2024/05/24 - 2024/05/25
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grasslandさん
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伊豆諸島の御蔵島でドルフィンスイムを2回体験。
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竹芝桟橋から東海汽船のフェリーで御蔵島へ。
竹芝桟橋 名所・史跡
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フェリーの2等室。4人スペースが右側にもあって、合計8名定員の部屋があてがわれたが、運良く一人利用できた。この部屋にはコンセントが2ヵ所とテレビがあった。
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翌朝、天気予報は曇りだったので諦めていたが、デッキに行ってみると、なんとか日の出が見えた。
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三宅島の伊ヶ谷港へ寄港し(三宅島には3つ港があり、当日の海況等でどの港にするか決定される)、御蔵島へ向かう。
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さばの背中の模様のような、さば雲が広がる。
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御蔵島。平地がほとんどない。
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御蔵島港の崖の上に、この島唯一の集落がある。
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御蔵島の港は波やうねりの影響を受けやすく、度々着岸できず欠航となる。この日も多少うねりがあったが、無事着岸。
なお、御蔵島は御蔵島観光協会のホームページによると「日帰りできません」とされている。技術的には東京発、三宅島経由の早朝着便で上陸し、八丈島から折り返してくる昼の便で三宅島・東京行きのフェリーに乗ることはできる(ただし、滞在時間は6時間程度しかない)。しかし、海況次第で八丈島からのフェリーが御蔵島に寄れない可能性もあり、その場合は、宿泊が必要になるが、宿泊施設の収容数に限りがあり、当日飛び込みでの宿泊ができない可能性もあるので、事前に宿泊予約をした人しか上陸できない建前になっている。あと、八丈島または三宅島へのヘリコプターが運航しているが、もちろん満席で乗れない可能性がある。 -
東京(竹芝)-三宅島-御蔵島-八丈島航路で使われている大型フェリーの橘丸。黄色い船体が特徴。
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皆さん宿泊予約をしているので、港から宿のお迎えの車で送迎してもらえる。
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宿にチェックイン後、1時間半ちょっと休憩し、ドルフィンスイムへ。出港後、10分もかからずイルカ発見。イルカの泳いでいく進行方向に先回りして、船長の指示のもと入水。
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自分の目ではイルカを見失っていても(基本的に背びれを出すのは呼吸をする短い時間だけ)、船長はどこにイルカがいて、船までどのくらいの距離にいるか把握しているので、どちらの方向からイルカがやってくるか教えてもらえる。イルカは集団で行動しており、水も澄んでいるのでイルカの群れがこちらに近付いてくるのをわりと簡単に見付けることができた。
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泳ぐ速さはさほどなかったが、人間より断然泳ぐのが早いので、群れについて泳いでもどんどん引き離されてしまう。なかには、好奇心のあるイルカがいて、人間に近付いてきてくれるものもいる。このように、あまりに近すぎて半分くらいしか写らない距離まで近付いてきたりもした。
入水して3分程度でイルカ達は通過していき、船長の指示のもと船に戻った。
そして、また次のイルカ達を探して船を進め(同じ群れを探すとは限らない)、イルカを発見したら入水、イルカが遠ざかって行ったら船に乗って移動を繰り返した。 -
赤ちゃんイルカもいた。泳いでいる時は気付かなかったが、この親子(母親の背びれが特徴的)には、再会することになる。
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私は潜水ができないので、イルカ達と戯れることはできなかったが、潜水できる人達は、思い思いにイルカ達と戯れていた。
イルカは群れで行動し、一つの群れに10頭以上はおり、なかには20頭以上いることも。ただ、その様子が分かるまともな写真は撮れなかった。
出港から帰港までの時間は約1時間半で、5回イルカと泳ぐことができた。
そして、午後のドルフィンスイムも空きがあるとのことで参加することにした。 -
宿に戻り着替えて、御蔵島村郷土資料館へ。入館料は100円と安いが、展示物はほとんどない。こちらの御蔵島の四季を紹介した映像がメインだったような感じ。
御蔵島村郷土資料館 名所・史跡
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展示内容は、幕末の文久3年(1863年)に御蔵島に座礁したアメリカ商船ヴァイキング号関連(救助し交流を行った)、民具の展示、島の年表、縄文時代のものと考えられているゾウ遺跡で発掘された土器の破片や神津島産の黒曜石片の展示なんかもあった。
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島の年表の一部。1993年(平成5年)にイルカウォッチングが始まるとある。
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御蔵島では山(森)を歩くには基本的にガイドが必要だが、黒崎高尾展望台へのコースとこの後に歩くタンテイロコースはガイドを付けなくて歩いても可。ただ、黒崎高尾展望台は、展望台直下で土砂崩れがおきたため、安全性が確認できるまで立入禁止状態。御蔵島村郷土資料館に貼られていた写真を見る感じでは、このまま閉鎖になりそうなくらい展望台直下の山肌が崩落している。
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集落を散策。御蔵島では自転車を持ち込んでも乗ることは禁止となっているが、急坂だらけで、上るのは大変、下るのは危険なので、自転車禁止なのも納得。
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御蔵島村役場前にあるイルカの乗った青いポスト。
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タンテイロ巨樹の森をトレッキング。集落から近いタンテイロコースはガイドを付けなくても歩ける。ただし、距離は短い。
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1m以上はありそうなヘビがいた。
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立派な木。巨樹の森と名付けられただけあって、こういった大きな木がこのコースの見所。
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竹も結構あったのは意外だった。
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シイタケ栽培の木組みか?この辺りで踏み跡がなくなったので戻る。
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さっき歩いた場所と違う方面にも踏み跡があったので、そちらも歩くがやはり途中で踏み跡がおぼつかなくなり引き返す。
コース入口の地図には、「豊穣のシンボル小石の円座」、「神さんの木」、「古代祭祀遺跡と思わせる磐境(いわさか)風の場所」がコースの折り返し地点にあったが、どこがその場所か分からなかった。 -
歩いたコース。階段状になっているところもあるが、足元の悪い道。ズボンの裾も汚れた。入口の地図によると、入口の標高が標高約130mでコース折り返し地点(私はどこがその場所か分からなかった)の標高が約200mになっていた。
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集落にあった玉石垣。
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八丈島発のフェリー(橘丸)が御蔵島に寄港し、三宅島そして東京へ向かうところ。
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午後のドルフィンスイムに参加。港を出て15分程度で最初のスイム。
好奇心のあるイルカも多く、潜れない私でも大いに楽しめた。 -
今回も午前同様、イルカの進行方向に先回りをして入水。追いつけないくらい離れてしまったら船に乗って次のイルカの群れを探すを繰り返す。
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人間に興味を示さないイルカの方が多いが、イルカ達同士でコミュニケーションをとっていたり、背中を下にしたまま遊んでいるように泳いでいたり、そういった姿を見ているだけでも楽しい。また、イルカ達の発する高周波の鳴き声?も度々聞こえてきたりする。
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御蔵島周辺の海域には御蔵島からだけではなく、三宅島からもドルフィンスイムの船が出張してき、少なくとも7艘の船をみかけた(船の大きさからしてそのうち1艘が三宅島からの船)。一つのポイントでは一つの船しかドルフィンスイムをできないルールがあるようで、イルカの群れを最初に発見した船が早い者勝ちでドルフィンスイムを行う。ただ、イルカは絶えず移動しているので、ドルフィンスイムをしている船の近くを通り越し、そのイルカの群れの進行方向に先回りして、スタンバイすることは可能(ただ、スタンバイした場所にやってくるかは分からない=船長の経験による勘次第)。したがって、一つの群れを複数の船が順番にスイムする形になる。あるいは、あくまでも船長の判断にはなるが、混雑している場所では、他の船が最初に見付けた群れではなく、別の群れを自力で探すこともある。
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入水してもなかなかイルカを自分で見付けられないこともあり、その時は顔を上げて船長の方を見ていると、船長がイルカのいる方向を指し示して教えてくれた。中には、船長もイルカを見失い(イルカが潜ってしまうこともあるので)、入水してもイルカを見られず船に戻ることもあった。
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イルカだけでなくウミガメも見られた。
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港へ戻りがてらイルカの群れを見付け、最後の入水。こちらの親子は、午前中にも見た親子。母親は「ジョー」と名付けられたイルカで、背びれの欠け方に特徴があるので分かりやすい。
午後の回は、出港から帰港まで約2時間。ドルフィンスイムした回数は8回くらい。 -
宿に戻り、小休憩した後、再度島を散策。
稲根神社の参道横にあるヴァイキング号記念碑。バイキング号記念碑 名所・史跡
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左へ、稲根神社の参道。右の参道の先には三宝神社がある。
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稲根神社。玉垣が特徴的。
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小さな集落だが、こういった祠が点在していた。
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村営バンガロー近くにある展望台で夕日を眺める。
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夕焼けは広範囲には広がらなかったが、まあまあきれいだった。
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翌朝、東京方面から三宅島経由で来るフェリー(橘丸)は海上時化のため御蔵島は欠航。三宅島から八丈島へ向かう黄色い橘丸の船体が沖合いを通り過ぎていく。
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集落の南のはずれにある西川水飲み場。飲めるようで、ペットボトルに給水。
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アシタバ(明日葉)らしき草が道路脇に生えている。
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鳥の尾と名付けられた展望地。港方面に開けているが、開けている角度は狭い。
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御蔵島の密林。
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朝の東京からのフェリーは海況不良のため、御蔵島をスルーして八丈島へ行ってしまったが、昼の八丈島から東京行きの便はどうなることやら。
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約15分遅れでやってきたが無事接岸。
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御蔵島を後にし、次の目的地の三宅島へ。
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