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2022年10月2日(日)朝の10時45分頃、福島天満宮からなにわ筋を南に進む。なにわ筋は大阪市を南北に走る都市幹線道路の一つで、新十三大橋から四つ橋線岸里駅の西までの約8.3kmの通りを云う。<br /><br />敗戦後の戦災復興都市計画によって新たに作られた道で、2003年までは南端は西成区北部の長橋交差点だった。全線開通は2010年。地下に大阪駅とJR難波駅および南海新今宮駅を結ぶなにわ筋線が建設中(2031年度春開業予定)。<br /><br />福島天満宮がある上天神の交差点の一つ南、上天神南交差点の南西に関西キー局の一つである朝日放送の本社がある。朝日放送テレビ、朝日放送ラジオ、スカイAなどを有する朝日新聞社系列の朝日放送グループの本社。通称ABC(Asahi Broadcasting Corporation)。<br /><br />朝日放送は1951年設立で、この年に日本で3番目のAMラジオ放送を開始した。1956年に西日本で初となるテレビ本放送を開始した大阪テレビ放送と1959年に合併し、朝日放送テレビとしてテレビ放送を開始。2018年に朝日放送グループホールディングスとなり、テレビとラジオはそれぞれ子会社となった。<br /><br />ちなみに1951年の朝日放送設立時の本社は中之島の朝日会館にあり、1956年設立の大阪テレビ放送の本社は堂島浜にあった。合併後の本社は1958年に竣工した中之島の新朝日ビルに置かれた。このビルは2009年に解体され、跡地には中之島フェスティバルタワーが建っている。<br /><br />1966年に本社はなにわ筋の約700m北の大淀南に移転。ここはABCセンターと称され、大阪タワーやホテルプラザも敷地内にあった。確か結婚前やったと思うけど、ホテルプラザに飾られたノイシュバンシュタイン城見て、大阪タワーに登ったことあるわ。<br /><br />大阪タワーにはスカイスタジオがあり、1994年までは関西ローカルの朝の情報番組「おはよう朝日です」の中継が行われていた。見てたわ。現在(2024年7月)、この場所には高さ178mのタワーマンション「グランドメゾン新梅田タワー」や大阪北リハビリテーション病院が建っている。<br /><br />現在の本社ビルは2008年に竣工したもので、9階建てのスタジオ棟と16階建ての事務棟からなる。地下1階、塔屋2階で最頂部の高さは110m。スタジオ棟にテレビスタジオが4つ、事務棟13階にラジオスタジオ5つが設置されており、スタジオ棟には公開放送用のABCホール(3代目、258席/最大320席)も設けられている。<br /><br />上天神南交差点を南に進み、事務棟とスタジオ棟の間の大階段を上がるとスタジオ棟裏側(東)のABCリバーデッキに出る。ABCホールの入口がある堂島川を望む広場で、現在はここで「おはよう朝日です」のお天気コーナーが中継されている。毎朝テレビで見てるところに行くと、ワクワクするわ。正木さんはいなかったけど・・・。まあ、時間も違うし、日曜日はやってないけどね。<br /><br />この朝日放送本社社屋は同じく2008年に開業した堂島川のほとりに広がる複合施設群「ほたるまち」の一角として建てられたもの。ほたるまちは「水都・OSAKA α」プロジェクトの一環として再開発して造られた。<br /><br />ほたるまちと云う名前は、与謝蕪村の「淀船の棹の雫もほたるかな」と云う俳句から「きらびやかな光ではなく蛍のようなやさしい光で川を照らす街になって欲しい」と云う思いから名づけられた。<br /><br />放送局や多目的ホール、超高層マンション、レストラン、カフェ、スポーツジム、キャンパスなど、多様な施設から構成されており、隣接する大阪中之島合同庁舎と共に超高層ビル群を成している。<br /><br />大きく分けて3つの機能を備えた都市として開発された。「文化・情報」の機能として、朝日放送本社および多目的ホールである堂島リバーフォーラム、ABCホール。「にぎわい」の機能としては、商業施設の堂島クロスウォークがあり、スーパー、レストラン、カフェ、スポーツジムなどが入居している。「居住」の機能としては、50階建ての超高層マンションThe Tower Osakaとリバーレジデンス堂島。<br /><br />堂島川側から見ると川に沿ってABCホールで奥に朝日放送本社、右に堂島リバーフォーラム、リバーレジデンス堂島が並び、その後ろにThe Tower Osaka。堂島クロスウォークはリバーレジデンス堂島の裏側で見えない。さらに右手に続く高層ビルは大阪地方検察庁などが入る大阪中之島合同庁舎。<br /><br />現在の住所では福島1丁目だが、元々は堂島川と現在は埋め立てられて無くなった曽根崎川(もしくは蜆川、現在の上福島南通)の間の中州の堂島と呼ばれた地域の一角で、多くの施設の名称で「堂島」が使用されている。<br /><br />堂島の名の由来には諸説ある。堂島アバンザの西にある堂島薬師堂が推古天皇の時代からあり、「御堂のある島」から来たとか、四天王寺を玉造の岸に創建した時に、風波によって御堂の用材がこの地に流れ着いたことから来たとか、曽根崎川は堂島川から分かれて流れてまた合流しているので、間の中州を胴島と呼んだことからとか、2つの川(革)に挟まれた土地なので鼓の筒にたとえて筒島(どうじま)と呼んだことからとか。<br /><br />江戸時代には中津藩などの蔵屋敷で占められていた。リバーデッキの下には福沢諭吉誕生地の碑がある。1954年に慶應義塾社中が建立したもの。1835年(天保5年)に福澤諭吉は中津藩蔵屋敷で誕生しており、中津藩蔵屋敷は現在の朝日放送本社の敷地とほぼ重なる位置にあった。<br /><br />右手に豊前國中津藩蔵屋舗之跡の碑も並んで建っている。こちらは1983年に建てられたもの。また、反対側には1985年福澤諭吉生誕地顕彰会建立の「学問のすすめ」の冒頭を刻んだ碑もある。<br /><br />東隣のNTTテレパークなどが建つ堂島3丁目には大村藩や丸岡藩などの蔵屋敷があったが、これらも1871年の廃藩置県以降に相次いで破却され、この辺り田蓑橋北詰一帯は大阪駅の建設予定地となった。しかし、結局大阪駅は堂島ではなく梅田に建設された。<br /><br />ほたるまちの街区には1883年に堂島中学校(現在の北野高校)、1901年から1910年までは中之島高等女学校(現在の大手前高校)、さらに1924年には大阪医科大学病院(現在の阪大医学部附属病院)が置かれたが、阪大医学部附属病院は1993年に吹田市に移転し、その跡地にほたるまちが再開発された。<br />https://www.facebook.com/media/set/?set=a.26502549092721764&amp;type=1&amp;l=223fe1adec<br /><br /><br />玉江橋を渡って中之島に渡るが、続く

大阪 福島区 ほたるまち(Hotarumachi,Fukushima,Osaka,Japan)

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2022/10/02 - 2022/10/02

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ちふゆ

ちふゆさん

2022年10月2日(日)朝の10時45分頃、福島天満宮からなにわ筋を南に進む。なにわ筋は大阪市を南北に走る都市幹線道路の一つで、新十三大橋から四つ橋線岸里駅の西までの約8.3kmの通りを云う。

敗戦後の戦災復興都市計画によって新たに作られた道で、2003年までは南端は西成区北部の長橋交差点だった。全線開通は2010年。地下に大阪駅とJR難波駅および南海新今宮駅を結ぶなにわ筋線が建設中(2031年度春開業予定)。

福島天満宮がある上天神の交差点の一つ南、上天神南交差点の南西に関西キー局の一つである朝日放送の本社がある。朝日放送テレビ、朝日放送ラジオ、スカイAなどを有する朝日新聞社系列の朝日放送グループの本社。通称ABC(Asahi Broadcasting Corporation)。

朝日放送は1951年設立で、この年に日本で3番目のAMラジオ放送を開始した。1956年に西日本で初となるテレビ本放送を開始した大阪テレビ放送と1959年に合併し、朝日放送テレビとしてテレビ放送を開始。2018年に朝日放送グループホールディングスとなり、テレビとラジオはそれぞれ子会社となった。

ちなみに1951年の朝日放送設立時の本社は中之島の朝日会館にあり、1956年設立の大阪テレビ放送の本社は堂島浜にあった。合併後の本社は1958年に竣工した中之島の新朝日ビルに置かれた。このビルは2009年に解体され、跡地には中之島フェスティバルタワーが建っている。

1966年に本社はなにわ筋の約700m北の大淀南に移転。ここはABCセンターと称され、大阪タワーやホテルプラザも敷地内にあった。確か結婚前やったと思うけど、ホテルプラザに飾られたノイシュバンシュタイン城見て、大阪タワーに登ったことあるわ。

大阪タワーにはスカイスタジオがあり、1994年までは関西ローカルの朝の情報番組「おはよう朝日です」の中継が行われていた。見てたわ。現在(2024年7月)、この場所には高さ178mのタワーマンション「グランドメゾン新梅田タワー」や大阪北リハビリテーション病院が建っている。

現在の本社ビルは2008年に竣工したもので、9階建てのスタジオ棟と16階建ての事務棟からなる。地下1階、塔屋2階で最頂部の高さは110m。スタジオ棟にテレビスタジオが4つ、事務棟13階にラジオスタジオ5つが設置されており、スタジオ棟には公開放送用のABCホール(3代目、258席/最大320席)も設けられている。

上天神南交差点を南に進み、事務棟とスタジオ棟の間の大階段を上がるとスタジオ棟裏側(東)のABCリバーデッキに出る。ABCホールの入口がある堂島川を望む広場で、現在はここで「おはよう朝日です」のお天気コーナーが中継されている。毎朝テレビで見てるところに行くと、ワクワクするわ。正木さんはいなかったけど・・・。まあ、時間も違うし、日曜日はやってないけどね。

この朝日放送本社社屋は同じく2008年に開業した堂島川のほとりに広がる複合施設群「ほたるまち」の一角として建てられたもの。ほたるまちは「水都・OSAKA α」プロジェクトの一環として再開発して造られた。

ほたるまちと云う名前は、与謝蕪村の「淀船の棹の雫もほたるかな」と云う俳句から「きらびやかな光ではなく蛍のようなやさしい光で川を照らす街になって欲しい」と云う思いから名づけられた。

放送局や多目的ホール、超高層マンション、レストラン、カフェ、スポーツジム、キャンパスなど、多様な施設から構成されており、隣接する大阪中之島合同庁舎と共に超高層ビル群を成している。

大きく分けて3つの機能を備えた都市として開発された。「文化・情報」の機能として、朝日放送本社および多目的ホールである堂島リバーフォーラム、ABCホール。「にぎわい」の機能としては、商業施設の堂島クロスウォークがあり、スーパー、レストラン、カフェ、スポーツジムなどが入居している。「居住」の機能としては、50階建ての超高層マンションThe Tower Osakaとリバーレジデンス堂島。

堂島川側から見ると川に沿ってABCホールで奥に朝日放送本社、右に堂島リバーフォーラム、リバーレジデンス堂島が並び、その後ろにThe Tower Osaka。堂島クロスウォークはリバーレジデンス堂島の裏側で見えない。さらに右手に続く高層ビルは大阪地方検察庁などが入る大阪中之島合同庁舎。

現在の住所では福島1丁目だが、元々は堂島川と現在は埋め立てられて無くなった曽根崎川(もしくは蜆川、現在の上福島南通)の間の中州の堂島と呼ばれた地域の一角で、多くの施設の名称で「堂島」が使用されている。

堂島の名の由来には諸説ある。堂島アバンザの西にある堂島薬師堂が推古天皇の時代からあり、「御堂のある島」から来たとか、四天王寺を玉造の岸に創建した時に、風波によって御堂の用材がこの地に流れ着いたことから来たとか、曽根崎川は堂島川から分かれて流れてまた合流しているので、間の中州を胴島と呼んだことからとか、2つの川(革)に挟まれた土地なので鼓の筒にたとえて筒島(どうじま)と呼んだことからとか。

江戸時代には中津藩などの蔵屋敷で占められていた。リバーデッキの下には福沢諭吉誕生地の碑がある。1954年に慶應義塾社中が建立したもの。1835年(天保5年)に福澤諭吉は中津藩蔵屋敷で誕生しており、中津藩蔵屋敷は現在の朝日放送本社の敷地とほぼ重なる位置にあった。

右手に豊前國中津藩蔵屋舗之跡の碑も並んで建っている。こちらは1983年に建てられたもの。また、反対側には1985年福澤諭吉生誕地顕彰会建立の「学問のすすめ」の冒頭を刻んだ碑もある。

東隣のNTTテレパークなどが建つ堂島3丁目には大村藩や丸岡藩などの蔵屋敷があったが、これらも1871年の廃藩置県以降に相次いで破却され、この辺り田蓑橋北詰一帯は大阪駅の建設予定地となった。しかし、結局大阪駅は堂島ではなく梅田に建設された。

ほたるまちの街区には1883年に堂島中学校(現在の北野高校)、1901年から1910年までは中之島高等女学校(現在の大手前高校)、さらに1924年には大阪医科大学病院(現在の阪大医学部附属病院)が置かれたが、阪大医学部附属病院は1993年に吹田市に移転し、その跡地にほたるまちが再開発された。
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玉江橋を渡って中之島に渡るが、続く

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