2024/08/16 - 2024/08/18
144位(同エリア391件中)
poohさん
クラクフ拠点の2泊3日旅
1日目:午前到着+街歩き
2日目:アウシュビッツ収容所見学 ★本旅行記
3日目:ヴェリチカ岩塩坑→帰国
自分の記録のために少し書きます。
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2日目
アウシュビッツ収容所にて日本人ガイドの中谷さんのツアーに参加させていただきます。
集合時間との兼ね合いで電車で向かうことに。
バスで行く方が簡単でたくさん情報が出てくるのですが、
いい感じの時間のバスがなく、到着が集合時間の1.5時間前になってしまいます。
行ってみると他の参加者さんはバスで着て、アウシュビッツ内にあるカフェ?で時間をつぶしていた方もいました(どこにカフェがあったんだろう…?)
電車だと遅れたりして間に合わなかったらどうしようとか乗り遅れたらどうしようとかそういう心配がたくさんあって大変なのですが、
前日にネットで電車の切符を購入しようとしたところ支払いがうまくできず、
駅で買わないと!と心配性にさらに心配性を発動して早めに駅に向かいます。
ホテルを出たらさっそく雨が降っていて、急いで傘を取りに戻りました。
トラムで中央駅まで向かうのですが、クラクフでトラムに乗るのも初めてだったのでこれまた心配で。
別のトラムが先に来て、なんとこんなに道の真ん中に止まることが分かってびっくり!これ見ていなかったら反対車線の反対側に行くトラムだと思って乗れていなかったかも。
チケットも買うのに手間取りそうだったので前日に買っておき、乗ってから有効化しました。
一番歩道側の車線は車用ですが、トラムが来ているときは手前で車も停まって乗降を待っています。 -
7:00am なのでまだ中央駅にくっついているショッピングモールが開いていないと思って、外から駅に入る方法を確認していなかったのでそれまた心配だったのですが、
他の人たちについていけばなんの問題もなく駅内まで着けました。
google map だとすごく遠回りの道で、トラムを降りてから駅まで徒歩15分と出ていて焦ったけど普通にこんなに広い道でショートカットできました。
ちなみにショッピングモールも通り抜け用には解放されていました。 -
駅のホームには出発時間の30分前には到着して、電車を待ちます。
なんの問題もなく駅の券売機で切符を買えて朝ごはんもゲットしました。 -
無事電車に乗れました。
車内の案内で行き先や停車駅が表示されているので、google map で出ている内容と一致していることを5回くらい確認して、それでもまだ不安…(なんでやねん)
切符なんて車内でも買えるのになんでこんなに心配して早く駅に来たんだろうってアホらしくなるけど、これが私だから仕方ない。 -
駅のカフェで買った朝ごはんのサンドイッチ
ディルピクルスとチキンが入っているサンドイッチ。
おいしかったけど、店員さんが私が注文したら、後ろにいた他の店員さんと何か言いながら笑っていて、その会話から戻ってきて「card?」と支払い方法を聞いてくるというなんだかすごく嫌な感じでした。
あとからまたそのカフェの前を通ったら同じ店員さんがものすごくダルそうにレジ売ってたので、そういう人間なんだなぁと思ったけど気持ちのいい感じではないですよね。
中央駅内には他にも朝からサンドイッチなど売っているお店がたくさん開いていたので、わざわざこの「Coffee TO GO」に行く必要はないと思いました。 -
時間通り最寄りの「オシフィエンチム」駅に到着しました。
ここで集合時間の30分前。
ここからバスで収容所まで行くこともできますが、間に合わなかったらどうしようという謎の不安から、徒歩で向かいました。徒歩で20分くらい。
ほぼ歩いている人はいなかったです… -
目立つゴミ箱を通りすぎて門まで無事着きました。
謎に列があったので入場列かと思って並んでみたら、当日のツアー申込の列でした…
なんとか他のツアーの皆さまと合流できて一安心。
バスで来た方とクラクフからタクシーで来た方(Volt で100ユーロくらいだそうです)がいて、全部で10人くらいでした。 -
雨が降っていて、傘を持っていない方は中の売店でカッパを購入していました。
手荷物検査などしっかりしてからの入場でした。 -
アウシュビッツ第一収容所といえばこの門が有名かもしれません。
働けば自由になれるという意味のドイツ語が書かれた門。オシフィエンチム (アウシュヴィッツ第一強制収容所) / アウシュヴィッツ博物館 建造物
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有刺鉄線で囲われて逃げ出すことも困難
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世界のどこからこの収容所に人が連れてこられたかを示している説明。
こんなに世界の色々なところから連れてこられているのは知らなかった。 -
ガス室で運ばれてきた人を大量に殺したときに使われたツィクロンBという殺虫剤が入っていた缶の山。
ここに運ばれて来た方々の荷物(靴、鞄、食器、めがね、義足や松葉づえなど)たくさんの展示があって、
でも一番見るのが辛かったのは、髪の毛の山でした。
当時はすべてが貴重で、何かに使えるかもと髪の毛ですら切り落としたものを取っておいたそうです。 -
死の壁と呼ばれている。
ここでたくさんの人が射殺されたそうです。
当時のものはそのまま残っていなくて作り直したものと聞いたので写真を撮りました。
あまりにも見るのが辛かった。
祈りを捧げている見学者の方もいらっしゃいました。 -
この先にすこしだけ見えるのが、この収容所の所長が家族と住んでいた家。
映画「関心領域」で取り上げられている家族が住んでいた家だそう。
この左側にはその所長が処刑された台が展示されていました。 -
バスに乗ってアウシュビッツ第二収容所(ビルケナウ)に来ました。
この鉄道で世界からたくさんの人々が運ばれてきて、選別されて、
労働できないと判断された人が即ガス室送りになったそうです。
白い巨塔の撮影があって、唐沢寿明がここに来たとか。 -
とても脆く、このように木で支えて崩れないように今も保っているそうです。
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煙突だけたくさん残っているのは、木製の収容室があったところで、
戦後物資不足でワルシャワなどに運んだため、煙突だけが残っているそうです。
中谷さんのガイドによる案内は第二収容所の途中までで、
終わってから別途取っていた個人での見学チケットを使って再入場し、第二収容所内を見学しました。
ちなみに、個人の見学チケットは時間指定ですがそれは第一収容所の見学の時間で、第二収容所の見学はチケットさえあれば何時でも入場できるそうです。
ツアーが催行されるかわからなったので一応個人のチケットも取っておいてよかったです。チケット自体は無料でした。(ガイドツアーに参加すると有料) -
見学可能な木製の収容室内奧にあった便所だそうです。
垂れ流しで、決められた時間・回数しか排泄が許されていなかったそうです
人間の尊厳ってこういうところで失われていくんだと感じました。 -
ガス室跡地。
戦後、ガス室の存在が明るみになることを恐れて、ダイナマイトで破壊したそうです。
真ん中のほうに映っている茶色いものが煙突だと思われます。 -
こちらも同じくガス室跡地。
なんでこんなにガス室を作ったんだろう
とかなり晴れない気持ちを表すように曇り空の下での見学となりました。
学ぶことは多かったけど、自分にこの世界の何が変えられるんだろうと考え始めると何もないような気がして無力で。
ただただ、一人でも多くの人がこの事実を知ること。忘れないこと。
この時代背景を知ると今世界でおきている政治も見えてくるものがあると中谷さんがおっしゃっていて、勉強に意欲がわいています。
帰りは、バスの時間を調べる余裕がなくて、
結局駅まで戻ってクラクフ中央駅まで直通の電車に乗りました。
本数がたくさんあるわけではないので、あらかじめ時間は確認しておいた方がよいと思います。
駅では駅員のいる窓口で切符を購入できました。
13:00 頃アウシュビッツ収容所エリアを出発して、
14:30くらいクラクフ中央駅まで戻ってきました。
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