4トラ色塗り投稿です。
今でこそラオス旅行は地球の歩き方ラオス編も出て、ある程度メジャーになりましたが、今から確か2...
続きを読む7年前、1997年冬、中国昆明からミニバスを乗り継ぎ、中国ラオス国境を越えました。前年にベトナム旅行に行き地図を買って旅行にしたのですが、その地図にある隣国ラオスが気になり、試したわけです。ちょうど兄貴が「俺も海外旅行に連れてってくれ!」と頼まれ、では、一緒にラオスに行こう!となったわけです。一人ではなんだか不安でも2人なら、、、そんな思惑がありました。
東京の旅行社にラオスVISAを依頼し25000円。当時は大変高額でした。
香港に飛び、そこから深圳、列車で広州へ。兄貴の休暇は短いのでここから航空機で一気に昆明まで飛びました。そこからは歩き方中国編を頼りにラオス国境ボーテンまでミニバスを乗り継ぎです。
さてラオス、当時は国境をてくてく歩いて渡りました。イミグレはボロボロの掘っ立て小屋みたいな感じ。ノートが置いてあり、そこに来訪者を記述するみたい。覗き込むとまだ6名ぐらいしか記入はなかった。たぶん、日本人では自分達が1番最初の訪問者ではないかと、、、。(兄貴が言うには、テレビかなんかで、誰かが「ここの国境を渡った人が、自分達が日本人で初めて渡った」かなんか語っていたがというが、それ以前に自分達が渡った!と文句を言ってました。まあ、そんなことどうでもいいけど、、、)
さて、ラオス入国を果たしたものの、そこからルアンパパーン、ビエンチャンに行く方法は全く知らないわけです。とりあえず、地図にあった近くの村ルアンナムターを目指しました。幸い、現地の方が一人ルアンナムターに行くようで、ついて行くと、、。小型トラックの荷台に、、、。これがラオスの交通機関か!その方に中国元10元をラオスキップに交換してもらい何とか現地通貨ゲット!これで泊まれる!たどり着いたルアンナムターは本当に何もない村でした。とりあえず泊まれる宿を探し2人で宿泊、次の朝早くの出発に備えました。
情報が全くないので、朝早く起き、ルアンパパーン行きのバスを探しました。バスだまりを見つけ、ルアンパパーン!ルアンパパーン!同じルアンパパーンに行く人を見つけるため、そこにいる人たち全員に声を掛けました。すると、、、いるではないですか。全く言葉は通じませんが、ルアンパパーンに行くらしく、俺たちも連れてって!というお願いがわかってくれたらしく、ついて来て!というような素振り。この優しそうな男性に託しました。
ついて行くと、まずはウドムサーイ!彼は言いました。確かまたまたトラックの荷台に乗り、ウドムサーイという町まで。そこからがびっくり仰天でした。川に行き、ボートに、、。このボートがものすごい!ヘルメットと救命胴衣を着せられ、6人乗りのボートに乗りました。このボート、確か船外機が2つついていて、けたたましい爆音を鳴らして爆走するんです。スゲー!次から次へと景色は移り変わり、本当に爆走です。まさかラオスにきてボートに乗るなんて想像もしてませんでした。ラオスでは道路ではなく、川が高速道路代わりだったのです。
無事、ルアンパパーンに到着。ルアンパパーンではゲストハウスもあり、(ラオスもベトナム同様外国人旅行者を受け入れ始めていたのです。)
ルアンパパーンの1番の思い出は、ディスコがあるからというお誘いで、行ってみたことですね。想像していたディスコとは違ってました、、。村人が集まり、ラオビールを飲みながらリングのような壇上で男女がペアとなって踊る、、、。その音楽は日本で言う盆踊りのような曲でした。男性が座ってる女性たちの前で手を合わせお願いするのです。一緒に踊ってくださいますか?okもあればno!もあるようです。幸い、自分お願いしたところokをいただき、かわいいラオ女性と2人で盆踊り?を踊りました。(兄貴は no!と断られ、その後ふてくされてました)
ルアンパパーンからはラオ航空でビエンチャンまで飛びました。案内してくれた彼が身振り手振りで教えてくれたことは、、、ビエンチャンまでバスはあるけど、山賊がいるらしく危険、自分は飛行機でビエンチャンまで行く!とのことのようです。地元の方が危険!というからには素直に従おうというわけで、ラオ航空ビエンチャンまで1人40ドルのチケットを購入し、ビエンチャンに向かいました。
いやー、それにしても今思えば、彼のお陰でラオス旅行楽しめたと思います。帰国してから、兄貴が彼に手紙を書いてお礼をしたと言ってました。数十年経って最近このラオス旅行を兄貴と語ったんですが、海外デビューがラオス旅行の兄貴、、忘れられないようです。
自分の方は、その後2度ほどラオスを訪れましたが、、、
②タイのフェイサーイからスローボートでルアンパパーン、そこからまたスローボートでビエンチャン、、、地元の方の船上ご飯をごちそうしてもらった。ラオスのもち米、うまいですよね。
このスローボートの旅もホントおもしろかった!ビエンチャンでカンボジアVISAを取り、カンボジア国境まで行くものの、当時はこのラオスーカンボジアの国境は特別な国境のようで、賄賂200ドル払うなら通してやるとカンボジアの役人に言われ断念。ラオス側の国境事務所に泊まらせてもらい、初のメコン川シャワー!シャワーに行くぞ!と石鹸持ってついて行くとそこはメコン川でした。
③東南アジア縦断の旅で、カンボジアのストゥントレンからミニバスでラオス国境越え。なんと道路も整備され、正規の国境となっていた。以前来たときは悪路で、ミニバスをおりると顔中ホコリまみれだったのに!
それ以来ラオスを訪れてはいないが、「どこがおすすめですか?」と尋ねられたら、いつも「ラオス!」と答えている。
最近は中国ーラオス鉄道もできて、乗車体験談を目にすることも多くなったが、変わらないラオスでいてほしいものだ。
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投稿日:2023/03/13