2024/07/12 - 2024/07/12
923位(同エリア1370件中)
ポールさん
この旅行記のスケジュール
2024/07/12
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釧路湿原とうろの宿
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カヌー体験(塘路湖~細岡)
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釧路湿原ノロッコ号(塘路12:17-13:05釧路)
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和商市場
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バスでの移動
釧路駅前14:35-(阿寒バス)-15:14釧路湿原展望台
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釧路市湿原展望台
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バスでの移動
釧路湿原展望台16:34-(バス)-17:18釧路駅前18:10-(バス)-18:55釧路空港
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飛行機での移動
釧路空港19:40-(JAL)-21:20羽田空港
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この旅行記スケジュールを元に
北海道東部に位置する3か所の国立公園(知床、阿寒摩周、釧路湿原)を巡りました。
雄大で美しい景色、いろいろな野生動物との出会い、感動的な旅になりました。
旅の全体日程は以下のとおりです。
1日目:羽田空港→女満別空港→ウトロ温泉、知床遊覧船(ウトロ温泉泊)
2日目:知床五湖と知床の森のガイドウォーク(ウトロ温泉泊)
3日目:ウトロ温泉→JR摩周駅→レンタカーで屈斜路湖、摩周湖→JR塘路駅(釧路湿原泊)
4日目:カヌー体験、ノロッコ号乗車、釧路市湿原展望台、釧路空港→羽田空港
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス JALグループ JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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宿泊したホテル「釧路湿原とうろの宿」です。
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周辺の景観に調和したユニークな外観です。
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食堂兼ロビーです。
ホテルで夕食は供されず、かつ周辺には飲食店がほとんどないので、夕食は事前に購入して持ち込みました。
ロビーの冷蔵庫にはビールなどの飲み物が準備されており、購入することができます。
トイレ、浴室は共同で、ロビーにも客室にもテレビはありません。 -
湿原に至近の得難いロケーションで、かつ快適に宿泊できる施設があるのはたいへんありがたかったです。
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朝には、ロビーのバルコニーにエゾリスが現れました。
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朝食です。自家製のパンがたいへん美味しかったです。
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今日の午前中は、湿原をカヌーで探索します。
駅前の「ファミリーカヌーとうろ」の事務所から、塘路湖畔の船着き場まで車で移動し、ここから細岡駅近くまで釧路川を下ります。
湿原の水路では動力付の船が禁止されているので、手漕ぎカヌーが唯一の移動手段だそうです。 -
カヌーは、ガイドさんが漕いでくれます。
乗客にも木製のパドルが渡されますが、「気が向いたら漕いでください」とのことでした。
ただ、我々も漕ぐとガイドさんは少し楽なようでした。 -
木にとまっているのは、アオサギだと思います。
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エゾシカもいました。
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カルガモだったと思います。
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再びエゾシカです。
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分かりにくい写真ですが、ミンクです。
毛皮を採る目的で北海道に持ち込まれて養殖されていますが、逃げ出した個体が野生化して問題になっているそうです。 -
塘路湖から釧路川本流へ流れる川が最も狭くなっている場所です。ジャングルクルーズですね。
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釧路川本流が見えてきました。
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釧路川本流です。川面が揺らいでいるのは、川底からの湧水のためだそうです。
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他のカヌーが見えます。
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湿原のシンボル、タンチョウがいました。
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つがいのようです。
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河崖の穴はキタキツネの巣です。
穴から顔を出していることもあるそうです。 -
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細岡駅近くの船着き場です。
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次々とカヌーが到着します。
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塘路駅に戻って来ました。
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駅前の店で買って食べた、ヒシの実を練り込んだ餅です。
湿原で採れるヒシの実は冬季の保存食となって人の居住を可能にするもので、アイヌ民族にとって非常に重要な存在だったそうです。 -
ここから釧路駅まで、「釧路湿原ノロッコ号」に乗車します。
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ディーゼル機関車です。釧路駅からここまでは編成の先頭で客車を牽引しますが、帰路は先頭になる4号車が運転台付き客車になっていて機関車は後ろから押す形になります。
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釧網線の他の列車はすべてDECMO1両での運転ですが、ノロッコ号は4両編成で、1号車が自由席、2~4号車がノロッコ車両と呼ばれる指定席の展望客車になっています。
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先頭の4号車の指定席券(840円)を「えきねっと」で予約、購入しておきました。座席は、湿原側が6人がけのボックス席、反対側は2人がけのベンチ席ですが、背もたれの方向を簡単に転換することが出来、湿原を向いて座ることもできます。
人気なのは当然ボックス席の窓側ですが、予約時点では全体の7~8割の席が埋まっている状況だったため、ベンチ席を予約しました。この席も立ちあがって写真を撮ることができ、悪くないと思いました。
乗車時点では平日にもかかわらず指定席は満席でした。自由席も混雑していたようです。 -
釧路川とカヌーです。
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反対側の窓からも美しい眺望が見られます。
写真は撮れませんでしたが、何回かエゾシカも見られました。 -
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釧路駅です。
次の目的地は釧路市湿原展望台で、釧路駅横のBTからの路線バスで行くことができます。 -
発車時刻まで時間があったので、駅近くの和商市場を覗いてみました。
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刺身、蟹などの海鮮食品の店が多数あり、また、テーブルと椅子が置かれ、それらの店で買ったものを食べることができるスペースがあり、SCのフードコートのようでした。
昼食時ということもあってほぼ満席で、たいへんな賑わいでしたが、聞こえてくる会話から推測すると、お客さんの大部分は中華圏を中心とするインバウンドの方々のようでした。
中には、大量の蟹を食べているグループもありました。皆さんとても幸せそうで、ここではジェラートしか食べなかった我々も楽しくなってしまいました。 -
バス待合所の向こうに見えているのが、釧路市湿原展望台です。
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このバス(阿寒バス)でやって来ました。現金以外にWAONが使えるようでした。事業者にとってコスト高な交通系ICカードに代わる利便性向上策ということでしょうか。
北海道に限らず地方部では、商店等でもクレジットカードは使えないがPayPayならOKなど、コストを意識したキャッシュレス化が進行しているようです。 -
森の中の遊歩道もあり、これを歩いて「サテライト展望台」へ行こうかと思っていたのですが、ヒグマ目撃により、左側ルートは通行禁止、右側ルートには注意事項が掲示されていました。
右側ルートを散策して戻ってきた外国人が、何だろうと注意事項をスマホカメラで翻訳し、”bear!”と叫んでいました。安全に関することなので、英語表記もするべきですね。 -
という訳で、時間の関係もあり施設の屋上展望台から湿原を眺めました。
ここからでも、十分な絶景です。 -
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釧路市湿原展望台の建物は、湿原独特の「やちぼうず」をモチーフとしてデザインされたそうです。
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施設2階の「やちぼうず」の説明展示です。
言われてみればそのようにも・・・。 -
タンチョウの説明展示です。
日本では明治期に乱獲により絶滅したと思われていましたが、1924年に釧路湿原で再発見されました。
説明パネルにあるように、冬季も渡りは行わず周年生息します。冬季は人間が大規模な給餌を行っています。
ちなみに、日本以外では、中国、ロシアのアムール川流域で繁殖する個体群があり、それらは冬季には中国沿岸部や朝鮮半島ヘ南下して越冬するそうです。 -
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この他にも、いろいろな展示や映像があり、よい学習の場になっています。
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釧路駅で食べた「釧路ラーメン(しょうゆ味)」です。
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たんちょう釧路空港から、JAL便で羽田へ戻りました。
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旅行記グループ 北海道東部の国立公園
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