2024/06/11 - 2024/06/11
10位(同エリア46件中)
ぶどう畑さん
この旅行記のスケジュール
2024/06/11
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バスでの移動
清州:文義文化財団地~雲甫のアトリエ
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雲甫のアトリエ・美術館
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バスでの移動
雲甫のアトリエ~清州市内
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ユッコリ伝統市場
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忠州トイグル:サムギョプサルの焼肉
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この旅行記スケジュールを元に
2024年6月11日(火)
ツアー2日目、百済の都だった「扶余」「公州」を観光後、「清州」へ移動。
旅行社の特別な計らいで、韓国の代表的な画家、1万ウォン札の「世宗大王」の肖像画を描いた「雲甫」のアトリエを訪れます。
アトリエの地下には「イエス・キリストの生涯」の絵画が展示されているのですが、人々の服装がなんと韓国の伝統衣装「韓服(ハンボク)」でした。
そこから清州の街中にある伝統的な市場へ。
唐辛子で真っ赤な総菜やら、朝鮮人参やら、旬のフルーツのマクワウリやらを眺めながら、市場の雰囲気を味わいました。
夕食は市場近くの店で「サムギョプサル」。
豚の三枚肉の焼肉をお腹いっぱい食べました~♪
(旅行期間:2024年6月10日~6月13日)
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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トラピックスから送られてきた旅程表では「文義文化財団地」のあとは、清州の「伝統市場」に行く予定でしたが、画家「雲甫(ウンボ)」のアトリエが特別に追加となりました。
16:20、田舎道の奥、ここに何があるの?というような場所にバスが到着。外はまだ暑い! -
雰囲気のある塀の続く坂の途中、
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イチオシ
これまた雰囲気のある門。「雲甫」のアトリエの入口でした。
雲甫美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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門の奥に、また小さな門が見えます。
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その先のお庭、風情がある~!
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静寂が漂う庭の植え込みの向こうに、今、通ってきた門。
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イチオシ
そしてこの韓屋、なんと立派だこと!
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この家がアトリエでした。
先ほど「文義文化財団地」で観た韓国の貴族「両班(ヤンバン)」の家より立派。
きっと官職の高い貴族の家に違いない。
なんて勝手に思っていましたが、1984年に完成した邸宅らしい。
ドラマのロケ地にもなり、大ヒットした『製パン王キム・タック』では、タックの母親が住んでいた家として使われたとのこと。
あぁ、あの家がそうだったのか!
死んだと思っていたタックの母が実は生きていたことにも驚いたけど、タックと住んでいた頃の貧しい家から想像つかないほど優雅で素敵と印象に残ったのよね。ドラマ、また観たくなっちゃうじゃない。 -
では、お宅にお邪魔しましょう。
絵筆が展示されていた奥の部屋に、雅号「雲甫」の文字のある額がありました。 -
赤い洋服の方がこのアトリエの主「雲甫」。
本名は「金基昶(キム・ギチャン)」。
1913年2月18日生まれ、 2001年1月23日に亡くなりました。
画伯は、小学校の時に腸チフスを患って聴覚を失ったそうですが、美術の道に進み、伝統と現代的な技法を結合させた韓国画の新たなジャンルを切り開いたそうです。
右上の写真から、ユニークな方だったことが伺えますね。
右下の写真に写っている女性、妻の「又香(パク・レヒョン)」も画家だったそうです。 -
イチオシ
趣きのあるアトリエ。
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伝統的な家具にも目を奪われます。
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そして、重い瓦を支えるこの太い梁!
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地下には「イエス・キリストの生涯」が展示されていました。
でもね、ヨーロッパの教会や、博物館に展示されている絵画とは、ひと味もふた味も違うんです。 -
受胎告知
チマチョゴリを着たマリア様に、天女のような天使ガブリエル。 -
キリスト誕生
マリアを取り囲む女性たちの表情が穏やかです。 -
東方の3博士
赤いパジチョゴリを人たちが3博士かな。 -
最後の晩餐
帽子は、主に支配者階級の「両班」が正装をするときにかぶっていたもの。
イエスをはじめ、弟子全員が「両班」には違和感あるけど、絵的にはいいよね。 -
キリストの捕縛
後方の役人が、いばらの冠を手にしています。 -
磔刑のキリスト
生死を確かめるために、脇腹に槍を突き刺そうとしている聖ロンギヌスも描かれています。 -
キリスト降架
十字架から降ろされたキリストの遺体を嘆き悲しみながら運ぶ人々。 -
キリストの復活
このシーンで、きっちり衣服を着ているキリストって珍しい? -
イチオシ
このシーンは「エルサレム入城」?
ロバに乗るイエスを取り囲む人々の服、貴族たちの伝統的な帽、後ろの建物など、とても興味深いです。 -
アトリエを後にして、
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奥にある「雲甫美術館」へと向かいます。
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キリストの生涯の繊細なタッチから一転、大胆なタッチの大きな絵画がいくつも。
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牛の躍動感が伝わってきます。
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大きな硯に太い筆。
これで絵を描いたのでしょうか。 -
「雲甫」は、彼が描いた朝鮮王朝第4代のハングル文字を創った王様「世宗(セジョン、1397~1450年)」の肖像画が、1万ウォン札紙幣にも採用されたことでも有名な画家だそうです。
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タッチの異なるモダンアートのような作品もありました。
美術館には妻の「又香」の絵も展示されているそうで、もしかして両側の2枚がそう?
なにせ絵の説明がハングルのため、真相は不明…。(^^; -
美術館の地下にも展示がありました。
なんとなくだけど、これらは挿絵かな。勝手な想像です。 -
この美術館に隣接する公園のよう場所には池もあり、点在するオブジェが見えました。
奥まで行ってみたかったけれど、集合時間が迫っていた。 -
16:50、緩やかな坂を下ってバスに戻りました。
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「清州」の中心部にやって来ました。
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この日最後の観光は「ユッコリ伝統市場」。
立派な屋根ですね~! -
イチオシ
門をくぐると、アーケードが続いていました。
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入ってすぐの場所に、水槽の並ぶ魚屋さん。
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トマトが美味しそう!
手前のオレンジ色はアンズかな? -
韓国海苔!
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イチオシ
お総菜、辛そうです…。(~~;
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ハチの子?
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横にも路地が。
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サムゲタン、食べたくなる~♪
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チリメンジャコやら。
辛そうなのもありますね。 -
手前の魚は「イシモチ」かしら。
ドラマを観ていると、日本で言うと「鯛」みたいな存在ように感じます。 -
韓国版ピカタの「ジョン」も売られていました。
食べた~い! -
朝鮮人参?
「ツルニンジン」という、朝鮮人参に似たものもあるようで、ホンモノはどれだ???
木の枝らしき物、ガイドさんも使い道をご存じなかった。 -
熱いのに、ご苦労様です。
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白い縦模様の入ったクリーム色のものは、旬のマクワウリ。
買って食べてみたいが、この量では…。 -
洋服、安い!!
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キッチン用品の店もあります。
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イチオシ
アーケードの終わりが見えてきました。
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小規模ながら花も。
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ナツメや干しエビやらが並ぶ乾物屋さん。干物はタラかな?
干しタラを使ったスープ「ブゴク」、あっさりして美味しいね。 -
寝具屋さんの抱き枕が可愛い♪
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イチオシ
韓国と言えば唐辛子!
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そして、ニンニク!
韓国は、ニンニクの消費量が世界一だって知ってました? -
アーケードの外に、生きた鶏を売っている店が数軒。
お客さんと店の人がなにやら話していると思ったら、1羽の足をつかんで、店の奥のビニールカーテンの向こうへ。
締めた鶏が食卓に上るよう。
子どもの頃、通学路の途中に鶏屋さんがあって、クリスマス用の鶏肉を買いに行かされたことを思い出す。
生きてる鶏を選んで買うような店ではなかったけれど、店の奥のほうに、確かに鶏は居たんだよね…。 -
市場は「見てるだけ~」で買い物はできなかったけれど、雰囲気を味わえました♪
時刻は18時。向かうは夕食の店。
アーケードを抜けた先に待っていたバスに乗り込んで、ほんのちょっと走ったと思ったら、バスを降ろされる。
伝統市場から500m程度、歩いて行けそうな距離でした。 -
「西門市場」のアーケードの終わり、大きな看板のある「忠州トルグイ」が目的の店。
韓国の公共放送局「KBS」でも紹介されたようですね。
写真の女性は、この店の名物女将と思われます。 -
プレートが斜めになっていて、油が落ちるようになっています。
落ちる際にキムチを置くんだって。
まず、厚めの肉を焼いて、ある程度焼き目が付いたら、ハサミで切って、さらに焼きます。
早く食べたい一心から、ぶどう畑は最初の焼きが足りなかったよう。
名物女将から、プレートに戻すよう教育的指導が入ってしまいました。(^^;
お肉が絶品!!
エゴマの葉やサニーレタスにくるみ、夢中でパクパク。 -
副菜に「ユッコリ伝統市場」で見かけた韓国版ピカタの「ジョン」がありました。
嬉しいなぁ、これはハムの「ジョン」かな?
そして「ドングリのムク」にも感激!
韓国バラエティ『1泊2日』で、これが食卓にのぼるとみんな喜ぶ一品。
どんなモノなのか知りたかったのだー!
ゴマ豆腐のように見えるため、葛とか寒天とかで固めているのかと思いきや、ドングリのデンプンを固めたものとわかってビックリ。
作り方は、皮を剥いて水でふやかしたドングリをつぶし、水を加えて搾ります。
搾った水のデンプンが沈んだら、上澄みを捨てて弱火にかけ、冷やし固めたのが「ドングリのムク」。
少しほろ苦いらしいのですが、苦みは感じず、フルフルとした食感を楽しみました♪ -
19時過ぎ、ホテルに向かいます。
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4つ星ホテルの「グランド・プラザ清州」に到着。
ロビーがめっちゃ広い!エンフォード ホテル ホテル
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1501号室は、部屋も広かった。
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使い勝手のよい部屋だったけど、冷房に難がありで、設定が26℃以下にならない。
26℃なら寒いくらいなはずが、ちっとも涼しくならず困りました…。 -
清潔なバスルームは小さなバスタブ付き。
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部屋に荷物を置き、ホテルの周りを歩いてみることに。
大きなホテルですねー。 -
韓国のコンビニチェーン「GS25」。
イート・インならぬ、イート・アウトのテーブルが。
日本にもあるといいね。 -
ホテルのすぐ近くにカフェがあり、冷たい物を飲みたかったものの、メニューがハングルだと読めないかも…。
で、ホテルのラウンジで「イチゴミルク」でノドをうるおしました。9900ウォン -
ホテルの部屋から。
店の灯りを見るに、飲食店が多いのかな。
ツアー2日目は、盛りだくさんの1日でした。
明日は「慶州」へと向かいます。
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この旅行記へのコメント (2)
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- frau.himmelさん 2024/08/03 22:16:10
- 受胎告知(爆笑)
- ぶどう畑さんこんばんは。
キリストの絵画館、凄いことになっていますね。
受胎告知には思わず笑ってしまいました。
韓国版ができるのなら日本版もできるかなと考えてみました。韓国は帽子を被せればいいけど、日本版のキリストの頭はちょんまげ?(笑)
でも面白かった~。
ぶどう畑さん、韓国のお料理や素材にもほんとにお詳しい~。
だけど豚の三枚肉をお腹いっぱい食べる方でしたっけ?
ぶどう畑さんと言ったら結構好き嫌いが多い方と思っていました。
ツアー、楽しそうですね。次も楽しみにしています。
himmel
- ぶどう畑さん からの返信 2024/08/04 09:58:47
- Re: 受胎告知(爆笑)
- himmelさん
ぶどう畑です。コメントありがとうございます!
韓国版キリストの生涯、発想が面白いですよね。(^^)
キリストの生涯がちょんまげで描かれたら衝撃!!
食べ物の好き嫌いはないほうですが、以前は、海外旅行先での食事に興味がなかったんです。
量が多かったり、時差ボケのせいでおなかの空く時間が違ったりするから。
でも、最近は旅先での食事が楽しみになって、グーグルマップでレストランをチェックしてますよ。
あと、豚肉好きです。
特にあの店のお肉、とっても美味しかった!
料理は韓国バラエティ番組で知ったのですが、日本の韓国料理屋さんではお目にかからない物ばかり。
新大久保とかに行くと、少しは違うのかもしれないけれど。
今回したツアーは全食韓国料理だったので、いろいろ楽しめました♪
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