初の礼文島旅①稚内～江戸屋山道から澄海岬へ　2024.6/15

2024/06/14 - 2024/06/15

とにかくお天気が心配だった6月の礼文島。早朝のフェリーに乗るため、前日は稚内に宿泊。
礼文島での二泊は花れぶん。

エリア 礼文島(北海道)

6:00前にドーミーイン稚内を出発。名物の朝食も夜鳴きそばも諦めたけど、とても良い宿でした。
寂れた印象の稚内ですが早朝は更に閑散としている。ビルの上にいるのはウミネコ？

乗船手続きに間に合うか焦りながら早歩き。

15分ほどで稚内フェリーターミナルに到着。念のため前の夜にセイコーマートでおにぎりやパンを買い込んでいたけど売店も開いていた。とても綺麗な施設。

6:30発のサイプリア宗谷。5時半に起きるなんて普段ないので、睡眠がとれるよう1等和室を予約。5,540円。入口で係の人に券を見せて入室。

頭の方だけ仕切りで隠れるようになっていてよく考えられてる。マットもブランケットもとても清潔。眠れなくても横になってちょっとウトウトできれば良いか、くらいに思ってたけど二時間近くぐっすり。これは本当に良かった。

元々のスケジュールは
一日目 : 桃岩コース→15時過ぎにホテル着でのんびり、
二日目 : 岬めぐりで夕方ホテル着、
だったのですが、どうも二日目は午後から本格的に雨らしい…という事で急遽入れ替え。
香深フェリーターミナルに着いたら9:25発スコトン行きのバスで江戸屋へ。
バスで小銭必死に作ってたけど、なんで１DAYフリー乗車券買わなかったのかと帰ってから気付く。

バスを降りた江戸屋コミュニティ会館では綺麗なトイレを使わせていただきました。ありがたい。

10:30ちょっと前にスタート。ここからしばらくは舗装された道が続きます。歩いてる人は他に一人だけ。

エゾカンゾウにセンダイハギ、ヨツバシオガマなど、お花はそこここに咲いています。

雨は降っていないけどガスっている。

スコトン岬は2.5キロ先。バスの時間を考えるとスコトンからのスタートは難しかったのだ。いつか歩いてみたいな。

さあ、ここからいよいよ本格的なトレッキング。周りには車が一台停まっているだけ。

ゆるい登り。海の眺望はほぼないのが悲しい。

スコトン岬方面は霧の中。

登る。

ぬかるんでいて気を抜くと滑りそう。

背の高い草をかき分けて登る。私はトレッキングをした事がないのでけもの道のように見える。

レブンハナシノブ、オダマキ

江戸屋スタートから50分ほどでゴロタ岬に到着。先客は男性二人。

下ります。

エゾカンゾウ

ちょうど12:00。ここがお花畑かな？

晴れていれば海の色も綺麗だったろうな。

お花畑から10分ほど歩くと海が見えてきた。そしてなんだか晴れてきた！！

山が美しい。

急階段を降りて浜辺へ。

階段の脇には、はまなすと、なぜか多肉植物？？階段を降りてちょっと行った山側にもエゾカンゾウの群落がありました。

海辺を鉄府の集落まで歩きます。

振り返るとゴロタ山あたりは雲がかかっています。

浜辺に咲いていた花

やっと集落が。ここまでが結構長かった。この先の漁港を過ぎてすぐにトレッキングルートが始まるのですが、ここから澄海岬の手前までのアップダウンがこの礼文島旅で一番きつかった。ぬかるんだ急斜面を登りながら二羽のカラスに威嚇され、写真を撮る余裕はなし。

澄海岬ではすっかりお天気に。確かに綺麗です。皆観光バスで来ているのでここだけは人がたくさん。ベンチでおにぎりとパンを食べますが、既に14時を過ぎていて慌てて浜中～船泊病院前へと急ぎます。

途中レブンアツモリソウ群生地にも寄りました。もうほぼ終わりで5-6株位しか見られなかった。ここからまた舗装された道をひたすら船泊病院前のバス停まで歩くのですが、ちょっと退屈で疲れました。浜中発のバスが午後にもう一本あれば良いのですが…。帰りのバスはなぜか長く感じました。

礼文島での宿は花れぶん。荷物広げて大急ぎでお風呂入った後でぐちゃぐちゃで失礼。
雨で最悪トレッキング出来なかった場合ゆっくり過ごせるようにと選んだ宿ですが、本当に至れり尽くせりで、人気があるのも分かる。

食事もどれもおいしかった。
最初にバフンウニ。

おいしいのですが、ちょっとボリュームが多かったかな。

蛸のマリネ、鮑のグラタン…ポテト饅頭、サーロインステーキ、ほっけの煮付け、ご飯と汁物、デザート…全部美味しかったのですが、ステーキ辺りで満腹になっており、最後のへんは贅沢ですが少しもったいないような気持ちになってしまいました。

お運び&接客担当の方は残しても良いんですよ、とさかんに気遣ってくれました。ご飯は少なめ。ごちそうさまでした！

明日は桃岩展望台コースへ。お昼からは雨の予報。