桜らんまん、東北４県の旅（３）岩手・盛岡城跡公園

2024/04/17 - 2024/04/19

＜ツアー２日目＞
今日も桜の名所を巡ります。
岩手の盛岡城跡公園には、すぐ近くに 岩手銀行赤レンガ館、石割桜もあるので、楽しみです。

エリア 盛岡(岩手)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 観光バス ANAグループ 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

花巻のホテルを出発して、盛岡にやってきました。
ここは、盛岡城跡公園。

盛岡城跡公園(岩手公園) 名所・史跡

バスから降りてすぐ、目に付いたのがこの満開の桜。
見事！

盛岡城跡公園(岩手公園) 名所・史跡

そして桜の木の奥に見えたのが、もりおか歴史文化会館です。
名前の通り、この中には盛岡の歴史を紹介した展示がありました。

もりおか歴史文化館 美術館・博物館

2階の展示室は有料ですが、1階は無料だったので見学してみました。
これは毎年9月に開催される「盛岡秋まつり」の山車だそうです。
歌舞伎の連獅子が勇ましい。

もりおか歴史文化館 美術館・博物館

そして隣にある山車は 面白い形の組み方ですが、やはり歌舞伎を連想させる役者の人形が乗ってます。
盛岡の祭り、一度 見てみたいです。

もりおか歴史文化館 美術館・博物館

さて もりおか歴史文化館を出て、小高い丘を上がって、盛岡城跡に行きます。

盛岡城跡公園(岩手公園) 名所・史跡

桜の木がたくさん。
でもやや 散りぎみ。
ちょっと遅かったかな。

盛岡城跡公園(岩手公園) 名所・史跡

終盤とはいえ、なんとか花をつけてくれているのはありがたい。

盛岡城跡公園(岩手公園) 名所・史跡

城壁の階段を上がってみます。
上がったところは、本丸だったところ。

盛岡城跡公園(岩手公園) 名所・史跡

城壁の上から見た桜です。
満開の時期は過ぎたけれど、3日前の休日は きっと花見客で賑わっていたでしょうね。

盛岡城跡公園(岩手公園) 名所・史跡

桜は下からも良いけれど、上から見下ろすのも．．．

盛岡城跡公園(岩手公園) 名所・史跡

本丸跡には もちろん お城の痕跡は何も残っていませんが、唯一あったのが「南部中尉銅像台座」

日露戦争で戦死した盛岡藩主の長男、南部利祥（なんぶ としなが）の功績をたたえようと、彼の騎馬像がここにあったのですが、太平洋戦争中、騎馬像の本体が軍需資材として供出されたために、台座のみが残されていていました。

盛岡城跡公園(岩手公園) 名所・史跡

本丸南西部の石垣
発掘調査で、この石垣の中に築城当初の石垣が埋もれているそうです。
石垣の中に石垣とは．．．

盛岡城跡公園(岩手公園) 名所・史跡

この辺りは 二ノ丸があったところ。

盛岡城跡公園(岩手公園) 名所・史跡

また、岩手出身の文化人たちの碑もありました。

これは、宮野小提灯（みやのこちょうちん）句碑
「月待つや　独り古城の　松のもと」
この方は 盛岡出身で、生涯を庶民の俳人として貫き通したそうです。

盛岡城跡公園(岩手公園) 名所・史跡

石川啄木の歌碑です。
「不来方のお城の草に寝ころびて 空に吸われし十五の心」と書かれていて、啄木が15歳の頃を回想して詠んだ歌だそうです。

盛岡城跡公園(岩手公園) 名所・史跡

盛岡城跡公園を出て、すぐ近くに 国指定重要文化財の岩手銀行があったので、外観だけでも見学に行きました。

岩手銀行赤レンガ館 名所・史跡

ルネッサンス風の赤レンガ造りに緑色のドーム。
ちょうどこの時、門の前でＴＶの取材らしいスタッフが数名 待機していました。

岩手銀行赤レンガ館 名所・史跡

確かにこの建物には興味が惹かれます。
両サイドにあるベランダも とてもオシャレ。

岩手銀行赤レンガ館 名所・史跡

どこかで似たような建物があったような．．．と思ったら、設計は東京駅と同じ事務所が担当したとか。

岩手銀行赤レンガ館 名所・史跡

内部の見学ができるようですが、ツアー中なので 無理ですね。
時間があれば 良かったのですが、残念です。

岩手銀行赤レンガ館 名所・史跡

せめて 紹介文だけでも拝見して、盛岡城跡公園の駐車場に戻ります。

岩手銀行赤レンガ館 名所・史跡

盛岡城跡公園をバスで出発して、まもなく裁判所の前を通ったら、国の天然記念物に指定されている石割桜が見えました。
樹齢350～400年のエドヒガンザクラで、大きな花崗岩の割れ目から突き出るという珍しい桜．．．どうやら ここも満開の時期は過ぎたようです。

この後は、弘前城公園に移動します。

石割桜 花見