2024/08/11 - 2024/08/12
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gyachung kangさん
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2年連続の無慈悲な酷暑になった今年の夏。連日の暑さにスタミナは削られ消耗、こんなんでお山に登れるのか?と不安にかられながらの山行計画。6月、7月とシーズン足慣らしの2本をクリアして今年初の北アルプスに挑む。目標はまだ未踏の白馬岳。後立山連峰には名高い高峰が居並んでいるが中でも北アルプスの女王の異名をとる白馬岳は人気抜群、いつまでもほっておくわけにはいきません。
てなわけでナショナルホリデー山の日がやって来た。怪しかった天候予想は直前に好転、なんだかツキがありそうな白馬岳登山の旅でございます。
- 旅行の満足度
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
東京から新幹線を利用して長野経由、やってきました栂池高原。この建屋がバスが発着するターミナル駅、栂池高原の真ん中にある。目の前にある広い駐車場を見渡すとほぼ満車状態。みんなが入山しているわけではないが避暑観光客も含めてかなりの人数がこのエリアに集まっているようである。
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本日お世話になる宿はバスターミナルから5分の場所にあった。
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チェックインして部屋に入る。
エアコンはついているが、窓から入ってくる風はやっぱり涼しい。ええなあ。タタミも落ち着きます。東京を抜け出してきた甲斐があった。 -
今回、宿代に夕食は含まれていない。なんでひとっ風呂浴びたあと早めの夕食をとるため外に。
営業していたカフェレストランでハンバーグカレーをチョイス。 -
お腹が落ち着いてついでにシソジュース
暑い季節は酸っぱいもの、欲しくなります。外国ならばザクロ、あれに近いかも。
明日は朝一番から白馬岳登山に向かう。身体をしっかり休ませないとねー、宿に戻って早々に就寝! -
翌朝
6時からの朝食を済ませて栂池ゴンドラの乗り場に。
にゃんとおお!!
チケット売場に並ぶ長蛇は100メートル以上、チケットを既に買いゴンドラ乗り場に並ぶ長蛇は200メートル以上。油断してた、大誤算だあ。
白馬岳にアプローチするルートは主に二つ。大雪渓を登っていく猿倉登山口とゴンドラとロープウェイを利用するこの栂池自然園ルートである。ところがこの夏、大雪渓にクレバスが生じて通行禁止となり猿倉ルートを断念、やむなく自然園からのピストンにルート変更をした。
みな、考えることは同じか。殆どの登山者がコチラに集結してるようである。こうなっては待つしかない。 -
ゴンドラ待ちは小1時間、降車してから徒歩5分にあるこのロープウェイに乗り継ぐ。こちらは70人程が乗れる大量運搬機。
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栂池自然園駅で下りる。山に登らずこちらで自然散策を楽しむお客さんも多い。が登山者はこの先へ。
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ビジターセンターの前を通過すると、ようやく見えたよ白馬岳への登山口。宿を出たのが6時半、今8時15分。これは計算外だった。自然園から登る方々はゴンドラ&ロープウェイの大渋滞に要注意を。
さて、私はこれから頑張ります。 -
この山ホントに登山者は多い。
これは励みになりますね。 -
早くも序盤での急登
私はスロースターター。登り始めの30分は常に調子が出ない。前の登山者に引っ張られるようにしてついていく作戦。 -
急登をしのぐといきなり開けた平原に飛び出した。
ここは天狗原。ほとんどの登山者がひと息入れるところ。眼前には白馬乗鞍岳が待ち構えている。この景色にこの天気、みんな汗だく且つニコニコ顔。 -
再開
緩やかではあるが足場は岩だらけでスピードは上がらない。 -
遠くからも見えていた雪渓ゾーンにかかる。
断念した白馬大雪渓のスケールとは比べものにはならないが雪渓は点在していた。転倒して足首を痛めたりしたら登頂はままならない。さらにスローダウンして一歩一歩踏みしめる。 -
雪渓越えから再びの急登で上から下から交錯し渋滞。
そこをクリアすると見渡しがきく緩斜面に出た。
こういう道こそ夏登山の真骨頂!
でも足場はやっぱり岩場だ。 -
白馬乗鞍岳に到着。この地点でもかなりの達成感があるが、まだ目的地の半分にも達していない。
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白馬乗鞍を過ぎると下降に入る。そして視界に入ってくるのが池。白馬大池であります。ガスが巻いていればこの景色を拝むことは不可能。晴れていればこの通り。白馬岳の人気の源泉の一つに間違いないだろう。
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大池を反時計方向に回りこんでいくと山荘が登場。右手が本丸の白馬岳。
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テン場有り、水の補給有り。ほぼ全員が休憩をとる有難い中継ポイント。この規模の中継地は私は初体験。
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この大池の出口にあったお達し。
白馬岳のピークまでなんと4時間。現在既に12時を回っている。ってことは到着タイムは推定4時過ぎか。夏場、日暮までは時間に余裕があるとは言え途中にどんなアクシデントが起きるか予測がつかないのが山の恐ろしさ。景色を楽しみながらゴールしたいところだが、ビシッと気を引き締めることに。 -
大池を左に見ながら登山ルートに復帰。ダラダラ坂はザレ場、地面反発が弱いんでイラっと来るんだなあ、、、
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左右に展望が開ける斜面を登っていると前方に人だかり。見ると雷鳥が2羽。保護色で溶け込んでいるが親子雷鳥であった。以前に爺ヶ岳と木曽駒でも見たことがあるが、雷鳥って不思議なくらい逃げない。この警戒心の薄さはどこから来るのか謎。登山者にとっては間違いなくタフな山行の癒しです。後で気がついたが、そう、ここは雷鳥坂でした。
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瞬く間にガスが巻き始めて次なるピークが薄っすらと覗いていた。あ、あれは、小蓮華山か?
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違うつーの!
私を絶望の淵に叩きこんだのは船越ノ頭
そう言えばなんかあったの、そんなの。
白馬岳どころか前衛となる小蓮華山にも達していない。
トホホ~ン -
延々と続く尾根歩き
近いのか遠いのか、距離感がわからなくなるこの辺り。あれこそ小蓮華山? -
この高度帯で咲いていた花
調べたらトウヤクリンドウ
小蓮華山登頂に向けての自然の励ましである。 -
この尾根、結構切れ落ちている。こちらは富山側。
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青息吐息でやった、やったよ小蓮華山に到着
とりあえず喜んでみる。
しかあし、ここからまだ1時間半あるらしい。
えらいこっちゃ。 -
小蓮華山をあとにして前進
今写真を見るとなかなか歩き甲斐のある尾根! -
少しガスが飛んできた
しかし、まだ先が長いなあ -
なだらかに登ってきた稜線を振り返ると
いいっすね-
もうヘロヘロなんですが、この景色に最後の力が湧いてくる。 -
どうやら小蓮華山→白馬岳への最後のマイルストーン
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ここは三国境
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疲労困憊
だが登頂のタイミングに合わせて視界が開けてきた!
おお、あれはピークなのか?
わかっているのにそう思い込みたくなる登山者のお約束がやっぱり炸裂した笑笑
うん、なかなか出来のいい偽ピーク だねえ -
ついに、ホントに、とらえましたあ
あれこそリアルピーク
いざ踏みしめて歩け -
タッタッタッタラタラッタラ~
登頂時に鳴り響いたBGMは懐かしのTV番組『アメリカ横断ウルトラクイズ』の関門クリアの音楽🎵であります。
アレしかないやろ、なあ? -
登頂した喜びを味わったら山頂下にあるお宿、白馬山荘へと下る。この最後の下降がまたザレ場。この日の山行全行程で最後のストレスか笑
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無事に到着。ほぼ予測した通りの時間。
チェックインする受付は私がこれまで宿泊した山小屋の中でいちばん大規模であった。本人確認から支払いを済ませて寝所場所と館内の利用案内が手際よく進む。私の後からも続々と到着、17時を過ぎてもかなりの登山者がチェックインしていた。 -
靴紐を解いて本館に入り自分の布団スペースを確認したらあとは夕飯タイムを待つだけ。この合間は登山者ならば説明無用、至福のひととき。
白馬山荘の目の前には杓子岳と白馬鑓ヶ岳が残照を浴びて穏やかに鎮座していた。 -
そして夕ご飯
到着時間順に割り当てられるので私は3回転目だったかも。とにかく収容キャパが大きい山小屋である。食事の準備と提供は最重要仕事でスタッフさんもたいへんだなあ~とお察しする。豚肉の生姜焼き、ありがたくいただきます。 -
夕食をとったあと山荘前庭に出てみると雲海の向こうにはさきほどまで雲に隠れていた山並みがくっきりと浮かび上がっていた。正面に見える鋭峰は剱岳!みんなが大喜びである。それにしても以前に鹿島槍ヶ岳への稜線から拝んだ剱岳とはシルエットが全く違う。これも嬉しい発見である。そして、右手前の丘の上には夕暮れの剱岳ビューを楽しむグループの姿が。青春ですなあ、いいぞ~ 年齢はわからんけどな~笑
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翌朝がやってきた。
✌️✌️✌️ 本日も神のご加護がありましたねえ
剱、立山、んで白馬鑓ヶ岳の奥には槍ヶ岳の穂先も覗いている。山々に朝のご挨拶を。 -
5時スタートの朝食は並んだ順。ここだけ妙に自由度が高いがそんなら並ぼう精神で一番飯をとる。
パッキングも万端、いざ後半戦へGO
まずは白馬ちゃんの頂きへ -
ゆっくり登って20分
山頂に再び立つ。 -
この時のサウスビューは一面の雲海
富士山は隠れているが中央右の巨大な山塊は乗鞍岳と御嶽か? -
展望盤は摩耗が激しく読み取り不能
この地の風雪では無理もないか -
ここから長い長い下降ロードが始まる
楽しさしかないじゃん -
いかがですか?
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昨日は苦痛にまみれたが今日は快適この上ない道
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このあたりで右サイドに鹿島槍ヶ岳の勇姿が現れていた。双耳峰と吊り尾根がかっちょいい。背後には再びの槍ヶ岳と大キレットからの穂高連峰。豪勢な景色過ぎてこれじゃあ前に進めないよ。
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小蓮華山を超えると白馬大池が見えてきた。
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大池の手前には船越ノ頭も視界に捉えた。
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この足どりの軽さはなんだ?
なんて爽やかな下降ルートでありましょう。 -
白馬大池に着いて一休み。登り下りの登山者が交錯して大賑わいの休憩所だ。天気は最高、汗まみれでアチいのだが、そこはお山、定番のラーメンを作る。今日持ってきたのはとんこつ味。で、席をシェアした父娘の登山ペアと楽しく山や旅の話題で歓談する。この一期一会の会話の時間が私はとてもとても好きである。お父さんはこの後は蓮華温泉に向かうと言う。ちょいと羨ましい。
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たっぷり休憩していよいよ最後の仕上げ。
大池を湖面沿いに辿って戻るのだが、ホントにここ、デカい岩場が数百メートル続いて足の置き所に神経を使う。最後の出口はこの登り返しだもんな。雨で濡れていたらかなりの難場であろう。 -
白馬乗鞍を過ぎるとしばらくは楽園級の登山道
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そして、あったよね、雪渓の渡り。ロープが張られているがロープを使ったらむしろ振られるだけ。自分の足を信用したほうがいい。
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急登すなわち急下降
出るわ出るわ大岩場の下り。下って安堵したあと来た斜面を見上げるとこんな感じ。前のめりにコケたら大怪我に至ってもおかしくない。下りの危険性を再認識。 -
そうこうして午後2時半過ぎ、登山口に帰って来ました。スリルあり極上景観ありの白馬岳山旅は無事に閉幕。この山が今も昔も絶大な人気を誇る理由がわかった気がする。日常の生活で自分自身を褒めることはほぼ無い。けれど山に登って無事に下山した時はいつも自分を褒めることにしている。お疲れさまでした。どうもありがとうございました。拍手👏
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