ノロッコ号で のんびり釧路湿原へ（４）

2024/05/27 - 2024/05/30

くしろ湿原ノロッコ号での観光、楽しみです。
＜３日目＞
多和平展望台 11:10発
塘路駅 12:00着／12:17発（釧路湿原ノロッコ１号）
釧路駅 13:05着／13:49発（特急おおぞら８号）
札幌駅 18:03着
ホテル 18:30着

＜４日目＞
札幌駅からJRで新千歳空港へ

エリア 釧路(北海道)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 観光バス JR特急 JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: クラブツーリズム

多和平展望台を出発して、釧路本線の塘路駅に到着しました。
こんなに小さな駅なのに 列車から降りてくる人・乗る人で、周囲は大勢の観光客で賑わっています。

塘路駅 駅

駅のホームに出ると「湿原に出会える・・・」とあるように、列車で釧路湿原を駆け抜けることができる人気の観光スポットです。

塘路駅 駅

とっても のどかな駅♪

塘路駅 駅

そしてこの列車が、くしろ湿原ノロッコ号。
４両編成車両のうち一番後ろが自由席で、私たちは先頭の指定席に乗車します。

くしろ湿原ノロッコ号 乗り物

今年で３５周年目を迎える観光列車。
４月下旬から１０月初め頃までの期間限定で、釧路まで約５０分の列車の旅です。

くしろ湿原ノロッコ号 乗り物

車両の中は、釧路湿原の風景を におわせるようなペインティング。
運が良ければ、タンチョウやカワセミが見えるかも？

くしろ湿原ノロッコ号 乗り物

実際、進行方向 左側の席から、野生のエゾシカが見えました。

くしろ湿原ノロッコ号 乗り物

釧路に向けて、左側のベンチ席です。
ただ右側の６人席（ボックス席）側の方が釧路湿原が見えて、おススメです。

くしろ湿原ノロッコ号 乗り物

天井はライト以外 飾りは何もない、シンプル仕様。
出発すると車内アナウンスがあり、湿原についての見どころを説明してくれます。

なお湿原は最初の２０分ぐらいで、釧路に近づくにつれ 住宅地の風景が続きます。

くしろ湿原ノロッコ号 乗り物

出発するとすぐ、目の前に緑の草原が見えてきました。

釧路湿原国立公園 自然・景勝地

釧路川に広がる緑地帯。
蛇行する川に沿って、時速約２０kmのゆっくりした速度で進みます。

釧路湿原国立公園 自然・景勝地

かつて 海の中にあったといわれる釧路湿原。
約6000～4000年前、徐々に水が引くとともに 泥や砂がたまった湿原が出現しました。

釧路湿原国立公園 自然・景勝地

この釧路湿原の面積は 約2万8000ヘクタールもあり、東京２３区がすっぽりと収まってしまうほどの大きさだそう。
車窓から見る限りは、あまり実感がないなあ。

釧路湿原国立公園 自然・景勝地

釧路までの途中、４つの駅に停まりますが、そのうちの一つ細岡駅です。
塘路駅もそうでしたが、ログハウス風の駅舎が周囲の景色と合わせているようでした。

釧路湿原国立公園 自然・景勝地

再び湿原の話に戻ります。
ここには 約７００種の植物と約１３００種の生き物が生息し、１９８０年に日本初のラムサール条約登録湿地に指定されました。

手つかずの自然、今度は湿原の中の遊歩道を歩いてみたいものです。

釧路湿原国立公園 自然・景勝地

ここで突然、右側の景色を見るように車内アナウンスがありました。
ん？なんだ、あれは？！

釧路湿原国立公園 自然・景勝地

カメラをズームアップすると．．．
釧路川を仕切る 岩保木水門（いわぼっきすいもん）の新水門が見えました。

釧路湿原国立公園 自然・景勝地

２つの塔がつながっている特徴ある建造物です。
なお 車窓からは見えませんでしたが、この裏側（左側）に木造の旧水門もあるそうです。

釧路湿原国立公園 自然・景勝地

釧路駅に到着しました。
５０分間、あっという間でした。
ノロッコ号は、この後 また塘路駅に向かって出発ですね。
おつかれさま！

くしろ湿原ノロッコ号 乗り物

さて、釧路駅の外に一旦 出てきました。
今度は 特急おおぞら号に乗り換えて、札幌に向かいます。

釧路駅 駅

特急おおぞら号は 全席指定です。
札幌までの４時間は 少々つらく、ツアーでなければ 途中下車して、どこか観光したいところです。

特急 おおぞら 乗り物

札幌到着後、徒歩で 駅の北側にある ホテル マイステイズ札幌アスペンへ。
３日間、案内してくれた添乗員とは ここでお別れです。
今夜はこのホテルに泊まって、明朝 新千歳空港に移動し、帰路につきます。
今回も いい旅ができました！

ホテルマイステイズ札幌アスペン 宿・ホテル