角館祭りのやま行事と温泉巡り

2023/09/06 - 2023/09/08

後生掛温泉と乳頭温泉で湯治の後、角館に寄りました。たまたま、「角館祭りのやま行事」（国指定重要無形民俗文化財、「ユネスコ無形文化遺産」に登録）が開催されていて、武者人形や歌舞伎人形をのせた曳山が巡行する日でした。また、武家屋敷の青柳家には解体新書の人体解剖図を描いた小田野直武の記録がありました。絵も何点かあり、見事な出来栄え。
旅程は、JRとバスで、
秋田空港ー秋田駅ー田沢湖駅ー後生掛温泉（泊）ー田沢湖ー乳頭温泉（泊）ー田沢湖駅ー角館ー秋田駅ー秋田空港

エリア 角館(秋田)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0

• 交通手段: 高速・路線バス JALグループ 新幹線
• 旅行の手配内容: 個別手配

秋田駅から徒歩15分ほど、久保田城のお堀の蓮の花。

城跡の千秋公園には秋田犬と触れ合える施設がありますが、寄らずに、巨大なぬいぐるみの撮影

なまはげのお面も。

JRとバスを乗り継いで、後生掛温泉へ。直接行くバスがなくなったので、あらかじめ予約しておいて近くのバス停まで迎えに来てもらう。インバウンドの影響もなく、静かに温泉を楽しむ。夕食もおいしかった。１週間ぐらい過ごしたい。

宿の前は、自然研究路。途中通行止めがあり、一周はできませんが、

あちこちから蒸気が上がり、

ボコボコと泥の下から吹き上げる。

田沢湖畔までもどり、乳頭温泉行きのバス待ち。好天。

カエル石というのがあるとのことなので、矢印に従い、道なき道を湖畔に降りる。草に覆われよくわからないが、カエルに似ていると言われれば似ている。

乳頭温泉の妙の湯に宿泊。女性に人気がありそうな宿。行き届いたサービス。食事もよい。

宿の近くに咲いていたリンドウ。

時間があるので寄った角館が今回のハイライトとなった。いくつかある武家屋敷の１つ、小野田家。

端正な武家屋敷がそのまま残っている。

こちらは青柳家。http://www.samuraiworld.com/index.php
中は広くて、武器蔵、郷土館などいろいろあります。

極めつけは、解体新書記念館。人体解剖図は、小田野直武という角館の武士が書いたそうです。秋田蘭画という一派を形成した（Wikipedia）そうですが、30才の若さで死去。

400年の歴史があるという「角館祭りのやま行事」の曳山巡行。各町内が施行を凝らした山車を曳いて回り、鉢合わせると、代表が前に出て話し合いをするよう。まとまらないと、以前はぶつけ合いをして、死傷者も出たとか。今は、夜にイベントとして実施。山車の前には着物を着た女性が乗り、踊りや歌もある。

ちょうど新ソバの収穫時期で、地元の赤い花を付ける「高嶺ルビー」と従来のソバの食べ比べ。おいしくいただきました。（そばきり長助さん）