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2024年東欧のイースターは5月5日。その前後の休暇を利用して、シチリア島を訪れた。<br />4日目はカターニア市内をのんびりと散策。<br />写真は「象の噴水(Fontana dell&#39;Elefante)」と「聖アガタ大聖堂(Basilica Cattedrale di Sant&#39;Agata)」

番外編 2024年シチリア島旅行 4日目2024年5月6日(月) カターニア市内を散策

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2024/05/06 - 2024/05/06

148位(同エリア159件中)

ゴン太さん

この旅行記のスケジュール

2024/05/06

この旅行記スケジュールを元に

2024年東欧のイースターは5月5日。その前後の休暇を利用して、シチリア島を訪れた。
4日目はカターニア市内をのんびりと散策。
写真は「象の噴水(Fontana dell'Elefante)」と「聖アガタ大聖堂(Basilica Cattedrale di Sant'Agata)」

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  • 旅行4日目。観光は今日が早くも最終日。

    旅行4日目。観光は今日が早くも最終日。

    エトネア通り 散歩・街歩き

  • 日頃の行いが良いのだろうか?カターニアに来てから3日間快晴続きだ。2日後からは天気が崩れ、雨が続く予報。今回の旅は本当に天気に恵まれた。

    日頃の行いが良いのだろうか?カターニアに来てから3日間快晴続きだ。2日後からは天気が崩れ、雨が続く予報。今回の旅は本当に天気に恵まれた。

  • 今日は市内を散策するのでのんびりと起床し、ゆっくりと朝食を食べ、9時ちょうどにB&amp;Bを出発。まずはエトネア通りを北へ。徒歩約5分の「ベッリーニ庭園(Villa Bellini)」に向かう。<br />ヴィンチェンツォ・ベッリーニ(Vincenzo Bellini)はオペラの作曲家として有名で、ユーロ導入前の5000リラ紙幣に肖像が使われていた人。・・って、高尚な音楽に興味のない我が家は全く知らない人なのだけど(汗)。

    今日は市内を散策するのでのんびりと起床し、ゆっくりと朝食を食べ、9時ちょうどにB&Bを出発。まずはエトネア通りを北へ。徒歩約5分の「ベッリーニ庭園(Villa Bellini)」に向かう。
    ヴィンチェンツォ・ベッリーニ(Vincenzo Bellini)はオペラの作曲家として有名で、ユーロ導入前の5000リラ紙幣に肖像が使われていた人。・・って、高尚な音楽に興味のない我が家は全く知らない人なのだけど(汗)。

    ベッリーニ公園 広場・公園

  • 庭園の上に上るとエトナ山が見えるビューポイントがある。

    庭園の上に上るとエトナ山が見えるビューポイントがある。

  • エトナ山をアップで撮影。

    エトナ山をアップで撮影。

  • 庭園を歩く猫。この島は思ったよりも猫が少ない。

    庭園を歩く猫。この島は思ったよりも猫が少ない。

  • 庭園からB&amp;Bを通り過ぎ、徒歩20分ほど南下して、「マッシモ・ベッリーニ劇場(Teatro Massimo Bellini)」へ。ベッリーニの功績を記念して1890年に建てられたオペラハウスだ。内部の装飾が素晴らしいとのことだが(イタリア語のガイドツアーに参加しなければならないので入る気はなかったのだが)、月曜日は休館らしく入り口も閉まっている。

    庭園からB&Bを通り過ぎ、徒歩20分ほど南下して、「マッシモ・ベッリーニ劇場(Teatro Massimo Bellini)」へ。ベッリーニの功績を記念して1890年に建てられたオペラハウスだ。内部の装飾が素晴らしいとのことだが(イタリア語のガイドツアーに参加しなければならないので入る気はなかったのだが)、月曜日は休館らしく入り口も閉まっている。

    ベッリーニ劇場 劇場・ホール・ショー

  • ベッリーニ劇場からエトネア通りに戻る途中で見つけたエトナ山噴火の絵?写真?。

    ベッリーニ劇場からエトネア通りに戻る途中で見つけたエトナ山噴火の絵?写真?。

  • ベッリーニ劇場から徒歩6-7分でエトネア通りに出て「コレッジャータ聖堂(Basilica della Collegiata)」へ。1794年に建てられたシチリア・バロック様式の教会。一昨日、前を通った時には結婚式が行われていた。

    ベッリーニ劇場から徒歩6-7分でエトネア通りに出て「コレッジャータ聖堂(Basilica della Collegiata)」へ。1794年に建てられたシチリア・バロック様式の教会。一昨日、前を通った時には結婚式が行われていた。

  • 聖堂から南に向かうとすぐに「大学広場(Piazza Università)」に着く。四方が見渡せる明るく開放感のある広場だ。まずは東側~南側。左の建物は「サン・ジュリアーノ宮殿(Palazzo San Giuliano)」。18世紀に建設された貴族の宮殿で皇帝や国王もここに宿泊したとか。その右奥に見えるクーポラは「聖アガタ修道院教会(Chiesa della Badia di Sant&#39;Agata)」のものだ。

    聖堂から南に向かうとすぐに「大学広場(Piazza Università)」に着く。四方が見渡せる明るく開放感のある広場だ。まずは東側~南側。左の建物は「サン・ジュリアーノ宮殿(Palazzo San Giuliano)」。18世紀に建設された貴族の宮殿で皇帝や国王もここに宿泊したとか。その右奥に見えるクーポラは「聖アガタ修道院教会(Chiesa della Badia di Sant'Agata)」のものだ。

  • 大学広場の南~西。エトネア通りの奥には「ウヅェダ門(Porta Uzeda)」が見える。右の建物は「カターニア大学(Università degli Studi di Catania)」。17-18世紀にかけて建てられ、現在でも学長執務室として使われているそうだ。

    大学広場の南~西。エトネア通りの奥には「ウヅェダ門(Porta Uzeda)」が見える。右の建物は「カターニア大学(Università degli Studi di Catania)」。17-18世紀にかけて建てられ、現在でも学長執務室として使われているそうだ。

  • 大学広場の西~北。右のピンク色の建物は「ジョエニ宮殿(Palazzo Gioeni)」。1743年にシチリア・バロック様式で建てられた公爵の邸宅で、ゲーテもここに泊まったそうだ。今はカジュアルファッションのベネトンが入っている。

    大学広場の西~北。右のピンク色の建物は「ジョエニ宮殿(Palazzo Gioeni)」。1743年にシチリア・バロック様式で建てられた公爵の邸宅で、ゲーテもここに泊まったそうだ。今はカジュアルファッションのベネトンが入っている。

  • 大学広場の北~東。ジョエニ宮殿のエントランスの左にはブロンズ像が見える。<br />(以上4枚の写真は動画から切り出したもの。)<br /><br />※「大学広場」で撮影した動画のリンクは<br />https://youtu.be/eYcZh_YoJ8U<br />(「動画を再生できません」と表示されていても、上の青いリンクをクリックするか、YouTubeで見る をクリックすると再生される。)

    大学広場の北~東。ジョエニ宮殿のエントランスの左にはブロンズ像が見える。
    (以上4枚の写真は動画から切り出したもの。)

    ※「大学広場」で撮影した動画のリンクは
    https://youtu.be/eYcZh_YoJ8U
    (「動画を再生できません」と表示されていても、上の青いリンクをクリックするか、YouTubeで見る をクリックすると再生される。)

  • 「サン・ジュリアーノ宮殿」をパノラマで撮影。

    「サン・ジュリアーノ宮殿」をパノラマで撮影。

  • 「カターニア大学」をパノラマで撮影

    「カターニア大学」をパノラマで撮影

  • エトネア通りをさらに南下すること2分、「ドゥオーモ広場(Piazza del Duomo)」に到着。ここで最も有名なのはカターニアのシンボル、18世紀前半に作られた「象の噴水(Fontana dell&#39;Elefante)」だ。我が家が宿泊しているB&amp;Bの名前もここから付けれれている。周囲は工事中で柵に覆われていて近づけないのが残念。写真は噴水を北側から撮影。

    エトネア通りをさらに南下すること2分、「ドゥオーモ広場(Piazza del Duomo)」に到着。ここで最も有名なのはカターニアのシンボル、18世紀前半に作られた「象の噴水(Fontana dell'Elefante)」だ。我が家が宿泊しているB&Bの名前もここから付けれれている。周囲は工事中で柵に覆われていて近づけないのが残念。写真は噴水を北側から撮影。

    ドゥオーモ広場 (カターニア) 広場・公園

  • 噴水を東側(正面)から撮影。象の背中には高さ3.66mのオベリスクが載っている。オベリスクの上には地球儀が載っていて、その右には「殉教」を表すヤシの葉の冠、左には「純潔」を表すユリの枝があり、さらに上には聖ペテロに捧げられた碑文が刻まれた金属板がある。

    噴水を東側(正面)から撮影。象の背中には高さ3.66mのオベリスクが載っている。オベリスクの上には地球儀が載っていて、その右には「殉教」を表すヤシの葉の冠、左には「純潔」を表すユリの枝があり、さらに上には聖ペテロに捧げられた碑文が刻まれた金属板がある。

  • 噴水を西側から撮影。後ろの建物は「聖アガタ大聖堂(Basilica Cattedrale di Sant&#39;Agata)」。これもカターニアのシンボルの一つだ。

    噴水を西側から撮影。後ろの建物は「聖アガタ大聖堂(Basilica Cattedrale di Sant'Agata)」。これもカターニアのシンボルの一つだ。

  • 「聖アガタ大聖堂」は18世紀前半に建てられたバロック様式の建築物で、オリジナルは11世紀後半に古代ローマ時代の「アチリアーネ浴場」の遺跡の上に建てられた。

    「聖アガタ大聖堂」は18世紀前半に建てられたバロック様式の建築物で、オリジナルは11世紀後半に古代ローマ時代の「アチリアーネ浴場」の遺跡の上に建てられた。

  • ファザードを見上げると「なかなか大きいな。」と驚く。

    ファザードを見上げると「なかなか大きいな。」と驚く。

  • 大聖堂の敷地に入ったら、建物に入る前に右手に進む。

    大聖堂の敷地に入ったら、建物に入る前に右手に進む。

  • というのは、大聖堂の地下にある古代ローマ時代の「アチリアーネ浴場(Terme Achilliane)」の遺跡を見学するためだ。入場料は3ユーロ。面倒くさいのは、イタリアあるあるで入り口に入場券売り場がなく、入場券をチェックするおばさんが立っているだけ。売り場の場所をイタリア語で教えてくれたが、ちんぷんかんぷんで困っていたところ、親切なお姉さんが売り場まで連れて行ってくれた。入場券は外に出て南に50mほど進んだ「ウヅェダ門(Porta Uzeda)」のすぐ手前左手(大聖堂の隣の建物)にある「カターニア教区博物館(Museo Diocesano Catania)」の受付で売ってくれる。実は遺跡入り口のこの看板にその説明が書いてあるのだけれど、イタリア人以外に読めるわけがない。「イタリアに来るなら、イタリア語を勉強してから来い。」ということかな・・。

    というのは、大聖堂の地下にある古代ローマ時代の「アチリアーネ浴場(Terme Achilliane)」の遺跡を見学するためだ。入場料は3ユーロ。面倒くさいのは、イタリアあるあるで入り口に入場券売り場がなく、入場券をチェックするおばさんが立っているだけ。売り場の場所をイタリア語で教えてくれたが、ちんぷんかんぷんで困っていたところ、親切なお姉さんが売り場まで連れて行ってくれた。入場券は外に出て南に50mほど進んだ「ウヅェダ門(Porta Uzeda)」のすぐ手前左手(大聖堂の隣の建物)にある「カターニア教区博物館(Museo Diocesano Catania)」の受付で売ってくれる。実は遺跡入り口のこの看板にその説明が書いてあるのだけれど、イタリア人以外に読めるわけがない。「イタリアに来るなら、イタリア語を勉強してから来い。」ということかな・・。

  • カターニア市内には古代ローマの浴場跡が3つあり、ここはそのうちの一つ。説明板によれば、西暦2世紀に建てられたものとのこと。ここから階段を降りて地下に入る。

    カターニア市内には古代ローマの浴場跡が3つあり、ここはそのうちの一つ。説明板によれば、西暦2世紀に建てられたものとのこと。ここから階段を降りて地下に入る。

  • トルコに住んでいた時に訪れたイスタンブルの「地下貯水池」に雰囲気がよく似ている。トルコのほうが数十倍大きかったけど。

    トルコに住んでいた時に訪れたイスタンブルの「地下貯水池」に雰囲気がよく似ている。トルコのほうが数十倍大きかったけど。

  • 発掘されているのはほんの一部で、大部分はドゥオーモ広場や周囲の建物の下に埋まっているらしく、あっという間に見学は終わってしまう。

    発掘されているのはほんの一部で、大部分はドゥオーモ広場や周囲の建物の下に埋まっているらしく、あっという間に見学は終わってしまう。

  • 地上に上がり、大聖堂に入ってみる。

    地上に上がり、大聖堂に入ってみる。

  • さきほど古代ローマ浴場のチケットを買いに行った建物の先が「ウヅェダ門(Porta Uzeda)」。1695年に建てられたもので、スペイン総督ウゼダ公ジョバンニ フランチェスコ パチェコ (デ ウセダ公) に敬意を表して命名されたとのこと。この門の外の先に、一昨日シラクーサからのバスを降りた「ボルセリーノ広場(Piazza Borsellino)」がある。

    さきほど古代ローマ浴場のチケットを買いに行った建物の先が「ウヅェダ門(Porta Uzeda)」。1695年に建てられたもので、スペイン総督ウゼダ公ジョバンニ フランチェスコ パチェコ (デ ウセダ公) に敬意を表して命名されたとのこと。この門の外の先に、一昨日シラクーサからのバスを降りた「ボルセリーノ広場(Piazza Borsellino)」がある。

  • 広場に戻って2-30m西に進むと「アメナーノの噴水(Fontana dell’Amenano)」がある。アメナーノ川はエトナ山が噴火した際の溶岩が蓋をしてしまい、市内では地下を流れているのだが、ここでだけ川が見られるとか。この噴水の右を進むとすぐに「カターニアの魚市場(Pescheria di Catania)」がある。

    広場に戻って2-30m西に進むと「アメナーノの噴水(Fontana dell’Amenano)」がある。アメナーノ川はエトナ山が噴火した際の溶岩が蓋をしてしまい、市内では地下を流れているのだが、ここでだけ川が見られるとか。この噴水の右を進むとすぐに「カターニアの魚市場(Pescheria di Catania)」がある。

  • 魚市場の入り口で商売をしているおじさん。おじさんの前の机に載っているのはカジキマグロの頭。でかいなあ。カターニアに着いた日に夕食を食べた「Scirocco Sicilian Fish Lab」は、おじさんの右上の赤い屋根のところだ。

    魚市場の入り口で商売をしているおじさん。おじさんの前の机に載っているのはカジキマグロの頭。でかいなあ。カターニアに着いた日に夕食を食べた「Scirocco Sicilian Fish Lab」は、おじさんの右上の赤い屋根のところだ。

  • 朝食がゆっくりだったのであまりお腹が空いていないが、ここまで来たので昼食は「Scirocco Sicilian Fish Lab」で軽めに。おじさんのマグロに刺激されて、生のマグロも入っているツナサンド8ユーロとプリプリのエビが入っているエビサンド7.5ユーロ。ジュースはこの店のオリジナルなのでそれぞれ2.5ユーロでちょっと高いがおいしい。特にレモンスカッシュはレモンが濃くて最高。途中まで食べてから撮影したので食べかけで失礼します。

    朝食がゆっくりだったのであまりお腹が空いていないが、ここまで来たので昼食は「Scirocco Sicilian Fish Lab」で軽めに。おじさんのマグロに刺激されて、生のマグロも入っているツナサンド8ユーロとプリプリのエビが入っているエビサンド7.5ユーロ。ジュースはこの店のオリジナルなのでそれぞれ2.5ユーロでちょっと高いがおいしい。特にレモンスカッシュはレモンが濃くて最高。途中まで食べてから撮影したので食べかけで失礼します。

  • 昼食後、のんびり歩き10分弱で「ロマーノ劇場(Teatro Antico greco-romano di Catania)」へ。普通の街のど真ん中で、入り口はただのビル。看板はあるもののこんなところに古代遺跡があるとは全く想像もつかない。

    昼食後、のんびり歩き10分弱で「ロマーノ劇場(Teatro Antico greco-romano di Catania)」へ。普通の街のど真ん中で、入り口はただのビル。看板はあるもののこんなところに古代遺跡があるとは全く想像もつかない。

    ローマ劇場 劇場・ホール・ショー

  • 騙されたような気持ちで入場料7ユーロを払って建物の中へ。するとびっくり、確かに大きな劇場がある。

    騙されたような気持ちで入場料7ユーロを払って建物の中へ。するとびっくり、確かに大きな劇場がある。

  • 西暦2世紀の建てられたこの劇場は直径98m、収容人数は7000人でシラクーサやタオルミーナの劇場に比べるとこじんまりとしている。(写真は動画から切り出したもので、上下が欠けている。)<br /><br />※「ロマーノ劇場」の観客席中段から撮影した動画のリンクは<br />https://youtu.be/eHZo_K14Lng<br />(「動画を再生できません」と表示されていても、上の青いリンクをクリックするか、YouTubeで見る をクリックすると再生される。)

    西暦2世紀の建てられたこの劇場は直径98m、収容人数は7000人でシラクーサやタオルミーナの劇場に比べるとこじんまりとしている。(写真は動画から切り出したもので、上下が欠けている。)

    ※「ロマーノ劇場」の観客席中段から撮影した動画のリンクは
    https://youtu.be/eHZo_K14Lng
    (「動画を再生できません」と表示されていても、上の青いリンクをクリックするか、YouTubeで見る をクリックすると再生される。)

  • 観客席最上段の中央部より劇場全体を撮影。周囲には現代の建物が「食い込んで」いる。1959年までは、この劇場の上にも普通に家屋が建っていたとのこと。そこに住んでいた住人はどんな気持ちだったのだろうか?

    観客席最上段の中央部より劇場全体を撮影。周囲には現代の建物が「食い込んで」いる。1959年までは、この劇場の上にも普通に家屋が建っていたとのこと。そこに住んでいた住人はどんな気持ちだったのだろうか?

  • 劇場の西端の観客席横から観客席の裏に出ると、すぐ隣に「オデオン:音楽堂(Odeon Romano)」がある。

    劇場の西端の観客席横から観客席の裏に出ると、すぐ隣に「オデオン:音楽堂(Odeon Romano)」がある。

  • 収容人数は1500人とオデオンにしては大きめ。ローマ劇場自体を見学している観光客が少ないので、オデオンにはほとんど誰も来ない。しかし、ここももすばらしい遺跡だ。

    収容人数は1500人とオデオンにしては大きめ。ローマ劇場自体を見学している観光客が少ないので、オデオンにはほとんど誰も来ない。しかし、ここももすばらしい遺跡だ。

  • オデオンの舞台から観客席を見上げる。(写真は動画から切り出したもの。)<br /><br />※「オデオン」を舞台から撮影した動画のリンクは<br />https://youtu.be/bMb5NGZXV84<br />(「動画を再生できません」と表示されていても、上の青いリンクをクリックするか、YouTubeで見る をクリックすると再生される。)

    オデオンの舞台から観客席を見上げる。(写真は動画から切り出したもの。)

    ※「オデオン」を舞台から撮影した動画のリンクは
    https://youtu.be/bMb5NGZXV84
    (「動画を再生できません」と表示されていても、上の青いリンクをクリックするか、YouTubeで見る をクリックすると再生される。)

  • 今度はオデオンを観客席中段から撮影。(写真は動画から切り出したもの。)<br /><br />※「オデオン」を観客席中段から撮影した動画のリンクは<br />https://youtu.be/yzFEQblTjNk<br />(「動画を再生できません」と表示されていても、上の青いリンクをクリックするか、YouTubeで見る をクリックすると再生される。)

    今度はオデオンを観客席中段から撮影。(写真は動画から切り出したもの。)

    ※「オデオン」を観客席中段から撮影した動画のリンクは
    https://youtu.be/yzFEQblTjNk
    (「動画を再生できません」と表示されていても、上の青いリンクをクリックするか、YouTubeで見る をクリックすると再生される。)

  • オデオンの裏にいた猫ちゃん。安眠を妨害してごめんね。

    オデオンの裏にいた猫ちゃん。安眠を妨害してごめんね。

  • オデオンからローマ劇場に戻り、劇場舞台から観客席を撮影。右上の家は遺跡発掘で無理矢理削られたような感じがする。(写真は動画から切り出したもの。)<br /><br />※「ロマーノ劇場」を舞台から撮影した動画のリンクは<br />https://youtu.be/-66Wf8s4VPA<br />(「動画を再生できません」と表示されていても、上の青いリンクをクリックするか、YouTubeで見る をクリックすると再生される。)

    オデオンからローマ劇場に戻り、劇場舞台から観客席を撮影。右上の家は遺跡発掘で無理矢理削られたような感じがする。(写真は動画から切り出したもの。)

    ※「ロマーノ劇場」を舞台から撮影した動画のリンクは
    https://youtu.be/-66Wf8s4VPA
    (「動画を再生できません」と表示されていても、上の青いリンクをクリックするか、YouTubeで見る をクリックすると再生される。)

    ローマ劇場 劇場・ホール・ショー

  • ローマ劇場の猫ちゃん。さっきの猫と兄弟か?

    ローマ劇場の猫ちゃん。さっきの猫と兄弟か?

  • 右上のピンクの家だが、実は古代劇場の外周の上に建っている。

    右上のピンクの家だが、実は古代劇場の外周の上に建っている。

  • ほら、このとおり。古代ローマと現代の融合。イタリアは奥が深い。

    ほら、このとおり。古代ローマと現代の融合。イタリアは奥が深い。

  • ローマ劇場を後にし、「聖ニコロ・ラ・アレーナ教会」に向かう路地を進むと、さきほど入ったオデオンの裏側に出る。予備知識なく裏から見ると、これは何だかわからないな。

    ローマ劇場を後にし、「聖ニコロ・ラ・アレーナ教会」に向かう路地を進むと、さきほど入ったオデオンの裏側に出る。予備知識なく裏から見ると、これは何だかわからないな。

  • ロトンダ通り(Via Rotonda)を数分北上、すると偶然「ローマ浴場跡」に遭遇。奥のドームは「聖マリア・デッラ・ロトンダ教会(Santa Maria della Rotonda)」だ。

    ロトンダ通り(Via Rotonda)を数分北上、すると偶然「ローマ浴場跡」に遭遇。奥のドームは「聖マリア・デッラ・ロトンダ教会(Santa Maria della Rotonda)」だ。

  • このローマ浴場の名前は「ロトンダ浴場(Terme della Rotonda)」。これでカターニアにある3つのローマ浴場跡のうち2つを見たことになる。

    このローマ浴場の名前は「ロトンダ浴場(Terme della Rotonda)」。これでカターニアにある3つのローマ浴場跡のうち2つを見たことになる。

  • この浴場は西暦1-2世紀に建てられたもの。

    この浴場は西暦1-2世紀に建てられたもの。

  • スチームを通す石組みが見える。トルコでもあちこちで見たことを久しぶりに思い出す。

    スチームを通す石組みが見える。トルコでもあちこちで見たことを久しぶりに思い出す。

  • 教会の東側に入り口があるが、臨時休業とかで残念ながらどちらにも入れない。案内板には「ロトンダの記念碑的複合施設」と書かれている。浴場跡と教会との複合という意味なのか?

    教会の東側に入り口があるが、臨時休業とかで残念ながらどちらにも入れない。案内板には「ロトンダの記念碑的複合施設」と書かれている。浴場跡と教会との複合という意味なのか?

  • 浴場跡から西へ徒歩5分で「聖ニコロ・ラレーナ教会(Chiesa di San Nicolò l’Arena)」に到着。17世紀に建てられた大きな建物なのだが、なんだか「コンクリの打ちっぱなし」みたいで中途半端な感じがする。それもそのはず、地震と財政不足でファザードが最後まで作れなかった、と聞いて納得。

    浴場跡から西へ徒歩5分で「聖ニコロ・ラレーナ教会(Chiesa di San Nicolò l’Arena)」に到着。17世紀に建てられた大きな建物なのだが、なんだか「コンクリの打ちっぱなし」みたいで中途半端な感じがする。それもそのはず、地震と財政不足でファザードが最後まで作れなかった、と聞いて納得。

    サン ニコロ教会 寺院・教会

  • 内部は荘厳で美しい。「聖ニコロ(San Nicolò)」は今のトルコで生まれ西暦3-4世紀に活躍した聖人で、みなさんご存知の「サンタクロース」がこの人。

    内部は荘厳で美しい。「聖ニコロ(San Nicolò)」は今のトルコで生まれ西暦3-4世紀に活躍した聖人で、みなさんご存知の「サンタクロース」がこの人。

  • 教会の奥は「カターニア大学」の一部になっていて、広場には学生たちが集っていた。<br />ここにはもう一箇所有名で、B&amp;Bのオーナーも「必見」と言っていた「聖・ニコロ・ラレーナ・ベネディクト修道院(Monastero dei Benedettini di San Nicolò l&#39;Arena)」があるのだが、イタリア語でのガイドツアーのみ入場可能なので入らないことにする。

    教会の奥は「カターニア大学」の一部になっていて、広場には学生たちが集っていた。
    ここにはもう一箇所有名で、B&Bのオーナーも「必見」と言っていた「聖・ニコロ・ラレーナ・ベネディクト修道院(Monastero dei Benedettini di San Nicolò l'Arena)」があるのだが、イタリア語でのガイドツアーのみ入場可能なので入らないことにする。

  • そろそろ疲れてきてB&amp;Bに戻る途中、教会から徒歩15分ほどで「ローマ円形闘技場(Anfiteatro Romano di Catania)」に到着。毎日ここを通っているが、今日はじっくりと見学しよう。まずは東側から。こちら側からだと観客席を裏側から見ることになり、どこが円形闘技場なのかわからない。<br />奥の建物は「聖アガタ・アッラ・フォルナーチェの聖ビアージョ教会(Chiesa di San Biagio in Sant&#39;Agata alla Fornace)」。

    そろそろ疲れてきてB&Bに戻る途中、教会から徒歩15分ほどで「ローマ円形闘技場(Anfiteatro Romano di Catania)」に到着。毎日ここを通っているが、今日はじっくりと見学しよう。まずは東側から。こちら側からだと観客席を裏側から見ることになり、どこが円形闘技場なのかわからない。
    奥の建物は「聖アガタ・アッラ・フォルナーチェの聖ビアージョ教会(Chiesa di San Biagio in Sant'Agata alla Fornace)」。

    円形闘技場 史跡・遺跡

  • 円形闘技場を南側から撮影。観客席の雰囲気が少しわかる。2世紀に建てられた闘技場は直径192mで収容人数は15000人。ローマ、ヴェローナに続いて3番目に大きなものだそうな。

    円形闘技場を南側から撮影。観客席の雰囲気が少しわかる。2世紀に建てられた闘技場は直径192mで収容人数は15000人。ローマ、ヴェローナに続いて3番目に大きなものだそうな。

  • 発掘されているのはほんの一部で、大部分はまだ地中に埋まっている。とは言っても、ここは街の中心。発掘は難しいだろう。(写真は動画から切り出したもの。)<br />いっしょに見ているイタリア人のガイドさんは、「円形劇場でサイズは15000人、3000人。」と説明している。(Youtubeの自動字幕の同時翻訳による。)<br /><br />※「ローマ円形闘技場」を撮影した動画のリンクは<br />https://youtu.be/7z6doDDo8og<br />(「動画を再生できません」と表示されていても、上の青いリンクをクリックするか、YouTubeで見る をクリックすると再生される。)

    発掘されているのはほんの一部で、大部分はまだ地中に埋まっている。とは言っても、ここは街の中心。発掘は難しいだろう。(写真は動画から切り出したもの。)
    いっしょに見ているイタリア人のガイドさんは、「円形劇場でサイズは15000人、3000人。」と説明している。(Youtubeの自動字幕の同時翻訳による。)

    ※「ローマ円形闘技場」を撮影した動画のリンクは
    https://youtu.be/7z6doDDo8og
    (「動画を再生できません」と表示されていても、上の青いリンクをクリックするか、YouTubeで見る をクリックすると再生される。)

  • 闘技場前に駐車している2人乗りのかわいい車。シラクーサの遺跡前でも走っていたが、これすごく欲しい!

    闘技場前に駐車している2人乗りのかわいい車。シラクーサの遺跡前でも走っていたが、これすごく欲しい!

  • 運転席はほぼ中央にあり、助手席は斜め後ろにあるので、横並びでもないし縦並びでもない。

    運転席はほぼ中央にあり、助手席は斜め後ろにあるので、横並びでもないし縦並びでもない。

  • 在住地に帰国後、ネットで調べたらフランスの「Citroen AMI」という電気自動車だった。フランス等では14歳以上なら免許なしで乗れる小型2人乗りEVで、価格は6490ユーロ(現レートで100万円ちょっと)。最高速度は時速45km、航続距離は最大70km、我が家には十分すぎる性能だ。

    在住地に帰国後、ネットで調べたらフランスの「Citroen AMI」という電気自動車だった。フランス等では14歳以上なら免許なしで乗れる小型2人乗りEVで、価格は6490ユーロ(現レートで100万円ちょっと)。最高速度は時速45km、航続距離は最大70km、我が家には十分すぎる性能だ。

  • 日本では認可されないのが悔しい。シトロエンさん、頑張って日本で売ってください。値段が倍になっても買います!!どこか日本のメーカーでも作らないかなあ。

    日本では認可されないのが悔しい。シトロエンさん、頑張って日本で売ってください。値段が倍になっても買います!!どこか日本のメーカーでも作らないかなあ。

  • 時間は遡るが「聖ニコロ・ラレーナ教会」から「円形闘技場」に向かう途中の坂道。遠くに海が見える。カターニア、なかなか良い街だったな。<br />夕食は昨日の「豚肉のネギ巻き」が忘れられず、2晩連続で「Achille」へ。馬肉の薄切りステーキ5ユーロ、ネギ巻き2ユーロを2本、イカ焼き10ユーロ、ラム・チョップ5ユーロ(これはトルコのほうが数倍柔らかくておいしい)、飲み物他もろもろで31ユーロ。なかなかご機嫌。あっという間の観光3日間が終わった。

    時間は遡るが「聖ニコロ・ラレーナ教会」から「円形闘技場」に向かう途中の坂道。遠くに海が見える。カターニア、なかなか良い街だったな。
    夕食は昨日の「豚肉のネギ巻き」が忘れられず、2晩連続で「Achille」へ。馬肉の薄切りステーキ5ユーロ、ネギ巻き2ユーロを2本、イカ焼き10ユーロ、ラム・チョップ5ユーロ(これはトルコのほうが数倍柔らかくておいしい)、飲み物他もろもろで31ユーロ。なかなかご機嫌。あっという間の観光3日間が終わった。

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  • おーとさん 2024/05/19 16:01:55
    にぁんこ
    ゴン太さん、猫がお好きなんですね。私も旅先で猫を見掛けると必ず写真を撮ってしまい、カミさんは猫も鳥も好きじゃないので嫌がられてます。ヒマなときはYouTubeで猫の動画をずっと眺めていたりします。飽きません。

    ゴン太さん からの返信 2024/05/19 18:02:38
    Re: にぁんこ
    おーと様、にぁんこのコメントをありがとうございます。
    私はもともと犬派だったのですが、インドネシア在住の時に近所のノラが子どもを6匹生みまして、その生後間もないチビネコたちがロボットのようなぎごちない動き方で「初探険」で生まれた穴の中から私の元へ来てくれた時から猫メロメロになりました。当地の「背黒ちゃん」ですが、なぜか最近車の上でほとんど見かけないと思ったら、近所のおばあちゃんの「家猫」に変身していました!野良猫が家猫になれるなんて信じられません。時々外に出てきて、偶然出会うと遊んでくれますが、今までのようにいつもいるというわけでないので、なんだか恋人を失ったようで最近ちょっと淋しいです。まあ、彼女が安心して暮らせることは良いことなのですけどね。
  • なおなおさん 2024/05/19 07:28:56
    Meravigliosa!(素晴らしい!)
    日ごろの行いの良い&異国の地で頑張っていらっしゃるご褒美のように好天2恵まれましたこと、お慶び申し上げます!今日は徒歩のみののんびりお散歩なのですね。『ヴィンチェンツォ・ベッリーニ』…知っていますよー。えへんっ。マリア・カラスの歌う曲とか大好きです。あ…エトナ山の噴火…そう言えばニュースで見た記憶が…。バロック様式の『コレッジャータ聖堂』の荘厳な美しさに釘付けです。走らの彫刻も緻密で目に突き刺さります。『大学広場』…ぐるりと建物に囲まれその場に立つと、自身の身体がふっと持ち上げられてその時代にワープしそうな感覚に包まれます。当時の行き交う人、暮らし、生き様に思いを馳せると…こうして現代に生き、悩みを抱えつつも生命を全う出来ることを幸せに思います。健康で余力があるからこそ、こうして旅を楽しむことが出来るんですもの。感謝ですよね~。『聖アガタ大聖堂』も泣けてくるくらいの美しさでたじろいでしまいます。娯楽の少なかった当日は劇場での催しに歓喜乱舞したのでしょうね。時間に追われる今の生活とは違うスピードで時(今)を生きた暮らし…子供たちの未来を考えては暗澹たる思いに支配されてしまう私は、原点に立ち返り『生きていること』に先ず、感謝すべきだよな…と自己反省することしきり…。トホホ。
    最後の坂の道からの眺め…いいですね~。旅情を誘います。何気ない風景がお洒落で小粋。カターニアってこんなにも見どころのある素敵なところだったんですねっ。ご紹介下さり、ありがとうございました。

    ゴン太さん からの返信 2024/05/19 17:55:06
    Re: Meravigliosa!(素晴らしい!)
    なおなお様 コメントをありがとうございます。
    なおなお様、すっごーい!「ベッリーニ」をご存知なんですね。いやー、おみそれしました。「マリア・カラスの歌う曲」までご存知とはもう脱帽!!実は記事中に紹介させていただいた「ベッリーニ劇場」の写真の向かって左側にアーチをくぐる通りがありますよね。その通りはGoogle Mapでは「ピッレーリア通り」という名前になっているのですけど、マップの通りの上をクリックしていただくと、「マリア・カラス通り(Via Maria Callas)」という表示がでてきます。で、
    https://www.google.com/maps/@37.504167,15.0903836,3a,75y,187.03h,88.37t/data=!3m6!1e1!3m4!1slWMHREIeLDrkP0GuwP-Xng!2e0!7i13312!8i6656?entry=ttu
    の写真の左の柱のプレートがなぜかぼやかされているんですが、そこにははっきりと「Via Maria Callas」と書いてありました。きっとベッリーニの歌を歌ってくれたマリア・カラスを称えて通りの名前にしたのでしょうね。なおなお様は芸術の造形が深いですねえ。

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