門司・関門海峡旅行記(ブログ) 一覧に戻る
 今回は2泊3日ですが、かなり高額の旅行です。表紙の写真は、2日目に泊まった山口の「大谷山荘」です。ご存じの通り安倍元首相がプーチンを招いたところです。<br /> 1日目は、10時20分に東京駅日本橋口に集合です。集合場所へ行く途中でいつものおにぎりを買いました。夫婦限定の旅で全部で9組18名の参加です。ホームで昼食用のお弁当も買い、東京10時48は分発ののぞみ67号のグリーン車に乗りました。品川や新横浜から合流するご夫婦もいました。新神戸に13時29分に着いて、そこからバスで北野地区の北野工房の駐車場へ行って、約2時間の自由行動です。まず、トアロードを北に向かって、交差点「山本通3」を右折して、異人館通りを東に向かって歩きました。およそ400mくらい歩くと、交差点に差し掛かります。ここを左折するとすぐにおしゃれなスターバックスが左手に見えてきます。さらに、進んで突き当りを右に曲がってすぐ左手にある天神坂を登りました。北野地区の北側は坂が急なので心と体の準備が必要です。北野天満宮をお参りしてすぐ隣にある風見鶏の館を見学しました。ここから東に向かって行き、オランダ坂を登ってうろこの館に行きました。入館料はなんと1100円もします。付近の館を含めると2200円(だったか)とのことです。ここまで来て入らないで帰るのもしゃくなので、入りました。館内には古い調度品など展示してあります。集合時間までかなりあるのですが、坂をかなり登ったので、疲れてきてこれ以上見学する気になりません。どこかでゆっくりとお茶でも飲もうと思い、バスの駐車場を目指して歩き始めました。確か途中にスタバがあったと思い出しましたが、その時にはすでに通り越してしまっていました。駐車場の近くで地元(?)の女性がいたので、甘味処を聞いたところ、駐車場から南に5分くらいのところに「観音山フルーツパーラー」があるとのこで、行ってみました。若い人には5分かもしれないが、我々では10分ほどかかって、見つけました。ここは和歌山の観音山で採れるフルーツを提供してくれます。大変おいしく、おすすめです。集合時間が近づいてきたので、北野工房(工事中)の駐車場に行き、バスに乗って、神戸港六甲アイランドフェリーターミナルに行きました。午後6時半の出航で、今回はツインで5階のスイートの部屋です。ほとんどホテルの部屋と同じで、クルーズ船とは思えません。食事は、1人に2000円のミールクーポンがついています。お風呂は同じ階にあり、内風呂が2つ、露天が1つあり、湯の温度は熱いくらいです。しかし、洗い場が少なく少し待って体を洗いました。風呂上りは何と言ってもビールですが、3階の売店まで買いに行くようでした。夕食は、定価のついている料理などをトレイに乗せて最後に会計をする形式です。料理の種類はいろいろとありますが、特別なものはありません。小さいボトルの赤ワインとぶりの刺身、おでん、豚肉、ごはん、アサリの味噌汁などを選んでほとんどミールクーポンで済みました。<br /> 2日目、7時にフェリーは新門司港に着岸したので、一般客は朝食を済まして下船していきました。我々は7時に朝の定食(サケ、蒲鉾、明太子、ノリなど)が用意されていました。我々の下船は8時ですので、ゆっくりと食事をして、売店で280円のコーヒー(結構おいしい)をテイクアウトして、一休みしてから下船となります。新門司港からはバスに乗って、世界遺産の宗像大社参拝です。あいにくの雨でしたが、荘厳な雰囲気に包まれた場所です。その後、バスに乗って門司港レトロ地区の観光です。それほど広い地域ではないので、ゆっくり見て回っても、2時間はかかりません。特に印象に残ったのは、門司駅です。外観も内部もレトロで、行きかう人もゆったりしている感じがします。それから、春帆楼での昼食です。ここは最初にふぐの免許を交付されたという老舗です。ふぐ懐石ですが、あれもふぐ、これもふぐで、少し飽きてしまうほどでした。この店の隣にある日清講話記念館を見学して、安徳天皇御陵、赤間神宮を参拝しました。ここには、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の耳なし芳一の像が安置されています。ここから、関門橋を渡って、九州とは別れて本州に入りました。その後、現在不通になっている美祢線沿いに進んで、今宵の宿「大谷山荘」に到着しました。1階のロビーでお抹茶がふるまわれました。部屋のカードキーが渡され、部屋に入りました。ベッドは高く、テレビは大きく、食器棚も豪華だし、洗面所も格調高いです。いままでいくつもの宿に泊まりましたが、このように豪華な部屋はありませんでした。まずは、1階の男子のお風呂に行きました。露天の風呂は、岩風呂と桧風呂で、内湯はジャグジー、寝湯、サウナ、大浴場があります。肌がすべすべになるいい湯です。お風呂の後といえば、ビールです。部屋の冷蔵庫には有料ですが、ビールなどが入っています。夕食は、6時半に予約してあり、1階のレストランで食べます。1組に1人の給仕さんがついて、頃合いをみて料理を提供してくれます。<br /> 3日目の朝食は、同じ1階のレストランでビュッフェスタイルです。種類も味も申し分ありません。洋食と和食が半々といった感じで準備されています。9時に宿を出発して、青海島の約1時間のクルーズです。仙崎港から、<br />20人乗り位の小型の船で、花津浦、夫婦洞など見て戻るクルーズです。次は、萩城下町の散策で、江戸時代の建物が多く残されていて、特に明治維新に寄与した人たちの家などが残されています。木戸孝允旧宅などもあり、江戸時代へタイムスリップしたような感じにさえなります。その後、吉田松陰を祀った松陰神社へ行きました。この地方の方々は、吉田松陰を松陰先生と敬意を表して呼んでいます。ここから、バスに乗って中国道、山陽道と走って、徳山駅に着きました。15時59分発ののぞみ42号のグリーン車に乗って東京に帰ってきました。<br /> 今回の旅は、高齢の方が多くゆっくりとした旅なので、結構移動した割には疲れませんでした。その上、贅沢な宿に泊まり、豪華なふぐ会席を食べ、往復グリーン車というリッチな旅でした。いつもこのような旅ができるものではありませんが、たまにはいいかなと思っています。

西日本贅沢旅

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2024/06/27 - 2024/06/29

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65

チュウチャン

チュウチャンさん

 今回は2泊3日ですが、かなり高額の旅行です。表紙の写真は、2日目に泊まった山口の「大谷山荘」です。ご存じの通り安倍元首相がプーチンを招いたところです。
 1日目は、10時20分に東京駅日本橋口に集合です。集合場所へ行く途中でいつものおにぎりを買いました。夫婦限定の旅で全部で9組18名の参加です。ホームで昼食用のお弁当も買い、東京10時48は分発ののぞみ67号のグリーン車に乗りました。品川や新横浜から合流するご夫婦もいました。新神戸に13時29分に着いて、そこからバスで北野地区の北野工房の駐車場へ行って、約2時間の自由行動です。まず、トアロードを北に向かって、交差点「山本通3」を右折して、異人館通りを東に向かって歩きました。およそ400mくらい歩くと、交差点に差し掛かります。ここを左折するとすぐにおしゃれなスターバックスが左手に見えてきます。さらに、進んで突き当りを右に曲がってすぐ左手にある天神坂を登りました。北野地区の北側は坂が急なので心と体の準備が必要です。北野天満宮をお参りしてすぐ隣にある風見鶏の館を見学しました。ここから東に向かって行き、オランダ坂を登ってうろこの館に行きました。入館料はなんと1100円もします。付近の館を含めると2200円(だったか)とのことです。ここまで来て入らないで帰るのもしゃくなので、入りました。館内には古い調度品など展示してあります。集合時間までかなりあるのですが、坂をかなり登ったので、疲れてきてこれ以上見学する気になりません。どこかでゆっくりとお茶でも飲もうと思い、バスの駐車場を目指して歩き始めました。確か途中にスタバがあったと思い出しましたが、その時にはすでに通り越してしまっていました。駐車場の近くで地元(?)の女性がいたので、甘味処を聞いたところ、駐車場から南に5分くらいのところに「観音山フルーツパーラー」があるとのこで、行ってみました。若い人には5分かもしれないが、我々では10分ほどかかって、見つけました。ここは和歌山の観音山で採れるフルーツを提供してくれます。大変おいしく、おすすめです。集合時間が近づいてきたので、北野工房(工事中)の駐車場に行き、バスに乗って、神戸港六甲アイランドフェリーターミナルに行きました。午後6時半の出航で、今回はツインで5階のスイートの部屋です。ほとんどホテルの部屋と同じで、クルーズ船とは思えません。食事は、1人に2000円のミールクーポンがついています。お風呂は同じ階にあり、内風呂が2つ、露天が1つあり、湯の温度は熱いくらいです。しかし、洗い場が少なく少し待って体を洗いました。風呂上りは何と言ってもビールですが、3階の売店まで買いに行くようでした。夕食は、定価のついている料理などをトレイに乗せて最後に会計をする形式です。料理の種類はいろいろとありますが、特別なものはありません。小さいボトルの赤ワインとぶりの刺身、おでん、豚肉、ごはん、アサリの味噌汁などを選んでほとんどミールクーポンで済みました。
 2日目、7時にフェリーは新門司港に着岸したので、一般客は朝食を済まして下船していきました。我々は7時に朝の定食(サケ、蒲鉾、明太子、ノリなど)が用意されていました。我々の下船は8時ですので、ゆっくりと食事をして、売店で280円のコーヒー(結構おいしい)をテイクアウトして、一休みしてから下船となります。新門司港からはバスに乗って、世界遺産の宗像大社参拝です。あいにくの雨でしたが、荘厳な雰囲気に包まれた場所です。その後、バスに乗って門司港レトロ地区の観光です。それほど広い地域ではないので、ゆっくり見て回っても、2時間はかかりません。特に印象に残ったのは、門司駅です。外観も内部もレトロで、行きかう人もゆったりしている感じがします。それから、春帆楼での昼食です。ここは最初にふぐの免許を交付されたという老舗です。ふぐ懐石ですが、あれもふぐ、これもふぐで、少し飽きてしまうほどでした。この店の隣にある日清講話記念館を見学して、安徳天皇御陵、赤間神宮を参拝しました。ここには、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の耳なし芳一の像が安置されています。ここから、関門橋を渡って、九州とは別れて本州に入りました。その後、現在不通になっている美祢線沿いに進んで、今宵の宿「大谷山荘」に到着しました。1階のロビーでお抹茶がふるまわれました。部屋のカードキーが渡され、部屋に入りました。ベッドは高く、テレビは大きく、食器棚も豪華だし、洗面所も格調高いです。いままでいくつもの宿に泊まりましたが、このように豪華な部屋はありませんでした。まずは、1階の男子のお風呂に行きました。露天の風呂は、岩風呂と桧風呂で、内湯はジャグジー、寝湯、サウナ、大浴場があります。肌がすべすべになるいい湯です。お風呂の後といえば、ビールです。部屋の冷蔵庫には有料ですが、ビールなどが入っています。夕食は、6時半に予約してあり、1階のレストランで食べます。1組に1人の給仕さんがついて、頃合いをみて料理を提供してくれます。
 3日目の朝食は、同じ1階のレストランでビュッフェスタイルです。種類も味も申し分ありません。洋食と和食が半々といった感じで準備されています。9時に宿を出発して、青海島の約1時間のクルーズです。仙崎港から、
20人乗り位の小型の船で、花津浦、夫婦洞など見て戻るクルーズです。次は、萩城下町の散策で、江戸時代の建物が多く残されていて、特に明治維新に寄与した人たちの家などが残されています。木戸孝允旧宅などもあり、江戸時代へタイムスリップしたような感じにさえなります。その後、吉田松陰を祀った松陰神社へ行きました。この地方の方々は、吉田松陰を松陰先生と敬意を表して呼んでいます。ここから、バスに乗って中国道、山陽道と走って、徳山駅に着きました。15時59分発ののぞみ42号のグリーン車に乗って東京に帰ってきました。
 今回の旅は、高齢の方が多くゆっくりとした旅なので、結構移動した割には疲れませんでした。その上、贅沢な宿に泊まり、豪華なふぐ会席を食べ、往復グリーン車というリッチな旅でした。いつもこのような旅ができるものではありませんが、たまにはいいかなと思っています。

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
ホテル
5.0
グルメ
4.0
同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
15万円 - 20万円
交通手段
観光バス 新幹線
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)
利用旅行会社
クラブツーリズム
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