2024/01/22 - 2024/01/30
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乾季である1月にラオスを旅行しました。タイトル「ラオスにいったい何があるというんですか?」は、村上春樹の2014年短編作品のタイトルで、村上さんがタイからラオスに行くとき、タイの出国職員から言われた言葉だそうです。
この言葉が表しているように、あまり特徴がないラオス、華やかな観光資源もあまり見当たらない。
そんな地味なラオスですが、よくわからないから行ってみたい。
さあ、通算9日間の旅の結果は、、、。
【行程】
2024年1月22日(月)関空ーホーチミン・プノンペン経由ービエンチャン
1月23日(火)ビエンチャン滞在
1月24日(水)ビエンチャンーラオス中国鉄道でールアンパバーン
1月25日(木)ルアンパバーン 滞在
1月26日(金)ルアンパバーン 滞在
1月27日(土)ルアンパバーン 滞在
1月28日(日)ルアンパバーン 滞在
1月29日(月)ルアンパバーン 夕刻ハノイ経由ー1月30日(火)朝 関空
- 旅行の満足度
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- ベトナム航空
-
本来、ラオスの古都ルアンパバーンに行きたかったのですが、便利なベトナム航空の便だと、その日のうちにルアンパバーンに行く時間設定ではなかったため、まずは首都・ビエンチャンに入り、ビエンチャンからルアンパバーンに行くことにしました。
ビエンチャンの宿は、Salana Boutique Hotel。ビエンチャンには、あまり大型シティホテルが無く、このような中規模のおしゃれなデザインホテルが多い。かつてフランスの植民地であったことも関係していると思う。
到着当日は夜だったので、写真は翌日撮ったもの。
ホテルの前にある電線は、ビエンチャンの街の至るところにあり、幾重にもからまっていて、大丈夫か、と思うくらい。 -
ホテル室内は、きれいで使いやすかった。リゾート感誘います。アメニティもシティホテルと同じ。
-
ホテルの部屋から街路を撮影。あまり灯りがともっていない。
静かでいいけど。 -
昼間もこんな感じ。街のほぼ中心エリアですが、低い建物と適度な量の車、緑が多く、近代的な都市的建物少ない。
これでいいけど。
道の奥はメコン川。 -
朝食前にメコン川まで散歩しました。
川岸は、レストランや遊園地になっています。
その先は、メコン川そして対岸は、タイです。 -
魚?を焼いています。このような屋台がズラッと並んでいました。
-
ホテル1階のレストランで朝食。
ビエンチャンで一番印象残っているのは、Salanaホテルかなあ、と思うくらい朝食は美味しく、静かで落ち着いて食事ができました。 -
朝食はバイキング。
ラオスらしい食べ物として、竹で編んだ小さな器にもち米を入れて蒸したもの。他の洋食にも合いました。
コースターも竹製で可愛らしい。 -
ビエンチャンでの行動は今日1日だけ。
街の中心部は、小さくてほぼ歩いていける距離です。
まずは、歩いて街を体感しましょう。
道路沿いにも緑と低層建物が並びます。ここはメインストリートであるセーターティーラート通り。 -
ホテルから歩いて20分くらいで、ワット・シーサケートに到着。
1551年建設の原型留める寺院です。 -
内部に入りました。左が回廊で右にあるのが本堂。
様式として本堂をぐるっと囲む形で回廊がある寺院が多かった。 -
本堂。2052仏像があるそうです。
-
回廊にもこのように仏像がズラッと並んでいます。3420体あるそうです。
ラオスも仏像は数で勝負!なんだろうか。 -
ワット・シーサケートを出て、次のパトゥサイに行く前に遠くから見えた黒い仏塔が気になったので行ってみました。
地図には、「タート・ダム」(黒塔)と書いてあります。
それ以外の説明はガイドブックにはなく、ただ街中の中心部にあって、遠くからも目につくのです。この塔を中心にラウンドアバウト(環状交差点)になっています。フランスの植民地だったからでしょうか。西洋とインドシナの概念合体。ネットで調べると1930年代に建築されたようです。
そばに行ってみると一部剥がれ落ち、草が生えている箇所もありました。公園のようにベンチもあり、市民が休息していました。全然観光地ではない。正面にお線香がそなえられていました。 -
では、元のラーンサーン通りに戻り、次の目的地「パトゥサイ」へ。
奥に見える凱旋門がパトゥサイ。 -
パリの凱旋門を模して戦没者慰霊塔として建てられました。1967年着工で、未完ですが公開され、上まで上がることができます。
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パトゥサイの上に上がり、ビエンチャン市街を望みます。
広い敷地は公園のようになっています。観光地として有名な場所。
緑の先はメコン川。 -
建物内部にも仏塔のような建築物が四隅にあります。
-
パトゥサイを後にして、さらに歩きます。
タート・ルアンに行く途中の歩道にあった小お堂。
ラオスの人は、強烈な仏教信者という雰囲気はしないが、生活に仏教が溶け込んでいるように思います。 -
15分くらいさらに北上。市街地に一番遠いタート・ルアンに来ました。幸い、カンカン照りでなかったので歩けました。
タート・ルアンは、ビエンチャンのシンボルといわれています。
16世紀半ばに首都をルアンパバーンからビエンチャンに遷都したときから建設が始まりました。1930年代からほんかくてきな修復がされました。金ぴかです。 -
こちらも、中心に本堂があり、周囲が回廊で囲まれています。
これは本堂。四方各面に入口があります。 -
回廊の仏像群。
-
やはり日本の仏像とは少し違う。
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タート・ルアンの隣には、タート・ルアン南寺院というのが別にあり、仏像や、広い講堂があって、ブッダの一生の絵が掲げられていました。タイでもよく見た。
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涅槃像もある。
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しっかり歩いたので、お寺の前で待機していたトクトクで、ショッピングモールのあるタラート・サオ(市場)へ移動。
ここで料金交渉うまくいかなかった。運転手の出す金額単位は桁数多いので端折って表現していた。そんなのわからないよ。
現地通貨キープに慣れていないし。ちょっと高いトクトク代を払った。段々と慣れていくでしょう。 -
今日のお昼は、タラート・サオ・モール3階にあるフードコートで。現地の人が食事をとるところだから、どんなお料理を食べているか、わかる。
結局無難なエビチャーハンにしました。ラオスの良いところは、料理によりますが、メインの食事にふんだんに生野菜をつけてくれること。
ラオスに来たばかりで、生野菜を警戒していましたが、帰るころには、がっつり食べました。 -
それとデザートでフレッシュジュースを頼んだ。
写真はフードコート内のジュース屋さん。
美味しそうなフルーツが並んでいます。
私が東南アジアに来ていつも飲むのはアボカドジュース。
これを飲むと東南アジアに来たなあと思う。 -
昼食後は、ちょっと疲れたのでホテルで休み、夕方にホテルから6~7分で行けるメコン川沿いのナイトマーケットを見学。
ここで夕食を摂るつもりでしたが、各店の品が単品で歩きながら食べるのもイヤで、パス。 -
結局、ホテル前にある、古い洋風邸宅をフレンチレストランにしたLe Vandomeでステーキをいただきました。
あまり上手に写っていませんが、ステーキは炭焼きの赤身で美味。奥にあるボールはマッシュポテト。
ランチも評判良いらしく、もしまたビエンチャンに来たら、是非立ち寄りたい。
やはり、フランス文化が残っています。 -
Le Vandomeお店エントランス。
ラオスは、フランス人の残した家をレストランやホテルとして使っているケースが多いです。
写真は、翌日撮影。 -
翌朝。今日はビエンチャンからルアンパバーンに移動の日。
出発まで時間があるので、ホテルの隣にあるワット・インベンやメコン川まで散歩しました。
部屋から見たワット・インベン。屋根が美しく、鳥が鳴いていました。都市だけど自然いっぱいだね。ビエンチャンは。 -
ワット・インベン。境内入場自由。
昨日は、有名なお寺2寺見ましたが、こうしたあまり有名でないお寺も美しく、静かで観光客もいないので、穴場だと思う。 -
木の下に仏像を置くのも、よく見ました。
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左:お寺の本堂
右:お坊さんたちの宿舎。小学生くらいの小さなお坊さんが遊んだりお掃除していました。
まさに今、日々生きている仏教です。 -
本堂から見た僧房の満開のブーゲンビリヤ。
なぜか、このショットが忘れられない。 -
なまめかしい、ヒンズー教の影響を受けていると思われるレリーフ。
しかし、美しいです。
お昼過ぎにラオス中国鉄道(新幹線)でビエンチャンを離れます。
ビエンチャンの感想:静かで忙しくない街。何も考えずゆっくり過ごせる街かな。確かに、異文化体験的な観光は期待できないけど、有名でない近くのお寺で仏像やレリーフ見て、地元の人とお話するなどしてはどうかと思う。
次は、ラオスで一番の観光地・ルアンパバーンです。こちらは、もう少し観光らしい観光できるかな。
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