聖なるジャワ島と憧れのバリ島６日間（ジャワ編）

2024/07/12 - 2024/07/17

クラブツーリズムでインドネシアの旅。8名参加。
初日は羽田発ジャカルタ行きで、ジャカルタ泊の移動日。
2日目に早朝国内便でジョグジャカルタへ移動して、ボロブドゥールなどジョグジャカルタ観光、ジョグジャカルタ泊。
3日目は午前にジョグジャカルタ観光し、午後に国内便でバリ島デンパサールへ移動。クタ泊。
4日目はケチャダンスなど観光して、クタ連泊。
5日目はウブドなど観光して、デンパサール空港へ。
6日目朝に成田空港着で終了。
ガルーダインドネシア航空使用の飛行機移動でジャワ島、バリ島の観光ポイントを効率的に観光できる。自動車移動はハイエースなので、狭いが、恒常的渋滞なので、小回りが利くというメリットあり。道路状況も悪いので、乗り心地が良いとは言えないが。自動車移動には時間がかかる。
インドネシア到着時に到着ビザ（＄35）の手続きは、たくさんの人だかりで時間がかかる。また、バリ島は観光税（15万ルピア）を支払う。レシートを大切の保存しておかなければならない。
ガルーダ航空は、国際線は比較的空いていたが、国内線はいずれも満席。機材は、比較的新しい飛行機で快適。国際線機内食もおいしかった。いい意味で予想外だった。国内線は1時間半程度のフライトだが、中が甘辛の肉煮込の、肉まんとパンのアイノコのような軽食が出て、まあ、おいしい。国内線はペットボトルなど持込可。

エリア ジャワ島(インドネシア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 社員・団体旅行
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 徒歩 飛行機
• 航空会社: ガルーダインドネシア航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: クラブツーリズム

2日目から。
ジョグジャカルタ観光のメイン、ボロブドゥール・エリアへ。ボロブドゥールの予約時間までの時間調整を兼ねて、隣の仏教寺院、ムンドゥッ寺院へ。

ムンドゥッ寺院 寺院・教会

ムンドゥッ寺院の石造りの建物。建物はこれだけ。壁面に多数のレリーフがある。内部への入口の横に布袋さんのレリーフなどもある。なでるとお金持ちになれるとか。

建物の内部には三尊像がある。中央には腰かけた如来像。日本とはだいぶ雰囲気が違う仏像で、ちょっとヒンズー的。

左は文殊様。

右は観音様。

予約時間が近づき、いよいよボロブドゥールへ。入口でチケットを買い、遺跡に入る紙の輪をつける。

ボロブドゥール史跡公園 広場・公園

公園に入るとすぐにサンダルと小さな水のボトルをもらえる。

天皇陛下も履かれたサンダルに履き替える。さまざまなサイズのサンダルがそろっている。

予約時間がくると、公園ガイドの先導で遺跡に向かう。遠くに見えるのがボロブドゥール遺跡。

階段の先にボロブドゥール遺跡が見えてくる。仏教寺院だが、設計はヒンドゥー教のプランバナン寺院と共通の技師が行った。
下層から、煩悩、修行、解脱の層を表し、階段を登ることは悟りの道となる。

ボロブドゥール寺院遺跡群 史跡・遺跡

ボロブドゥール遺跡内に入るには予約制で、人数制限がある。赤いロープのところにゲートがあり、QRコード付きの紙腕輪でチェック。ここで予約時間がくるまで待機。電子化が進んでいる。

ボロブドゥール寺院遺跡群 史跡・遺跡

壁面にはレリーフ彫刻が施され、お釈迦様の生涯や善財童子の修行などの物語が彫られている。文字が読めない人々にも仏教の教えを理解できるようになっている。建物の四面いっぱいに彫られている。

急な階段を登り、第9層まで行くと、たくさんの仏塔が並ぶ不思議な風景になる。

第9層の仏塔の窓はひし形。まだ悟りきれない不安定な精神を表すという。中に仏像があるものと空のものがある。

仏塔が林立する。とても静かな雰囲気。

回廊となってなっており、建物上を回ることができる。

丘の上の寺院ということもあって、見晴らしは素晴らしい。

登ってきた階段から、入口が見通せる。階段はとても急。

仏さまが遠くを見ているよう。

遠くに入口の建物が見える。日差しはきついが、風が吹き、非常に気持ち良い。

上側、第十層の仏塔の窓は四角。悟りを開き、安定した精神を表すという。

遺跡を出て、西側から全景を見る。青空の下、大きな遺跡が静か。
ホテルへ移動して、第2日は終了。

第3日目は、ヒンドゥー教のプランバナンへ。

プランバナン寺院遺跡群 史跡・遺跡

遠くに噴煙をたなびかせるムラピ山が見える。ホテルからもよく見えたが、ジャワ富士ともいわれる活火山。

ロロ・ジョングラン寺院遺跡の建物群が見えてくる。９世紀ころの創建で、このころは、仏教徒ヒンドゥー教がともに共存していた。後に、イスラム教が入ってきて、ヒンドゥー教はバリ島へ移ってゆく。

それぞれの塔内に祀られる神様、神様の乗り物がある。

大まかなフォルムが同じ建物が並ぶ。写真はシバ神を祀る塔。塔前で祈りを捧げる信徒がいた。お祈り中は中に入れない。

棟ごとに細かな意匠は異なる。仏教寺院では椀を伏せた形がみられたが、こちらはヒンドゥーの男女を意匠化したものが並ぶ。

四隅に魔よけの彫刻。

2006年の地震により塔の一つの頂上にあった部分が落ち、先端が土に刺さっている。

先端以外が転がっており、地震の激しさを伝える。

遺跡の全体を眺める。白い雲とのコントラストに静かさを感じる。

プランバナンから空港近くのホテルに移動し、ランチ。
鶏の揚物。インドネシアでは、宗教上の理由から、牛肉を食べない人、豚肉を食べない人がいるので、よく鶏肉がでる。骨の構造を無視して肉を切るので、食べずらいが、味は良い。

おしゃれなプリンというか、ゼリーというか。やたらに硬いゼリー。

ジャワ島での観光はこれにて終了。
国内線でバリ島へ移動。