JR四国バースデイ切符で四国周遊（3泊4日）❹4日目：松山～内子～大洲～学駅～鳴門～高速バスで帰路

2024/05/17 - 2024/05/17

5月17日（金）晴
愛媛県内観光後、徳島県の吉野川沿いを移動して鳴門に向かい、帰路に着く。

松山～内子の町並み巡り～大洲の町巡り～駅訪問：学駅～鳴門～神戸三宮

・ー・【全行程】・ー・ー・ー・ー・ー・ー・
•行きは、南海電鉄「とくしま好きっぷ」で難波から和歌山港経由で徳島へ。
•四国島内は、JR四国「バースディ切符」で周遊。
•帰りは、高速バスで鳴門より神戸に。

5月14日（火）快晴
－南海電鉄－
なんば9:10［サザン9号］-10:15和歌山港10:35～（南海フェリー）～12:50徳島港
－徳島市営バス－
徳島港南海フェリー前13:05-13:26徳島駅前
宿泊先：リラクゼーション&スパホテル ネクサス

5月15日（水）曇
徳島5:31-8:05阿波海南
－阿佐海岸鉄道DMV－
阿波海南8:10-8:35海の駅東洋町
－高知東部交通－
海の駅東洋町8:40-9:24室戸世界ジオパークセンター9:26-9:35室戸岬10:58-11:58奈半利駅

奈半利12:32［しんたろう1号］-12:59安芸13:09-14:24高知15:49［あしずり7号］-17:59宿毛18:24［しまんと8号］-18:47中村
宿泊先：ホテルココモ

5月16日（木）快晴
中村9:24［あしずり6号］-10:02窪川10:43-13:29宇和島14:56［宇和海20号］-15:15卯之町16:22［宇和海22号］-16:45伊予大洲17:06-17:55伊予上灘18:30-18:37下灘19:38-20:25松山
宿泊先：サウナ&スパホテル 喜助の宿松山駅前店

◉5月17日（金）晴
松江6:48［宇和海3号］-7:14内子8:36［宇和海5号］-8:45伊予大洲10:40［宇和海10号］-11:20松山11:23［しまかぜ16号］-13:22多度津13:48［南風11号］-14:25阿波池田14:30［剣山8号］-15:23阿波川島15:39-15:42学15:51-16:48徳島16:58-17:39鳴門

－神姫バス－
鳴門駅‥（徒歩）‥高速鳴門19:00-20:20阪神三宮

エリア 愛媛

宿泊先のサウナ&スパホテル 喜助の宿松山駅前店を出立。

予讃線松山駅より特急「宇和海3号」に乗車し、内子に向かう。

普通列車の運行が少ないためか、通勤列車として利用され普通車の自由席は満員だった。

松山駅 (愛媛県) 駅

予讃線内子駅に到着。

内子の町並み巡り。
内子駅～内子座～重要伝統的建造物群保存地区～内子駅。

内子駅 駅

内子座（重要文化財）。
1916年（大正5年）に建てられた芝居小屋。

入館料：400円
開館時間：9:00～16:30
休館日：年末年始(12/29～1/2)

内子座 名所・史跡

重要伝統的建造物群保存地区。
枡形になった道なりが残っている。

重要伝統的建造物群保存地区。

内子駅より特急「宇和海5号」に乗車し、伊予大洲駅に向かう。

内子駅 駅

伊予大洲駅に到着。

伊予の小京都大洲の町巡り。
伊予大洲駅～肱川橋～おおず赤煉瓦館～臥龍山荘～おはなはん通り～龍護山曹渓院～三の丸跡南隅櫓～武家屋敷跡～内堀菖蒲園～天守閣～大手門跡～肱川橋～伊予大洲駅

伊予大洲駅 駅

肱川橋より、平山城の大洲城跡の天守閣と苧綿櫓（左端・重要文化財）の眺め。

大洲城跡は、台所櫓・高欄櫓・苧綿櫓・三の丸南隅櫓の4棟の櫓が残り重要文化財。天守閣は木造復元。

おおず赤煉瓦館。
1901年（明治34年）大洲商業銀行の本店として建築され、、工芸品や特産品販売・休憩スペース・ギャラリーとして利用されている。

入館料：無料
開館時間：9:00～17:00
休館日：12月29日～12月31日

古民家再生ホテルの町並み。

臥龍山荘（重要文化財）。
肱川の景勝地・臥龍淵に立つ貿易商・河内寅次郎の別荘。

入館料：550円
開館時間：9:00～17:00
休館日：無休

臥龍山荘 名所・史跡

おはなはん通り。
1966年（昭和41年）NHK朝のテレビドラマ「おはなはん」のロケが行われたことが名前の由来。江戸時代からの町割りが残る旧城下町の一角。

おはなはん通り 名所・史跡

龍護山曹渓院。
大洲藩主加藤家菩提寺。

三の丸跡南隅櫓（重要文化財）。
1766年（明和3年）に再建された、大洲城跡に現存する最古の建物。

大洲城三の丸南隅櫓公園 公園・植物園

武家屋敷跡。

内堀跡にある内堀菖蒲園。

二の丸跡からの天守閣の眺め。

城跡に見えない城跡整備で、史跡ではなく完全に公園化されている。
公園化された高台の本丸跡に天守閣の形をした建物が建ち、観光客目的とした天守閣としか見えない。近くから見ると幻滅する本丸跡。
離れた場所からの眺めだけで十分に満足できる城跡。

天守閣と台所櫓（右）と高欄櫓（左）。
天守閣は復元、左右の櫓は重要文化財。

入館料：550円
開館時間：9:00～17:00
休館日：無休

台所櫓が入館口。建物の梁や柱の木材から天守閣と櫓との歴史の違いがわかる。

大洲城 名所・史跡

本町一丁目の商店街の町並み。

予讃線伊予大洲駅より特急「宇和海10号」に乗車し、松山駅に戻る。

伊予大洲駅 駅

予讃線松江駅に到着。特急「しまかぜ16号」に乗り換え、多度津駅に向かう。

「宇和海10号」から「しまかぜ16号」の乗り換え時間は3分で、松山到着が少し遅れる。同じホームの前後での着発だったので乗り換えには不便さはない。
両特急は接続ダイヤなので乗り継ぎ乗車が完了後、少し遅れて発車する。

松山駅 (愛媛県) 駅

予讃線多度津駅に到着。土讃線の分岐駅、土讃線に乗り換え。待ち時間を利用し改札口を出る。

多度津駅前の四国鉄道発祥の地碑。
1889年（明治22）年5月23日讃岐鉄道株式会社による多度津～丸亀～琴平間（16.4km）の開通が四国の鉄道の始まり。

多度津駅前。
給水塔が残る。

予讃線多度津駅より高知行き「南風11号」に乗車し、阿波池田駅に向かう。

多度津駅 駅

秘境駅の坪尻駅通過。
山に囲まれた駅以外何もない1面1線のスイッチバックの秘境駅。この駅は秘境駅と呼ぶにふさわしい。
駅に停車する列車はスイッチバックで駅に進入する。特急等の駅通過列車は駅を横目に本線を直進する。

坪尻駅 駅

土讃線箸蔵駅～佃駅間の車窓。
日本最大の断層「中央構造線」上を流れる吉野川を通過。

土讃線阿波池田駅に到着。徳島行き特急「剣山8号」に乗り換え、学駅に向かう。

阿波池田駅 駅

徳島線貞光駅～小島駅間の車窓。
徳島線は吉野川に沿って走り続ける。

徳島線阿波川島駅に到着。
2面3線の無人駅。
ダイヤ上最も効率が良いため、阿波川島駅で乗り換え、学駅に普通列車で引き返す。

阿波川島駅 駅

待ち時間を利用し、駅近辺をぶらり。
駅前のT字路。旧伊予街道の県道244号線に出る。旧街道の先に城らしき建物が見える。

川島城跡の模擬天守閣。
阿波国の初代藩主蜂須賀家政が設けた9つの支城「阿波九城」の1つ。一国一城令により廃城となる。

残念ながらここで時間切れ、阿波川島駅に引き返す。

阿波川島駅より普通列車で、特急が通過した手前の駅の学駅に向かう。

徳島線学駅訪問。
2面2線の無人駅。

「学」の地名の由来。

学駅駅舎内。
人っ子一人いないもの寂しい無人駅。
「合格祈願きっぷ」で有名な駅だが、学駅では正月期間のみ臨時発売。通年JR四国の主要駅で販売されている。

学駅駅舎。
櫓を持つ風格のある珍しい木造駅舎。
「学」と言う地名のみで、受験にあやかるような物は駅前には何もなし。観光目的で訪問する場所ではない。

学駅 駅

学駅より徳島行きの普通列車に乗車。徳島駅に向かう。

徳島駅に到着。

徳島駅 駅

車内より、鳴門線の分岐駅池谷駅。

池谷駅 駅

鳴門線終着駅鳴門駅に到着。
2面2線の無人駅。

JR四国バースデイきっぷの旅は鳴門駅で終了。
徒歩で高速鳴門バス停まで行き高速バスで帰路に着く。寄り道しなければ、鳴門駅から高速鳴門バス停まで徒歩15分程。

鳴門駅 駅

鳴門駅～高速鳴門バス間は、町並みを見ながらぶらり。撫養川沿いを歩く。

鳴門駅～高速鳴門バス間は、町並みを見ながらぶらり。
岡崎城（撫養城）跡に模擬天守閣が見える。

鳴門市観光情報センター。
高速鳴門バス停に隣接。観光案内以外に高速バス乗車券（乗車券発券業務17:00まで）が販売されバスの待合室も兼ねている。
レンタサイクルや手荷物預かりなどもある。

鳴門市観光情報センター 名所・史跡

情報センター駅。
観光情報センターと高速バス停のある山頂駅間を往復するスロープ「すろっぴー」。乗車は無料。
エレベーターと同一のような乗り物。

情報センターと高速鳴門バス停間は「すろっぴー」に乗車するか、横の歩道を歩いてもよい。

山頂駅。
下車後バス停には、徳島方面は直進。神戸方面は高速道路下のトンネルを潜る。

高速鳴門バス停より神姫バス阪神三宮行き高速バスに乗車。帰路に着く。

高速鳴門バス停～阪神三宮バス停間の車窓。
大鳴門橋手前の撫養橋からの、小鳴門橋と夕暮れ風景。

小鳴門橋 名所・史跡