2024/07/30 - 2024/08/03
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いっちゃん2013さん
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どうも私は槍ヶ岳が好きなようです。フォッサマグナに載る凝灰角礫岩(ぎょうかいかくれきがん)の極めて固い岩鋒は、「日本の山」という範疇(はんちゅう)を超えているように思います。
夏登山を考え、昨年も行きましたが、再度、槍ヶ岳へ行くことにしました。山小屋が満室だらけでしたが、直前にキャンセルが生じて、予約できました。夏休みを取得し、7/30(火)、暑かった新宿より23:00頃、「毎日アルペン号」のバスで出発。
7/31(水)、予定通りの5:20に標高1504mの上高地で下車、平坦な道を歩き始めました。体力の都合で、この日は標高1820mの槍沢ロッヂに泊まる予定で、ここまでの標高差は僅か約300m。でも、わりと上り下りが有るようで、疲れました。鶏唐揚げの夕食はおいしく、快適な山小屋でした。
8/1(木)、ロッヂからは傾斜の有る登りです。ババ平はキャンプ地となっており、ここで弁当の朝食を食べました。冷んやりとした空気、美しい槍沢沿いをグイグイ登りました。山肌を幾筋もの沢が流れていました。標高2348m付近で槍沢ルートを外れ、天狗(てんぐ)池へ向かい、圏谷(けんこく、カール)を横切り、振り返ると、槍ヶ岳が聳(そび)えていました。天狗池は水が湧いているようで、綺麗でした。槍ヶ岳が逆さに映るのですが、そよ風で波が生じ、揺れていました。
ここから高低差約500mの険しい斜面を登り、緊張が続きました。単独では行くべきではないですね。ようやく尾根に上がり、南側の標高3032.9mの南岳を登頂。南岳より南側は「大キレット」という日本一の難所。そっちには行かず、折り返しました。
南岳から槍ヶ岳山荘までは難しくないとのことでしたが、んなことなかった。標高3084mの中岳は険しい岩場の登りと下りで、怖かった。標高3101mの大喰(おおばみ)岳は小さな標識が有るだけですが、槍ヶ岳を臨む展望台です。飛騨乗越(ひだのっこし)から槍ヶ岳山荘までの斜面はキャンプ地となっており、カラフルで、賑やかで、私はヘトヘトでした。
槍ヶ岳山荘の夕食は毎度の中華風で、酢豚、焼売、杏仁豆腐など、それぞれおいしく、味噌汁の塩分もおいしかった。食堂の播隆(ばんりゅう)上人様へお参りしました。
8/2(金)、5時頃、御来光(ごらいこう、御来迎、ごらいごう、日の出)を拝み、標高3180mの槍ヶ岳を登りました。緊張感の下、固い岩や鎖で反力を取り、登り、今回はまあまあ上手に登れました。
この後、昨年と同じ西鎌尾根へ向かい、前半は緊張する険しい岩場、後半は大きな上り下りが繰り返し、標高2755mの樅沢岳(もみさわだけ)で疲れちゃいました。
この日はもっと先へ行く予定でしたが、双六(すごろく)小屋へ電話したところ、1人分空きが生じたそうで、ここに泊まることにしました。行く予定だった山荘へキャンセルの連絡をして、キャンセル料が発生しちゃいました。さっきスマホを使いましたが、双六小屋に着くと、圏外でした。
標高2550mの双六小屋の広場は賑やかで、いつも良い雰囲気です。ここは食堂を改修したようで、テーブルとイスの食堂になっていました。夕食はおいしい天ぷらで、素晴らしい山小屋です。この予定変更、これで良かったかな、考えました。
8/3(土)、朝食後、最小限の荷物だけ持って、双六岳だけは登ることにしました。双六小屋と標高2840.4mの双六岳の高低差は約300m、散歩という感じじゃありません。最初、ヘビのような急斜面を登り、中間の岩場を登ると、その上は緩やかな斜面となっており、滑走路と呼ばれています。素晴らしい山です。この頂上、槍・穂高、西鎌尾根、鷲羽岳、水晶岳、三俣蓮華岳、薬師岳、黒部五郎岳、笠ヶ岳など、抜群の見晴らしでした。
双六小屋に戻り、荷物を背負い、弓折岳へ向かうと、曇り始め、槍ヶ岳の見納めでした。弓折岳は登らず、池の有る鏡平山荘へ下り、かき氷をおいしく食べました。小池新道を下り、左俣林道を歩きました。
左俣林道の入り口の橋で時計を見ると、16:53で、橋の向こうに「濃飛バス」を発見、小走りでこのバスに乗り、このバスは標高1117mの新穂高ロープウェイを16:55に発車し、ギリギリ乗車でした。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
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7/30(火)、暑かった新宿の都庁大型バス駐車場より「毎日アルペン号」の夜行バスに乗り、出発しました
都庁 大型バス専用駐車場 乗り物
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7/31(水)、上高地(標高1504m)より歩き始めました
上高地ハイキング 自然・景勝地
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河童(かっぱ)橋 朝6時頃は曇っていました
河童橋 名所・史跡
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梓(あずさ)川の右岸(北側)の道を歩き、「岳沢(だけさわ)湿原」と呼ばれている辺りが幻想的な風景で、晴れてきました
上高地ハイキング 自然・景勝地
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明神橋 ここで梓川の左岸(南側)へ渡りました
明神橋 名所・史跡
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古池 底から水が湧いています
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横尾から上流は「槍沢」と呼ばれており、その槍見河原から槍ヶ岳がちょこっと見えました
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渓流 綺麗でした
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槍沢ロッヂ(標高1820m) まだたいして登っていませんが、ここで1泊、ここはお風呂が有ります
槍沢ロッジ 宿・ホテル
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槍沢ロッヂの夕食 ザクザクの鶏唐揚げなど、おいしかったです
槍沢ロッジ 宿・ホテル
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ババ平(標高2001m) 8/1(木)の朝、ここで朝ご飯を食べました
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こんな高い滝のような沢がいくつも流れていました
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槍沢の圏谷(けんこく、カール)で本日登る大喰(おおばみ)岳が見えていました
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槍沢の最上流部です 雪はありませんでした
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振り返ると、槍ヶ岳が聳(そび)えていました
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チングルマ よく見る高山植物です
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天狗(てんぐ)池 小さな池で、槍ヶ岳が映っていました
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こんな岩場を攀(よ)じ登りました
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日本一の富士山と日本2位の北岳が見えました
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険しい鎖場です あと少しで尾根です
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登ってきた道 この後はラクだろうと思っていました
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南岳(標高3032.9m、日本で17位) 「大キレット」には行かないですから
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中岳(標高3084m、日本で12位) 険しい山です
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中岳の険しい岩場を下りました
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大喰(おおばみ)岳(標高3101m、日本で10位) 槍ヶ岳の素晴らしい眺めでした
大喰岳 自然・景勝地
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槍ヶ岳山荘の夕食 毎度の中華風で、おいしかったです
槍ヶ岳山荘 宿・ホテル
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8/2(金)の朝、槍ヶ岳を登りました こんな岩場です 午前中は日陰となっています
槍ヶ岳 自然・景勝地
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標高3180mの槍ヶ岳頂上 三角点が有りましたが、壊れており、「亡失扱い」となっています
槍ヶ岳 自然・景勝地
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巨大な三角形 槍ヶ岳の影です
槍ヶ岳 自然・景勝地
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槍ヶ岳山荘 ここから西鎌尾根を下りました
槍ヶ岳山荘 宿・ホテル
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槍ヶ岳と小槍 小槍の上でアルペン踊りをさあ踊りましょ♪
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西鎌尾根 長い道です
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双六小屋の夕食 おいしい天ぷらでした
双六小屋 宿・ホテル
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8/3(土)の双六小屋の朝食 おいしかったです
双六小屋 宿・ホテル
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双六岳 双六小屋からの高低差は約300m有ります
双六岳 自然・景勝地
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双六岳(標高2860.4m) 素晴らしい見晴らしの山です
双六岳 自然・景勝地
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薬師岳、三俣蓮華岳、水晶岳、鷲羽岳が見えました
双六岳 自然・景勝地
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槍ヶ岳、大喰岳、中岳、南岳、穂高が見えました
双六岳 自然・景勝地
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ヒバリかな?
双六岳 自然・景勝地
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樅沢岳 大きな山です
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双六小屋 下山します
双六小屋 宿・ホテル
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槍ヶ岳が隠れてしまい、見納めでした
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鏡平山荘 ここは何か注文した方が落ち着きます
鏡平山荘 宿・ホテル
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レモンのかき氷600円を食べました おいしかったです
鏡平山荘 宿・ホテル
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鏡池 槍ヶ岳が映る位置に雲が映っていました
鏡平山荘 宿・ホテル
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新穂高温泉(標高1117m) ギリギリで濃飛バスに乗れました
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