和製マジョリカタイルを求めて、嘉義へ日帰りトリップ

2024/05/22 - 2024/05/26

台湾1人旅　3日目

今日は、マジョリカタイルが見たくて、嘉義まで日帰りで行ってきます。
嘉義といえば、北回帰線が通過する場所、日本統治下時代、台湾から甲子園に出て準優勝した嘉義農林学校(Kano)、お茶の名産地阿里山などなど、でも台北からちょっと遠い。
高鉄(新幹線)で行くと、新幹線駅から目的地までバスに乗り換えなければならない（ちょっと不安）、なので乗り換えなしの臺鉄で行きました。

ちょうど良い時間に、一度は乗ってみたかった「プユマ号」があり、出発の1ヶ月くらい前に臺鉄のホームページから予約して　前日台北駅でチケットを交換。無事に乗ることができました。

日本統治時代の面影が残る嘉義。自然豊かで、時間がゆったり流れており、物価も台北より安い！良い街でした。
そして　ここでも台湾の方の優しさに触れ、癒されて来ました。
今度は、カフェとか夜市にも行きたいので、泊まりがけで行きたいな～

(3日目の訪問地)

青島飯?
台北駅
嘉義駅
マジョリカタイル博物館(台湾花?博物館)
江島珈琲
空山本味製茶所
家禾火鶏肉飯
秀泰生活嘉義店
阿里山森林鉄路車庫園区
嘉義製材所
檜意森活村
林務局所長官舎
檜楽食堂
嘉義第二司法新村
嘉義旧監獄
七彩噴水
嘉義七彩冰果室
源興御香屋
冰讃

エリア 嘉義(台湾)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

さて、8：00の電車に乗るため少し早めに台北駅へ行き、朝ごはんを調達します
台湾式おにぎり食べるの初めてなので楽しみ！

紫が良かったけど、なかったので白の綜合50元
途中セブンで飲み物を買って台北駅に行きます

8:00発　普悠瑪 山線　これに乗る

日月潭のホテルコラボのグアバジュース版　これも　めちゃ美味しい！
（やっぱグアバはジュースが一番と確信する）

待ち時間があったので、ホームのベンチでまだ温かいおにぎりを数口いただく
餅米のおにぎりの中に　茶色い甘しょっぱい具がたくさん入ってる
美味しい～　茶色は正義！

あっ、白い新しい奴に見られてた
（見られてない）

真っ赤なレジェンド！
かっこいいですね～

台北駅 駅

なんかレトロで可愛い

切符並べてニヤニヤする人w
行きはお弁当予約できない電車だったけど、帰りはできたので予約してみた。
80元

いつか　台中にも行ってみたいわ
（台中駅付近の車窓から）

プユマ号は人気があるので、チケットはすぐ売り切れる
この日も行きも帰りも満席
そして… 犬もこっそり乗車w

初めてのプユマ号、2時間半なんてあっという間でした
それにしても暑い

台鉄嘉義駅 (嘉義火車站) 駅

なんだかとても懐かしく感じる　嘉義駅のプラットホーム

落ち着いた外見の台鉄嘉義駅

黙っていても汗が出る暑さで気がついた
おもむろに　嘉義駅前広場のベンチで、残りのおにぎりを取り出し食す
(こんなに暑かったらリュックの中で悪くなっちゃうわ)

目的地まで、徒歩10分ほどなのに、暑いので長く感じる
目的地横のレトロで可愛いお線香屋さん

危うく見落とすとこだったわ
鍵が閉まってるので、呼び鈴を押すと係の方が出てきてくれます

台灣花磚博物館 博物館・美術館・ギャラリー

中に入ると、両サイド天井まで一面にマジョリカタイルが飾られて圧巻
係の方が、「日本の方ですか？中へどうぞ」「ここにあるタイルは全て触ってok 写真撮ってokです」「何かわからないことがあれば、言ってください」と親切に案内してくださいました。
(この方が後ほど、私日本語少しわかります　ガイドしましょうか？と声をかけてくださり、色々なこと教えてくださいました)
入館料100元かかりますが、グッズ購入時50元引きのチケットとして使えます

靴は、エントランス横の靴箱に入れます。

昔、富の象徴　幸せを願って　台湾の裕福なご家庭の屋根や玄関周囲に使われていたマジョリカタイル

大正から昭和初期にかけて　日本で作られた和製マジョリカタイル
ここにあるタイルのほとんどが、日本製です。
日本人は、キッチンなど家の中に取り入れて使用。台湾人は、家の外、屋根や玄関に飾った。台湾人は「みんなに見せたい」国民性の違いでしょうかと（ガイドさんより）

素敵なタイルが埋め込まれた階段を登って２階に行ってみます

2階も、その時代の家具などが並び、素敵な空間が広がります

黒電話発見！昭和ですね～　懐かしい

おばあちゃん家にあったvictorの犬も発見
(ニッパーっていうらしい)

鏡の枠がタイル
たまらんですな

トイレやバスタブまでも

ここでは、マジョリカタイルの発掘作業やタイルを作る工程の映像が流れていました。
素敵な空間でしばし鑑賞

そこにあったタイルを埋め込んだ可愛い椅子たち

3階もあるみたい

レトロで可愛い鏡台の奥の階段からロフトに上がります

ロフトに上がるとマジョリカタイルが貼られた長テーブルがありました

小上がりもありました
この建物は、檜でできており
日本統治下に、日本人が阿里山を開拓して杉を運び、
その杉で建てられたそうです

一通り見て1階に降りると、先ほど声をかけてくれた方が、中国語（上海語）でガイドをしていました
昔は台湾各地でこのような、マジョリカタイルを使った建物を見ることができましたが、土地が高騰している台湾本土では、古い家や土地を売ってマンション等を建てた方がよく、現在マジョリカタイルを使った家はもう無いそうです

1枚1枚手作り
時間と技術が必要なタイルなので、やはり相当裕福な家じゃないと使えなかったようです

タイルの裏には、made in Japan 兵庫や岐阜　三重　名古屋などの文字が書かれていました

大正から昭和初期にかけて日本で作られたタイルを台湾で見ることができるなんて
感慨深いですね

ガイドさんが、「テレサテンはご存知ですか？」（もちろん）
「実は彼女の家も裕福でこの紫の桃は彼女の家で使っていたタイルなんです」と教えてくれました

それではと、同じ柄のタイル（紫の桃・サファイアの祝福）を1枚購入。

タイルには、絵柄により1つ1つ意味が違うそうで（子孫繁栄とか平安とか長寿とか）
台湾で複製したタイルは、ここでしか売っていないそうです。

他にも、貼るタイプのマジョリカタイルや日めくりカレンダー　アクセサリーバッグなどが売ってました

口コミでは週末になると、入場を待つのに長蛇の列になるそうですが、平日ということもあり、ゆっくり見ることができました。なんと言っても、日本語ができるガイドさんがいて、色々な話を聞くことができ、すごくラッキーでした。
来て良かった　また訪れたい場所です。

さぁ　お昼も過ぎたので、先程ガイドさんから教えてもらったお店に行ってみたいと思います

コーヒーならここ
アイスコーヒー飲みたかった～美味しい～

お茶ならここ
(コーヒー買ったので今回は寄りませんでした)

鶏肉飯はここで
(嘉義が発祥なの食べないと)

ローカルの方で満席です
椅子に座って注文書に記入してお店の人に渡すスタイル
お会計は最後に

七面鳥を使った　フォジーローファン　めちゃうま！！　小30元
季節涼菜は　ブロッコリーとタケノコとインゲンかな　タレは醤油をチョイス
こんなに大きな筍なのに柔らかくてとっても美味しい　日本じゃお高いブロッコリーも美味しい～　小40元
筍の細切りも安定の美味しさ　25元
こんなに美味しいのに全部で95元
安くて美味しくて　嬉しくなって　食べた後、教えてもらったガイドさんにお礼に行きましたw

さぁ運動　運動

ちょっとトイレタイム
ここは秀泰生活嘉義店というショッピングモールのトイレ
すごく綺麗なショッピングモールでした

ヒノキトレイン

鉄分多めのところへ　無料です
歴代のヒノキトレインが、無造作に飾られております

阿里山森林鉄路車庫園区 博物館・美術館・ギャラリー

あれ！列車が来た

よく見ると　嘉義　十字路　って書いてありますよ

道路挟んでお向かいに移動
誰もいないので、のんびり森林浴
阿里山から伐採された木材が運ばれてきた場所のようです

嘉義製材所 建造物

あらあら可愛い
誰か忘れていったのかなぁ？

路肩にかき氷の屋台　
近代化が進む台湾ですが、いつまでもこういう風景が続いてほしいです

何やら、人がたくさんいるので寄ってみると、日本統治時代の建物の中にカフェとかお土産屋さんが入っている場所でした

檜意森活村 博物館・美術館・ギャラリー

林務局所長官舎
ギャラリーなのかな
ここで写真展をしていたので、ちょっとお邪魔しました　無料～

歩いていると、昔おじいちゃんが乗っていたのとそっくりな自転車発見
すごくレトロで個性的な面白そうなお店で
あとで調べたら、メニューはなく500元で台湾料理を出してくれるらしい　予約制のお店
中国語話せないと無理ですねw

漁師バッグの正しい使い方

暑いのによく歩きました
ここが監獄かと思い、迷って入ると、係の人がここは監獄職員の寮だったところだよ
監獄は向こうだよと教えてくれました　とても親切
（翻訳アプリ酷使しました）
嘉義第二司法新村

入り口はここでした　ここも無料

日本統治時代に建てられた監獄　
なんか、網走刑務所より上をいってる

ビーサンに鎖が・・・

バスに乗って中央噴水池まできました
（降車鈴が天井にあるバス）

七彩噴水円環 広場・公園

嘉義七彩氷果室
布丁食べたいが、時間がない（泣）

源興御香屋
時間もないけど、絶対飲みたかったので並ぼうとしたが、
どこに並んで良いか分からず、ウロウロしていたら、リーマン風の男性が、ここだよと手招きして教えてくれました。台湾人の優しさに感激　感激！

注文時、若い店員さんが何やら言ってるけど分からず、書いたものを見せてくれたが、それも分からず　最終的に乾燥した梅子が入った袋を見せて、入れてもいいか？と確認してくれた。（嫌な顔もせず）
親切だ・・・（私の勉強不足ですみません　お手数かけました）　
喉が、乾いていたせいもあるが、激うま　しかもこのクオリティで65元　そして店員さん親切

嘉義駅に戻る
夕暮れ時にカラオケを披露
のどかでいいなぁ～

さぁ　帰りましょう

また、ちょっと違う電車発見

きましたね～　かっこいいですね～

乗ってすぐに、車内販売の方がきてチケットと交換でほかほかのお弁当をいただきました

ジャーン　茶色は正義！
パイコーの下には、茶色く煮しまった豆腐とゆで卵が、お隠れになっておりました。
他にも　かまぼことインゲンとキャベツのなんか　
美味しゅうございました。80元（400円位）

残念なことに、台北駅に着いた頃には、アイホンの電池が2％しかなく
地図アプリを見なくても行けるところへ
安定の味ですが、お高くなりましたね
プリンのせマンゴープリン　205元
食べた後は、歩いてホテルに帰って本日は終了　

冰讃 スイーツ

この旅行記へのコメント （2）

• へけけさん 2024/06/24 12:58:55

  とっても参考になりました　特に弁当サービス　よく切符買えましたね　凄いです！

  まるchan　こんにちは～
  　台湾行ってきましたよ　弾丸だけど
  　マジョリカタイルは奇麗ですね　富の象徴だから当時としてもお高かったんでしょうね　嘉義に記念館があるとは知りませんでした　新幹線に乗らないで台鐵で行ったんですね　凄いです　嘉義駅は気になってたんですよ　気がつかなかったかもですが現在高架化工事中でしてもう出来ちゃったかなって　でもまだ昔のままみたいですね　よかったです　近々行きたいですが暑いですよね　先週行ったんですが暑くてね　
  　自強號の弁当サービスは凄いですね　参考になりました　それに在来線の特急に乗ってくれて嬉しいです　普通の人は皆さん新幹線ですからね　ありがとうございました
  　へけけ

  まるchanさん からの返信 2024/06/24 21:05:32

  プユマ号の旅楽しかったですよ～

  へけけさん、こんばんは！
  平日でも満席のプユマ号　人気なんですね！運良く切符買えて良かったです　
  そして予約段階でお弁当申し込めるってすごいですよね
  嘉義の新幹線駅は街中から離れているので、バス乗り継ぎ時間も合わせると、プユマ号で行っても時間的にはさほど変わらないと思いました。楽ですしね！
  へけけさんは先週ですか、暑さで体調崩してませんか？
  旅行記楽しみにしてますね
  次は、過ごしやすい11月に行く予定です。
  　まるchan