2024/08/05 - 2024/08/06
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迷い猫同好会さん
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バンコクから元ブルートレインと高速鉄道を乗り継いでラオスの中国国境の街ボーテンへたどり着きました。
観光客がわざわざ宿泊するような街ではありませんが、個人的に面白い体験が出来ました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
https://4travel.jp/travelogue/11924989
から続きます。
ボーテン駅に着きました。
ラオス最後の駅。中国国境の街。
他の中国ラオス鉄道の駅と同様に駅前には何もありません。
タクシーらしき人がたくさんいます。 -
街まで50Kキープ。
後で気が付きましたが、ホテルの送迎バスもあったかも知れません。
街が見えてきました。 -
え、ここほんとにラオス!?
ってのはラオスに来たことのある人なら誰でも思うことでしょう。 -
慧蘭酒店。英語名bodhi hotel
看板は「蘭」の字ですが、簡体字で表記されてる場所もあり。
(4トラだとうまく出ないんですね。) -
広い!でかい!床ぴかぴか!
中国の発想なのか!?
でもなぜかキャッシュオンリー。
手持ちの現金が減っちゃいました。 -
部屋からの眺め
-
スイッチには漢字等で説明あり。
ラオスの人にはこういう発想はないんだよな~
ラオスにもアパや東横的なホテルが増えればいいんでしょうが。 -
さて散歩。
こんな風景が目に飛び込んできます。 -
漢字がメイン。
ゆえに皮肉にも(?)日本人にもある程度意味が通じてしまう。
※「老」はラオスです。
いったいこの街の公用語は中国語なのかラオ語なのか。どちらの言語がどの程度使われているのか。住民はバイリンガルなのか。
よく分かりませんでした。 -
明るい平屋はレストラン。
中華料理がほとんど。 -
鳥さん
-
狭い範囲ですがこんな賑わいのあるエリアがあります。
目に入ってくるのは簡体字ばかり。
金額はどこも人民元で表示。
う~む。人民元持ってこなかったよ。
商店街には飲食店が多いですが、ガラス張りに若いお嬢さんがずらりと並んでる店も複数ありました。
写真は撮るな、撮ったら罰金!みたいな貼り紙があったので記録画像はありません。
普通の商店に挟まって営業しておきながらって気もしますが。
私を日本人と気付いたのか気付かなかったのか、そんな店のおっさんが声をかけてきました。でも中国語ほとんど分からんよ。
おっさん、昔のコミカルな香港映画に出てきそうです。
「シャオマイマイ!」とか叫んでたな~。
「小妹妹」と解釈したが当たってるかな。
さすがに中身がよく分からないので店を去ります。
そんなことよりお腹が空きました。 -
頑固おやじっぽいのがこちらを見て「よし」と頷いています。
うん、このお店にしよう。 -
ご覧のとおり中国語メニューと人民元の表示しかありません。
牛肉麺の値段をおやじさんに尋ねると15元か57Kキープとのこと。
ちょっと交換率は悪いかな。
おやじさん私を手招きして麺の種類を選ばせます。
やってきた麺は…いいぞ!
ちょっと辛いですが辛すぎずいい感じです。
支払いのときにラオスキープを出していたら、おやじさん、「そのくらいでいい、いい」って感じで最初に提示した額を受け取りませんでした。結局、レートに近かったかな。
…中国の旅もいいな~
いや今いるのはラオス。やっぱ変です。 -
おはようございます。
朝の散歩にします。
このchina中国の文字が面白い。
でもここラオスです。 -
散歩
-
パノラマで。
日本のニュータウンや臨海部も開発途上はこんなものだったかもしれませんが、ちょっと極端です。 -
これがイミグレーション。
朝の散歩で国境に来る奇妙な感覚。
免税店らしきものもありましたが、人はまばらでした。
旅行時点そしてこれを書いている時点で中国入国にはピザが必要です。中国 ラオス国境イミグレーション その他の交通機関
-
写真を拡大すると…
公安 警察 POLICE
これってラオスの警察ではないですよね?
中国の警察だとすると、なんでここにいるんだろう? -
あのビルに行ってみます。
-
私が説明するより、写真を拡大して見ていただいた方が早いでしょう。
-
地名の中国語表記が面白い。
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展示
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展示
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この模型はすごい
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いろいろ書いてありますが。
-
この街は一時期はゴーストタウンのようになったと言います。
それが鉄道開通で開発が再起動するのでしょうか。 -
あなたならどこに住みたい?
と言うか投資用か。 -
なまじっかの博物館よりも面白かったです。
施設側が私のような来訪者を予想しているかは分かりませんが。 -
人民元がないと不便な街ですがなぜかATMすらありません。
と思っていたら発見!
しかしVISAもJCBも弾かれました。
ちゃんとマークに書いてあるのに。 -
昭和の遊具風。
-
マッサージの店に入ったら、若い中国人らしき女子店員はカタコトの英語も通じず。
ハァ?みたいな表情をされました。
一昔前の中国の接客ですなw
結局この店は利用せず。 -
居酒屋?
-
市場。
こういうのは安心します。
ラオスキープでやり取りしてました。
ラオス人なのでしょう。 -
中国はこの街にカジノを作った(作ろうとしている)と聞きます。
これがその一つかな。
ちょっと覗いてみると昼間はやっていない様子。
ふと見ると…物干しでもない階段に洗濯物が干してあります。えっ!これ女性用の下着じゃ!?
いや、ここビルの共用部分ですよ。どういう神経じゃ。
暇そうな中国女性が何人か座ってましたが、あれはなんだったのか。
そそくさと退却しました。
中国は共産主義の国内には許されないものを「外部委託」するんですね。
昨夜見た怪しげなお店もそうかも知れません。
マカオも広い意味でそういう存在かも知れません。
自分は日本のカジノ構想にあれこれ言うだけの見識を持ち合わせていませんが、よーく光も影も考えておくべきとは思います。 -
別の店をのぞいてみます。
最初に断っておきますが健全な店でしたよ。
これがなかなか面白い時間となりました。
受付は中国人の30代くらいの男性。(以下「兄ちゃん」と記します。)
マッサージするのは女性。ラオス人ぽい。
兄ちゃんは私が日本人であることが分かると興味津々の様子。
翻訳機をどこからか持ってきて話しかけます。以下、兄ちゃんの言葉は、翻訳機を通して聞こえてきたものです。
なかなか流暢な日本語音声を流す翻訳機でした。
兄ちゃん「日本のどこから来ましたか」
兄ちゃん「東京は日本の1/4が住んでいます」
→これは首都圏の人口のことか。中国ではそう教えるのかな。
兄ちゃん「日本は民主的な国です」
この辺りまでは適当に頷いていましたが…
兄ちゃん「中国はあまり民主的ではありません。」
この音声が店内に響きました。
思わず飛び起きそうになりましたよ。
おいおい俺までしょっ引かれるのはやだよ。
いや、今ここに日本語が分かる人はいない。
そもそもここはラオスだ。でもさっきはっきり「公安 警察」て漢字を見たからなあ。
兄ちゃんは大丈夫って笑ってましたが。
こちらからも質問すると、兄ちゃんは湖南省出身とのこと。
この街で働いているが、ビザの期限(?)で、やがては去らなければならないとのこと。
兄ちゃん「日本へ行きたいがビザが(どうのこうので叶わない)。息子を日本に行かせたい。」
兄ちゃん「コミュニケーションツールは何を使ってますか。友達になりたいです。」
これは困った。一応LINEとXを入れてるけど、限られた人としか使ってないんだよね。
兄ちゃん「Xはイーロンマスクのものですね。中国では使えません。」
そうか、そうだったよね。
兄ちゃん「中国は日本の金融危機の処理を知っています。中国はそれをしようとしています。」
私が不動産バブルの狂気について話すと、兄ちゃん、頷いて笑ってました。
兄ちゃん「金持ちの中国人は外国へ行きたがります。」
兄ちゃん「中日韓は働き者。西洋人は人生を楽しむことを知っています。」
兄ちゃん「ラオスの人を働かせるのは大変」
兄ちゃんはきっとインテリさんなんでしょう。
何か訳があって中国の外にいるのでしょうか。そこは聞けませんでした。
観光地でもないこの街に一泊割いたことを失敗かなとも思いましたが、結果的に面白い体験をしました。
なおマッサージ自体は大したことなかったです。 -
昼食。
昨日とは違う店で。
混んでる店は美味いんだろう、と判断。
たしかに悪くなかったです。
ここも中国語メニューと人民元表示のみでしたがラオスキープ使用可能。
50Kキープでいいよ~てな感じ。 -
ホテルに戻り預けていた荷物を受け取り。
フロントの男性は無線で部屋番号を「ぬんぬんさむさむ」とか言ってたので、清掃等の人はラオス人なのでしょう。
駅へ行く、というと車を用意してくれました。
ゴルフ場のカートのようなやつでした。
街→駅の方向だと、見事に何も建造物が目に入ってきません。 -
自分はジャーナリストでもなければ何かを研究調査しているわけでもないので大したことは書けませんが、個人的には面白い体験が出来たと思っています。
もっとも、普通にラオスを観光する人が一泊するメリットはないでしょう。
強いて言えば、ラオスにはまだ少ないビジネスホテル風のホテルがあるってことでしょうか。
あと、人民元を用意していった方が捗るでしょう。 -
K11列車 ボーテン1444→ルアンパバーン1703に乗ります。
K11…Kが付くのは下のランクの列車。中国式です。
165Kキープ。
この便の前に昆明発ヴィエンチャン行きの便があったのですが、満席。
国際列車は人気なんですね。 -
サボなのはいいね。
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車窓
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街を離れるとスマホは圏外となる場所が多いです。
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メコン川でいいのかな?
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ルアンパバーン着。
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駅前。
さすがに観光客がいっぱい。
乗合バンで町へ向かいます。ルアンパバーン駅 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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