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前年の「大人の休日倶楽部パス」を利用した東北旅行の成功に自信を得て(?)、今回もbaba友3人、「大人の休日倶楽部パス」を利用して東北旅行に挑戦しました。<br />今回は、私が前から行きたいと思っていた、青森の三内丸山遺跡へ。<br />そして、近年外国人旅行者にも人気だという盛岡市の観光を中心に、東北を走る観光列車の旅を楽しみます。<br /> 2日目。三内丸山遺跡を後に、タクシーで宗像志功記念館へ。<br />青森市でどこを訪れようか、ネットで探していた時に見つけた、棟方志功記念館。<br />なんと2024年3月31日をもって閉館するとのこと、それじゃあ閉館する前に見に行こうということになりました。<br />宗像志功は、その昔(?)日本の企業が元気いっぱい景気が良かったころ、職場には多くの企業から沢山のカレンダーが届いていたのですが、その中の1社さん。1か月ごとに、宗像志功の版画が和紙にカラー刷りで張り付けてあるという豪華なカレンダーで、結構愛用させていただいていた思い出があります。<br />どんな作品を見せてくれるのか楽しみです。

大人の休日倶楽部パスを利用して東北女子旅第2弾ー3(2日目-2)

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2023/06/30 - 2023/06/30

1589位(同エリア1707件中)

Ybaba姫

Ybaba姫さん

この旅行記のスケジュール

2023/06/30

  • 三内丸山遺跡 タクシー 宗像志功記念館 13:00

  • 宗像志功記念館近隣バス停 14:10頃 バス(ねぶたん号) 青森駅 14:40頃

  • 青森15:35発 奥羽本線 新青森15:40着

  • 新青森 15:52着 はやぶさ34号 盛岡16:44着

  • 盛岡 17:12発 田沢湖線 雫石 17:30着

  • 雫石 17:30発 ホテル送迎車 鶯宿温泉ホテル偕楽苑 18:00 頃着

この旅行記スケジュールを元に

前年の「大人の休日倶楽部パス」を利用した東北旅行の成功に自信を得て(?)、今回もbaba友3人、「大人の休日倶楽部パス」を利用して東北旅行に挑戦しました。
今回は、私が前から行きたいと思っていた、青森の三内丸山遺跡へ。
そして、近年外国人旅行者にも人気だという盛岡市の観光を中心に、東北を走る観光列車の旅を楽しみます。
 2日目。三内丸山遺跡を後に、タクシーで宗像志功記念館へ。
青森市でどこを訪れようか、ネットで探していた時に見つけた、棟方志功記念館。
なんと2024年3月31日をもって閉館するとのこと、それじゃあ閉館する前に見に行こうということになりました。
宗像志功は、その昔(?)日本の企業が元気いっぱい景気が良かったころ、職場には多くの企業から沢山のカレンダーが届いていたのですが、その中の1社さん。1か月ごとに、宗像志功の版画が和紙にカラー刷りで張り付けてあるという豪華なカレンダーで、結構愛用させていただいていた思い出があります。
どんな作品を見せてくれるのか楽しみです。

旅行の満足度
4.5
観光
4.0
同行者
友人
一人あたり費用
5万円 - 10万円
交通手段
高速・路線バス タクシー JR特急 JRローカル 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • タクシーで「棟方志功記念館」にやってきました。<br />残念なことに、この記念館は2024年3月31日をもって閉館するとのこと。<br />訪問した時には「生誕120年記念特別展「友情と信頼の障屏画(しょうへいが)」」が開催されていました。

    タクシーで「棟方志功記念館」にやってきました。
    残念なことに、この記念館は2024年3月31日をもって閉館するとのこと。
    訪問した時には「生誕120年記念特別展「友情と信頼の障屏画(しょうへいが)」」が開催されていました。

  • 「棟方志功記念館」の入り口。<br />

    「棟方志功記念館」の入り口。

  • 棟方志功は、中学校の美術教師から洋画家たちにについて教えを受け、特にゴッホの話に感銘を受け、「日本のゴッホになる」ことを夢見ていたそうです。

    棟方志功は、中学校の美術教師から洋画家たちにについて教えを受け、特にゴッホの話に感銘を受け、「日本のゴッホになる」ことを夢見ていたそうです。

  • 展示室に入ると、すぐに特徴的な版画の数々・・・。<br />いやいや、志功は自身の版画作品を「板画」(ばんが)と呼んだそうですので、ここにあるのは「板画」ですね。

    展示室に入ると、すぐに特徴的な版画の数々・・・。
    いやいや、志功は自身の版画作品を「板画」(ばんが)と呼んだそうですので、ここにあるのは「板画」ですね。

  • 女性、仏像、伝説など、心動かされた事象を描いた作品が多いそうです。

    女性、仏像、伝説など、心動かされた事象を描いた作品が多いそうです。

  • 美術には全く素人で何の審美眼も持たない私ですが、単なる白黒の版画とも、絵画のように色をのせている版画とも違い、志功の板画は背景に綺麗なパステルカラーを置くことで、まるで夢の中の出来事のような・・独特の感情を沸き上がらせてくれる気がします。

    美術には全く素人で何の審美眼も持たない私ですが、単なる白黒の版画とも、絵画のように色をのせている版画とも違い、志功の板画は背景に綺麗なパステルカラーを置くことで、まるで夢の中の出来事のような・・独特の感情を沸き上がらせてくれる気がします。

  • 「鷲栖図(しゅうせいず)」<br />とても大きな作品です。

    「鷲栖図(しゅうせいず)」
    とても大きな作品です。

  • 鷲栖図の説明

    鷲栖図の説明

  • 茶器に単なる線で描かれていますが、棟方志功の絵だとすぐにわかりますね。

    茶器に単なる線で描かれていますが、棟方志功の絵だとすぐにわかりますね。

  • これは記号を組み合わせたようで面白い。

    これは記号を組み合わせたようで面白い。

  • 「二菩薩釈迦十大弟子」右側<br />

    「二菩薩釈迦十大弟子」右側

  • 「二菩薩釈迦十大弟子」左側

    「二菩薩釈迦十大弟子」左側

  • 「二菩薩釈迦十大弟子」は、1955年のサンパウロ・ビエンナーレで版画部門の最高賞、翌年のベネツィア・ビエンナーレでは国際版画大賞に輝いた作品だそうです。

    「二菩薩釈迦十大弟子」は、1955年のサンパウロ・ビエンナーレで版画部門の最高賞、翌年のベネツィア・ビエンナーレでは国際版画大賞に輝いた作品だそうです。

  • 襖絵「大樹図(だいじゅず)」<br />へえ~こんな雰囲気の絵も描くんですね。

    襖絵「大樹図(だいじゅず)」
    へえ~こんな雰囲気の絵も描くんですね。

  • 大樹図の説明文

    大樹図の説明文

  • 板木も展示されていました。<br />思っていたより薄い。

    板木も展示されていました。
    思っていたより薄い。

  • こちらも襖絵「乾坤無妙(けんこんむみょう)」。<br />すごい迫力!<br />

    こちらも襖絵「乾坤無妙(けんこんむみょう)」。
    すごい迫力!

  • 個人宅の襖に描かれていたもので、この時まで公開される機会がほとんどなかった貴重な作品とのこと。

    個人宅の襖に描かれていたもので、この時まで公開される機会がほとんどなかった貴重な作品とのこと。

  • 何だろう?<br />つがる工芸店の包み紙??

    何だろう?
    つがる工芸店の包み紙??

  • 天女が舞っているみたい

    天女が舞っているみたい

  • “華狩頌”(はなかりしょう)という作品だそうです。<br />馬を駆って狩をしているみたいだけど、誰も弓矢や銃を持っていない・・<br />何故かな?と思って調べてみると<br /> 自著『板極道』の中で「花を狩るこころおもいで板画しました。けものを狩るには、弓とか鉄砲とかを使うけれども、花だと、心で花を狩る。(中略)弓を持たせない、鉄砲を持たせない、心で花を狩るという構図で仕事をしたのです」と記しているそうです。なるほど・・・・・。

    “華狩頌”(はなかりしょう)という作品だそうです。
    馬を駆って狩をしているみたいだけど、誰も弓矢や銃を持っていない・・
    何故かな?と思って調べてみると
     自著『板極道』の中で「花を狩るこころおもいで板画しました。けものを狩るには、弓とか鉄砲とかを使うけれども、花だと、心で花を狩る。(中略)弓を持たせない、鉄砲を持たせない、心で花を狩るという構図で仕事をしたのです」と記しているそうです。なるほど・・・・・。

  • なんか可愛い。<br />童(わらべ)かな。

    なんか可愛い。
    童(わらべ)かな。

  • 力強い魚 鯉かな?

    力強い魚 鯉かな?

  • 小さな作品がたくさん<br />

    小さな作品がたくさん

  • 味わい深い言葉も・・・<br />「灯(ひ)が一つ 大きな闇に穴あけて居る」<br />「思ふさま かいてはかく 壁の空白」<br />「一人光る 皆光る 何も彼も光る」<br />「今日(こんにち)は やあはじめまして 今日(こんにち)は」<br />「これはこれ うそを借りなければ 表現できない 真實」<br />etc、etc・・・

    味わい深い言葉も・・・
    「灯(ひ)が一つ 大きな闇に穴あけて居る」
    「思ふさま かいてはかく 壁の空白」
    「一人光る 皆光る 何も彼も光る」
    「今日(こんにち)は やあはじめまして 今日(こんにち)は」
    「これはこれ うそを借りなければ 表現できない 真實」
    etc、etc・・・

  • これらの言葉は棟方志功のものではなく、師と仰いだ陶芸家・河井寛次郎の詩集「いのちの窓」から抜粋したものなんですね。

    これらの言葉は棟方志功のものではなく、師と仰いだ陶芸家・河井寛次郎の詩集「いのちの窓」から抜粋したものなんですね。

  • こちらの屏風絵も迫力満点

    こちらの屏風絵も迫力満点

  • 六曲一双の大作ですね。

    六曲一双の大作ですね。

  • なんかほのぼのとするこの絵は、「松木満史(まつき まんし)」氏が描いた絵仲間の肖像画だそうです。<br />真ん中が棟方志功だとすぐにわかりますね。

    なんかほのぼのとするこの絵は、「松木満史(まつき まんし)」氏が描いた絵仲間の肖像画だそうです。
    真ん中が棟方志功だとすぐにわかりますね。

  • 左はインドを旅した際に描いた自画像。<br />左上の白い桃のようなものはタジ・マハール?<br />解説文には、「手に筆を持っているので、タジ・マハールをスケッチしている時の姿と思われる」と書かれています。

    左はインドを旅した際に描いた自画像。
    左上の白い桃のようなものはタジ・マハール?
    解説文には、「手に筆を持っているので、タジ・マハールをスケッチしている時の姿と思われる」と書かれています。

  • 表紙に選んだこの絵は「御三尊像図」<br />美しいです。

    表紙に選んだこの絵は「御三尊像図」
    美しいです。

  • 御三尊像図の説明文

    御三尊像図の説明文

  • 記念館の日本庭園。

    記念館の日本庭園。

  • そんなに広くはありませんが、ちゃんと滝があったりして素敵です。

    そんなに広くはありませんが、ちゃんと滝があったりして素敵です。

  • さて、青森駅にもどるのに、「あおもりシャトルdeルートバス(ねぶたん号)」を利用します。

    さて、青森駅にもどるのに、「あおもりシャトルdeルートバス(ねぶたん号)」を利用します。

  • 青森駅近くに戻ってきました。<br />これから、青森ー新青森ー盛岡ー雫石と、電車を乗り換えて今日の宿、「鶯宿温泉(おうしゅくおんせん)ホテル偕楽苑」へ向かいます。

    青森駅近くに戻ってきました。
    これから、青森ー新青森ー盛岡ー雫石と、電車を乗り換えて今日の宿、「鶯宿温泉(おうしゅくおんせん)ホテル偕楽苑」へ向かいます。

  • 今日からこちらの宿に2連泊。お世話になります。

    今日からこちらの宿に2連泊。お世話になります。

  • 今日の夕食はお部屋食、baba友が美味しそうな写真にまとめてくれました。<br />@nabebuta

    今日の夕食はお部屋食、baba友が美味しそうな写真にまとめてくれました。
    @nabebuta

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