「立山黒部アルペンルート」天狗平から立山まで

2024/07/06 - 2024/07/06

日本にひとつだけあるトロリーバスが今年でなくなると聞いて、人が多くなる前に行ってみた。
松本から富山に抜けるアルペンルートの乗り物を楽しむこと、黒部ダムの放水を見ること、山で一泊することが楽しみだ。

写真は弥陀ヶ原（みだがはら）のミズバショウ。

エリア 立山黒部(富山)

宿の朝食、お箸でいただく。外国の方にはフォークとナイフがいいかも。

朝食時に、利用するバスについて聞かれた。宿から室堂まで送ってくれる自動車は7時半に出発する。高原バス利用なら出発の時間を予約する。

予約したバスが来るまで宿の周りを散策する。昨夜の雨は止んでいるが霧がかかっている。
チングルマが咲いていた。

遊歩道に雪が残っていて通れない。

美女平行きのバスがやって来た。

15分ほどで弥陀ヶ原へ着いた。
中にはロッカーもある、300円から。受付で次のバスを予約した。

弥陀ヶ原ホテル奥ではなく、左から遊歩道に入ってみた。

木製の遊歩道は歩きやすい。
下って行くと小さいけれどミズバショウの群生地があった。
さらに進むと建物があり遊歩道が途切れている。
これでいいのかと思いながら広場のようなところを歩くと、

案内板があった、よかった。

ここからいきなり石の階段で、急な下りになっている。
こんな階段はここだけだった。

高低差はあるが、あとはずっとこんな木道だ。

これもチングルマ、綿毛らしい。
天狗平より弥陀ヶ原の方が標高が低く、暖かいのかなあ。

イワカガミ。

ヤマブキショウマ。（植物名は多分）
名前がわからなかった花もたくさんあり、ガイドさん付きのツアーもいいなと思った。（そういえば、室堂の立山自然保護センターでは無料のガイド付きツアーが申し込めた）

短い方の１時間コースを回って、

念のためにと雨合羽を着ていたせいで暑くて暑くて、ホテルでアイスコーヒーをいただく、750円。

時間に余裕があったので美女平で散策することにして、バスの予約時間を変更してもらった。
あちらのバス停でも人が待っている。

野生の猿やスギ林・ブナ林を見ながら下り、途中の称名滝でバスは止まってくれる。

標高差1000メートル近くを30分ほどで下り、美女平駅に着いた。
天狗平では半袖・パーカーでは寒いくらいだったのにここは普通に暑い。

探鳥や名前のついた杉を見ることのできる遊歩道がある。

けど、マップでは分からないかなりのアップダウンがあり途中でギブアップした。

おとなしく美女平駅の２階展望台から景色を眺めたり、ケーブルカーの模型を見たりして過ごした。
ここのロッカーも300円からだった。

美女平から立山駅へはケーブルカーで7分ほど、資材を運ぶ車両が前に付いていた。

ケーブルカーを降り、電鉄富山行きの電車に乗る前にもお土産を買う。
アルペンルートで買ったお土産の中では、水まんじゅうが好評だった。
ここも改札は10分前から、この時間に乗る人は少なかった。

各駅停車で、電鉄富山駅まで1時間ほどかかる。

満天の星は見られなかったけど、したかったことは全部できた旅だった。