2024青春１８きっぷで瀬戸内ぐるっと駅めぐり！vol.1（八幡浜港編）

2024/08/03 - 2024/08/05

月曜に休みをいただいたので、土日月２泊３日で瀬戸内海をぐるっと回ってきました。ずっと変わらないあの駅も、もうすぐ変わるあの駅も、こないだ変わったあの港も…今回のテーマは駅巡りです。

初日は所用があったので、朝ちまっと使ってから久大本線経由で臼杵へ、そして八幡浜、松山へ。深夜のフェリーはかっこいい！

きっぷ：青春１８きっぷ
旅程概要
08.03西熊本～緑川～植木～西熊本～久留米～臼杵～
08.04八幡浜港～松山

エリア 八幡浜・佐田岬(愛媛)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 船 JRローカル 徒歩

2024.08.01　川尻～西熊本
８月になって、貨物列車が所定の運用になり、１０６３レ～翌日４０９９レ～４０９６レ～７０レにＥＦ８１が「だけ」入るようになった。ほんの１０年ほど前までは青森から鹿児島まで定期運用を持っていたＥＦ８１も、わずか２両あれば事足りるようになったのだ。そして、まだまだガンガン新車を作っている。引退までできるだけ眺めておこう。

2024.08.03　八代ゆき普通列車車内
８月３日土曜日。本来ならば始発列車から乗らないと１８きっぷに失礼であるが、あろうことか１０時頃から所用がある。そのため、三角線のどっかの駅で折り返し、貨物列車を眺めて所用に向かおうと思う。
ところが九州の場合、どこで１８きっぷのスタンプ押してもらうかたいへん切実な問題を抱えている。とりあえず宇土駅が７時半から押してもらえるようなので、それに合わせて家を出た。鹿児島本線の下り、緑川の鉄橋を渡るところだ。朝から日差しが容赦ない。

2024.08.03　宇土
宇土に到着。

宇土駅 駅

2024.08.03　宇土
先日米子に行くのに使った１８きっぷの残り３回は妻が使った。結婚してからというもの、ＬＣＣとドミトリーを徐々に教え、すっかり体が慣れっこになったらしい。そういった事情でまた１冊調達した。今回は３回分使う予定である。

2024.08.03　宇土
三角線の列車に乗って…

2024.08.03　三角ゆき普通列車車内
カラフルな車内は元「シーサイドライナー」、先日までハウステンボスラッピングだった編成だ。

2024.08.03　緑川
宇土の次の緑川で降りる。

緑川駅 駅

2024.08.03　緑川
青空に真っ赤な車体がよく似合う。

2024.08.03　緑川
初めて降りた駅である。１駅しか載っていないが、この次の住吉で交換する列車で帰るので仕方がない。

2024.08.03　緑川
３扉九州色って？

2024.08.03　緑川
戻りはキハ１４７だ。

2024.08.03　緑川
きょうびキハ４０・４７形がやってくる１面１線の駅なんてのが必要以上にチヤホヤされているが、最寄り駅から１１．７キロ／片道２８０円なのである。１８きっぷだから関係ないけど。

2024.08.03　熊本ゆき普通列車車内
進行方向左側しかあいてなかった。

2024.08.03　熊本
熊本に到着。せっかく１８きっぷなので、いつもより電車賃がかかる駅へ行こう。

2024.08.03　植木
植木にやってきた。夏の空だ！

植木駅 駅

2024.08.03　植木
８２１系の３両編成で位置取りの切り位置の練習などをしてみる。

2024.08.03　植木
私のほか、高級カメラやレンズを抱えた諸先輩方が数名いらっしゃる。いつもお世話になっている４０９３レは、８月から所定運用のＥＦ５１０に戻った。ん？いきなりブレーキ？

2024.08.03　植木
しばらくして動き始めた。電気機関車のフル加速は音がすばらしいのだが、よからぬ理由の非常ブレーキだといけないので、動画は切った。

2024.08.03　植木
久しぶりに降りた。今は同じ熊本市内であるが、鉄道ではめったに来ない。

2024.08.03　植木
よく見ると今を時めかないラインナップである。

2024.08.03　植木
おっ、「あそ１９６２」。ＪＲ九州で最後に乗ったキハ５８だ。

2024.08.03　植木
待合室は諸先輩方の展示スペースとなっていた。

2024.08.03　植木
この列車に乗って戻った。

西熊本→緑川　１１．７キロ　２８０円
緑川→植木　　３０．９キロ　６６０円
植木→熊本　　１２．０キロ　２８０円

まだ千円ちょいしか乗ってないのか…

2024.08.03　西熊本
所用が終わり、現在時刻は１５時半、再び西熊本駅に戻ってきた。

西熊本駅 駅

2024.08.03　西熊本
キハ４０・４７形は、せっかく遠くに旅しても全国どこでもこの顔で飽き飽きしてして、イスも固い。どっちかといえば好きではない車両なのだが、どうも私が駅に行くと偶然ちょうどいい時間にやってくるのだ。

2024.08.03　熊本ゆき普通列車車内
キハ、ＤＥ、マヤ、一瞬しか撮れない撮影会に２４１０円もぼったくられたが、１日中全国どこまで乗っても咎められない権利と引き換えなので、今日は仕方がない。

2024.08.03　熊本ゆき普通列車車内
後付けクーラーにカバーつき扇風機。夏の旅行にはありがたい存在である。

2024.08.03　熊本ゆき普通列車車内
これよりもイスが固い車両がどんどん増えてきたので、最近は三角線の列車の時間に合わせることが多いのだ。

2024.08.03　熊本ゆき普通列車車内
扇風機にはＪＮＲマーク。

2024.08.03　門司港ゆき区間快速列車車内
熊本からは、運用の都合で誕生した区間快速の門司港ゆきに乗り換える。二日市から快速運転が始まるので、ここに表示される区間はずーっと各停だ。

2024.08.03　久留米
久留米に到着。奥に停車している８１３系は同じ区間快速の門司港ゆき。鳥栖まで続行し、鳥栖で併結するのだ。

2024.08.03　久留米
百均三脚で動画に挑戦しよう。

2024.08.03　久留米
少々遅れて「ゆふいんの森４号」がやってきた。

2024.08.03　久留米
ＪＲ九州の観光列車の中では、やはりⅠ世が一番美しい。テセウスの船状態なのでキハ６５のエンジンではないが、さっきのセットで動画を撮るとこうなる。

https://www.youtube.com/watch?v=4-8vYqLS-ZI

2024.08.03　久留米
下り線は筑後川の鉄橋からカーブに入るのでお手軽にかっこいい写真が撮れるポイントである。イスを取っ払ってない貴重な編成で固めた８１３系９両編成。

2024.08.03　久留米
さて、いい加減に乗り換えようか。

2024.08.03　田主丸
けっこう混んでるのにキハ２２０の１両編成。

田主丸駅 駅

2024.08.03　日田
日田で乗り換える。今度は２両だ。

2024.08.03　大分
大分に到着。最近高架線になったから、めぼしいものは絶対ないけど下を向いて歩こう。車体や帯色で区別するわかりやすい乗車Ⅰ案内。

大分駅 駅

2024.08.03　大分
夏祭りか何かあったのか、やたら混んでる。

2024.08.03　大分
４両に増結！

2024.08.03　佐伯ゆき普通列車車内
車内はかなり混んでいる。

牧駅 駅

2024.08.03　臼杵
臼杵で降りて…

臼杵駅 駅

2024.08.03　臼杵
下を向いて歩こう。何か書いてあるのだろうが、読めない…

2024.08.03　臼杵
うーん、読めん。ギブアップ！

2024.08.03　臼杵
地方の優等列車停車駅のこういう雰囲気、徐々に少なくなってきている。

2024.08.03　臼杵
駅から歩いて１５分くらい。

2024.08.03　臼杵港
臼杵のフェリー乗り場に到着！

臼杵港 乗り物

2024.08.03　臼杵港
乗るぜ、オレンジフェリー。今３２００円もするのか！（←インターネット５％割引のタイムリミットを忘れていた）

2024.08.03　臼杵港
乗るぜ、おれんじ九州！

2024.08.03　八幡浜ゆきおれんじ九州船内
船内は…車はこれだけ？

2024.08.03　八幡浜ゆきおれんじ九州船内
立派なエスカで客室へ…

2024.08.03　八幡浜ゆきおれんじ九州船内
１フロアほぼ貸し切りであった。

2024.08.03　八幡浜ゆきおれんじ九州船内
割り込みをさせてもらうためタップをもっていくのだが、その必要はなさそうだ。

2024.08.03　八幡浜ゆきおれんじ九州船内
大分駅近くのマルショクで買った晩御飯。

2024.08.04　八幡浜ゆきおれんじ九州船内
フィンスタビライザーはフィン＝ひれ、スタビリティー＝安定からきている。水波抵抗は大きくなるが、船の姿勢を整えるはたらきをするまさに夢の翼だ。
４年前の１２月３０日、爆弾低気圧が西日本に派手に雪を降らせた日、私は八幡浜にいた。１４時３５分発のオレンジフェリーに乗ればその日のうちに熊本につくのだが、あえなく運休。だがしかし、次の宇和島運輸フェリーの便は当時最新型で「その船だけ」運転するそう。フィンスタビライザーの性能をいかんなく発揮し、ほぼ揺れることなく定時運転で時化の豊後水道を渡り切った。

2024.08.04　八幡浜ゆきおれんじ九州船内
デッキプランを見つけた。おっ、３階にフリーのシャワールームがあるぞ…

2024.08.04　八幡浜ゆきおれんじ九州船内
私が把握している限りでは、徒歩客は私を含めて２人。船員の方から下船口まで誘導された。

2024.08.04　八幡浜港
八幡浜港に到着！すぐに別府からの「あかつき」が入ってきた。

八幡浜港 乗り物

2024.08.04　八幡浜港
せっかくだから、口をあんぐり開ける姿をノーカットでどうぞ。

https://www.youtube.com/watch?v=BhuYeePDCxU

2024.08.04　八幡浜港
さきほどまで乗っていたオレンジ九州は２時５０分に臼杵へ向けて出港する。

2024.08.04　八幡浜港
タラップ（？）が上がって…

2024.08.04　八幡浜港
ゆっくりとバックで離岸してゆく。

2024.08.04　八幡浜港
このサイズのフェリーが、海を隔てた鉄道連絡が不便な２つの町を夜通し超絶ショートカットする、このような航路が大好きである。

2024.08.04　八幡浜港
深夜のフェリー、かっこいいね♪

2024.08.04　八幡浜港
ゆっくりと離岸し…

2024.08.04　八幡浜港
ゆっくりと回頭してゆく。

2024.08.04　八幡浜港
現在午前３時、すっかり新しくなった八幡浜港で、諸先輩方にならってＦＴＢ（フェリーターミナルビバーク）をしよう。目標出発時間まで１時間半、寝よう。

2024.08.04　八幡浜港
というわけで時刻は４時半。新しいターミナルを出発する。

2024.08.04　八幡浜
港から駅へ向かう途中にあるお弁当屋さんの「道」、毎回寄ってしまう。できるだけ重たい揚げ物系を買うか、今食べたい塩サバを買うか…うーん。

2024.08.04　八幡浜
駅に到着。

八幡浜駅 駅

2024.08.04　八幡浜
キハ３２形とキハ５４形、国鉄の民営化にともなうご祝儀がまだ活躍している。

2024.08.04　八幡浜
私の乗る列車はキハ５４形２両編成。

2024.08.04　八幡浜
下を向いて歩いたが、見つけきれなかった。

2024.08.04　八幡浜
「礼文」のようにこんな顔した軽快な急行が走りまわる予定だったのだろうが、ＪＲ各社特急格上げに情熱を注ぎ、高速化を進めたのだった。

2024.08.04　八幡浜
キハ３２形は丸っこいライトがかわいらしいが…

2024.08.04　八幡浜
一部は角ライトもある。

2024.08.04　八幡浜
この手の気動車は四国色がよく似合うと思う。

2024.08.04　八幡浜
こういう跨線橋もいいね～

2024.08.04　松山ゆき普通列車車内
先頭車両はトップナンバー。私と同じ昭和６２年生まれである。

2024.08.04　八幡浜
もう一度車外へ。

2024.08.04　八幡浜
私が乗るのは…

2024.08.04　八幡浜
（伊予）長浜経由の列車である。

2024.08.04　松山ゆき普通列車車内
結局塩サバ弁当である。重さを捨てて、ちゃんと食べたいほうを買う。贅沢…いや、大人になったね。前はもっと安かったと思うのだが、いつの間にか５５０円になっていた。ゆでたまごはサービス。

2024.08.04　松山ゆき普通列車車内
肱川を渡り、大洲城を望む。

2024.08.04　松山ゆき普通列車車内
ホーム上に伊予市と大洲市の境目がある喜多灘駅。

喜多灘駅 駅

2024.08.04　松山ゆき普通列車車内
いろいろ有名な下灘駅は…

下灘駅 駅

2024.08.04　松山ゆき普通列車車内
この時間はクルマで来てクルマで帰る方々が主流である。

2024.08.04　松山ゆき普通列車車内
ところで、この列車は伊予上灘でキハ１８５系の鈍行と行きかい、定刻であれば少しこちらの発車までタイムラグがあるので、動画で撮ろうと思っていた。ところが長浜で行違う列車が遅れていたので、伊予上灘にも遅れてついて、いつ発車するかわからない。残念ながら車内から眺めるのが関の山である。

伊予上灘駅 駅

2024.08.04　松山ゆき普通列車車内
ショートカット路線と合流するのが向井原。

向井原駅 駅

2024.08.04　松山
松山に到着。あと２か月弱で高架線になるから、ゆっくり眺めよう。

松山駅 (愛媛県) 駅