2024/05/23 - 2024/05/26
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2024年 韓国 順天・南原 その4
◇日程
〇 2024年5月23日(木) 広島→ソウル→順天
〇 2024年5月24日(金) 順天→楽安邑民俗村→順天
★ 2024年5月25日(土) 順天→南原→ソウル
〇 2024年5月26日(日) ソウル→広島
「予もいづれの年よりか、片雲の風に誘はれて、漂泊の思ひやまず」(松尾芭蕉)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- チェジュ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
3日目の土曜の朝。
順天から南原へは、KORAILアプリで購入していたチケットで移動した。
嫁隊長「あとは南原からソウルへ、KTXで帰ればひと安心ね。」
夫隊員「……」
嫁隊長「ちょっと! 南原からソウルのKTXチケットは?」
夫隊員「ない…」
嫁隊長には秘密にしていたが、3つ目の「ない」はゲット済だったのだ。
実は土曜のソウル行きチケットは、sold‐outだったのだ。
土日は、KTXの自由席を売ってないし、立ち席もあるかどうか…
最悪、高速バスで3時間我慢すればソウルに着く。それも無ければムグンファ号だ。
だめもとで、南原駅に着いて窓口で聞いてみた。
神駅員「ありますよ。席は離れますが…」
隊長・隊員「その手があったか!」
KORAILアプリで、「2人分」で検索していたから、『並びの席はない』とsold‐out表示だったんだ。南原駅 駅
-
15:53の、7号車と13号車の離れたチケットが買えて一安心。
地獄へ糸を垂らしてくれた神駅員に感謝だ。
早速「広寒楼苑」に移動しよう。
駅前にいたバスに聞いたら、「行くよ」だったので乗り込んだ。
10分ほど乗ると、「第一銀行バス停」で「ここだよ、あれが広寒楼苑北口」と教えてもらえた。 -
1人4,000ウォンを払って北口から入る。
入ってすぐに「烏鵲橋」がある。
ここは回遊式庭園だな。 -
「哲仁王妃」や「青春ウォルダム」等たくさんの時代劇で使われる庭だ。
青春ウォルダムで、後ろの亀の傍の、スモモの木(CG)が燃えてたな。 -
池には鯉が飼われているが、ちょうど恋の季節なのか、オスがメスに激しくプロポーズして水煙を立てている。
そういえば南原は「愛の南原」と呼ばれる町だ。 -
嫁隊長「ここ、お昼寝にちょうどいい東屋ね。木陰もあるし、水の音(鯉のプロポーズの爆音)もするし、三拍子そろったベストお昼寝スポットだわ。」
-
夫隊員「ここでのお昼寝はダメだ。何故ならここは世界遺産じゃない。我々は、世界遺産でのお昼寝回数の、ギネス申請を目指しているんだから。」
-
三つの島の木も、いい感じでくねっているな。
-
この建物(翫月亭)もよく時代劇に出てくるわ~
-
10:30から、南門で、結婚式が始まった。
-
新郎新婦役は、20年位前に結婚式を挙げたような人だった。
この庭園の職員さん?
それとも一般の人が、銀婚式のサプライズで奥さんにプレゼントするのかな?
う~ん… この配役は謎である。 -
先導役の男の子と女の子がかわいいよね、
もしかして、花婿花嫁役の子どもさん?
花嫁行列は、南門から「烏鵲橋」を通り、北門へと消えていった。
門を出てからも鉦や太鼓が鳴っていたので、そのまま市内を練り歩くのか? -
「翫月亭」の楼上で音楽が鳴っているので上がってみた。
この楼上は、「哲仁王妃」で主人公2人が初めて会った場所だな。
観客が集まると、パンソリを取り入れたコントが始まった。
地主(たぶん悪役)と、使用人(たぶん良い役)の2人が、観客に自分の主張を訴えて、観客の拍手で判決を決めるという45分のお芝居だ。
面白いことに、今回は、地主の方の拍手が多かった。
悪役ファンの私は、もちろん地主に拍手をした。 -
劇の途中で、私たちの目の前に座っていた観客のイケメン少年が、ステージに上がり、伝統太鼓とシンバルの演奏を始めた。
これが最高にクールだった! -
左手のスティックを逆手に持ち、時々肩を上げてポーズを決める。
右手のスティックを振り上げた姿は、まるで中世の騎士のよう。
中世の騎士……ナイト!
これは4つ目の「ない」と ではないか!
少年は2曲演奏し、指ハートを作って北門へ去っていった。
「ブラボー、ブラボー!」
きっと近所の子で、土日に登場するのだろう。 -
南門を出ると、河原は花盛りだった。
昇月橋の向こうには「春香テーマパーク」があるが、テーマパークとか、〇〇ランドは苦手なのでお邪魔しない。
妓生の娘「春香ちゃん」と、財閥の御曹司「夢龍」との胸キュン シンデレラストーリーである。 -
川沿いの道は、ミストが噴き出して、気持ちがいい。
-
嫁隊長「で、これからどこへ行くの?」
夫隊員「どぜうを食べに。」 -
南門から300mほど西に歩いて、『セチッチュオタン』というどぜう専門店へ。
この辺にはドジョウ専門店が集まっていて、「チュオタン横丁」と呼ばれている。
その中で、Googlemapでの評価が高かった店だ。 -
ドジョウ汁12,000ウォンと、ドジョウと荏胡麻の天ぷら(小)10,000ウォンを注文。
ドジョウは、初挑戦だから、期待大だ。 -
すぐに店員が、「どうじょ」と言いながら運んできた。
シレギという野菜と、すり潰したドジョウが入った味噌チゲだ。
トロミがあって、川魚の臭みは全くない。
途中から山椒も振っておいしく頂いた。
ドジョウと荏胡麻の天ぷらは、小骨はあるが、気にならない。
荏胡麻の香りも立って、これはうまい。
広島名物「小イワシの天ぷら」と両横綱だ。 -
他のパンチャンもすべて美味しかった。
-
ただ、皆の衆、気をつけなはれ!
ねぎの輪切りかと思って、汁にドサッと入れようとした青物は、青唐辛子の輪切りだった。こんなに食べたらトイレで火を噴くわ~
あっそうだ、帰りにトイレ行っとこ。
店員「トイレはないです。」
「ない!」
あの青唐辛子を出しておいてトイレがない!
皆さんどうしてるんだろ?
5つ目の「ない」をゲットして、釈然としない気持ちで店を出た。 -
トイレのないドジョウ屋から北に歩いていると、小さな公園があった。
韓国の公園といえば、トレーニング器具がある。
一通りの器具に乗って努力してみるのが、嫁隊長のルーティーンだ。 -
公園から東へ少し行くと、流行りの壁画で町おこしをしている一角があった。
東屋を中心に、曲水の宴ができるような水路があった。
歩いて火照った足を流水につけ、あ~極楽、極楽。 -
口からも極楽を注入!
スプーンは蓋に隠れていた。 -
東屋と、せせらぎと、白玉小豆かき氷。
これでバンコがあったらな~ -
南原も楽しかった。
イケメンの少年ナイトの太鼓、素晴らしかった。
トイレがなしでもすべてよし!
神駅員から買った15:53のKTXのチケットを握りしめ、ソウルへGO!
嫁隊長と離れられる2時間の一人旅を楽しもう。
←その3へ https://4travel.jp/travelogue/11906945
その5へ→https://4travel.jp/travelogue/11907308南原駅 駅
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