麓の崖上に建つ、ザンスカール地区で最大のカルーシャ僧院を訪れます。 -
九十九折れの道を上ってカルーシャ僧院に向かっています。
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崖に張り付くように建てられたカルーシャ僧院の本堂に来ました。ここは15世紀末にツオンカパ大師の弟子のチャセム・サンポにより建てられたもので、その後ザンスカール諸侯の寄進により、お堂や僧房等が拡張されて現在は約200名の僧を擁しているそうです。しかし実際にこの僧院に駐在している僧は数十人で、他は各地にある僧院に派遣されたりしています。
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お堂で勤行中のお坊さんに、お布施を備えて家内友人の健康祈願をしていただきました。
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イチオシ
本堂から眺めるザンスカールの雄大な風景です。
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18時過ぎ ホテルに戻った後、ホテル裏手に建つバドゥム・ゴンパに散策がてら出かけます。
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小山の上に建つチョルテンまで登ってきました。バドゥムの街を見下ろして村人の平和な生活を見守っているようです。
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チョルテンから眺める風景です。
緑の畑の向こうの白い建物が3泊したホテルです。 -
バドゥム・ゴンパの脇で地元の人達が井戸端会議中でした。
上の写真で見られる風景を眺めながら、素朴で平和な日々を送っているように感じられました。
北インドのスピティ谷からザンスカール最深部へ(6)----バドゥムからラマユル編につづく。
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