簡易車椅子押して２度目のダイヤモンドプリンセス６　函館

2024/05/06 - 2024/05/16

９４歳の母（元叔母）のお供で２度目のダイプリクルーズです。
カーペット敷きの船内を旅行用簡易車椅子を押して、は結構重労働なんですが、要領がわかってきて前回よりは疲れなかった。

これは８日目の函館編です。

エリア 函館(北海道)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 船

朝６時に目が覚めたら函館に着いてましたが、かなりの本降りです。
天気の神様に「出かけるまでには雨を止ませてください」と必死に祈りました。

雨が止んだら函館朝市に繰り出し、海鮮丼を食べる予定なので、サラダとヨーグルト、カットフルーツのみ。

食後に紅茶を飲んでいた時、窓の外で何かを小さなローラーで塗るゴンドラの作業員が現れました。

１４階だからめちゃくちゃ高いため、母がハラハラしながら「何もこんな雨の中、仕事させなくてもいいのに」と。
見ているだけでお尻がムズムズしましたよ。

船室への廊下です。
廊下の何箇所かにカーペットを留める金具があり、車椅子を浮かせてこれを乗り越えるたびにちょっと力がいる。
旅行用のコンパクトな簡易車椅子は車輪が小さいため、元々本格的な車椅子より力が必要で、しかもツルツルの床じゃないから疲れるんです。

その上、しょっちゅう掃除やタオル等の交換をしてくれるのはありがたいけど、常時こういう台車があちこちにある。
簡易車椅子はすれ違えるギリギリのサイズとはいえ、結構神経使います。

そして前方・中央・後方の３箇所にあるエレベーターがクセ者。
６階のインターナショナルダイニングに行くのに前方のエレベーターに乗ったらダメで、その場合は７階に上がり中央のエレベーターに乗り換えて６階に下がる、とか、５階のサヴォイとヴィヴァルディダイニングは後方のエレベーターでは行けないなど、ただでさえ方向音痴の私だからウロウロしまくり。

だから昨年１１月の初乗船後に疲労困憊で２週間寝たり起きたりだった私。

部屋に戻って一休みしていると、外を歩いてる人達が傘をさしてないのが見えました。
１１時までに雨を止ませて！と祈ったのが通じたようです。

私は別にナントカ教の信者じゃないけど（笑）、天気だけは神様に味方されていると思ってます。

１１時に下船し函館朝市に向かった私達。
函館若松埠頭もシャトルバスは必要ありません。
グーグルMAPでは函館朝市まで徒歩１５分とあったけど、ターミナルの敷地を出て高架をくぐったら、もうそこが朝市の端。

徒歩３分もかからなかったわ。

函館朝市では母がお土産を買う気満々！
あちこち見てから愛想の良いオジサン、いやオニイサンがいるお店でまとめて購入し、帰る日に届くよう手配しました。
冷蔵必須の商品ばかりのため、函館から東京へのクール宅急便は約２５００円。
母は１０人分、私は数人分のお土産を買ったので割れば高くないと思うことにしました（笑）。

１２時になったので、思ったような買い物が出来て満足した母と、あらかじめチェックしていた『きくよ食堂』でランチ。

イクラとホタテとウニの元祖函館巴丼ミニサイズ２３９８円（税込み）をオーダー。
母は更にご飯を半分にしてもらいました。

母は鹿児島の鰻ほどの勢いじゃなかったものの、おしゃべりせずに黙々と箸を動かし完食。
ご馳走様でした！

ダイプリに戻ったのは１３時少し前。
最終乗船は１７時半なので、お腹いっぱいで眠くなった母を部屋で休ませ、私は急遽五稜郭に行くことにしました。
せっかく初めての函館だから、やっぱり行っておこうと。

プランになかったのでターミナルのスタッフに五稜郭までの行き方を訊くと、左手方向の緑のガラスの建物が函館駅だから、その前から市電が出ているしバスもあるけれど、バスはあちこち寄るから時間がかかり、市電は五稜郭駅から徒歩１５分歩く、と教えてくれました。

駅前でどのバスに乗ればいいか近くの人に尋ねたら、観光案内所があるからそこで訊くのがいいと言われ向かうと、ちょうど函館空港行きで五稜郭タワーの表示のあるバスが到着。

運良く、たった一停留所で五稜郭タワーまで行く１時間に１本のバスに乗れたんです。
料金は２８０円。

展望台は大人１０００円。

エレベーターもすぐ乗れてあっという間に五稜郭を見下ろせました。
バス停を降りてから駅に戻るバスが２０分後だったので、展望台には１０分しかいなかったけど満足しました。

おかげで母をあまり待たせずに船に戻ることが出来ました。
結局一日雨の予報は私がいた函館では外れたようです。イエ～イ！

ディナーのレストラン予約はしてない日だったし、昼が軽すぎたから１７時にはお腹が空いてきちゃったし、１９時１５分からのプリンセス・シアターに間に合わせようと早めにホライゾンコートで食べました。

ペペロンチーノとサラダとビーフ。
母にも少なめの量で似たようなチョイスを。
固そうに見えたビーフですが思いのほか柔らかくて美味しかった。

プリンセス・シアターの演目はジャグリングのコメディアン。

後半は観客を舞台に上げていじる手法が前夜のアクロバティック・コメディーと丸かぶりでしたが、母が大笑いして喜んでたので、メデタシメデタシ。
何でも忘れちゃうのは何でも新鮮（笑）。

部屋に戻ってお風呂に母を入れ、私は２２時からのズンバ・フィットネスクラスに参加。
食べ過ぎで太田胃散飲んでも苦しい、重い体だったのに頑張りました。
夜中に目が覚めて眠れないことがよくあるトシだけど、運動するとよく眠れるんです。