2024/05/10 - 2024/05/13
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heidi77さん
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どこかにマイルは岡山となり、倉敷や岡山城、瀬戸大橋など岡山中心の観光を考えていたら、主人が「尾道まで車で90km、1時間30分くらい」だと。
そういえば前に尾道に行ってみたいと言っていたっけ。
そこまで行くなら、しまなみ海道へも足を延ばしたいということになり、範囲を広げて前半は広島、後半は岡山となりました。
尾道へ行く途中に、港町の鞆の浦に宿泊し夕方・夜・朝と町歩き。
2日目まではお天気にも恵まれ、しまなみ海道でサイクリングを楽しんだり、尾道をぶらぶらしたり。
3日目、4日目はぐずついたお天気でしたが、鷲羽山展望台や、倉敷、岡山城、後楽園を観光しました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- レンタカー JALグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
広島・岡山の旅の3 日目の続きになります。
Vol.1
https://4travel.jp/travelogue/11903972
Vol.2
https://4travel.jp/travelogue/11904949
3日目の午前に、向島の見晴らしのよい展望台から島々を眺めた後、レンタカーで倉敷へ向かいました。 -
下道に降りたら倉敷市街の幹線道路沿いのお店でお昼ご飯にしました。
新鮮なお魚を食べたいねと急きょ調べて ”1日2回仕入れる新鮮なお魚料理が食べらる” という口コミを見て、「魚のとりやまさん」というお店へ。
お造り定食を頼みましたが・・・うん??
この日は日曜で市場はお休みだからか、あまり新鮮ではなくて、お値段通りのお味でした(>_<)
2人分で¥2356と安すぎですね~
でもスタッフさんニコニコ元気で接客は良かったですよ(^.^)
12:00魚のとりやまさん グルメ・レストラン
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倉敷美観地区へ。
倉敷はまだ訪れたことがなく、一度は行ってみたいと思って念願が叶いました。
残念ながら小雨がパラついていましが、多くの人で賑わっていました。倉敷美観地区 名所・史跡
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眺望を楽しむというより、倉敷美観地区では古い町並みを散策するという感じなので、雨でも楽しむことはできました。
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イチオシ
橋と人力車がとても絵になる♪
これは敢えてここに置いているのかしら? -
くらしき川舟流し
お天気なら乗ろうと考えていましたが断念しました。 -
柳越しの小舟はとても風情があります。
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人があまり写らないように撮っていますが、雨にもかかわらず美観地区は尾道同様に修学旅行の学生や外国人旅行客が多く賑わいを感じました。
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お店を覗いたりぶらぶらしている途中で、江戸時代後期の豪商屋敷「旧大原家旧宅」へ寄り。
¥500/大人旧大原家住宅 名所・史跡
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入口を入ると目に飛び込んできたのは、白く浮かぶ文字たち「降りそそぐ言葉」
「現在と過去を整理するのは未来のためだ」
「最後まで根気強くやるほうがゴールにたどり着く」
「10人のうち7人も8人も賛成するようなら、もうやらない方がいい」
含蓄ある言葉の数々、アート的で不思議な空間です。 -
「積みあがる必然」
下から上へと連なる大原家の8代を幹とし、各代の関係者がその周りに広がるキューブツリーだそうです。 -
ピアノや「辰秋拭漆欅大飾棚」等の貴重な展示や、なまこ壁など。
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ブックカフェ(内中倉)
大原總一郎の書斎をイメージしたカフェスペース。
実際に手に取ることのできる書物もありました。 -
「離れ座敷 思索の、間」
障子戸越しに見える日本庭園が素晴らしい。
青もみじや苔の、この季節らしい やわらかい緑が美しいです。 -
水瓶の苔が時の流れというか年月を感じます。
倉敷美観地区の町の賑わいが嘘のようにここはひっそりとしていました。 -
ちょっとひと休みしたくて、可愛い暖簾が目に入り吸い込まれるように「くらしきドーナツの木」へ。
人気の生ドーナツは売り切れだったので、きびだんごドーナツを購入しイートインで休憩しました。 -
杉玉がある風格のある店構えの酒屋さんや、デニムを使った製品を扱う新しいお洒落なお店など、倉敷は新旧のお店を楽しむことができますね。
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倉敷川畔の重要伝統的建造物群の一つ
「井上家住宅」へ入ってみることにしました。
¥500/大人
井上家は「古禄(ころく)」と呼ばれる地主・特権商人として栄えたそうです。
入口でスタッフさんに「ご案内しましょうか?」声をかけられてお願いすると、その方は何と16代当主の方でした。
自分達で見て回るだけなら「ふ~ん」で終わっていたと思いますが、案内していただいき「へぇ~」と感嘆しきりでした。
三百年という古い町屋の仕組はとても興味深いものでした。井上家住宅 名所・史跡
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客間には、幕末の漢詩人 藤井竹外の書が張られた襖。
復元された竈。
水甕は天正11年の銘が刻んである。
押し入れの箪笥の引き出は一段毎に家族の名前が貼られていて、「明子」さんの読みは「はるこ」とのこと。
そしてご当主が首に掛けていたネームプホルダーを見せて「こういう字を書きますが〇〇と読みます」とおっしゃっていました。
名前に関して井上家の代々の伝統なのでしょうか。 -
倉敷格子
太い格子の間に細くて短い格子が3本入り、低い位置は格子が密になっているので外からの視線を遮ることができ、上の部分は中から外の様子がわかるようになっているそうです。
更に上下にスライドしたり、手前に引き上げたりすることができ、完全に塞がった雨戸のようになります。
まるでカラクリ屋敷のような仕掛けで大変面白い。 -
10年にも及ぶ大規模な保存修理工事は2022年に完了。
釘を使わない柱と梁や色々な工夫は昔の職人さんの技術の高さがうかがえました。
柱をはめ込む体験ができましたが、まるでパズルのようでした! -
3つの座敷の奥に雪見灯籠のある坪庭が見えます。
奥行きが出るよう襖の見え方にもこだわって設計されているそうです。
たまたま案内してくださったのがこちらのご当主で、詳しい説明を伺いながら回ることができ、倉敷散策の中で一番印象に残った場所でした。
見学するならスタッさんに案内をお願いすれば、面白さ倍増なので是非(^^) -
白壁の蔵屋敷、なまこ壁やレトロな建物など趣ある景観を見ながら。
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夕方になるとぐっと人が少なくなり、古い町並みは情緒が増します。
折角、美観地区に泊まるので夜と朝にもう一度散策に来ようと考えていましたが、生憎翌朝まで雨は上がらずに諦めてしまいました。
時間帯を変えて存分に歩けなかったのが心残りです。 -
ホテルへ行く前に「倉敷プリン」でなめらかプリンを購入し、夕食後に食べましたが、商品名通りになめらかで美味しかったです。
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ホテルのレンガ塀伝いの道の向こう側にこんな不思議な建物が!
カオスな雰囲気のリサイクルショップと思ったら、おもちゃ博物館のよう。
ビクターのキャラクターのワンちゃんよね?
屋根にこんなに並んでいるとちょっと引いてしまうな(-_-;) -
3泊目のホテルはこちら、
倉敷アイビースクエア
明治時代の倉敷紡績所(現クラボウ)発祥工場の外観や立木を可能な限り保存し、再利用して生まれた、ホテル・文化施設をあわせもつ複合観光施設です。
ー公式サイトよりー
観光に歩く前に駐車場に停めていました。
宿泊者は500円/1泊になります。紡績所工場の面影が残る蔦の絡まるホテル by heidi77さん倉敷アイビースクエア 宿・ホテル
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フロントロビーは、赤と黒の床と、柱や照明がレトロで印象的です。
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2020年10月に全館リニューアルされた客室は木の素材を生かしたナチュラルテイスト。
朝夕食付の広さ30㎡のデラックスツインBというタイプのお部屋で予約しました。
入口を入って右側がベッドルーム、正面はデスク、左側には水回りです。 -
デスク脇にはミニ冷蔵庫。
アルミボトルのウォーター2本と辻利の緑茶ティーバッグやコーヒーなど。
ベッド脇にはちいさな丸テーブルと椅子。
木目を基調とした暖かなインテリアで統一感があります。 -
リニューアルされているとは言え、3年半もすれば、水回りの水垢、目地の黒ずみや居室の壁や床の隅っこの汚れや剥がれなど少しは気になる部分も見え始めるものですが、それが全くなくて新品同様で気持ち良く使うことができました。
清掃が丁寧で行き届いているんだろうな。
窓からは中庭の緑が見えました。 -
部屋の浴室は使わず大浴場を利用しましたがステンドグラスの窓が美しいお風呂でした。
そしてお部屋と同様に大浴場も隅から隅まで見ても汚れが無くて気持ちのよい空間的でした。
※画像は公式サイトからお借りしました -
夕食は和食もありますが、瀬戸内フレンチディナーにしました。
レストラン蔦の前の通路もインパクトのある赤と黒のダイヤ柄、窓は手作りの昭和レトロガラス。
当時の面影を残しているそうです。
レストラン内は天井が高くシックで落ち着いた空間でした。レストラン 蔦 グルメ・レストラン
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宿泊プランは和食と洋食がありましたが洋食にしました。
ディナーのメニュー
・鯛と帆立のタルタル~地元野菜を添えて~
・倉敷産連島牛蒡のクリームスープ
・瀬戸内真鯛と帆立貝柱のミルフィーユ ブールブランソース ~下津井蛸のソテー キャビア添え~
・岡山県産牛フィレ肉のステーキ 赤ワインソース
・本日のデザート
・パン 又は ライス
・コーヒー 又は 紅茶 -
ちょうど良いタイミングでお料理が出てきますが、お料理の説明は一切ないので最初は戸惑ったけれど、テーブルにメニューが置かれており、その通りなので説明の必要もないのだと・・・^^;
牛蒡って癖がありますが、どこかでスープだったかお肉のソースだったか食べた時に癖は感じず意外に美味しいことを知りました。こちらのスープも美味しかったです。
お肉も霜降りでとても柔らくて♪ -
全体的に量が少なめだったので、パンを一つお替りしました。
どのお料理も大きなお皿をキャンバスに見立てて絵画のような盛り付けで見た目も美しいコース料理でした。 -
レストラン蔦は宿泊客以外でも利用できます。
入口にあったメニューブックを見たら、IVY地産ディナー¥8800となっていました。 -
夕食後に夜のお散歩といきたいところですが、雨なので屋根のある所を少しだけ歩いて。
中庭広場とストリートピアノ
テーブルがありますがこの雨では寛ぐことはできず、早々にお部屋に戻りました。 -
4日目の朝です。
窓の外を見ると、天気予報では朝には上がるはずだったのですがまだ雨は降り続いていました。
朝食は夕食と同じレストラン蔦で、和洋折衷のビュッフェスタイルです。
ラインナップは和食が多めでした。 -
普段はパン派ですが、蛸飯があったので和食を中心にいただきました。
郷土の物や茄子の煮びたし、巾着の煮物、細くカットされたステーキなど。
煮物が特に美味しくて、最近食べたホテルの朝食ブッフェの中では私の中では上位に入るかな。
デザートはフルーツやケーキもあり、お腹いっぱいに♪ -
小雨でしたが食後は部屋に戻らず施設の中をお散歩するつもりで傘もバッグに忍ばせておいたので、そのまま朝散歩に行きました。
中庭広場や元紡績工場のノコギリ屋根の面影が残る通路や、フランスにあるモネのアトリエから株分けされた睡蓮の池を見たり。 -
イチオシ
朝食のレストランの出口でスタッフさんに「コーヒーをお部屋にお持ち帰りできますのでどうぞ」と勧められましたが、このまま中をぶらぶらするのでと話すと、「蔦は冬は枯れていますが4月5月になり青々として、ちょうど良い時期に来られましたね」と。
秋には紅葉するそうです。
蔦で覆われた半円の窓がとても素敵でした♪ -
上:愛美赤煉瓦館
紡績工場の製品倉庫として建てられた建物。
SNSでの投稿も多くフォトスポットとなっているそうです。
下:代官所跡
こちらもSNSでよく見かけました。 -
イチオシ
アイビー学館
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ドアや窓以外の壁は全て蔦で覆われています。
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多目的ホール(メタセコイア)
素敵なホールですよね。
昨夜は社交ダンスの華やかなドレスを着た方たちと通路ですれ違ったのですが、ここでイベントがあったのかしら~
ちょっと覗いてみたいと思いましたが、「ここから関係者以外立ち入り禁止」の立札があたので見学することはできませんでしたが。 -
メタセコイアは高さ30m以上、大きすぎて写真に収めるのが難しい。
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美観地区へはこの裏門から出て塀伝いに歩くのが近道です。
部屋に戻り、チェックアウトして次の場所へ向かいました。
9:30 -
岡山を代表する橋と言えば、瀬戸大橋。
鷲羽山展望台(わしゅうざんてんぼうだい)は、瀬戸内の島々と対岸の四国へ架かる瀬戸大橋の全景を見ることができるスポットです。
到着した頃には雨が上がっていました。
10:10鷲羽山展望台 自然・景勝地
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第二展望台は一番駐車場から近い展望台で、近くには鷲羽山レストハウスがあります。
普通の順番からすると、第一の方が先のような気がして混乱してしまいますが、こちらは第二→第一の順序になります。 -
ズームすると対岸の香川のもくもくと噴煙を上げる工場等が見えました。
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第二展望台から第一展望台へ向かう前に山頂(133m)へ。
いかにも”達成した感”を出していますが(笑)、岩場はここだけで、遊歩道が整備されており、とても歩きやすい道ですよ。鷲羽山 自然・景勝地
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ビジターセンターも兼ねている第一展望台は、瀬戸大橋の全景を眺めることができ、大橋も間近に感じることができます。
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第一展望台から
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イチオシ
瀬戸大橋は大きな吊り橋だけの単調なイメージがあったのですが、吊橋、斜張橋、トラス橋など6つの橋梁が連なり、こんなに素晴らしい景観の橋だったとは!
後で調べると、鉄道も走っているのですね。
一区間だけでも乗ってみたかったな。 -
鷲羽山ビジターセンター(第一展望台)から
「鳥立つ土産に欲しい鷲羽山」の歌碑
倉敷出身の歌人である難波天童が詠まれたそうです。
当初は時間があれば寄ってみようかなという位のスタンスでしたが、鷲羽山展望台は是非立ち寄るべき景勝地でした! -
鷲羽山展望台から岡山城へは1時間弱だったでしょうか、
烏城公園駐車場に車を停めて、目安橋を渡って岡山城へ。
到着した時は雲が多かったのですが、岡山城を見てから後楽園を見学している間に晴れ間が覗き、もう一度岡山城に戻って写真を撮ったので、写真の時系列はバラバラです。
これは実は見学し終わって駐車場に戻った時の写真になります。
12:10岡山城 名所・史跡
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自動販売機は岡山城や家紋が描かれていました。
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鏡石(かがみいし)
本丸入口あたりの石垣には城主の威厳や権力を誇示するため巨石が使われているそうです。 -
大納戸櫓(おおなんどやぐら)
城内最大の櫓があったそうですが、現在は石垣だけが残されています。 -
苔むした石垣
関ヶ原以前1番高い石垣や、継ぎたして直線的に改修した石垣、矢穴や刻印が残る石垣、不明門下の石垣など、石垣の見所が多いのですが、全部は見切れませんでした。 -
発掘調査で見つかった築城当時の石垣
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不明門(あかずのもん)
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天守の礎石
天守は戦災で焼失し、元の位置に再建されましたが、焼失前の柱を支えていた礎石はここに移され、元通りに並んでいます。 -
岡山城創築者 宇喜多 直家
築城は豊臣秀吉の指導によるとものといわれています。
初代城主 宇喜多 秀家
2代城主 小早川 秀秋
5代城主 池田 光政
6代城主 池田 綱政 -
2022年11月 令和の大改修が完了。
岡山城は外壁は黒塗りの下見板で覆われていて、烏城(うじょう)の別名があります。
黒に白の格子と金の鯱が美しい。 -
金の鯱は名古屋城、大阪城が有名ですが、岡山城にもあるのですね。
豊臣政権下の有力大名である威厳を示していたとのこと、なるほど。 -
B1F~6Fまで様々な展示があり、見学しやすく面白かったです。
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戦国・江戸時代をテーマとした体験・体感ができるコーナーがありました。
鉄砲を構えることができたり、刀の重さを体験できたり。
写真がありませんが、特に太刀の重さには驚きました。あの重さの刀を腰に携えていたとは!
そして駕籠の中に入って記念撮影ができたり。
入っていいのか躊躇って誰も駕籠で撮影していなかったのですが、私が入った後は続いて他の人も撮影し始めました。
因みに土足厳禁です。 -
イチオシ
ここから望む天守閣の姿も美しい。
天守の石垣や1階は不等辺五角形をしているのが特徴がよくわかりました。 -
月見橋を渡って岡山後楽園へ。
後楽園・岡山城の共通券を購入していました。
¥640/大人
7月から値上げになるようです。 -
橋の上から旭川のほとりに建つ岡山城が見えました。
緩やかに曲線を描く川面に映る姿といい、ここもお城のベストポジションですネ♪ -
庭園を回る前にきび団子でエネルギーチャージ。
13:20 -
南門から園内に入った時、”広々としている!” というのが第一印象。
よく手入れされた芝地が青々としていました。
日本三大名園
金沢の兼六園、水戸の偕楽園、そして岡山後楽園
これで三大名園コンプリートです。
偕楽園はだいぶ若い頃に訪れていて梅の季節ではなかったので、どんなだったかほとんど記憶が残っていないのですが。
茨城出身の資格危うし?!(>_<)岡山後楽園 公園・植物園
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広大過ぎてどこから回ればよいか戸惑いますが、時計回りに回ることにしました。
岡山後楽園は、岡山藩2代藩主池田綱政が造らせた庭園で1700年に完成したとされています。
江戸時代の姿を大きく変えることなく現在に姿を残しているそうです。 -
延養亭の東側の「花葉の池」
に架かる「栄唱橋」
池にはハスがあり、まだ咲いてはいませんでしたが白いハスだそう。 -
大立石
花崗岩を九十数個に割って運び、元の形に積み上げたとのこと。 -
「延養亭」
藩主が後楽園を訪れた時の居間として使われ、沢の池、唯心山など景観が一望できる、後楽園の中心的建物。 -
芝生の真ん中を通る小道の先には岡山城が見えます。
計算して造られたのでしょうね。
芝は日本に広く自生している野芝を使用、築庭当時は延養亭から見える範囲にだけ使われ、園内の大半は田畑で、園全体に使われたのは明治以降のことだそうです。 -
イチオシ
小道の向こうに岡山城。
このまま進めばお城に辿り着きそうですが、実際は川に挟まれています。 -
水源と風車
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中心に位置する「沢の池」の向こうにも岡山城。
-
園内には茶畑、桜林、梅林、蘇鉄畑などがありますが、全部は回ることはできませんでした。
-
沢の池の「中の島」
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中の島へは太鼓橋が架けられています。
この前で写真を撮る海外からの旅行客を見かけましたが、印象に残る日本的な風景ですね。 -
「唯心山(ゆいしんざん)」
約6mの築山で園内が見渡せます。 -
沢の池や水路、そして白い小道。
ここから眺めると後楽園の広大さがよくわかりました。 -
「流店(りゅうてん)」
中央に水路を通し、美しい色の石を配した建物で、かつては藩主の庭廻りの時に休憩所として使われたそうです。 -
その近くには花菖蒲が咲いていました。
そろそろアヤメやカキツバタの季節ですネ。 -
「廉池軒(れんちけん)」
園内に点在する亭舎の中で、池田綱政が最も好んで利用していたもので、ここからの眺望は水の景色に優れているそうです。 -
入園した元の南門に戻ってきました。
広々とした芝地と大きな池は解放感があり、今まで見てきた庭園とはまた違った回遊式庭園でした。
三大名園に相応しい庭園でした(^.^) -
最後に岡山城近くのレトロなカフェでまだ食べていないご当地グルメのデミかつ丼とえびめしを食べ、空港で時間があったので更に津山ホルモンうどんも♪
最後になって一気に美味しい岡山名物料理を食べることができました。 -
往路は進行方向左側が富士山が見える座席だったので、帰りは右側に変更したら、海側寄りの飛行ルートのようで富士山は左側でした(>_<)
でも名古屋辺りまでは晴れていたのにその後は厚い雲に覆われて、どのみち富士山は望めなかったので。
その代わりに瀬戸内の海や島々が見え、名残惜しくしばらく窓の下を眺めていました。
下は羽田に近づいたらANA機が平行して飛んでいたので思わず写真を撮った一枚。どちらが先に着陸するかな?なんて思いながら眺めていました。 -
以前に、どこかにマイルが宮崎だったのに鹿児島メインの旅をしたことがありますが、今回も岡山になったのに鞆の浦やしまなみ海道、尾道と どちらかというと広島の方がボリュームが多くなりました。
初めての岡山では、倉敷美観地区散策、近代化産業遺産の倉敷アイビースクエアに泊まったり、瀬戸大橋の眺望を堪能したり。
そして忘れてはならない岡山城と岡山後楽園にも寄ったり。
昔に訪れたしまなみ海道の思い出を辿りつつ、瀬戸内の穏やかな海と町並みにたくさん癒された旅でした♪
最後までお付き合い頂きありがとうございました(^.^)
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この旅行記へのコメント (2)
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- salsaladyさん 2024/06/11 09:19:30
- 倉敷~しまなみ海道~おだんご~
- ☆盛りだくさんな旅録で、最初の感想を思い出す前に次の地へ。。。サイクリングが良いな!
☆昨年(2023年9月)に、ふと「小豆島へ行きたいなア」と思い立って、成田からのLCCで旅だったことを振り返ってみたり。。。島と言っても瀬戸内海にはあまりに多くの島が。。。
☆小豆島からの眺めは、実に子供の頃を再起させる懐かしい感覚が戻り、対岸のしまなみ海道をいつか走る事を祈願しました。さて。。。
- heidi77さん からの返信 2024/06/11 12:51:46
- Re: 倉敷~しまなみ海道~おだんご~
- salsaladyさん、こんにちは~
どこかにマイルの4つの候補によく高松が上がることが多く、高松になったら小豆島へ行きたいと前にホテル等調べたことがあります。
岡山からでも行けたけど、主人の「尾道まで1時間半で行ける」の一言で広島中心になり、オリーブ園の風車小屋やエンジェルロードには行けませんでした。
今回岡山辺りでホテルを探す際に、牛窓という所にサントリーニのような白とブルーのホテルがあって提案したけど、主人には刺さらず(^_^;)
あの真っ青な海と空に映えるサントリーニは憧れていて、行ってみたい場所の一つなのです♪
まっ、希望だけで終わりそうですが…
瀬戸内海の島々はどこから見ても良い景色だなぁと♪
穏やかな島や町の雰囲気がとても好きで、また直ぐにでも行きたいくらいです(^^)
コメントありがとうございました(*^^*)
heidi77
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