2025/09/18 - 2025/09/19
85位(同エリア104件中)
Willさん
念願の青ヶ島、車の運転ができないため歩いて島を廻る。今回は断崖絶壁の孤島につき息子も同行。天候良く、予定通りに行って帰ってこれました。ANA昼便で八丈島一泊、ヘリで青ヶ島一泊、ヘリで八丈島に帰還し更に一泊し、橘丸で帰京。全4日間。本編は青ヶ島編です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 1.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- ANAグループ 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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八丈島から無事ヘリで青ヶ島に到着。会社員の青ヶ島行で必要なのはまずヘリの予約。ヘリのチケット取りは旅行予定日の1か月前の朝9時の電話かけから始まる。予約がとれる時もとれない時もある。今回、行きのヘリの予約はスムーズに取れましたが、2泊して帰る日のヘリがとれなかったので、青ヶ島で1泊となりました。写真は乗ってきたヘリが青ヶ島から八丈島に戻るところ。ヘリの離発着時にはスマホは使えません。ヘリは最初プロペラを回すときの高音がすごく、かつ常に小刻みにゆれます。苦手な方は耳栓や酔い止めがあるとよいかも。ヘリはすべての荷物(手荷物も預け荷物も)の重量を図り、5㎏を超えると課金されます。このためできるだけ荷物は軽量にしましたが、それでも一人6㎏オーバーしていました。八丈島空港のロッカー(24時間300円)に預けることもできますが、帰りのヘリが欠航して船で帰る場合は荷物が空港にあると困ると思い、課金してすべての荷物を青ヶ島に持ち込みました。
青ヶ島ヘリポート 乗り物
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ヘリの予約がとれたら次は宿と八丈島までの交通手段の手配です。宿は民宿で電話予約。かいゆう丸さんの予約が取れました。八丈島まではANAで前泊(ヘリの予約を取るときに同日のANA朝便で来る場合、ANAが遅れるとヘリに乗れず当日キャンセル扱いになると念を押されます)。これまでにANAの朝便で2回夏の八丈に来たことがありますが、いつも条件付きだったので、今回は大事をとって昼便を予約しました。ヘリの予約をとってからのANAの予約なので、最安セール料金のチケットはその時点で販売していないことに注意しましょう。
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ヘリポートの待合所に青ヶ島の地図があるのでもらいましょう。ヘリポートから徒歩5分程で民宿かいゆう丸さんに到着。前日に八丈島から電話し、ひんぎゃ用のお昼弁当(の材料)をお願いしておきました。それをもって11時頃ひんぎゃへと徒歩で出発。暑い日でした。
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途中で名主屋敷跡による。還住を果たした佐々木二郎太夫さんのお住まいだったそうです。
佐々木次郎太夫の家 名所・史跡
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玉石の石垣が続き、オオタニワタリや植物でいっぱい。
佐々木次郎太夫の家 名所・史跡
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ひんぎゃに向かう途上でこんな絶景が何度も見れます。本当に素晴らしい。
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丸山が見えてきました。実物はやっぱりすごい!
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平成流し坂トンネルを抜けていく。一車線で声が反響します。右に入る横道(徒歩の近道)は通行止めなので、トンネルを歩いていきます。
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トンネルを抜けてひんぎゃまでの歩きが大変でした。外輪山のふちから丸山に向かって火口を降りていくのですが、思った以上に時間がかかり、かつ外輪山の中は風があまり吹かないのでとても暑い。でもキャンプ場までの道の両脇にはオオタニワタリが群生していて、右にも左にもずっと奥にもオオタニワタリが!オオタニワタリの群生は八丈島では(多分)見れないと思います。ここ青ヶ島まできてやっと見れる光景。私はオオタニワタリがとても好きなので、ちょっと元気づけられました。
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キャンプ場を通過するとひんぎゃが見えてきます。キャンプ場はものすごく大自然な感じで、平成生まれの息子はとてもここでキャンプはできない、とつぶやいていました。
村営キャンプ場 キャンプ場
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やっとの思いで地熱釜に到着。ひんぎゃの蒸気を利用しているこの地熱釜にお弁当の材料を設置し、フタをして、下の赤いバルブをまっすぐにする。フタの上には合図の石を置く。まわりにはねこが3匹。横のひんぎゃからも時々蒸気が出てきます。この地熱釜はヤマスタのチェックインポイントなので、忘れずにチェックインする。
池之沢噴気穴群 自然・景勝地
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天からの太陽エネルギーとひんぎゃの地熱の相乗効果で地熱釜付近はものすごい暑さ。隣のサウナは午後4時からなので昼は閉まっており、冷房がきいている建物は周囲に皆無。自販機(サウナ入口の外)は旧札と小銭しか使えず(新札使用できず)、トイレの手洗水も熱い。ひんぎゃの思い出といえば、ものすごい熱さと猫。
池之沢噴気穴群 自然・景勝地
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くさやとソーセージと卵。20分程すぎれば食べれるかと。いも類は40分くらいで食べられました。
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上の写真と合わせて二人分ですが、さつまいもとじゃがいもが大きくてものすごいボリューム。ひんぎゃの塩とマヨネーズつき。軍手とトングとアルミ皿等は自宅から持参しましょう。食材達は中までとても熱くなっていて、素手ではとてもつかめません。さつまいもは3時間位たってもまだ暖かくて驚きました。キャンプ場からここまでの途中に東屋があるのですが、そこに持っていって食べればよかったと後で思いつきました。地熱釜の周囲にはいすも机もないので、(仕方なく)釜横の平たいスペースに食材を置いて立って食べたのですが、猫もありもいっぱいいて落ち着かなかった。そしてとにかく熱い。
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当初は丸山遊歩道を歩こうと思っていましたが、あまりの暑さと坂道による消耗で断念。ひんぎゃからトンネルまでは登り坂なのでとてもきつい。トンネルを超えたところで青ヶ島の方の車に載せていただき、十一屋酒屋までお世話になりました。どうもありがとうございました。このお店で牛祭りTシャツ160㎝と青酎を購入でき、超ハッピー。冷たい飲み物でまずは大自然からの無事の生還を息子と乾杯しました。
十一屋酒店 グルメ・レストラン
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一度宿に帰って荷物を置き、大凸部にむかう。こちらの遊歩道は歩きやすいです。
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大凸部からの丸山。ちょっとかすんでいますが絶景です。ここもヤマスタのチェックインポイント。ひんぎゃで食べきれなかったさつまいも(まだ暖かい)をいただく。写真では表現できていませんが、外輪山が広く大きくて、周囲は紺色の海で、ものすごい絶景。丸山の茶色部分は先ほどの激熱ひんぎゃ。
大凸部 自然・景勝地
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右側を見ると海に夕日が。三宝港上部のがけ崩れ止めらしきコンクリートも見えます。
大凸部 自然・景勝地
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宿で夕食。おかみさんの料理はすべておいしいです。青酎のはなたれ1/2量1000円をロックでいただく。アルコール度数60度で、ここかいゆう丸と居酒屋一人さんでしか飲めません。ゆっくりゆっくりいただきました。このあと居酒屋一人さんで青酎を1杯飲んだあと、ヘリポートで見た星空はすごかったです(写真はありませんが)。
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翌朝早起きし、朝焼けの中、尾山展望公園へ向かう。
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尾山展望公園。昨日のハードな道のりに比べたら気楽に来ることができる道のり。しかし絶景です。丸と青をテーマにしたモニュメント(?)も味があってよい。
尾山展望公園 名所・史跡
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朝もやの中、ひんぎゃからもくもくの蒸気が出ていました。こりゃ熱いわけだなーと納得。ひんぎゃの蒸気は出たりやんだりしていました。
尾山展望公園 名所・史跡
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東台所神社へ向かいます。こちらも道のりは歩きやすいです。
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東台所神社のちょうや(社屋)を抜けると赤い本殿が。青ヶ島では、鳥居や建物の周囲には大きなくもの巣や虫があちこちにいるので、登山用ポールや枝などではらうと良いです。もしくはくぐり抜ける。
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奥のイシバ様のあたりから丸山が見えるポイントがあります。拝殿の横にはソテツの巨樹。人々の信仰が息づいています。こちらは今は縁結びの神様なので、良縁を祈ります。
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大凸部方面への道の途上にある鳥居からこの玉石の道(シダでおおわれている)を登ってきても東台所神社に来れますが、絶対に、例え多少の回り道でも、尾山展望公園からの遊歩道を使って来るほうがよいと思います。
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外輪山のとんがり。スマホのカメラでは外輪山の全容を撮れませんが、外輪山全体と丸山の組み合わせを実際に自分の目で見ると、本当に感動します。ひんぎゃも時々もくもくしてるし。
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朝ごはんまで時間があるので、神子の浦展望広場にも行ってみる。その途上、還住を果たした佐々木二郎太夫さんの像と新島のモヤイ像。苦難の上にも帰還を果たす引力がこの島にはあったのだなぁと実感。
佐々木次郎太夫の碑 名所・史跡
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神子の浦展望広場。下の海岸に玉石が見えますが、この玉石を神社やお屋敷まで一つずつ運んできたとは…。
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朝ごはんを食べた後に村役場に行き、無事ヤマスタの青ヶ島缶バッジをもらいました。急ぎ宿に帰ってチェックアウトし、ヘリポートへ向かう。天候良く、ヘリは就航。帰りも一人6㎏の課金を払う。少し時間があったので、ヘリポート近くの金毘羅神社で青ヶ島の神様に無事旅行ができたことを感謝しました。そしてヘリは定刻通りに飛び、無事八丈島に帰還しました(ぜひ八丈島の前泊・後泊の記録もお読みください)。
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